ビル管理士試験一問一答(他の問題に挑戦する)ビル管理士試験のオリジナル問題を過去問ベースで作成しました。
一問一答形式で出題しますので、試験を受ける前の最終確認にご利用ください。
過去問をしっかり学習していれば解ける内容になっています!
- この問題は既に過去問を3周以上した向けの内容となっています。
- 全部で18問あり、苦手分野を発見するために本試験と同じ割合で全部の科目を掲載しています。
- 回答するときは、必ずその答えになる理由を頭に思い浮かべてください。
- 理由が思い浮かばない場合は、過去問又はテキストで復習をしてください。
- 8割以上正答を目指してください。
※問題や回答にミスがあったらコメ欄又はメールで教えて頂ければ幸いです。
建築物衛生行政概論
【問1】
建築物環境衛生管理基準に基づく空気環境の調整において、温度の基準は18℃以上26℃以下である。
答え
答え ×
正しくは18℃~28℃ですね。
この問題を現役ビルメンが間違えたらダメですが、単純な問題ほどド忘れが怖いので気を付けたほうがよいです。
※その他の基準値
相対湿度:40~70%
気流:0.5m/s以下
浮遊粉じんの量:0.15mg/㎥以下。
一酸化炭素の含有率:6ppm以下
二酸化炭素の含有率:1000ppm以下
【平成30年問6-肢1】
【問2】
建築物環境衛生管理技術者は特定建築物ごとに選任しなければならないが、条件を満たせば同時に2以上の特定建築物の建築物環境衛生管理技術者となることができる。
答え
答え 〇
2以上の特定建築物に選任されることは、その職務を遂行するのに当たって特に支障がないときは可能となっています。
【令和元年問9-肢1】
建築物の環境衛生
【問3】
外気温(22~25℃)では、顔より手足の皮膚温が高い。
答え
答え ×
顔の皮膚温のほうが高いです。
【令和元年問23-肢5】
【問4】
成人の場合、定常状態では、水の損失は1日1,500mLである。
答え
答え ×
2,500mLです。
【令和2年問40-肢1】
空気環境の調整
【問5】
熱移動は同一材料でも、一般に内部に湿気を多く含むほど熱伝導率は小さくなる。
答え
答え ×
熱移動は同一材料だと、一般に内部に湿気を多く含むほど熱伝導率は大きくなります。
【令和4年問46-肢5】
【問6】
照度とは、単位面積当たりに入射する光の量である。
答え
答え 〇
正しいです。
【令和4年問88-肢1】
【問7】
第3種換気は、自然給気口と機械排気による換気である。
答え
答え 〇
正しいです。
第三種換気はトイレなどで使われます。
【令和4年問54-肢3】
【問8】
エアハンドリングユニットは、蒸発器、圧縮機、凝縮器、膨張弁等によって構成される。
答え
答え ×
パッケ―ジ型空調機の説明です。
【令和3年問71-肢2】
【問9】
一般にHEPAフィルタの圧力損失は、一般空調用フィルタのそれと比較して大きい。
答え
答え 〇
正しいです。
※HEPAフィルターとは、花粉やほこり、ウイルスなど、空気中のごく小さな粒子を捕集することができる「高性能な微粒子エアフィルター」のことです。
小さな粒子をキャッチするくらいのキメの細かいフィルターなので、圧力損失も当然大きくなります。
【令和3年問75-肢4】
建築物の構造概論
【問10】
モルタルは、砂、砂利、セメント、水を練り混ぜたものである。
答え
答え ×
コンクリートの説明です。
モルタルは、砂、セメント、水を練り混ぜたものです。(砂利は不要)
【令和3年問93-肢1】
【問11】
降伏比の小さい鋼材は、靭性に優れる。
答え
答え 〇
正しいです。
降伏比は「降伏点/引張強さ」で小さいほど部材の塑性変形能力が高いです。
「靭性」(じんせい)とは、構造物や素材または部材の強度、ねばり強さのこと。
「靭性」の高い部材は、圧力に対して破壊されづらいため、建物の部材に対して「靭性」が試される。
※難しいので、「降伏比の小さい鋼材は、靭性に優れる。」と素直に覚えるだけでいいかも。
【令和3年問94-肢1】
給水・排水の管理
【問12】
浄化槽の単位装置として採用されているばっ気槽の点検項目として、溶存酸素濃度の点検がある。
答え
答え 〇
正しいです。
【令和3年問139-肢2】
【問13】
建築物衛生法による雑用水の基準において、散水、修景又は清掃の用に供する雑用水は、し尿を含む水を原水として用いても良い。
答え
答え ×
散水、修景又は清掃の用に供する雑用水は、し尿を含む水を原水として用いてはいけません、
【令和元年問126-肢4】
【問14】
管径65mmの排水横管の最小勾配は、1/100である。
答え
答え ×
管径65mmの排水横管の最小勾配は1/50です。
※他の管径と勾配(暗記しましょう)
75mm,100mm:1/100
125mm:1/150
150mm:1/200
【令和3年問130-肢2】
清掃
【問15】
建築物内廃棄物の貯留・排出方式において、真空収集方式は、容器方式より所要人数が多くなる。
答え
答え ×
真空収集方式は、容器方式より所要人数が少ないです。
・真空収集方式:建物の中に設けられたダストシュートなどと収集所をパイプ(輸送管)で結び、パイプ内の空気を収集所側から吸引することにより収集します。広い範囲から収集・輸送できます。
・容器方式:ゴミ箱に貯めたゴミを作業員がゴミ収集車へ運ぶ一般的な収集方法です。
上記説明を見ればわかると思いますが、真空収集方式は機械化されているため所要人数が少なくて済みます。
【令和4年問164-肢1】
【問16】
ダストコントロール作業法では、ほこり以外のものを除去できない。
答え
答え 〇
正しいです。
ダストコントロール作業法は水を使わずに、特別な油を20%ほどつけたモップで拭き取ります。ほこりはよく取れますが、それ以外は取れません。
【令和4年問145-肢5】
ねずみ・昆虫等の防除
【問17】
殺虫剤の速効性は、LD50値から判断できる。
答え
答え ×
即効性は、KT50値です。(50% knock-down time)
LD50値とは、投与した昆虫の集団の50%が死亡する薬品量のことです。この値が低いほど毒性が強いということになります。
【令和4年問174-肢1】
【問18】
ドブネズミは、垂直な壁を登ったり、電線を伝わって室内に侵入する。
答え
答え ×
クマネズミの説明です。
ドブネズミは泳ぎは得意ですが、クマネズミほど運動能力は高くないです。
【令和4年問175-肢4】
ビル管理士試験一問一答(他の問題に挑戦する)