第二種電気工事士の勉強方法を大公開!独学一発合格に必要な勉強時間は?【電工二種】
電工二種を取得して社会復帰を目指すニートです!
資格の勉強は初めてなのですが、通信講座とかを選んだ方が良いですか?
電工二種は通信講座など不要で、市販の教材を使って独学で合格可能ですよ!
浮いたお金で親孝行してあげましょう。
第二種電気工事士は年間10万人以上が受験している人気資格です。
本来は電気工事会社やビルメン会社などで勤務するために必要となる資格なのですが、昨今のDIYブームなどにより自宅の電気工事をするために資格を取得する人も増えているようです。
この記事では独学で第二種電気工事士試験に独学で合格するための勉強方法を紹介しますので、学習予定の方は参考にしてみてください!
第二種電気工事士の難易度は高くない!「偏差値43でも一発合格しています」
資格試験と聞くだけで難しいと感じてしまい、やる気が無くなってしまう方もいると思います。
しかし第二種電気工事士は、そんなに難しくない試験です。
そんなに難しくない・・?
以下の表は、近年実施された第二種電気工事士試験の合格率の推移です。
年度 | 筆記 受験者 | 筆記 合格者 | 筆記 合格率 | 実技 受験者 | 実技 合格者 | 実技 合格率 |
令和5年下期 | 63,611 | 37,468 | 58.9% | 45,790 | 31,499 | 68.8% |
令和5年上期 | 70,414 | 42,187 | 59.9% | 49,547 | 36,250 | 73.2% |
令和4年下期 | 66,454 | 35,445 | 53.3% | 44,101 | 31,117 | 70.6% |
令和4年上期 | 78,634 | 45,734 | 58.2% | 53,558 | 39,771 | 74.3% |
令和3年下期 | 70,135 | 40,464 | 57.7% | 51,833 | 36,843 | 71.1% |
第二種電気工事士試験は筆記試験と実技試験に分かれており、両方の試験に合格しなければいけません。
筆記・実技それぞれの合格率を見て頂ければわかると思いますが、60~70%前後の合格率なので資格試験の中では簡単な部類に入ります。
しかし、2つの試験を突破する必要があるため、面倒な試験であることは間違いないです。
先ほど「そんなに難しくない試験」と表現したのはこのためです。
さて、そんな第二種電気工事士試験ですが、偏差値43の普通科高校が最終学歴の私でも独学で一発合格しています。
もちろん簡単に合格できたわけではありませんが、正しい勉強方法で学習すれば誰でも合格出来る試験であることは間違いないと思っています。
ここで紹介する勉強方法を身に付け、皆さんも一発合格を目指しましょう!
一発合格じゃないとダメなの?
2回、3回でも良いのですが、単純に短い期間で合格したほうがお金もかかりませんし、浮いた時間で他の資格も取得出来ます。
最初から落ちても良いやって気持ちで勉強するよりも、「絶対に一発合格するぞ!」って気持ちで勉強するほうが私的にはオススメです。
電工二種「筆記試験」に必要な勉強時間と勉強方法
それでは第二種電気工事士の筆記試験の学習方法から解説します。
先に必要な勉強時間からお伝えしますと、電工二種の筆記試験に必要な勉強時間は約50時間です。
電工二種の筆記試験に必要な勉強時間は50時間!
試験日までの時間を逆算して、50時間を捻出するようにしてください。
勉強に必要な教材は以下の2冊となります。
どちらも同じ出版社が販売している参考書と過去問になっており、予備知識を持たない人が電工二種筆記試験に合格するためには最低限必要な教材です。
2冊買っても3000円程度なのでお財布にも優しいです。
そういえば計算問題も出るらしいけど、数学苦手でも大丈夫?
