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ボイラー技士はビルメンにいらない?取得方法からメリットまで徹底解説します!

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ムダオ
ムダオ

資格なんて無駄無駄。
ボイラーなんて今どきいらないでしょ。

資格無駄無駄おじさんこんにちは。
確かにボイラー技士の免許が必要なボイラーは減ってしまってるので、ボイラーの免許を取ることは無駄という意見もわかります。しかし資格を所持しているだけでメリットはありますので、時間に余裕がある方は勉強してみても良いとも思いますけどね。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

この記事を見ているということは、おそらくこれからボイラーを取ろうと考えているビルメン志望の方だと思います。

ちなみに私は10数年前に二級ボイラー技士を取りましたが、取得しようと思った理由はビルメン未経験のニートであったため、資格を取って少しでも転職活動を有利にするためでした。

今回はそんなボイラー技士について、資格の概要や必要性などをビルメン経験10年の私が解説します。

★関東限定ですが、ボイラー技士の試験会場が令和6年4月以降追加されます。詳しくは以下の記事をご覧ください。

この記事はこんな人におすすめ
  • ボイラー技士がビルメンに必要なのか知りたい
  • ボイラー技士の資格について知りたい
  • ボイラー技士の勉強方法を知りたい

全てのビルメン資格一覧を確認したい方は以下の記事をご覧ください。

ボイラー技士とは

資格の必要性の話をする前に、「そもそもボイラー技士とは何?」って人もいるかと思いますので、ボイラー技士の解説をしますね。

ビルメンが勤務しているビルでは、お湯や蒸気を作る手段としてボイラーという機械を利用します。

ポイント

作られたお湯は、飲食店のお湯や冬季にビル内を温めるための熱源に使われたりしています。

また、蒸気であれば病院の滅菌消毒にも利用されるようです。

ヒラカワ 炉筒煙管ボイラー

運転中のボイラーの内部は高温かつ高圧なので非常に危険です。

ボイラーは近くにいるだけでもかなり熱いです・・・
夏場の点検は地獄かも

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

そこでボイラー技士という資格の制度を設け、この資格を保有しているものだけが、ボイラーの取り扱いが出来るように労働安全衛生法で定めています。

ただし、近年では多くのビルで資格が不要なボイラーが主流となっており、免許の意味が薄れてきています。

病院ではまだまだ免許が必要なボイラーが設置されているようです。
私の父が勤務していた病院でも免許が必要な炉筒煙管ボイラーが設置されていました。
他にも、地域冷暖房、工場、発電所などではボイラーは現役の場合が多いです。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

ボイラー技士には等級がある

私が所持している二級ボイラー技士は、ボイラー技士の中でも一番ランクの低い資格で、さらに上に一級ボイラー技士と特級ボイラー技士があります。

ボイラー技士はどの等級であっても全てのボイラーの取り扱いが出来ますが、取扱者を統括する立場の作業主任者になるためには、ボイラーの規模に応じた等級の資格が必要になります。

作業主任者

事業者(ビルオーナーなど)は、高圧室内作業その他の労働災害を防止するための管理を必要とするもので政令で定めるものについて、作業主任者を選任しなければいけません。

作業主任者は、作業に従事する労働者の指揮のほか、機械・安全装置の点検、器具・工具等の使用状況の監視等の職務を行います。

作業主任者を選任しない事業者は、6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられます。

ボイラー取り扱い範囲区分表

下記の表が、各ボイラー技士の資格で出来ることの区分です。

資格ボイラーの区分
伝熱面積500m²以上伝熱面積25m²
以上500m²未満
伝熱面積25m²未満
(右記設備を超える)
小規模小型簡易
主任者取扱主任者取扱主任者取扱主任者取扱取扱取扱
特級ボイラー技士
一級ボイラー技士×
二級ボイラー技士××
ボイラー取扱技能講習修了××××××
ボイラー取扱特別教育修了××××××××
資格無し×××××××××
参考資料:wikipedia

ボイラーの大きさに応じて、伝熱面積が大きくなっていくと思って頂ければ差し支えないです。

取り扱いに関しては、どの級でもボイラー技士であればボイラーの伝熱面積に関係なく可能です。

しかし作業主任者になるためには、伝熱面積に応じたボイラー技士の資格が必要になることが分かって頂けると思います。

例)伝熱面積500㎡以上で作業主任者になるためには、特級ボイラー技士が必要。

また、小規模のボイラーであれば講習で取得可能な「ボイラー取扱技能講習(最後にテストあり)」や「ボイラー取扱特別教育」でも取り扱いだけなら可能になります。

二級ボイラー技士の難易度がさほど高くないため、ビルメンになる場合はよっぽどの事が無い限りはボイラー取扱技能講習ではなく二級ボイラー技士を受験しましょう。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

