【最新】ビルメンの年収・年間休日・昇給金額を公開します!【アンケート】
こんにちは、ヘタ・レイです。
今回は皆様から頂きましたビルメンアンケートの結果を利用して、ビルメン全体の年収、年間休日、昇給金額をデータにまとめました。
以前の記事で公開した年収相場は入社1,2年の方を対象としたものでしたが、今回はベテラン勢も集計結果に反映されています。
なお、今回のデータは純粋にビルメンのみを調べたかったので、系列系・独立系ビルメンの方のみを対象としております。
また、雇用形態は正社員・契約社員・アルバイト全て含めています。

インフラ設備系や、自社ビル系の方はデータに入っておりません。
せっかくデータを頂いのに申し訳ございません。
また別の機会に利用させて頂きます。
果たして皆さんの期待しているような結果になっているでしょうか・・・。
早速発表していきます!
YouTubeのコメントでデータを都市部と地方で分けてほしいと要望がありましたので、グラフを変更しました。
他にも要望があれば連絡ください。
この記事はYouTubeでも視聴できます
さくっと見たい方はYouTubeでご覧ください。
ビルメン年収調査結果
まずはビルメン全体の年収調査の結果から発表します。
調査結果の対象は合計138名になります。

たくさんの投稿ありがとうございました(´;ω;`)ウゥゥ
ビルメン全体 年収結果(対象者:138名)

グラフの縦軸が人数、横軸が年収となっています。
年収は左から201~250万円、251~300万円、301~350万円、351~400万円、451~500万円、501~550万円、551万円以上と8項目に分けています。
項目別の年収幅が50万円と大きいので平均値を出すのが難しいですが、感覚的に350万円前後が一番多いのかなと思います。
また、全体の半分近くは年収350万円を超えていますので、ネットで言われているほどビルメンは薄給ではないかと思います。
ビルメン全体 年収結果/都市部・地方別(対象者138名)

グラフの黄色が都市部、紫が地方となっています。
集計して思ったのが、そもそも地方でビルメンをやっている方が少ないってことですね。
全体で138名の回答者のうち、地方でアンケートに答えて頂いた方が36名しかいませんでした。
やはり年収が下がるにつて、地方の方の割合が増えていますね。
ビルメン 年収結果/系列系・独立系別(対象者:138名)
系列系と独立系を分けたグラフも作成しました。

赤が系列系、青が独立系です。
グラフが右にいくにつれて赤の割合が増えてるのが一目瞭然ですね。
このグラフから系列系に入社しておいたほうが、高い年収を貰える可能性は高くなることがわかりますね。
ちなみに551万円以上の2社は独立系ですが、かなり大手の会社なので独立系と思わないほうが良いかもしれません。
系列系ビルメン 年収結果/都市部・地方別(対象者74名)

系列系ビルメンの年収も、都市部、地方で分けました。
やはり年収が下がるにつて、地方の方の割合が増える結果になっています。
系列系ビルメンでも地方在住だと年収は低くなってしまうようです。
ただし、地方でも一部だけ年収400万円を超えている方もいるようです。

地方ビルメンがきついことに変わりはありませんが・・・
独立系ビルメン 年収結果/都市部・地方別(対象者64名)

独立系ビルメンの年収も都市部・地方で分けました。
私の感想(年収)
皆さんはこの結果を見てもビルメンの年収は低いと思うでしょうか。
私は予想よりも高かったなと感じています。
参考までに、転職サイトのdodaで2021年9月~2022年8月までの期間で登録した20歳から65歳までの正社員約56万人の年収の調査結果は中央値が350万円、平均値403万円だったそうです。
また、男性に限定した場合でも、中央値が400万円、平均値が449万円でしたので、我々ビルメンの年収がそこまで低いとは思えないです。
しかもdodaの結果は正社員に限定していますが、私の調査結果は契約社員とアルバイトも含めていますので、正社員に限定すればもう少し結果は良くなるはずです。
元ニートや職歴がボロボロでも正社員として雇用してもらえて、これだけのお給料を貰えるなら恵まれてると思いますね。
地方ビルメンの年収だけに着目して見てしまうと、日本の平均年収よりもだいぶ低くなってしまいますね。
ただし、地方には地方の年収の相場があると思いますので、これは仕方ない部分かと思います。
ビルメン年間休日調査
次は年間休日の調査結果です。
無回答の方もいたので、こちらは135名の方が対象となっています。
ビルメン全体 年間休日結果(対象者:135名)

グラフの縦軸が人数、横軸が休日の日数になっています。
日数は左から100日以下、101~110日、111~115日、116日~120日、121日以上と5項目にわけています。
さすがビルメン、年間休日121日以上がかなり多いです。
しかも、120日の方は1個下の「116日~120日」の所にカテゴリされておりまして、実際のところ120日の方はかなり多いので、さすがワークライフバランスに定評のあるビルメンといったところでしょうか。
ちなみにこのデータは実際に休めている日数で集計しています。
例えば、求人では120日だけど、実際は110日しか休めていない場合は110日でカウントしていますので、ビルメンのワークライフバランスの良さがわかりますね。

安心しました😊
ビルメン全体 年間休日結果/都市部・地方別(対象者135名)

需要があるかわかりませんが、年間休日も都市部と地方でわけてみました。
年収と違い、年間休日は都市部と地方で大きな差は出ませんでしたね。
地方でもホワイト企業は休みを多くしてくれるってことでしょうかね。
地方ビルメンで安い給料で働くのであれば、せめて年間休日が多い会社で働きたいところですね!
ビルメン 年間休日結果/系列系・独立系別(対象者:135名)

年間休日も系列系と独立系に分けたグラフを作成しました。
年間休日も、年収と同様に系列系の方が多いですね。
ただし、独立系でも年間休日121日以上の会社は結構ありますので、未経験で仕方なく独立系に入社する場合もなるべく休みが多いところを狙っていきたいですね!

ビルメンになったあとも資格の勉強は継続したいので、休みの多い会社に入って勉強する時間を確保したいものです。
関連記事:ビルメン資格紹介
系列系ビルメン 年間休日結果/都市部・地方別(対象者74名)

系列系ビルメン会社の年間休日を都市部と地方でわけてみました。

系列系でも年間休日100日を切っている会社がいることに震えます。
独立系ビルメン 年間休日結果/都市部・地方別(対象者61名)

独立系ビルメン会社も都市部と地方で分けました。
こちらも地域によって大きな偏りは無かったですね。
私の感想(年間休日)
年間休日も年収と同様で悪くないですよね・・?
ちなみに、厚生労働省の就労条件総合調査の中で令和4年度の労働者一人当たりの年間休日を調査した結果が発表されているのですが、平均は115.3日だったそうです。
ということは、今回の集計結果の約半分の方が平均以上の年間休日を取得出来ているということなので、日本の平均と比べても悪くない結果なのかなと思いました。
ビルメンは他の職種と比べても残業は少ない方なので、ワークライフバランスはかなり良いのではないでしょうか。

逆に考えると年間休日が少ない(100日未満)ビルメン会社に勤務している方は、転職を考えても良いと思います。
【重要】
ビルメンで転職活動をする場合、下記の転職エージェントを使ってみてください。
一般の求人サイトには出てこないレア求人を紹介してもらえたり、エージェント担当者が収入・年間休日アップを無料でサポートしてくれます!
ビルメン昇給金額調査
最後に昇給額の発表です。
昇給額は119人の方が回答してくれました。
ビルメン全体 昇給金額結果(対象者:119名)

