【令和6年】2024年ビル管理士合格発表!今年は難化したのか?【建築物環境衛生管理技術者】
どうもヘタ・レイです。
本日11月7日(木)、令和6年度(2024年)の建築物環境衛生管理技術者試験の合格発表がありました。
合格された方は本当におめでとうございます。
この記事では過去試験の合格率との比較や、今年の難易度について解説したいと思います。
ビル管理士令和6年(2024年)の合格率
試験センターで公開された令和6年度のビル管理士試験の合格率から発表致します。
試験センターのURL→https://www.jahmec.or.jp/
建築物環境衛生管理技術者試験 令和6年(2024年) | ||
---|---|---|
受験者 | 7,593人 | |
合格者 | 1,759人 | |
合格率 | 23.2% | |
合格基準点 | 117点以上(180点中) |
令和6年度(2024年)ビル管理士試験の合格率は23.2%でした!
令和5年の合格率が22.1%でしたので、合格率は1.2%上昇したようです。
また、受験者数は7,593人でした。
(令和5年の受験者数が8,232人だったので、マイナス639人ですね)
合格基準点の調整は無く、117点以上(65%以上)で合格となっています。
合格された方、本当におめでとうございます!
過去10年分のビル管理士試験の結果と比較
以下の表は、過去10年分のビル管理士試験の合格率との比較です。
年度 | 受験者(人) | 合格者(人) | 合格率 |
---|---|---|---|
令和6年 | 7,593 | 1,759 | 23.2% |
令和5年 | 8,232 | 1,819 | 22.1% |
令和4年 | 9,413 | 1,681 | 17.9% |
令和3年 | 9,651 | 1,707 | 17.7% |
令和2年 | 9,924 | 1,933 | 19.5% |
令和元年 | 10,146 | 1,245 | 12.3% |
平成30年 | 11,096 | 2,339 | 21.1% |
平成29年 | 10,209 | 1,387 | 13.6% |
平成28年 | 10,394 | 2,956 | 28.4% |
平成27年 | 9,827 | 1,861 | 18.9% |
平成26年 | 10,095 | 2,335 | 23.1% |
さらに過去の合格率を知りたい方は以下の記事をご確認ください!
合格率の推移
平成26年から令和6年までのビル管理士試験の合格率の推移をグラフにしました。
ビル管理士の試験は合格率20%前後を推移しており、20%を超えていると当たり回だと個人的には思っています。
今回の試験は昨年に続き20%を超えているため、連続して当たり回が来たという感じでしょうか。
来年こそ難化するかもしれませんので、受験予定の方は少し早めに学習を開始しましょう!
勉強に不慣れな方は、5月くらいから1日1時間を目標に勉強を開始して、徐々に勉強時間を増やしていくのがオススメです。
合格者数の推移
平成26年から令和6年までのビル管理士試験の合格者数の推移をグラフにしました。
合格者数は受験者が減少しているため昨年よりも少し減っています。
受験者が多く合格率も高かった平成28年(2,956人)と比べると、今年はマイナス1,000人以上となっていますね・・。
ただし、ビル管理士は講習で取得する方法もありますので、実際はもっと多くの方がビル管理士の資格をゲットしています。
受験者数の推移
平成26年から令和6年までのビル管理士試験の受験者数の推移をグラフにしました。
グラフにしてみると受験者が大きく減少していることがわかります。
ちょっと心配になるくらいの下がり方ですが、今後はどうなっていくのでしょうか。
さすがに急激に減り過ぎですよね・・。
ビル管理士の次に取得する資格は?
今回合格した方の中には、次に取得する資格を悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ちなみに、ビルメン業界で食いっぱぐれないためにはビル管理士さえあれば十分なので、無理して他の資格を取得をする必要は無いと個人的には思っています。
しかし、せっかく身に付いた勉強の習慣を維持したいという方もいると思いますので、そういった方は、以下の記事を参考に新たなビルメン資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。
オススメは電験三種か消防設備士ですね。
資格マニアな人は宅建を取得しても良いかも。
上記で挙げた資格はビル管理士を取得出来る実力がある人なら合格可能です!
ビルメンで転職活動をするなら無料で使える転職エージェントの利用が絶対おススメです!
一般の求人サイトには出てこない自社ビルメンなどの非公開求人を紹介してもらえますし、職務経歴書の添削サービスにより書類選考通過率が格段に上がります。
さらに内定後は年収アップの交渉まで代わりにしてくれます。
以下の記事では、私も使ったことがあるビルメン用の転職エージェントを紹介していますので是非活用してください!
転職成功者のほとんどは年収・年間休日アップに成功しているので、利用しない選択肢は無いと思います。
ディスカッション
コメント一覧
受験者数がかなり急激に減少している理由が気になりますね。
この試験について、この2年で受験者がここまで激減する要素が思いつかないのですが、
何が考えられると思いますか?
昨日の配信中にリスナーさんから、「ビル管の兼任が出来るようになったので、会社から強制的に受験をさせられる人が減ったのが原因ではないか」という意見がありました。
自らの意志で受験する人は勉強もしっかりやりますので、合格率も高くなったのかもしれません。
易化、というよりは合格者数が変わってないので兼任ができるようになった兼ね合いで会社から無理やり取らされる人が減ったのでやる気なく不合格連発する人が減ったのかなと考えます。
確かにそれもありそうですね!
今年初受験しました。
3月から勉強開始してたのですが落ちてしまいました。
一発合格はさすがにキツい…。
ネットの過去問と調べ物を尽くしたつもりでしたが全然届かなかった…
受験おつかれさまでした!
簡単な試験ではないので、落ちるのはしょうがないと思います。
また来年もありますので、少し休憩したら勉強再開しましょう!
今回初受験で合格いたしました。
受験者数の推移はあまり当てにならないですね。
やる気のない人が大勢受けたところで、合格率が下がるだけです。
それよりも、やる気のある人の集まりである合格者数がほぼ横ばいで推移しているということが重要だと思います。