ビルメンの仕事に向いている人8選。当てはまればビルメンに向いているかも？【設備管理】
ビルメンってどんな人が向いているんやろ？
ワシは根性無いし、勉強も出来ないしビルメンに向いてないんちゃうか？
私はビルメンって誰でも出来る仕事だと思っています。
しかし、今回はあえてビルメンに向いている人の特徴をいくつかピックアップしてみました。
この特徴に当てはまらなくてもビルメンは出来ますが、良かったらビルメンを志望する参考にしてみてください！
ビルメンに興味が出てビルメンに転職を考えたのは良いけど、自分がビルメンに向いているかどうかって気になりますよね。
この記事では、ビルメン歴10年の私が今まで現場で見てきた人たちを分析して、ビルメンに向いている人の特徴を8つ考えましたので発表します。
皆さんがビルメンに転職するきっかけ作りが出来れば幸いです。
★ビルメンに向いてない人の特徴を知りたい方は以下の記事を見てね↓
https://hetarei.xyz/2022/11/17/post-2785/この記事はYouTubeでも視聴できます
さくっと見たい方はYouTubeでご覧ください。
ビルメンとはこんな仕事です
この記事を見ているという事は、既にビルメンのことをご存知のばかりだとは思いますが、簡単にビルメンの解説をしておきます。
ビルメンはビルメンテナンスの略で、ビル全体（建築・設備）の維持管理をする仕事です。
仕事のメインはビルの維持管理なので、ガツガツした仕事ではなく慎重さや丁寧さが求められる仕事になっています。
また、ビル内の設備を維持管理するために、様々な国家資格が必要になり、それらの資格を取得する勤勉さも重要になってきます。
これだけ見ても自分にビルメンの仕事が向いているかなんてわかりませんよね笑
さらに詳しく知りたい方は以下の記事を見てね。
ビルメンに向いている人8選！当てはまる人はビルメンやるべき！！
それではビルメンに向いている人を順にあげていきます！
全部当てはまる人はビルメンじゃなくてビル神です。
ビルメン向いている人①「協調性がある人」
ビルメンには協調性がある人が向いています。
むしろ協調性が無い人はビルメンになると苦労するかもしれません。
理由は簡単で、ビルメンは複数人で一つのビルを維持管理します。
※巡回型ビルメンや一人現場ビルメンのように、個人プレーの現場もありますが・・
複数人の人が集まるということは、仕事の進め方とかで意見が衝突することもあるでしょう。
もちろん自分の意見を強く発信していくことは仕事を進めるうえで重要な事ではあるのですが、ビルメンに関しては大人しい人が多いためか自己主張の強い人は嫌われる傾向にあります。
要するに、大人しくても良いので自己主張をあまりせず、周りに意見を合わせさらるような控えめな人の方が良いという事です。
もちろんチームの皆が控えめだと何も決められず仕事が進まないので、その場合は年功序列で決めていくとか現場のルールが出来ていますので安心してください。
私が見てきた現場では、こういった控えめな人がマッタリ現場で長く勤務していました。
逆に自己主張が強く協調性の無い人は、
ビルメンを辞めるor色んな現場を転々としてましたね笑
ビルメン向いている人②「素直な人」
ビルメンには素直な人が向いています。
若い人なら大丈夫だと思いますが、40歳以降で別業界から転職してくる人は気を付けてください。
社会に出てからある程度経験を積んでしまうと、自分の価値観みたいなのが固まってしまって他人の意見を素直に聞き入れられなくなってしまいます。
ビルメンって別の業界である程度の地位まで上り詰めた人とかも転職してくる場合があるので、こういうタイプの人は結構多かったです。
私の勤務先にも、過去の自慢話をしてくる中高年の先輩がたくさんいました。
1，2回聞く分には良いのですが、何度も同じ話をされる〇ぐりたくなります。
こういう方たちは、仕事でわからないことがあれば素直に先輩ビルメンに聞けばいいのに、プライドが邪魔してしまうのか質問出来なかったり、質問出来たとしてもちゃんとお礼が言えなかったりと色々問題がありました。
そんなことを続けているので、仕事でミスをしてお客さんからの信用を失うし、周りのスタッフや上司からも嫌われて職場で孤立してしまい、最終的に退職することなってしまいます。
