2級ボイラー技士の勉強方法を大公開!独学一発合格に必要な勉強時間は?
ビルメン初めて半年経ちました。
仕事も慣れてきたので2級ボイラー技士に挑戦したいのですが、オススメの勉強方法ってありますか?
2級ボイラー技士とは、ボイラーを取り扱うために必要とな労働安全衛生法に基づく国家資格です。
そもそもボイラーを設置している建物が減少傾向にあるため、資格の価値は薄れつつありますが、それでも年間2万人以上が受験しているため、人気資格の一つであるといえます。
取得する理由は「資格手当を貰いたい」「転職活動で資格をアピールしたい」など様々だと思いますが、どうせ受験するなら一発合格したいですよね。
この記事では、ビルメン資格4点セットを全て一発で合格した私が、2級ボイラー技士の勉強方法について解説します!
私は2級ボイラー技士に独学で一発合格しています
この記事で私の事を知った方もいると思いますので簡単に自己紹介しておきます。
私の最終学歴は偏差値42の底辺普通科高校です。
しかも20代の大半をニートで過ごしてきました。
ですが、このままではまずいと気づき、人生逆転を狙って資格取得を始めました。
以下は私が取得した資格の一覧です。
- 第二種電気工事士
- 第一種電気工事士
- 第三種電気主任技術者
- 建築物環境衛生管理技術者
- 危険物取扱者乙種4類
- 二級ボイラー技士
- 第二種冷凍機械責任者
- 宅地建物取引士
- 行政書士日商簿記二級
- 消防設備士乙種4,6,7類
- 2級FP技能士
ちなみに行政書士以外は全て独学で一発合格です。
底辺だった私がここまで資格が取得出来た理由は、やはり正しい勉強方法が出来ていたからだと思っています。
皆さんもここで紹介する勉強方法を実践すれば、2級ボイラー技士に一発合格出来るはずなので、最後まで読んでいってください!
2級ボイラー技士の参考書・問題集はこれだけでOK
2級ボイラー技士の勉強に必要な教材は、「ユーキャンの2級ボイラー技士 合格テキスト&問題集」と「ユーキャンの2級ボイラー技士 過去問8回徹底解説」の2冊だけでOKです。
資格試験全般にいえることですが、過去問だけの学習で合格できなくはなです。
しかし、ボイラー技士の試験は回によって難易度にバラツキがあるため、テキストを使ってボイラーの構造などをしっかり理解しておいたほうが難問・奇問に対応出来るため合格が確実になります。
そのため、テキストと過去問それぞれ購入することをオススメしています!
2冊で4000円もしませんので、勿体無いですが一発合格のために購入しておきましょう!
通信講座などは2万円近くしますから、こちらのほうが全然安いですよ。
「2級ボイラー技士」勉強の流れ【必要な勉強時間は?】
それでは2級ボイラー技士の勉強方法を紹介します。
2級ボイラー技士の合格に必要な勉強時間は約50時間です。
ボイラー技士は他に似たような関連資格が存在しないため、大半の人は基礎知識がない状態で勉強開始することになります。
そのため、どんな人でも最低50時間は勉強をする覚悟で挑戦してください。
2級ボイラー合格に必要な勉強時間は最低50時間
2級ボイラー技士の勉強方法①「ユーキャンのテキストを軽く読む」
まず一番最初にユーキャンのテキストを一読してください。
ちなみにこの段階では熟読しなくて構いません。
「ボイラー試験の問題構成」と「ボイラーが何をするためにあるのか」くらいが理解出来れば十分です。
このテキストは344ページとボリュームがありますので、駆け足で読んでも10時間程度はかかると思います。
ユーキャンのテキストは挿絵入りで見やすいです。
どんな資格の勉強もそうですが、ゼロの状態を1にするところが大変です。
次の過去問の工程に入ると勉強が楽しくなってきますので、一番最初のテキスト読み込みは飽きずに頑張ってください。
2級ボイラー技士の勉強方法②「ユーキャンの過去問をとにかく解きまくる」
テキストを一読したら、すぐに過去問に挑戦します。