二級ボイラー技士はビルメン4点セット

二級ボイラー技士はビルメン基本資格と言われているビルメン4点セットの一つです。

その他のビルメン4点セットの資格が気になる方は以下の記事をご覧ください。

ボイラー技士の試験概要

ここでボイラー技士の試験概要について解説します。

ボイラー技士試験を管轄している団体

団体名公益財団法人 安全衛生技術試験協会
URLhttps://www.exam.or.jp/index.htm

ボイラー技士の受験資格

二級のボイラー技士以外を受験するには、受験資格が必要です。

二級ボイラー技士誰でも受験可能
一級ボイラー技士二級ボイラー技士の資格保持者
他にも受験資格あり(一級ボイラー技士の受験資格を確認する
特級ボイラー技士一級ボイラー技士の資格保持者
他にも受験資格あり(特級ボイラー技士の受験資格を確認する

受験資格も無いことですしビルメン入門資格でもある二級ボイラー技士くらいは取っても良いですね!

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

ボイラー技士試験の受験料と申し込み方法

受験料

全試験共通で8,800円です。

一般的に資格試験は級が上がるごとに受験料が上がっていくのですが、何故かボイラーは全ての受験料が共通です。

申し込み方法

ボイラー技士はweb申し込みが出来ないため、受験申請をするための申請書を入手するところから始まります。
※令和6年中にweb申請が可能になる予定らしいです

まずは以下のページから受験申請書を入手可能な最寄りのセンターを探してください。

ボイラー技士の受験申請書を入手先

受験申請書は、郵送または直接取りに行く方法で入手できます。

郵送の場合は送料がかかります。

受験申請書が入手出来たら、受験手数料を郵便局や銀行で払い込み、受験申請書に必要事項を記入したら、それら一式を試験センターに郵送で送れば申し込み完了です。(簡易書留で送ります)

しばらく待てば受験票が届きます。

ボイラー技士の試験日程

二級ボイラー技士は人気があるためか、毎月1回実施されています。

なお、1級は年に数回、特級は年に1回しか試験が実施されておりませんので注意が必要です。

試験日については公式サイトでご確認ください。

ボイラー技士の試験日を確認する

ボイラー技士の試験内容

ボイラー技士試験はマークシート方式です。

以下のような問題が出題されます。

実務でボイラーに触れていないと機器のイメージが出来ないため難しく感じますが、過去問と同じような問題が何度も出題されているため過去問を学習することが大事です。

二級ボイラー技士の試験内容詳細

全体で60%以上、各科目ごと40%以上で合格です。

試 験 科 目出題数(配点)試 験 時 間
ボイラーの構造に関する知識10問(100点)13:30~16:30
3時間
ボイラーの取扱いに関する知識10問(100点)
燃料及び燃焼に関する知識10問(100点)
関係法令10問(100点)

一級ボイラー技士の試験内容詳細

全体で60%以上、各科目ごと40%以上で合格です。

試 験 科 目出題数(配点)試 験 時 間
ボイラーの構造に関する知識10問(100点)12:30~16:30 4時間
ボイラーの取扱いに関する知識10問(100点)
燃料及び燃焼に関する知識10問(100点)
関係法令10問(100点)

特級ボイラー技士の試験内容詳細

全体で60%以上、各科目ごと40%以上で合格です。

試 験 科 目出題数(配点)試 験 時 間
ボイラーの構造に関する知識6問(100点)各科目1時間、合計4時間
ボイラーの取扱いに関する知識6問(100点)
燃料及び燃焼に関する知識6問(100点)
関係法令6問(100点)

ボイラー技士試験の合格率

令和4年度のボイラー技士試験の合格率は以下のとおりです。

試験区分受験者数(人)合格者数(人)合格率(%)
二級ボイラー技士23,97812,22751.0
一級ボイラー技士4,5142,03245.0
特級ボイラー技士46611224.0

見て頂ければわかりますが、二級ボイラー技士の合格率は51%なので2人に1人が合格しています。

受験者数が多いのは、やはりビルメン4点セットの1つであることが原因でしょうね。

更新は必要?

ボイラー技士の資格は更新不要です。

一度取得してしまえ一生有効な資格です!