ビルメン経験者も要注意
ちなみに、これはビルメン経験者が転職する場合でも同様のことが言えます。
例えば、ビルメン経験10年で資格もたくさん持ってる人が、心機一転別のビルメン会社に転職したとします。
そういうタイプの人は経験も知識も豊富だと過信して、新しい職場の先輩に仕事の質問が出来なかったりするんです。
確かにビルメンの業務って単純なものが多いため、異動や転職をして別のビルの管理をすることになったとしても、ある程度の仕事は教えて貰わなくてもできます。
しかし、ビルごとに特有の設備やルールがあったりするので、そういった部分に関しては先輩ビルメンから教えを請わなければいけません。
質問出来ないまま仕事を進めてしまえば、当然結果はどうなるかわかりますよね・・・。
ようは謙虚に生きていきましょうってことです！
ビルメン向いている人③「勉強が好きな人」
ビルメンは勉強が好きな人の方が向いています。
冒頭に書きましたが、ビルメンには資格が重要なので働きながら勉強をしていかなくてはいけません。
資格を取らなくてもビルメンを続けられますが、
持ってる方がメリットが多いので資格はなるべく多い方が良いです。
しかしここで言いたい勉強は資格ではなく、ビルに設置されている様々な設備に関する勉強の方です。
例えば図面や設備のマニュアルを見て知識をインプットすることで知識を増やし、不測の事態が発生しても落ち着いて対応出来る能力を身に着けることが大事です。
暇な現場に配属されてしまうと、どうしてもその環境に甘えてしまい向上心を忘れてしまうのですが、長くビルメンを続けていくなら最初の１年だけでも設備の知識を増やすことに専念したほうがいいです。
また、法定点検の立ち会いの時に、点検作業員の方に設備の質問をするのも勉強になります。
聞くのが恥ずかしければ、何をやってるのか見てるだけでも良いです。
これは設備に興味がないと出来ないことなので、暇な仕事を求めてビルメンになった人にとっては大変かもしれませんが、これを自発的に出来る人は長くビルメンを続けられています。
もちろん資格の勉強が好きな人もビルメンを長く続けている傾向にありますので、暇な時間を利用して資格の勉強をすることも大切です。
ビルメン転職後も1年に1個ずつ資格を増やしていくといいかもしれません。
ん－、年に1つかぁ・・
資格を取ることは強制ではないですけどね笑
年に1つ資格を取ることを推奨しているビルメン会社もあるので、どうしても勉強が苦手なら簡単な危険物を種類別に1個ずつ取るとかでも良いと思いますよ。
ビルメン向いている人④「お金よりプライベートを優先する人」
既にご存じかと思いますが、他の職種と比べてビルメンは給料が低く昇給もしづらいです。
上位の系列系ビルメン会社などに入社出来れば、年収500万円以上を狙っていくことも出来ますが、大半の独立系ビルメン会社などは長く勤めても年収400万程度で頭打ちになります。
確かにビルメン業界全体は給料が低いです。
これは事実なのですが・・・、しかしビルメンって残業は少なめで、休日も週休二日はしっかり確保されてるところがほとんどなんです。
忙しい業界からビルメンに転職してきた人は、みんなビルメン業界のワークライフバランスの良さに驚いています。
なので、ビルメンのワークライフバランスの良さに価値を見出される人には向いていると言えます。
なるほど。頑張れば年間休日120日以上で、年収500万円も目指せるってことやね。
忙しいビルメン現場もあります
中には忙しいビルメン現場も存在します。
もし忙しい現場に配属されてしまったら・・・・、残業時間や休日出勤でお金を稼げて嬉しいって人はそのまま仕事を続けても良いですが、不満があるなら別の会社へ転職しましょう。
忙しい現場で働いていては、ビルメンの仕事をしているメリットが薄いからです。
1年程度の実務経験とビルメン資格4点セットがあれば、転職自体はそんなに難しくないです。
ビルメン向いている人⑤「潔癖過ぎない人」
不潔な人が良いってわけではないですが、不潔な環境でも気にしないくらいの人がビルメンに向いています。
ビルメンの仕事はトイレの詰まり除去や、害虫が多い場所、ホコリまみれの場所などの点検など、汚い作業が多いです。
多少の汚れは気にしないような適当な人に向いている仕事です。