どの資格試験にも言えることですが、この作業が一番大切です。
ユーキャンの過去問集は全部で8回分が掲載されていますので、8回分を最低でも3周以上は繰り返してください。
3周と聞くと多いと感じるかもしれませんが、2級ボイラー技士の試験は全部で30問なので、1回あたりのボリュームはそんなに多くありません。
しかも、回数を重ねるごとに問題を解くスピードも上がっていきますので、勉強も楽になってくるはずです。
ちなみに過去問を解くときは、問題の解答に載っている解説もしっかり読んでくださいね。
以下の画像は、ユーキャンの過去問に掲載されている解説です。
見て頂ければわかると思いますが、かなり詳細に書かれています。
ユーキャンの過去問をオススメしている理由は、この解説がわかりやすいからなんですね。
解説に書かれている内容ではわかりづらい部分があれば、テキストに戻って知識を補填すればOKです。
過去問を解き始めたらテキストは辞書代わりに使うと良いです。
過去問回転が3周終わる頃にはかなり学力が向上していると思いますが、苦手な分野があれば別個にテキストなどで知識の穴埋めをしておくと完璧です。
過去問回転は本当に重要なので勉強時間全体の70%くらい使いましょう。
2級ボイラー技士の勉強方法③「総仕上げに予想模擬試験に挑戦」
ユーキャンのテキストには予想模擬試験が2回分付属しています。
過去問が完璧に仕上がったと確信したら、是非この模擬試験に挑戦してみてください。
2級ボイラー技士の本試験は3時間ありますので、ストップウォッチで時間を測り本番と同じ状況で解いてみることをオススメします。
しっかり過去問を学習出来ていれば、合格ラインの点数が取れると思いますが、仮に結果が悪くても気にしないでOKです。
模擬試験を終了後は、試験日まで再び過去問の回転を繰り返し正答率100%を目指してください。
ちなみに勉強時間が確保できず過去問の周回が中途半端な人は、この模擬試験をやらずにノルマである「過去問8回分を3周」をクリアすることに集中してください。
模擬試験をやるのは勉強時間に余裕がある人だけです!
模擬試験をやる目的は本番と同じ状況を作りだし、試験の感覚を掴むことにあります!
「2級ボイラー技士」受験時の心構え
2級ボイラー技士の合格率は50%以上あります。
合格率から見ても決して難易度が高い試験ではないので、今回紹介した勉強方法を実践すれば問題無く合格出来るはずです。
ただし、本番試験では過去問集に載っていなかった問題が必ず出題されます。
見たことがない問題が出題されると焦ってしまい、本来理解しているはずの問題まで間違えてしまう可能性があるため、初見問題に遭遇しても冷静さを失わないでください。
初見問題が解けなくても、過去問の学習だけで合格ラインである60%は必ず取れるようになっています。
なお、試験は3時間あるのですが、どんなに長考しても必ず時間は余ります。
問題が解き終わって時間が余ったとしても、すぐに途中退出せずに複数回の見直しとマークシートのマークミスの確認だけは絶対にやってくださいね!
まとめ
この記事では2級ボイラー技士の勉強方法について解説しました。
昔は多くのビルでボイラーが利用されており、ビルメンの業務の中でも大きなウエイトを占めていたようです。
そのため実務経験も積みやすく上位資格の1級ボイラー技士まで持っている方も多かったようですが、現在は実務経験を積むのも困難な状況なので、資格手当目的で2級ボイラーだけ保有している人がほとんどです。
しかし、現代でも地域熱供給プラントなどではボイラー技士の資格を活かすことは出来ますので、現在の勤務先で必要無かったとしても将来の保険としてこの資格をゲットしておいても良いと思いますよ!
★ビルメンにおけるボイラー技士の必要性や、試験の申込方法などは以下の記事で紹介しています。
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