縦軸が人数、横軸が昇給金額になります。
※昇給金額は、どの会社でも年によってバラつきがあると思いますので毎年この金額が昇給するとは思わないでください。
結果は0円が一番多かったです笑
私も昇給0円は何度も経験してるので、この結果は納得できます。
とくに独立系は10年務めて一度も昇給が無かったなんてことも聞きますので、独立系で年収を上げたければ年に一回の昇給に期待するよりも資格を取って年収の高い会社に転職するのが一番良いってことですね。
ちなみに、先日のYouTube配信でその時に来ていたリスナーさんを対象にした昇給アンケートの結果がこちらです。
【令和5年度の昇給額を教えてください】
0円(83%)
1000円(3%)
3000円(1%)
5000円以上(11%)
計62 票
この時も0円が一番多かったのですが、私の配信に来ているリスナーさんは新人ビルメンの方が多いので、入社したばかりということで昇給がなかった可能性が高いです。
ちなみに忘れてはいけないので5000円以上昇給している方もいることです!
なんと24人もいます。
全体が119人なので、5分の1程度の方は5000円以上昇給しているということです。

5000円とかワイがマッマから毎月貰ってるお小遣いやで。
こんなに増えたら最高やん。
ビルメン全体 昇給金額結果/都市部・地方別(対象者119名)

昇給金額も都市部と地方で分けました。
もう少しデータが増えないと何とも言えませんが、元々平均的な昇給金額が低かったので都市部と地方に分けたところで大きな差は無いですね。
地方でも5000円以上昇給している方はいらっしゃるようですし、入社する会社次第といったところでしょうか。
ビルメン 昇給金額結果/系列系・独立系別(対象者:119名)

こちらは全体の昇給金額を系列系と独立系に分けたデータです。
グラフを見れば一目瞭然ですが、系列系の方が昇給額が大きいですね。
ただし系列系でも昇給0円の会社もありますので系列系でも油断はできません。
お金が全てじゃないですが、せっかく働くなら少しでも多くお金が貰える会社で勤務したいですからね!
系列系ビルメン 昇給金額結果/都市部・地方別(対象者64名)

系列系ビルメン会社の昇給金額を都市部、地方で分けたデータです。
都市部、地方で大きな偏りは無いようです。
独立系ビルメン 昇給金額結果/都市部・地方別(対象者55名)

独立系系ビルメン会社の昇給金額を都市部、地方で分けたデータです。
やはり地方の独立系ほど昇給金額は低くなるようです。
私の感想(昇給金額)
昇給0円が多かったとはいえ、7割以上の会社は昇給がありますので意外に良い結果じゃないでしょうか。
渡り鳥をせずに同じ会社で長く勤務したい人の場合、昇給の有無はとても大事ですので今回の結果を是非参考にしてみてください!
ちなみに私が転職活動中に系列系に拘っていた理由の1つが、系列系には昇給があるということです。
私はビルメン渡り鳥ですが、本当は一つの会社に長く勤めたいという気持ちがありますので、昇給の有無はかなり重視してました。
独立系のビルメン会社も昇給が全く無いわけではないのですが、今回の結果を見てもわかるように正直厳しいところが多かったです。

独立系ビルメン会社の面接を受けた時に「うちは昇給ないよ」とハッキリ言われましたこともあります・・
系列系は転職エージェントからもらった求人票を見る限りだと年間3000~4000円程度上がる会社が多かったので、今回公開した残りのデータ(年収と年間休日)も含めて、なるべく待遇の良い会社を選ぶようにしてました。
当時は電験三種を取ったばかりで、電験取得のためにかけた勉強時間(1000時間)を回収するために少しでも年収を上げたかったんですよね・・。
まとめ
アンケートを取る前からわかってはいたことですが、良い待遇で雇用されたければ系列系に入っておくのが間違いなさそうですね。
もちろん系列系だと求められる仕事のレベルが高くなる可能性はありますが、独立系でもハズレ現場に入ってしまえば酷い目に合いますし、どっちみちガチャを引くなら系列系でガチャを引いた方がマシな気がします笑
私は系列系、独立系どちらも経験してますが、系列系でも楽な現場はたくさんあるので系列系に入社出来る条件が揃っている人は、なるべく系列系を狙ってみてください!
この度はアンケートのご協力ありがとうございました!
投稿数が増えたらまた更新しますね!

【重要】
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