ビルメンで勝ち組になるには【年収だけが全てじゃない】
ネットでは底辺職なんて言われているビルメンですが、勝ち組の人って存在するのでしょうか。
この記事ではビルメン歴10年の私が考える「勝ち組ビルメン」について解説したいと思います!
そもそも勝ち組とは?
勝ち組ってそもそも何なんですかね。
ネットで検索したところ勝ち組の定義は以下のようになっていました。
勝負に勝った側の人々。社会的・経済的に成功した人、いわゆる格差社会において優位な立場に立つ人。裕福である、地位が高い、容姿端麗である、望んだ人生を実現している、などの状況を指すことが多い。対義語として「負け組」がある。
実用日本語表現辞典
社会的・経済的に成功した人・・?
ビルメンとは程遠いような人物像が思い浮かびます。
「地位が高い」については、会社内で出世すれば実現出来そうです。
しかし、基本的に他の職種と比べるとビルメンは薄給であるため、出世しても経済的に優位かというと微妙なところです。
また、裕福といえるほどの給料を貰うには部長クラスの役職まで昇りつめないと厳しいと思われますが、そもそも部長クラスのことをビルメンとは呼べないですよね。
というわけで、この記事では「勝ち組ビルメン」のことを、「ビルメン業界の中で勝ち組になった人」という事で扱います。
ビルメン業界での勝ち組
それでは、私が考えるビルメン業界での勝ち組について解説します。
そもそも、ビルメンに就職・転職してきた理由は人それぞれです。
- 設備管理の仕事がしたかった
- ニート期間が長く他に出来る仕事が無かった
- 楽な仕事がしたかった
- ワークライフバランス重視の仕事がしたかった
- 資格の勉強が好きだった
- 親族・友人・学校の先生からの勧め
- 会社の部署異動でビルメンになった
- 電気管理技術者志望で実務経験が積みたかった
- 電験二種認定取得の実務経験が積みたかった
上記理由の中には明確な目的があるものもありますよね。
例えば、「楽な仕事がしたかった」、「電気管理技術者の実務経験が積みたかった」、「ワークライフバランス重視の仕事がしたかった」などのことです。
「ビルメンの勝ち組」とは、これらの目的が達成出来ている人だと私は思っています。
楽な現場のビルメンは勝ち組
楽な仕事がしたくてビルメンに転職してきた人がいたとしましょう。
その人の希望が叶って楽な現場に配属されたのなら、これはもう「勝ち組ビルメン」だと言えますよね。
仮に年収250万円だとしても、上手くやり繰りすれば生活は十分出来ます。
現代では、スマホのアプリやYouTubeなどお金のかからない趣味も豊富にありますので、お金が無いからといって退屈することも無いです。
それに一人勤務で待機時間が豊富な現場であれば、仕事中にクラウドワークスなどの副業だって可能です。
また、資格手当が豊富な会社であれば、待機時間で資格の勉強をして給料を上げることもできます。
ちなみに資格手当で給料を上げるより、元々の年収が高い会社で働いた方が効率が良いという方もいますが、労働と勉強を同じ時間するのであれば、勉強の方がはるかに楽だという人はたくさんいますので、両者を比較することはナンセンスだと思います。
私も労働より資格の勉強の方が楽だと感じている一人です。
当然ですが、給料も高くて楽な現場のビルメンは最強ですけどね!
ワークライフバランの良いビルメンは勝ち組
前職が残業100時間を超えるような激務で、ワークライフバランが良い仕事を求めてビルメンに転職してきた人がいたとしましょう。
基本的にビルメンの仕事は残業が少ないです。
もちろん残業が多い現場もありますが、残業100時間を超えるような現場は稀です。(おそらく無いはず・・・)
ワークライフバランの良い仕事を求めてビルメンに転職してきた人は、ビルメンに転職した時点で目的を達成しており「勝ち組ビルメン」ということになりますね。
このタイプの人は、前職を激務が原因で辞めただけなので仕事自体は前向きに取り組めるはずです。
そのため、ビルメン業界では会社から信頼され給料も上げて行ける可能性が高く、ワークライフバラン良好+高年収を目指すことも可能です。
ちなみにワークライフバランスを重視したいなら、元々の年間休日が多い会社を選んだ方が良いです。
仮に休日出勤が発生して代休が取れなかったとしても、元々の年間休日が多ければワークライフバランスはある程度維持できます。
★ビルメンの年間休日の相場は以下の記事で紹介しています。
資格取得の実務経験が積めているビルメンは勝ち組
ビルメンの業務では資格の実務経験を積むことが出来ます。
その中でも美味しい資格は、「第二種電気主任技術者の認定取得」、「電気管理技術者」では無いでしょうか。
【関連記事】電気管理技術者の待遇を公開!ビルメンが管技の面接を受けた!(業務委託管技の場合)
ちなみに電気管理技術者は厳密には資格とは言えませんが、実務経験を積みことを条件に役所からの許可が下りなければ得られない地位のため資格として扱います。
さて、こららの資格の実務経験を積むことを目的にビルメン業界に転職してきて、希望が叶い実務経験を積める現場に配属されたのなら、これも「勝ち組ビルメン」ですよね。
例えば、巡回型ビルメンだと電気管理技術者の実務経験を積むことは厳しいですし、特別高圧の現場でなければ第二種電気主任技術者認定取得の実務経験にはなりませんからね。
第二種電気主任技術者、電気管理技術者ともに生涯年収を大きく上げてくれる可能性がある夢のある資格なので、最終的に資格を取得出来れば「勝ち組ビルメン」ではなく、シンプルに「勝ち組」になれるかもしれません!
年収が高いビルメンは勝ち組
当たり前のことですが年収が高ければ「勝ち組ビルメン」です。
では、ビルメン業界では年収いくらあれば勝ち組なのかというと、残業無しで年収400万円以上かなと私は思っています。
年収400万円では低いと思うかもしれませんが、ビルメンの平均年収は350万円前後なので、業界の平均より50万円以上高ければ十分勝ち組と言えるでしょう。
それに私みたいに20代をニート・フリーターで過ごしてきたような人材が、正社員で年収400万円まで貰えるようになれば人生大逆転ですよね。
ちなみに年収が高ければ勝ち組ビルメンだとは言いましたが、本人が年収よりもワークライフバランを重視しており、年収500万円でも残業や休日出勤が異常に多い現場に配属されていたら「勝ち組ビルメン」とは呼べないかもしれませんね。
残業が多くてもいいからお金を稼ぎたいという考えの人なら逆に嬉しいかもしれませんが。
ビルメンで勝ち組と言えるかどうかは、この辺のバランスが大切だと思います。
★単純に年収が高いビルメン会社に入社したい場合は、以下のビルメン会社ランキングの記事を参考に会社選びをしてみてください。ランキング上位の会社に入社しておけば、年収400万円は確実に届きます。
ビルメンで勝ち組と感じるかどうかは人それぞれ
ここまで紹介してきた勝ち組ビルメンの特徴を見てもらえれば分かると思いますが、勝ち組になれるかどうかは人それぞれです。
いくら楽な現場に配属されたからといって、年収が250万円では不満な人もいます。
第二種電気主任技術者の実務経験を積める現場に配属されたと思ったら、1年後に現場異動になってしまい目的が達成出来なくなった人もいます。
年収が600万円だけど、残業と責任を伴う仕事が多すぎて疲弊してしまっている人もいます。
私がこの記事をご覧の皆さんにお伝えしたいことは、「自分がビルメンを志した目的」をいつまでも忘れないでほしいということです。
楽がしたくてビルメンに転職した人が目的が叶って楽な現場に配属されたのに、給料に不満を抱き転職したところ激務現場配属になり本来の「楽がしたい」という目的から遠ざかってしまう・・。
こういう事態にならないためにも、常に「ビルメンを志した目的」を頭の片隅に入れておくことが大切です。
要は自分が勝ち組だと思える環境で働けているなら「勝ち組ビルメン」ってことです!
周りの評価や、一時の感情に流されないようにしましょう!
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以下の記事では、私も使ったことがあるビルメン用の転職エージェントを紹介していますので是非活用してください!
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