ビル管理士試験一問一答(他の問題に挑戦する)ビル管理士試験のオリジナル問題を過去問ベースで作成しました。
一問一答形式で出題しますので、試験を受ける前の最終確認にご利用ください。
過去問をしっかり学習していれば解ける内容になっています!
- この問題は既に過去問を3周以上した向けの内容となっています。
- 全部で18問あり、苦手分野を発見するために本試験と同じ割合で全部の科目を掲載しています。
- 回答するときは、必ずその答えになる理由を頭に思い浮かべてください。
- 理由が思い浮かばない場合は、過去問又はテキストで復習をしてください。
- 8割以上正答を目指してください。
※問題や回答にミスがあったらコメ欄又はメールで教えて頂ければ幸いです。
建築物衛生行政概論
【問1】
延べ面積が6,000m2の高等専門学校は建築物衛生法に基づく特定建築物に該当する。
答え
答え ×
専ら学校教育法第1条に定められている学校については、8,000平方メートル以上が条件です。
【平成30年問2-肢3】
【問2】
終末処理場の維持管理は国土交通省と厚生労働省の共管である。
答え
答え ×
終末処理場の維持管理は、国土交通省と環境省の共管です。
【令和2年問2-肢4】
建築物の環境衛生
【問3】
恒常性とは、外部環境の変化に対して内部環境も追従して変化させる仕組みのことである。
答え
答え ×
恒常性とは、外部環境の変化に対して内部環境を一定に保つ仕組みのことです。
「恒」という漢字には「いつも変わらない」という意味があります。
【令和3年問21-肢1】
【問4】
作業区分における平均代謝率において、階段を上るような極高代謝率は290W/m2である。
( ㎡は体表面積、平均代謝率の数値はISO7243、JIS8504による。)
答え
答え 〇
正しいです。
他の区分は以下の通りです。
高代謝率作業(平均代謝率230W/㎡):全身の動作
中程度代謝率作業 (平均代謝率165W/㎡):上肢だけの動作
低代謝率作業 (平均代謝率100W/㎡):手先、足先の動作
安静作業(平均代謝率65W/㎡):仰向け
【平成30年問22-肢5】
空気環境の調整
【問5】
光度の単位はlx(ルクス)である。
答え
答え ×
光度の単位はcd(カンデラ)です。
照度がlxです。
※輝度はcd/㎡。
【平成30年問46-肢2】
【問6】
R32(HFC)のオゾン破壊係数(CDP)は0である。
答え
答え 〇
正しいです。
他のも冷媒もチェック。
R11(CFC):1
R22(HCFC):0.055
R717(NH3):0
R744(CO2):0
【令和元年問66-肢3】
【問7】
加湿装置において、超音波式は水を微粒子レベルまで小さくして加湿するため、給水の中に含まれる不純物は空気中に放出されない。
答え
答え ×
超音波式は超音波の振動で水を霧状にして加湿するため、給水中に含まれる不純物も一緒に振動を受けて空気中に放出されます。
【令和4年問72-肢3】
【問8】
ホルムアルデヒド測定法のうちパッシブ法では、拡散原理を利用してゆっくりと吸着させるので、試料採取に最低20時間以上の時間を要する。
答え
答え ×
パッシブ法の試料採取は8時間程度です。
【令和3年問81-肢4】
【問9】
空気中の音速は気温の上昇と共に増加していく。
答え
答え 〇
正しいです。
こういう単純な知識が本番でど忘れしやすいので注意が必要です。
寒い冬は音が小さく感じることをイメージして覚えておくと良いと思います。
【令和3年問84-肢3】
建築物の構造概論
【問10】
夏期における建築物の日射受熱量を減少させるには、南側の壁面・窓面をなるべく小さくする方が有利である。
答え
答え ×
東西の壁面・窓面を小さくするほうが有利です。
南側のほうが暑くなりそうなイメージがありますが、太陽が東からのぼって西に沈むというルールを頭に入れておけば間違えないはずです。
【令和3年問91-肢1】
【問11】
トラス構造の部材の接点はピン接点なので、ピンを曲げる「曲げモーメント」が発生する。
答え
答え ×
トラス構造では曲げモーメントは発生しません。
トラス構造で発生するのは、軸方向力(部材を引き延ばそうとする力、押し縮めようとする力)のみです。
【平成30年問96-肢5】
給水・排水の管理
【問12】
金属の不動態化とは、金属の表面に酸化した被膜(薄膜)ができ、内部を酸による腐食や、酸化などから保護する状態のことをいう。
答え
答え 〇
酸化保護被膜のことです。金属の不動態化=金属内部を酸化や腐食から保護する膜の生成と覚えましょう。
【令和元年問107-肢4】
【問13】
陶器類の衛生器具は温度変化に強いため、熱湯を使って清掃をすると効率的である
答え
答え ×
陶器類の衛生器具の清掃に熱湯はNGです。常識的に考えればわかると思いますが・・・。
【令和3年問136-肢1】
【問14】
給湯設備の逃し弁は、給湯器内の圧力上昇時にレバーを操作して圧力を逃がすために設置されている。
答え
答え ×
給湯設備の逃し弁は、給湯器内の圧力が上がりすぎないよう自動的に圧力を逃がすための弁です。また人為的に逃し弁のレバー操作も可能ですが、これは主に逃し弁の作動テストのために使います。
現場に電気温水器などが設置されている方は、逃し弁がついているはずなので確認してみてください。
【令和元年問123-肢4】
清掃
【問15】
建築物清掃の点検評価は、建物を利用する人がどう感じるかが大事なので、建物利用者の立場になって実施する。
答え
答え 〇
正しいです。常識的に考えればわかると思いますが・・。
【令和元年問146-肢2】
【問16】
建築物内廃棄物の中間処理において、ちゅう介の処理方法に粉砕は適切ではない。
答え
答え ×
粉砕も含まれます。
ちゅう介の処理方法には粉砕、冷蔵、脱水が用いられています。
【平成30年問163-肢3】
ねずみ・昆虫等の防除
【問17】
ピレスロイド剤は薬剤の効能が強く噴霧された昆虫は即死するため、ゴキブリに対してフラッシング効果は期待できない。
答え
答え ×
ピレスロイド剤にフラッシング効果はあります。
フラッシング効果:虫を潜伏場所から追い出す
【平成30年問167-肢5】
【問18】
殺鼠剤であるワルファリンは、継続的に摂取させないと効果がない。
答え
答え 〇
正しいです。
ワルファリンに即効性はありません。
ワルファリンには血液を固まりにくくする性質があり、ワルファリンを継続して一定量摂取したねずみは、内出血を起こして死にます。
喫食が無くなったことで、ネズミも駆除が出来たと判断出来ます。
【令和4年問176-肢5】
ビル管理士試験一問一答(他の問題に挑戦する)