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【ビル管理士】勉強方法と勉強継続のコツを解説します!

ビル管理士勉強法,建築物環境衛生管理技術者

この記事ではビルメンにとって最も重要な資格であるビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)について、勉強方法や勉強を継続していくコツみたいなものをご紹介します。

私は平成28年のビル管理士試験を受験し、初受験で合格しています。

自己採点で80%近く取れていましたので、わりと余裕の合格でした。

私の勉強方法は間違えていなかったと思いますので、是非参考にしていってもらえれば幸いです。

★ビル管理士のことをよく知らない方は以下の記事を見てね。

ビル管理士の難易度は?

ビル管理士の試験は、ビルメン資格の中だと難易度が高い資格とされています。

確かにビル管理士は試験範囲が広く暗記する量はとても多いです。

4点セットは持っているけど、それ以上の資格試験を受けたことがない方にとってはかなり大きな壁に感じることだと思います。

ですが、一つ一つの分野をそこまで深く理解する必要がないので、シンプルに過去問を解いてるだけで合格レベルまで持っていける試験だと私は思っています。

ビル管理士試験に合格出来る人の基準

例えば、3冷や電工二種をお持ちの方でしたら、もう一度イチから勉強して3冷や電工二種をとる自信はありますか?

上記の資格に絶対に受かる自信がないという方には、ビル管理士は厳しい試験だと思います。

そういう方の場合は大人しく講習取得の道を選びましょう。

しかし勉強すれば3冷・電工二種ともに、何回でも合格出来る自信のある方でしたら、ビル管理士は絶対に合格できます。

ビル管理士の勉強量

ビル管理士試験のボリュームは、ビルメン4点セット全部の勉強量と同じくらいです。

問われている知識のレベル(難しさ)は、一部難しい知識もあるため第三種冷凍機械責任者レベルといったところでしょうか。

ビル管理士はビルメン三種の神器なんて呼ばれ方をして、電験三種と同レベルの上位資格みたいな扱いを受けていますが、難易度は電験三種と全く違いますのでご安心ください。

なぜビル管理士試験は上位資格にランク付けされているのか?

ビル管理士試験の難易度は高くないはずなのに、何故上位資格とされているのでしょうか。

それには二つの理由があると思います。

①ビル管理士試験の問題数

1つ目はビル管理士試験の問題数が多いことです。

先ほども少し触れていますが、ビル管理士試験は範囲がとても広いです。

この範囲の広さは曲者で、危険物取扱者乙種4類とかなら1ヶ月くらい勉強を継続すれば余裕で受かるのですが、ビル管理士は最低でも3ヶ月程度は勉強します。

今まで4点セットしか勉強したことがない人の場合、3か月も同じような勉強を継続していると途中で飽きて放置してしまうのです。

仮に飽きなかったとしても、長い勉強期間の中で1週間くらい何もしない時期を作ったり、途中で手を抜いたりする人もいるでしょう。

流石にこれでは受かることは難しいです。

②実務経験が必要

ビル管理士試験を受験するには、ビルメンとして働いた実務経験が2年必要です。

4点セットや電験三種、消防設備士などは実務経験不要で受験することが出来ましたので、受験するためのハードルの高さもビル管理士が上位資格にランク付けされている要因と言えると思います。

実務経験に関しては、素直にビルメンとして働くしかないので頑張りましょう!

ビル管理士が簡単に思えてきたでしょうか?

さて、これまでの説明を読んでいただければ、ビル管理士自体はそんなに難しい資格ではないことが分かって頂けたと思います。

難易度自体は高くないので、愚直に勉強を継続することが出来れば絶対に受かるという事です!