中学生レベルの数学が出来れば大丈夫です。
しかも中学で習う単元全てが出来る必要はなく、少数や分数の計算、ルート、方程式などが理解出来ていればOKです。
これらの基礎的な数学の復習を入れたとしても50時間あれば足りるはずです。
またオススメしている参考書でも計算問題はわかりやすく解説されていますが、計算問題でどうしても理解出来い箇所があれば不定期で実施している私のYouTubeLIVEで質問して頂いてもOKです。
★他の出版社から出ている教材も気になる方は以下の記事でご確認ください。オススメ順に紹介しています。
電工二種の具体的な勉強方法①「最初は参考書を流し読み」
具体的な勉強方法ですが、まずは参考書を最初から最後まで読みこみましょう。
この参考書はイラストが多く使われており、初学者でも読みやすく作られています。
※Amazonで参考書のサンプルが読めるので確認してみてください。
ちなみに、読むときは完全に理解する必要はなく絵本を読む感覚で、試験の全体像を掴めればOKです。
流し読みとはいえ、10時間程度はかかるので大変ですけどね。
電工二種の具体的な勉強方法②「過去問を解きながら参考書を読む」
次に過去問を解きます。
「参考書を理解しないのに過去問やっていいの?」と思うかもしれませんが、資格試験ではこの方法が最短です。
最初は全く解けないと思いますが、問題の解答に掲載されている解説を読みながら勉強を進めていきます。
また、解説を読んでも理解できない部分は参考書を読み知識を補填していきましょう。
同じ出版社が出している教材なので参考書と過去問が連動しており、過去問の解説部分に参考書のどのページを見れば詳しい解説が書かれているのか一目でわかるようになっています。
※Amazonで参考書のサンプルが読めるので確認してみてください。
ちなみに、勉強を進めていく過程で参考書の解説を読んでも理解できない箇所も出てくると思います。
計算問題が苦手で理解出来ないという話はよく聞きますね。
そういうときは、すっ飛ばして次の単元に進んでください。
勉強時間には限りがありますので、まずは1問でも多く過去問に触れて解ける問題を増やすことが大切です。
そんな感じで過去問を解いていき、試験日までに最低でもこの本を3周するようにしましょう。
似たような問題も掲載されているため、3周する頃には解ける問題もかなり増えているはずです。
ここまで来たら、仕上げに苦手な個所を集中的に学習して全ての分野の点数を底上げします。
掲載されている問題を90~95%程度まで理解出来れば、本試験では80点以上は取れるはずです。(実際は60点で合格)
冒頭でもお伝えしましたが、全体で50時間程度確保出来ればココで解説した勉強は無理無くこなせるはずなので、まずは勉強のスケジュールを立てるようにしてくださいね!
社会人や学生さんで1日に使える勉強時間は違ってくるので、何か月で受かりますって表現は難しいんですよね。
とにかく50時間の勉強を意識してください!
電工二種「実技試験」に必要な勉強時間と勉強方法
電工二種では筆記試験合格者のみ、実技(技能)試験を受けることが出来ます。
実技試験では以下のような配線図が出題されますので、用意された材料を使って課題を作成ます。
無事に完成すると以下のような作品が出来上がります。
なんか難しそうだなぁ
確かに簡単では無いですが、実技試験は出題される候補問題が試験センターから予め発表されています。
候補問題は全部で13種類あり本番でどれが出るかはランダムですが、逆にいえば13種類すべてを完璧に作れるようにしておけば落ちようがない試験なんですよ!
電工二種「実技試験」の練習方法
実技試験の勉強をするのに最低限必要なものは、試験で使う「工具」と「練習のために使う器具および材料」です。
これらはホームセンターなどでも購入可能ですが、種類が多すぎて一つ一つ選んで買っていては時間もかかりますし、関係無いモノを購入したり、必要なモノが足りないなどリスクが大きいです。
そのため必要なモノが全て揃ったセット品を購入しましょう!
私のオススメはホーザンというメーカーが販売しているセットです。
※以下のリンクから購入可能です。
電工二種といったらホーザンというくらい知名度が高く、多くの人がこのセットで合格しています。
金額はちょっと高く感じますが、正直なところ他のメーカーが出しているセットでも値段は大差無いですし、信頼できないところのモノを買うより、電工二種試験に関して老舗ともいえるホーザンのセットを購入する方が安心できます。
※他のメーカーのセット品が気になる方は以下の記事をご覧ください。材料がレンタルのものもあります。
なお、全13種類の候補問題に対してそれぞれ解説動画がありますので、とても理解しやくなっています。
ちなみに実技試験用の参考書なども販売されていますが、ホーザンのセットに付属している小冊子と候補問題の解説動画だけ見れば十分なので参考書類は必要無いと思います。
13種類の候補問題を完璧にするために必要な時間は約50時間程度なので、試験日までに必要な日数を逆算して練習のスケジュールを立てましょう。
ほとんどの人は筆記試験終了後、すぐに実技試験の練習を開始していますね。
実技試験に必要な勉強時間も50時間!
繰り返し練習することが合格への近道ってことですね!
まとめ「電工二種の勉強方法は色々あるけど・・」
この記事では第二種電気工事士の勉強方法について解説しました。
電気工事士試験は筆記と実技があるため、他の資格試験と比べて異質なものとなっています。
そのため色々なサイトや動画などで勉強方法が解説されていますが、基本的にはどのサイトで紹介している方法を実践しても大差無いと思いますので、良かったら私が紹介している方法で勉強してみてください!
少なくとも私はこの記事で紹介している方法をベースに、電験三種や行政書士などの難関資格にも合格していますので信頼していただける内容であると思っています。
資格試験全般で通用する勉強方法をまとめた記事を執筆していますので、なかなか試験に受からないとお悩みの方は是非こちらもご覧ください!⇒【関連記事】資格試験の勉強で大事な事7選
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません