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転職グセのある人向けの最初のビルメン会社の選び方!

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今回は転職グセのある私が、現在未経験だったとしたらどのようなビルメン会社を選ぶかについて、理由とともにお話します。

私はビルメン会社だけで6社近く経験してます・・・

クズ人間の私の考えなので真似してくださいとは絶対に言えませんが、ビルメンに転職を考えている根性無しの方には参考になる内容だと思いますので是非ご覧いただければと思います。

この記事はこんな方におすすめ
  • 根性が無くてすぐ仕事を辞めてしまう人
  • メンタルが弱い人
  • 最初のビルメン会社で悩んでる人

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さくっと見たい方はYouTubeでご覧ください。

ビルメン会社の選び方(普通のヒト向け)

まず先に転職グセが無い普通の方向けに、最初のビルメン会社の選び方からお話します。

誰でも歓迎のビルメンという職業ですが、未経験者の場合は就職にかなり苦戦すると思ってください。

私も未経験からの転職活動の時は、3~4社くらい受けてやっと底辺独立系で内定を貰っていました。

ということは、何社も受けなくてはいけないため会社選びも妥協が必要です。

しかし、全て妥協していいというわけではなく、絶対に譲れないのがビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)の実務経験が得られる現場に配属されることです。

受験資格に該当する代表的な施設
  • 興行場(映画館、劇場等)、百貨店、集会場(公民館、結婚式場、市民ホール等)、図書館、博物館、美術館、
    遊技場(ボーリング場等)
  • 店舗、事務所
  • 学校(研修所を含む。)
  • 旅館、ホテル
  • 保育所、老人ホーム、病院等
受験資格に該当しない代表的な施設
  • もっぱら倉庫
  • 駐車場
  • 工場(浄水場、下水処理場、清掃工場、製造工場等)等の用途に供されるもの。
  • その他特殊な環境(通信施設、発電所等)にあるもの。

上記には無いですが、巡回型ビルメンも実務経験になりませんので注意してください。


とりあえず、常駐現場(商業施設、オフィス、病院、ホテル)に配属されてれば基本的には大丈夫だと思います

極端な話ですが、転職グセのあるなし関係なく、ビル管理士の実務経験が得られない現場に配属されてしまったらそのビルメン会社は辞めるという選択肢を選んでも良いかなと思います。

私が現在未経験でビルメンでビル管理士を持っていない状態で巡回型ビルメンに配属されたら、すぐに転職すると思います笑

なお、これまでの話は中途の転職者用です。

新卒ビルメンの場合は、資格を取らなくても昇給もありますし与えられた仕事をこなしていくほうがいいです。

それが本来の社会人の姿だと思いますし親も喜びます。

系列で新卒入社のビルメン会社社員もたくさん見てきましたが、みんな巡回部門でも施工管理部門でも必死に働いていました。

内心は常駐に行きたかったらしいですけどね・・・。

ビルメン会社の選び方(転職グセのあるヒト向け)

転職グセがある人の場合、なるべく労働環境が良い現場に行きたいです。

ちょっとでも嫌なことがあると辞めたくなりますからね。

とはいえ、楽な現場と言われている新築のオフィスビルのような当たり現場のような求人はほとんど見たことがないです。

そういう神現場の求人が出てくるのをずっと待ってると、いつまで経ってもビルメンに転職できません。

そのため、未経験ならば以下の3つの条件に当てはまってれば、他に嫌な部分があっても妥協して勤務したほうが良いです。

➀ビル管理士の実務経験が積める

先ほども説明していましたが、ビル管理士の実務経験だけは必須です。

求人の時点で配属現場が判明している場合もあるので、なるべくそういった求人を探して面接を受けてみると良いと思います。

➁人間関係がそれなりに良い

人間関係に関しては、入社してみないとわからないので難しいところです。

ただ、変な人が多いと言われているビルメン業界ですが、私の経験から他人に対して攻撃的な人は少ないと思います。

むしろ暗い人(陰キャ)が多いので、うまく意思疎通が出来ず言葉足らずの発言をしてしまい相手に誤解を与えてしまっている人が多いです。

そういう方とは時間をかけてコミュニケーションを取っていけば、相手の本心がわかり意外に仲良くなれたりするので、コイツ変だなと思っても最初は我慢して働いてみても良いのかなと思います。

③資格の勉強時間が確保できる

転職グセがある人にとって資格はとても重要です。

転職グセがある人が資格を取らなければいけない理由
  • 別のビルメン会社に転職する際に、職歴ではなく資格でアピールする必要があるため
  • 同じ会社で長期間働かないため、昇給ではなく資格手当で給料を上げる必要がある

ビルメンやるだけなら、電工二種や4点セットだけでも資格は十分と言えますが、転職グセがある人は3種の神器(電験三種、ビル管理士、エネ管)のうち2つは取得しておきたいところです。

ということは、資格取得のための勉強時間の確保が出来る現場に配属される必要があります。

ただし、2chのビルメンスレとかで言われている仕事中にずっと資格の勉強が出来るような現場である必要はなく、巡回や点検の合間の隙間時間などを利用して勉強が出来るだけでも十分です。

また、残業が少なければ自宅でも勉強出来ますので、残業の少なさも大切です。

いずれにしろ、難易度の高い資格の取得を狙うなら1日3時間くらいは勉強時間を確保したいところですので、仕事中や自宅で勉強時間を確保できる現場に配属される必要があります。