実技講習

ちなみに2級ボイラーですが、試験に受かっただけでは免状化することが出来ません。

正式な免状にするには、実務経験を積むかボイラー実技講習というボイラー協会が実施している講習を受ける必要があります。

この講習は、受講料 23,100円(税込み)+テキスト代となっており、地味に高いです。

なお、講習の期間は3日間です。

詳しくは公式HPからご確認ください。

ビルメン未経験者がボイラーの実務経験を積むのは不可能なので、この講習を受けることは必須だと思います。
私も当然講習を受けてます・・。痛い出費ですが仕方ないですね。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

ボイラー技士の勉強方法

ボイラー技士も他の資格と同様に、問題集を繰り返し解くことが合格への近道です。

私の場合は、テキストを軽く読んでから問題集に取り掛かりましたが、いきなり問題集から始めても問題ないと思います。

ただし、近年のボイラー技士の試験は難化傾向にありますので、問題集の正答率は9割以上まで仕上げたほうが安心ですね。

また、ボイラーという設備自体は馴染みがないものですので、問題を解いてて各機器の名称や仕組みなどはその都度テキストで確認することをお勧めします。

一応おすすめのテキスト問題集を載せておきます。

下記はテキストとして使ってください。読みやすいと評判が良いテキストです。

問題集はこちらが良いです。過去問8回分が掲載されています。この本をどれだけ暗記したかによって、合格出来るかどうかが決まると思います。

余裕があれば下記の問題集もおすすめです。

ボイラー協会が出している問題集であり、過去問とは違った問題が出てくるため、新しい問題にも対応できる可能性があります

先ほどの過去問が完璧に仕上がっているなら、追加でこちらも買って勉強しておけば安心できる一冊となっています。

★以下の記事で2級ボイラー技士のおすすめ教材を紹介しています↓

どうしても2級ボイラー技士試験に受からない方へ

勉強の方法が間違えている可能性があります。

ビルメン資格の勉強方法をまとめた記事を書いていますので、良かったら以下のリンクから飛んでください。

私はビルメン資格に関しては全て1発合格しています!

ボイラー技士の資格が無いとビルメンになれない?

ビルメン4点セットの一つである2級ボイラー技士(2ボ)ですが、ボイラーを設置しているビルが減少している傾向にあるため、熟練ビルメンの方から不要じゃないかと言われています。

私もビルメン経験10年で転職も繰り返して色々な現場を経験しているにも関わらず、免許が必要なボイラーが設置してある現場に配属されたことはありません。

また、私のYouTube生放送に来てくれる現役ビルメンの方に聞いても、免許必要なボイラーの現場に勤務している方はごく僅かです。

ということで、実務で使う可能性は極めて低いため、4点セットの中でボイラー技士の免許は優先度の低い資格かなと思います。

ビルメン求人では推奨資格になっている

実際のビルメン求人を見ればわかりますが、ボイラー技士の免許を推奨資格としている会社はまだまだ多く存在するため、面接を優位に進めるための手段としては有効であると考えます。

実際の求人

そのため、お金と時間に余裕のある方はなるべく取得したほうが良いというのが私の結論です。

ちなみにゴミ処理場の設備管理の仕事ではボイラー技士の保有がマストになるようです。

職業の選択肢を多く持つことは大事なことなので、そういった理由で取得するのもありですね。

公務員ビルメン(役所などの設備管理)になる場合も、ボイラー技士の資格が活きてくるようです。※一級ボイラー技士以上が必要

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

資格手当も出る

他のビルメン資格と同様に、ボイラー技士も資格手当が出ます。

二級ボイラー技士であれば2000円が相場です。

他の資格手当の相場も気になる方は以下の記事をご覧ください。

ボイラー技士はビルメンにいらないこともない!

というわけで今回はボイラー技士のご紹介でした。

ビルメンとして働くだけなら使う可能性は低い資格ですが、メリットがないわけではないので余裕があれば是非とってください。

こういった独占業務がある資格の場合、取って無駄になることはありませんので!

結論:ビルメンやるならボイラー技士は是非取得しましょう!

以下の記事ではビルメン資格のおすすめ取得順番を解説してますので、こちらの記事と合わせて読んでください。

他のビルメン資格情報もチェック!

ビルメン関連の資格は他にもたくさんあります。

主要資格に関してはそれぞれ特集記事を書いてますので、取得方法や勉強方法が気になる方は以下のリンクからご覧ください!