【令和6年度上期】第一種電気工事士試験の合格率発表!【2024年】
令和6年7月26日、第一種電気工事士技能(実技)試験の合格発表がありました!
第一種電気工事士は今年度から試験が年2回実施となりましたが、難易度や合格率に影響はあったのでしょうか。
この記事では令和6年度上期の第一種電気工事士試験の合格率や、直近の試験との比較などを紹介したいと思います!
★ビルメンに第一種電気工事士が必要かどうかについては以下の記事で紹介しています
第一種電気工事士(2024年度上期)技能試験の合格率
令和6年(2024年)7月26日(金)に合格発表がありました。
試験センターのサイト→https://www.shiken.or.jp/press/denkou/denkou1/r06/2024_P_kamikiginou_5643876.pdf
第一種電気工事士(2024年度上期)技能試験の合格率 | ||
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受験者 | 11,589人 | |
合格者 | 6,607人 | |
合格率 | 57.0% |
第一種電気工事士(2024年・令和6年)技能試験の合格率は57.0%でした!
前回の令和5年の合格率が60.6%でしたので、合格率は3.6%下がったようです。
合格率は下がりましたね。
試験が年2回実施に変更されたことは関係あるのでしょうか・・。
第一種電気工事士試験「過去5回分」と比較(平成30年~令和6年)
以下は、過去5回分の第一種電気工事士試験の結果との比較です。
学科試験と技能試験の結果をそれぞれ掲載しています。(左が学科試験、右が技能試験)
年度 | 学科 受験者 | 学科 合格者 | 学科 合格率 | 技能 受験者 | 技能 合格者 | 技能 合格率 |
令和6年(上期) | 11,997 | 7,112 | 59.3% | 11,589人 | 6,607人 | 57.0% |
令和5年 | 33,035 | 20,361 | 61.6% | 26,143人 | 15,834人 | 60.6% |
令和4年 | 37,247 | 21,686 | 58.2% | 26,578 | 16,672 | 62.7% |
令和3年 | 40,244 | 21,542 | 53.5% | 25,751 | 17,260 | 67.0% |
令和2年 | 30,520 | 15,876 | 52.0% | 21,162 | 13,558 | 64.1% |
令和元年 | 37,610 | 20,350 | 54.1% | 23,816 | 15,410 | 64.7% |
★さらに過去の合格率や受験者数を知りたい方は以下の記事をご覧ください↓
第一種電気工事士(技能試験)の合格率推移(グラフ)
電工一種(技能試験)の合格率の推移をグラフにしました。
一目瞭然ですが、合格率は年々減少傾向にあります。
さすがに合格率が50%を切ることは無いと思いますが、試験は年2回実施になりますので採点が厳しくなる可能性はありそうですね。
第一種電気工事士(技能試験)の受験者数推移(グラフ)
電工一種(技能試験)の受験者数の推移をグラフにしました。
受験者数は大きく減少していますが、これは試験が年2回実施に変更されたことが原因です。
そもそも学科試験の時点で去年の3分の1程度の人数しか受験していなかったため、今回の技能試験の受験者が少ないのは当然ですね。
学科試験の受験者が少なかったのは、上期の学科試験の受験方法がCBT方式しかなかったためだと思われます。(CBT方式は不人気)
下期は筆記方式でも受験できるようになるため、受験者は大きく増加するはずです。
参考までに合格者数の推移も載せておきます。
来年以降も上期試験がCBT方式でしか受験できない場合、このグラフは極端なギザギザを描くことになりそうです。
個人的にはCBT方式のほうが手軽に受験出来てオススメなんですけどね。
第一種電気工事士の次は電験三種を目指してみませんか?
第一種電気工事士試験おつかれさまでした。
不運にも今回の試験で不合格だった方は、下期の試験でリベンジしましょう。
今年度から第一種電気工事士は年2回実施されるようになりましたので、取得できるチャンスが格段に増えました。
次は絶対に合格出来るように、早めに技能試験の練習を始めましょう!
なお、今回の試験で電工一種に合格出来た方は、難易度が低下している電験三種に挑戦してみてはいかがでしょうか。
近年の試験は過去問の使い回し問題が増えており、20年程度の過去問を完全に覚えることでほぼ合格出来るようになりました。
ただし、この状況がいつまでも続くとは限りませんので、今のうちに取得しておくことをオススメします!
※電験三種の次回試験の試験申し込みは11月11日からです。
令和6年上期の電験三種CBT試験を受験された方から、以下のような情報を頂いていますので、試験センターが若干対策してきている可能性があります。早めに取得したほうが絶対に良いです。
・新問題の割合が増えている
・回答の選択肢の順番が入れ替えられている
★電験三種の過去問丸暗記突破法については以下の記事で解説しています。
★他にもビルメン関連の資格はたくさんありますので、欲しい資格が決まっていない方は以下の記事で紹介している資格から選んでみてはいかがでしょうか!
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