私は忙しいと言われている商業施設ビルメンだったときも、巡回中の機械室で椅子に座って勉強したりしてました。
忙しいと言っても、所詮はビルメンなので隙間時間はいくらでも見つけられると思います。

それでも超激務現場も存在するとは聞いてますので、そういった現場に配属されてしまった場合は転職してしまうほうが良いと思います。

さすがに転職グセがある人が、激務現場に配属されてビル管理士に必要な実務経験2年に耐えられるとは思えませんので。(※一応ビル管理士の実務経験は、他の会社にうつって合算することが可能ですが、1年持たずに辞めた会社に実務証明書を書いてもらうのは結構厳しいものがります・・)


上記①~③くらいの条件でしたら、そんなに難しくなく求人を探すことは可能だと思います。

求人をしっかり読み込み転職活動をしてみてください。

以下の記事で私のおススメのビルメン転職サイトを紹介していますので、登録したことがない求人サイトがありましたら是非使ってみてください。

平均的な残業時間や配属される現場が載っている求人もありますので、求人が探しやすいと思います。

待遇面の話

先ほどの章では妥協も必要だと説明しましたが、お金のために働く以上は給料など譲れない最低限のラインもあると思いますので、ここではそちらを説明したいと思います。

①年収

関東限定で話せば、残業抜きで年収300万円は最低でもほしいところです。
※関東でフルタイムで年収300万円もらってない正社員ビルメンの方がいたら、会社に搾取されすぎなのですぐに転職したほうが良いです。

たまに200万円台で募集している求人もありますが、さすがにその年収だとアルバイトしたほうがマシですし、昨今の物価の高騰に耐えられないと思います。

そのため、最低でも年収300万円は維持しましょう。

他の地方にお住いの方であっても、ご自身のお住いの地域でアルバイトした場合の年収を超えるくらいは稼げるようなビルメンを求人を探すようにしてみてください。

いくらビルメンが低年収とはいえ、せっかく国家資格も取得して働くわけですから、あまりにも安い給料で働く必要はないと思います。

②年間休日

最低でも102日。欲を言えば110日以上の現場を探しましょう。

もちろん多ければ多いほど良いのですが、未経験入社ですので上記の日数付近が妥協しても良い最低ラインかと思います。

むしろ、上記日数を下回っている求人は休みが少なすぎるので応募しないほうが良いです。(そういう会社は無くなったほうが良いので応募しないでください)

③福利厚生

たまに社会保険に加入していることを福利厚生があるとか謳っている会社がありますが、これは当たり前のことなので論外です。

福利厚生は、その人の生活スタイルにもよると思いますのでどんなものが良いとか言えませんが、ベネフィット・ワンはお勧めできるかもしれません。

ホテルに格安で泊まれたり、安く食事が出来たり誰でも恩恵が受けられます。

保養所を2,3か所持ってる会社もありますが、同じところに何度も旅行なんて行きませんので汎用性のあるベネフィット・ワンのほうがお得だと思います。

とはいえ、ビルメンなり立ての頃は勉強も忙しいですし福利厚生を利用する機会って少ないんですけどね・・。

④〇〇手当とか

ビルメンの場合、資格手当、宿直手当、住宅手当、家族手当など給与に手当てがつきます。

これらの手当の相場について質問を受けることがありますが、正直なところ高ければ高いほど良いとは思いますが、その分基本給が低かったら意味がないので、こういったものは年収に合算して考えてみてください。

先ほど年収300万円以上が最低ラインと言いましたので、資格手当など合算して年収300万円をクリアしてれば良いと思います。

ただし、宿直手当はあまり当てにしないほうがいいかもしれません。

私は過去に宿直手当で稼ごうと入社した会社があったのですが、いざ入社してみたら日勤班に回されてしまい、想定していた年収よりも低くてガッカリしたことがあります。

なので、資格手当、住宅手当、家族手当のように確実にもらえる手当のみ年収に入れて考えたほうがいいかもしれません。

以下の記事では、ビルメンの資格手当の相場を紹介していますので参考にしてみてください。

最終的にはこんなビルメン会社へ

今回は未経験からの入社を想定しているため、かなり妥協しています。

なので、私が未経験だったら実務経験を詰むための妥協できる最低ラインということで、かなりゆるい条件にしてみました。

最終的には転職グセがある人でも残業抜きの年収で400万円以上、年間休日120日以上の会社を狙っていきたいところです。

資格と経験年数が揃っていれば上記の待遇は十分に狙っていけます。

まとめ

最初の会社選びは心配になると思いますが、とりあえず入社してみることをお勧めします。

私自身も、最初の現場はハズレ現場でしたが、転職をして良い現場に巡り合えた経験もありますので、入社してみないとわからない部分が大きいです。

資格さえ取っておけば転職は容易ですので、恐れずにビルメン業界へ飛び込んでみてください。

失敗しても何度でもやり直しできます。

この記事を書いた人

ヘタ・レイ(ビルメンYouTuber&ブロガー)
経歴:20代はニート・フリーター、その後ビルメンに転職して業界歴は10年以上
保有資格:電験三種、ビル管理士、行政書士、宅建士、電工一種、危険物乙4、消防設備士、2級ボイラー技士、2種冷凍機械、日商簿記2級、FP2級など。