【消防設備士乙種6類の問題集と参考書】オススメの教材をコスパ重視で紹介!
消防設備士乙種6類を取りたいんだけど、教材は何を買えばいいの?
消防設備士の資格を取得する理由は様々だと思います。
ビルメンであれば資格手当で稼ぐため、防災屋で働いていれば仕事で使うため、現在は全く関係無い仕事でも将来の保険のために取得する方もいることでしょう。
どんな理由であれ、資格を取得するなら効率良く短期間で勉強したいですよね。
というわけで、この記事では消防設備士乙種6類を取得するために必要な教材をコスパ重視で紹介したいと思います!
消防設備士乙種6類とは
教材紹介の前に、消防設備士乙種6類がどんな資格なのか紹介しておきます。
会社からの指示などで、よくわからないまま消防設備士乙種6類を受験しようとしている方は、ここで概要を掴んでおいてください。
以下の表は、消防設備士資格の分類です。
消防設備士の分類 | ||||
乙種・甲種1類 | 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備 | |||
乙種・甲種2類 | 泡消火設備 | |||
乙種・甲種3類 | 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備 | |||
乙種・甲種4類 | 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備 | |||
乙種・甲種5類 | 金属製避難はしご、救助袋、緩降機 | |||
乙種6類 | 消火器 | |||
乙種7類 | 漏電火災警報器 |
消防設備士は機器の種類に応じて資格が大きく7種類に分類されており、乙種6類は消火器の点検・整備が出来る資格になっています。
以下の写真はヤマトプロテック㈱から販売されている消火器の写真です。(引用元:ヤマトプロテック)
蓄圧式消火器はビルなどでもよく見かけますが、二酸化炭素消火器や移動式消火器を見たことがある人は少ないのではないでしょうか。
消防設備士乙種6類の試験では、こういった消火器の種類や用途などの知識から、消火器を設置する用件、消防関係の法律などの知識が問われます。
合格に必要な勉強時間
消防設備士乙種6類は50時間程度勉強すれば合格が可能です。
1日2時間の勉強が可能であれば、1か月あれば十分ですね。
もっと短い時間で合格している方もいますが、確実に合格したければ最低50時間勉強出来るように余裕をもって試験の申込をしましょう!
受験申し込みは消防試験研究センターで受付ています。
試験日
消防設備士乙種6類は人気資格のため、全国各地で頻繁に試験が開催されています。
試験回数が多い東京試験会場であれば、2か月1回くらいのペースで実施されているので欲しくなったらいつでも受験出来ます。
地方は試験回数が少ないですが、他県での受験も可能なので交通費を気にしなければ受験チャンスは多いです!
消防設備士乙種6類にオススメの参考書・問題集
それでは消防設備士乙種6類の勉強にオススメの参考書と問題集を紹介します。
ちなみに参考書と問題集を別々に購入する必要は無く、基本的に問題集のみか問題集+参考書が1冊にまとまった教材を購入するようにしてください。
勉強方法ですが「いきなり問題集に掲載されている問題を解いていき、分からない問題はその都度解説を読みこむ」これの繰り返しです。
本番の試験では問題集に掲載されている問題とほぼ同じモノが出題されるため、問題集を解説も含めて暗記することが合格への近道になるのです。
【おすすめ参考書&問題集一覧】
- 【公論出版】消防設備士第6類
- 【弘文社】わかりやすい!第6類消防設備士試験
- 【U-CAN】ユーキャンの消防設備士 第6類速習テキスト&予想模試
- 【ノマド・ワークス】試験にココが出る! 消防設備士6類 教科書+実践問題
解いた問題の種類が多ければ多いほど本番では有利なので、出来れば問題集を2冊買うことをオススメします。
【公論出版】消防設備士第6類
消防設備士の勉強=公論出版と言われるくらい鉄板の書籍です。
私のYouTubeチャンネルのリスナーさんからも高く評価されていて、ほとんどの人がこの本を使って勉強しています。
テキスト&問題集という構成ですが、問題の量も十分なのでコレ一冊でも合格出来る力が身に付きます。
下のAmazonリンクからサンプルを見ることが出来ますよ!
【公論出版】消防設備士第6類 | ||
オススメ度 | ★★★★★ | |
特徴 | 過去に出題された407問を収録 試験問題をジャンル別に区分して収録しています。 本書の「テキスト」を読み、「過去問題」を解いて、「正解&解説」でチェックする、という流れを繰り返すことで、意識せずに暗記することができます。 | |
ページ数 | 396ページ |
購入者のクチコミ
Amazon
- 1ヶ月位、問題だけを解いて暗記して合格しました。
実技は1問だけ知らない問題が出ました。
ここの参考書だけで、ボイラー2級、危険物乙4、今回の消防設備士乙6を取らしてもらいました。- 仕事上、この資格が必要になり、何か良いテキストは無いかと探していたところ他の方々のレビューが良かったので購入。
結果、1発で合格(筆記は90%、実技は85%)できました。
表紙の下側に書いてある通り、繰り返しの類題で意識せず暗記できます。
これ一冊で参考書(テキスト)、問題集の役割を果たしていますので繰り返し読み込み、繰り返し問題を解いていけば問題なく合格できると思います。
とにかく全く同じ問題が試験で何問も出題され驚きました。- ビルメン5点セットの為に購入。
運が良かっただけかもしれませんが、本試験では全問題が過去問でした。
34/35で合格しビルメン5点セットの中ではダントツで簡単な試験でした。
この本の過去問覚えておけば合格出来ます。頑張って!