もちろん綺麗好きな人でも出来なくはないですが、汚い作業をするたびに精神的ダメージがすごいかもしれません。
一応不潔な作業をする時はゴム手袋をするとかで対策は出来ますので、あとは仕事と割り切れば我慢出来ると思います。
ちなみに汚い作業の発生頻度は本当に現場によります。
全く汚い作業をしない現場もあるので、汚い作業がしたくてビルメンになる人には物足りない現場もあるかもしれません。
ワシは汚い作業は平気やで
ビルメン向いている人⑥「手先が器用な人」
趣味がプラモデル作成や、自動車の改造だったりするような手先の器用な人はビルメンに向いています。
理由は、ビルメンの業務の１つに壊れた設備を修理する営繕というものがあり、ビルに設置されている様々な設備を直す作業があるからです。
ただし営繕スキルは、不器用でも経験を積むことで少しずつ上達していきますので、最初から出来る必要は全くありません。
もともと手先が器用な人の方がビルメンに向いているというだけの話です。
ワシは不器用だから心配や・・
工具の使い方とかは先輩に教えて貰えますし、どうしても直せないものは専門業者に修理を頼めば良いので、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。
ビルメンは一時対応までが業務です！
ビルメン向いている人⑦「平日休みが好きな人」
ビルメンは基本的にシフト勤務なので、平日休みが好きな人の方がビルメンに向いています。
ということは、土日祝は仕事になる可能性が極めて高いです。
そのため土日祝は必ず休みたいという人にビルメンは向きません。
逆に平日に休みたい人にはビルメンは天職だと言えます。
以前勤務していた職場に土日休みたいとか言ってるビルメンの同僚がいましたが、そもそも面接の時点で土日が仕事である旨は説明受けているはずなのに文句を言うとか意味がかわらなかったです。
その人は別業界からビルメンに転職してきた人だったので、土日祝を休むことが当たり前だったんでしょうね。
個人的には平日休みのほうが役所関係は営業しているし、どこに出かけても空いてるので良いことが多いと思うんですけどね。
ワイは遊ぶ友達もおらんし、休みなんていつでもええわ
ビルメン向いている人⑧「ルーチンワークが好きな人」
暇な現場に配属されると、ビルメンの業務は日常巡回、月次点検、法定点検の立ち合いくらいで、基本的にルーチンワークになります。
そのため毎日同じことの繰り返しでも飽きずに仕事を続けらる人にビルメンは向いています。
私は仕事に遣り甲斐を求めていないので、平穏にトラブルなく毎日を過ごせるビルメンの仕事が大好きです。
脳死で巡回点検します
ルーチンワークは甘くないけど・・
ルーチンワークなんて楽勝と思う方もいるかもしれませんが、実際にやってみると工場のライン作業と同じで本当に飽きます。
「何のために仕事に行ってるんだろう」と疑問に思うようになるかもしれません。
ただし、ビルメンは工場と違いマイペースで仕事が出来ます。
好きなタイミングでサボることも出来ますし、現場によりますがスマホを見てても怒られません。
私も工場の経験がありますが、トイレ休憩も行きづらい窮屈な職場で、誰とも会話することなく同じことの繰り返しだったので短期間しか働けませんでした。
しかしビルメンは、点検に行ってくるって名目で休憩（サボり）に行くことが出来ます。
ビルメンも毎日同じことの繰り返しですが、工場みたいに常に誰かに見張られてるわけではないので、やることさえやっておけば後は自由に過ごせるのです。
なので、ビルメンのようにマイペースに出来るルーチンワークなら、ルーチンワークが苦手な方でも耐えられる可能性があります。
ビルメンは誰でも出来る仕事
冒頭でも述べましたがビルメンは誰でも出来る仕事です。
今回挙げた8つのうち一つも当てはまらなくても、ビルメンが出来ないわけではありません。
ただ楽な仕事がしたいからビルメンになりたいという動機だけでも十分なので、あくまでこの記事は参考程度に読んでくださいね！
ビルメンに向いてない人という記事も書いてますので、良かったらこちらも読んでみてください↓
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