ビル管理士試験一問一答オリジナル問題⑮【過去問ベースだから安心】
ビル管理士試験一問一答(他の問題に挑戦する)ビル管理士試験のオリジナル問題を過去問ベースで作成しました。
一問一答形式で出題しますので、試験を受ける前の最終確認にご利用ください。
過去問をしっかり学習していれば解ける内容になっています!
- この問題は既に過去問を3周以上した向けの内容となっています。
- 全部で18問あり、苦手分野を発見するために本試験と同じ割合で全部の科目を掲載しています。
- 回答するときは、必ずその答えになる理由を頭に思い浮かべてください。
- 理由が思い浮かばない場合は、過去問又はテキストで復習をしてください。
- 8割以上正答を目指してください。
※問題や回答にミスがあったらコメ欄又はメールで教えて頂ければ幸いです。
建築物衛生行政概論
【問1】
消防法の所管は総務省である。
【問2】
建築物衛生法に基づく事業の登録の登録基準の中で、事故発生時の補償対応について定められている。
答え
答え ×
事故発生時の補償対応については定められていません。
【建築物衛生法に基づく事業の登録の登録基準の中で定められている項目】
・必要な機械器具
・監督者等の人的基準
・作業の方法
・必要な設備
【令和3年問12-肢3】
建築物の環境衛生
【問3】
ホルムアルデヒドは水に溶けやすい可燃性の物質である。
答え
答え 〇
正しいです。
【平成30年問30-肢1、4】
【問4】
5%溶液として市販されている次亜塩素酸ナトリウム20mLに水を加え、およそ40mg/Lの濃度に希釈するときに加える水の量は約25Lである。
答え
答え 〇
まずは、元々の次亜塩素酸ナトリウム溶液に含まれている次亜塩素酸ナトリウムの量を求めます。
20[mL]×0.05=1[g]
これを問題文で与えられた濃度まで希釈するのですが、問題文の濃度はmg/Lなので、先ほど出した1[g]を[mg]に直します。
1[g]=1000[mg]
次に希釈後の次亜塩素酸ナトリウム溶液の全体量をAとおいて計算します。、
40[mg/L]=1000[mg]/A[L]
A=1000/40
A=25
よって、約25[L]で正解となります。
※もともとの水溶液は20[mL]でしたので、25[L]と比べた場合は誤差でしかないです。
厳密にいえば、25-0.02=24.98[L]の水を追加することになります。
【平成30年問45】
空気環境の調整
【問5】
同一温度の物体間でも、物体の放射率と吸収率はそれぞれ違う。
答え
答え ×
同一温度の物体間では、物体の放射率と吸収率は等しくなります。
温度平衡状態の場合で、エネルギーの保存則の関係から放射率と吸収率は等しくなります。
【令和元年問47-肢1】
【問6】
面積16m2の外壁の熱貫流(熱通過)抵抗が2.0m2・K/Wであった場合、外気温度が0℃のときに室温30℃のときの外壁を通過する熱量は、240Wである。
答え
答え 〇
正しいです。
熱量を求める公式:熱通過率×室内外の温度差×面積
しかし、今回問題文で与えられているのは、熱通過率ではなく、熱通過抵抗なので、逆数にする必要があります。
よって、熱通過率は2.0の逆数である、1/2になり、それぞれ公式に数字をあてはめると、
熱量=1/2×(30-0)×16=240
答えは240Wとなります。
【令和元年問48】
【問7】
アルテルナリアは、ダニアレルゲンとして挙げられる。
答え
答え ×
アルテルナリアは、カビアレルゲンです。
【平成30年問56-肢4】
【問8】
水噴霧加湿操作では、露点温度は下降する。
答え
答え ×
水噴霧加湿操作では、露点温度は上昇します。
露点温度:気体を冷却していくとき結露、すなわち凝結が起こる温度。
【平成30年問60-肢5】
【問9】
点音源の場合、音源からの距離が2倍になると約3dB、距離が10倍になると約10dB音圧レベルが減衰する。
答え
答え ×
点音源の場合、音源からの距離が2倍になると約6dB減衰し、距離が10倍になると約20dB減衰します。
問題文は線音源の減衰率を表しています。
【令和3年問86】
建築物の構造概論
【問10】
ブリ―ジングとは、コンクリートを打設後に配合した水がコンクリート上面に上がってくる現象のことである。
【問11】
夜間無人となる建物の機械警備業務では、異常発生時には60分以内に警備員が駆け付けなくてはならない。
答え
答え ×
警備業法施行細則にて、警備員が駆け付ける時間は25分以内と定められています。※地域によって30分以内
【令和2年問103-肢3】
給水・排水の管理
【問12】
水道水の塩素消毒の反応速度は、温度が低くなるほど速くなる。
答え
答え ×
温度が高い方が反応速度は速くなります。
【令和4年問110-肢2】
【問13】
飲料用貯水槽の点検は、6か月に1回程度、定期に行う。
答え
答え ×
飲料用貯水槽の点検は、1か月に1回程度、定期に行います。
【令和4年問117-肢1】
【問14】
水分98.0%の汚泥20.0m3を水分96.0%に濃縮した場合、濃縮後の汚泥の容積15㎥である。
答え
答え ×
10㎥です。
もともと20.0㎥の中に水分が98%なので、固形分は2%含まれています。
20.0㎥×2%=0.4㎥
これを水分96%まで濃縮するということは、濃縮後は全体の4%が固形分ということになります。
濃縮後の容積をAとおいて式を立てると
A×4%=0.4㎥
A=0.4/0.04
A=10㎥
【令和4年問138】
清掃
【問15】
洗剤に使用する界面活性剤は、、両性系、陰イオン系、陽イオン系、非イオン系に大別される。
【問16】
循環型社会形成において、リデュースとは製品をつくる時に使う資源の量を少なくすることや廃棄物の発生を少なくすることである。
答え
答え 〇
正しいです。
リデュースには減らす、縮小するという意味があります。
合わせて以下も覚える。
・リユース:使用済みの製品をごみにせずに繰り返し使うこと。
・リサイクル:廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用すること。
【令和元年問158-肢3】
ねずみ・昆虫等の防除
【問17】
ワクモはニワトリを吸血することにより、鶏卵生産量の減少などの被害をもたらすダニの一種である。
【問18】
アカイエカはレプトスピラ症を媒介する。
答え
答え ×
レプトスピラ症を媒介するのはドブネズミです。
【令和元年問176-肢2】
ビル管理士試験一問一答(他の問題に挑戦する)