【弘文社】わかりやすい!第6類消防設備士試験
公論出版の次にオススメなのが、弘文社のわかりやすいシリーズです。
著者である「工藤 政孝」さんの苗字を取り、工藤本という名称で呼ばれることも多いです。
こちらは参考書と問題集に分かれており、じっくり勉強したい方向けといえます。
もちろん参考書を買わずに問題集だけで勉強しても大丈夫です。
私も工藤本を買いましたが、参考書は買わずに問題集だけで勉強していましたよ!
下のAmazonリンクからサンプルを見ることが出来ますよ!
【弘文社】わかりやすい!第6類消防設備士試験 | ||
オススメ度 | ★★★★☆ | |
特徴 | この1冊で合格できる「最強の消防設備士攻略本」!最新を追い求めて進化しました。豊富な問題と詳しい解説!巻頭カラーページで鑑別対策が充実!重要問題270問収録でパワーアップ! 1. わかりやすい解説 加筆、修正した部分においても、解説は従来どおり、できるだけ詳細かつ、わかりやすく解説するように努めました。特に本試験に関係ありそうな部分には、できるだけその注意を喚起するよう、一筆書き加えてあります。 2. イラストや図の多用 今までと同じく、イラストを用いて説明できるものは、できるだけイラストにして、理解が進むよう配慮してあります。 3. 暗記事項について 本書は、第6類消防設備士における必須暗記事項を「ゴロ合わせ」にすることにより、丸暗記する際の精神的労力を少なくし、さらに、その「ゴロ合わせ」をイラスト化することで暗記力の増大をはかってきましたが、この部分については、従来どおりの内容を継続しています。 4. 問題の充実 冒頭にも触れましたが、今回も出題範囲をできるだけ網羅するよう、最新の出題傾向に沿った多くの練習問題を可能な限り取り入れました。 5. 実技試験の充実 実技試験では、写真を提示してその名称や使用目的を問う問題が出題されます。本書ではそれに十分対応できるよう、写真や部品などの写真を豊富に使用してありますが、特に「実戦編」においては、ほぼ本試験と同じ内容とスタイルを採っていますので、模擬試験として十分に使える内容となっています。 | |
ページ数 | 376ページ |
購入者のクチコミ
Amazon
- 1ヶ月位、問題だけを解いて暗記して合格しました。
実技は1問だけ知らない問題が出ました。
ここの参考書だけで、ボイラー2級、危険物乙4、今回の消防設備士乙6を取らしてもらいました。- 仕事上、この資格が必要になり、何か良いテキストは無いかと探していたところ他の方々のレビューが良かったので購入。
結果、1発で合格(筆記は90%、実技は85%)できました。
表紙の下側に書いてある通り、繰り返しの類題で意識せず暗記できます。
これ一冊で参考書(テキスト)、問題集の役割を果たしていますので繰り返し読み込み、繰り返し問題を解いていけば問題なく合格できると思います。
とにかく全く同じ問題が試験で何問も出題され驚きました。- ビルメン5点セットの為に購入。
運が良かっただけかもしれませんが、本試験では全問題が過去問でした。
34/35で合格しビルメン5点セットの中ではダントツで簡単な試験でした。
この本の過去問覚えておけば合格出来ます。頑張って!
【U-CAN】ユーキャンの消防設備士 第6類速習テキスト&予想模試
U-CANが出版しているテキスト&予想模試です。
こちらは参考書なので本来は不要なのですが、予想模試が付属しているので力試しに使っても良いかなと思います。
また、一番人気の公論出版が問題集しか販売していないため、どうしても参考書を使って勉強したいという方は、こちらのテキストを使ってみると良いでしょう。
繰り返しますが、消防設備士乙種6類の勉強に参考書は必須ではありません。
下のAmazonリンクからサンプルを見ることが出来ますよ!