ビル管理士の勉強時間

勉強を継続するうえでに大切なことは、取る資格の平均的な勉強時間を知ることです。

なぜ勉強時間を知ることが大切かというと、勉強のスケジュールを立てるためです。

試験に受かる人は、試験までに何時間勉強出来そうか考えて一日の勉強時間を決めています。

もちろん仕事が忙しくて勉強時間が少なくってしまう日もあると思いますので、スケジュールを立てるときはある程度余裕を持つことも必要です。

ネットで公表されている勉強時間

ネットでいくつかの情報を調べると、ビル管理士の勉強時間は90〜1000時間と幅広く出てきました。

こういうのって困りますよね。

90時間で合格というのは不可能だとは思いませんが、確実に合格したいなら少なすぎると思います。

そもそも、ビル管理士の試験は午前午後合わせて6時間、合計180問出題される試験です。

それだけ問題数があるということは、過去問を一周するだけでもかなりの時間を要します。

また、どのビルメン資格であっても、過去問は最低3周、出来れば5周はしたいところです。

さらに、過去問の周回だけでは暗記出来なかった問題を復習する時間も必要です。

これらをすべてやろうとすると、90時間ではほぼ不可能です。 

また1000時間は電験三種レベルの試験で必要な勉強時間なので、こんなに勉強するのは非効率です。

ビル管理士の正しい勉強時間

では、どのくらいの時間が妥当かというと、3ヶ月で200時間くらいが妥当であると私は考えます。

とりあえず200時間勉強出来れば良いので、3ヶ月という期間は気にしなくてもOKです。

なので、今から勉強される方も200時間の勉強時間確保を目指して計画を立ててみてください。

ちなみにこれ以上長い時間勉強をしようとすると、勉強に不慣れな人は飽きてしまいますね。

飽きずに無理なく勉強が継続出来て、合格できるレベルまで持っていける勉強期間が3か月200時間であると私は考えています。

ちなみにビルメン資格ではないですが、宅建もこのくらいの勉強時間で合格できる試験です。

ビル管理士に必要な勉強時間:最低200時間

ビル管理士の勉強方法や勉強を継続するコツ

ビル管理士は3ヶ月(200時間)で合格出来ると説明しましたが、3ヶ月(200時間)でも勉強を継続することは大変です。

しかし資格を取れば、ビルメンにとってメリットがあまりにも大きいので頑張りたいところです。

そこで私が考える勉強方法や勉強を継続するコツを紹介します。

ビル管理士の勉強方法①スケジュールを立てる

試験日までの残されてる勉強時間を考えてスケジュールを立ててください。

先ほども出ましたがビル管理士に合格するためには200時間程度の勉強が必要ですので、仕事の日、休みの日でそれぞれ勉強できる時間を設定していきます。

このとき、週一くらいは何もしない日(あそんでも良い日)を設定したほうがストレスを軽減でき勉強を継続出来ると思います。

無理無く継続出来る勉強時間を設定し、長い勉強期間を乗り切りましょう。

ビル管理士の勉強方法②勉強出来ない日があっても気にしない

勉強期間が長いため、仕事やプライベートの都合で勉強が全く出来ない日も出てきます。

スケジュールを立てた手前、思い通りに勉強出来ないと落ち込むかもしれませんが、休みの日に倍の時間やるとかすれば調整することは可能です。

数日勉強をサボったりしても気にしないようにしましょう。

ビル管理士の勉強方法③勉強時間を徐々に増やす

これもスケジュールを立てることと関連しますが、いきなり平日に3時間とか勉強するのは不可能です。

最初は1日1時間くらいから勉強を始めて、試験直前期は一日4時間以上勉強すると効率が良いです。

ビル管理士の試験は、ほぼ暗記だけで受かります。

ようは記憶するだけで得点アップに繋がるということです。

直前期に覚えた知識はすぐに忘れないので、直前期に頑張ると本番の試験での得点を稼げますよ。

ヘタ・レイ

一夜漬けみたいな勉強方法を勧めているわけではないですからね!
日々の積み重ねがあるからこそ、最後の追い込みが活きてくるのです。

ビル管理士の勉強方法④隙間時間を有効活用する

働いていると家の中で机に向かって勉強する時間の確保は難しいと思います。

そのため、出勤中や仕事の休憩時間など隙間時間に暗記をガッツリやります。

そういった時間も含めれば200時間は何とか達成できると思います。

外出中でも勉強が出来るよう、自分なりに勉強のツールを工夫してください。

私はスマホで問題集の写メを撮ったり、Excelでまとめた暗記シートを印刷してポケットに入れて勉強してました。

ビル管理士の勉強方法⑤資格取得したあとのことを想像する

資格取得したあとは、昇給や昇進、待遇の良いビルメン会社に転職したりなど自分にメリットがあると思います。

このメリットを想像することが大切です。

それに資格取得すれば、この辛い勉強からも開放されますしね。

ビル管理士の勉強方法⑥ネガティブな意見は聞かないように!

勉強をしていることを周りに知られると、ビル管理士を取っても意味無いとかネガティブな意見を言われることもあると思います。

そういう意見はシカトしましょう!

私は業務独占資格の中で意味が無いものなんて存在しないと思っています。

ビル管理士も業務独占資格ですので、自信を持って勉強してくださいね!

業務独占資格って?

国家資格の分類の一つ。その資格を有する者でなければ携わることを禁じられている業務を、独占的に行うことができる資格のことです。

ビル管理士合格に一番大事なことをは根性です

長々と書いてきましたが、一番大事なのは根性です笑

とくに過去問を5週くらいすると、かなりの問題数を暗記してしまってると思います。

しかし、それでも復習のために過去問を解かなければ、せっかく暗記した記憶は薄れていきます。

同じことを繰り返すことは苦痛でしかないので、これを乗り越えるには根性しかないです笑

合格者はみんな辿ってきた道ですので、最後まであきらめずに頑張ってください!

ビル管理士の勉強に必要な教材

私はビル管理士の試験でテキストは不要だと考えていますが、不安ならテキストも購入してOKです。

ただしメインで使う教材は過去問なので、過去問を最低5周はしてくださいね。

★オススメのテキストと過去問

ちなみに、高額な通信教育の教材などはなるべく買わないようにしてください。

どの教材で学習しても結局過去問をやることになります。

余計な教材で勉強したことにより過去問がおろそかになると、合格から遠のいてしまいますよ!

★過去問を暗記してしまったら、私が作成したオリジナル一問一答問題に挑戦してみてください。過去問を極めた人なら満点取れるはずです!(これで満点取れないと過去問を極めたとは言えません)

この記事を書いた人

ヘタ・レイ(ビルメンYouTuber&ブロガー)
経歴:20代はニート・フリーター、その後ビルメンに転職して業界歴は10年以上
保有資格:電験三種、ビル管理士、行政書士、宅建士、電工一種、危険物乙4、消防設備士、2級ボイラー技士、2種冷凍機械、日商簿記2級、FP2級など。