【U-CAN】ユーキャンの消防設備士 第6類速習テキスト&予想模試 | ||
オススメ度 | ★★★★☆ | |
特徴 | 重要ポイントを厳選した「消防設備士第6類」の試験対策テキスト。 初挑戦でも取り組みやすい工夫が満載! イラスト・図表を交えて、重要ポイントをやさしく解説しています。 書籍に登場するキャラクターの掛け合いが楽しい1コマ漫画や、ゴロ合わせ・欄外補足など、楽しく学習できて無理なく合格を目指せる1冊。 巻末に収録の2回分の予想模擬試験は試験前の実力確認に最適です。 ★☆★独学でも安心の工夫が満載!★☆★ ―おもな特長― 1)各レッスン冒頭の1コマ漫画で、これから学習する内容やポイントを大まかに学習できる! 2)豊富なイラストやゴロ合わせで、見て、覚えて、楽しく理解できる! 3)項目ごとの「重要度」を3段階で表示。効率的な学習をサポート! 4)章末「確認テスト」で理解度をチェック! 5)「使える!まとめ資料集」は試験直前まで役立ちます! 6)予想模擬試験を2回分収載。解答・解説が別冊だから使いやすい! | |
ページ数 | 304ページ |
購入者のクチコミ
Amazon
- 昨年12月の試験に、この本と公論さんの問題集で合格しました。レビュータイトルとおり、この本だけでは実技の部分でどうしても不足と思いますので、最低はテキストと問題集のセットでの勉強がいいです。この本で特に役立ったのは「使える!まとめ資料集」でした。どの本にもその本ならではの特徴があると思いますが、個人的にはこのパートが非常に役立ちました。強いて言えば、2018年に改定されていますので、そろそろ再改定していただければと思います。何となくですが、実際の試験問題の出題傾向が変わっているように感じたので。そう考えると、公論さんの問題集は毎年更新されますので、その意味でもテキスト+公論さんの問題集が、最強の図書かと感じました。
- いきなり物理から始まり、取っつきにくい内容ですが、字も大きめで図も多く理解しやすい内容です。
- 公論に入る前の基礎固めに良い。語呂合わせが良い。
【ノマド・ワークス】試験にココが出る! 消防設備士6類 教科書+実践問題
ノマド・ワークスから出ている参考書+問題集です。
どちらかというと参考書として使うのに適した教材で、問題集としての分量には不安があります。
そのため、もしこちらの書籍で勉強を考えている場合は、公論出版か工藤本の問題集を別途購入して勉強することをオススメします。
なお、こちらの書籍はAmazonのkindle書籍が出ているので、タブレットなどで勉強したい方に合っているかなと思います。
【ノマド・ワークス】試験にココが出る! 消防設備士6類 教科書+実践問題 | ||
オススメ度 | ★★★★☆ | |
特徴 | 短期間で合格力が身につく! 頻出項目と実践問題をコンパクトにまとめた 定番テキスト&問題集の改訂版登場! 国家資格「消防設備士」の試験は、出題範囲が広く、細かい法令や規格省令がたくさん登場しますが、仕事の合間を縫って勉強する社会人にとって、時間を掛けて全範囲をじっくり学ぶ学習方法はあまり現実的ではありません。 本書は忙しい社会人が、効率的かつ、安心して学習できるように、出題傾向を徹底分析し、よく出題されるポイントを中心に解説し、本試験に近い実践的な問題を多数収録しました。 本文中に多数登場する「ミニテスト」や各章末の「実践問題」で、覚えた内容をすぐに試す構成により、合格に必要な知識を、素早く身につけることができます。 また、初学者でも安心して、効率的な学習できるよう「ここで学習する用語」ほか、「重要度メーター」「もっと詳しくコーナー」「暗記項目マーク」など、さまざまなガイド要素が付いています。 | |
ページ数 | 336ページ |
購入者のクチコミ
Amazon
- 最初のページの方にまとめがあって、これを見ながら各項目を学習しています。試験はこれから
受けますが、大分抵抗がなくなりました。- わかりやすく、まとめられてます
- 過不足なく知識が詰め込まれていると思います。
繰り返せば無理なく合格できます。
消防設備士乙種6類の教材で迷ったらコレを買おう
結局どれを買えばいいのさ!?
さて、先ほどまで紹介してきた書籍ですが、当然全て買う必要なんてありません。
全部買ってたらお金も勿体無いですし勉強時間がいくらあっても足りません。
では、どの教材を買えばいいのか?
私がこれから受験するのであれば、以下の2つの教材を買うと思います。
公論出版と工藤本の問題集ですね。
問題集1冊だけでも合格出来るとは思うのですが、試験問題ガチャで難しい回に当たってしまうと1冊では演習量が不足してしまう可能性もあります。
確実に1発合格したい方は上記2冊で勉強してみることをオススメします。
「問題集1冊だけで合格できますか?」と聞かれてしまうと、絶対に大丈夫と回答するのは怖いですね・・。
まとめ「消防設備士乙種6類はガッツリ1か月勉強しよう!」
消防設備士乙種6類は、危険物取扱者と同じで簡単な資格だから一夜漬けでも合格出来ると言われることがあります。
もちろん一夜漬けでも合格出来た人はいると思いますが、それは単に運が良かっただけで普通は一夜漬けで受験しても確実に落ちます。
試しに参考書を1冊購入して中身を見て頂ければわかると思いますが、1日で理解できる分量ではないことがわかると思いますよ。
というわけで冒頭でも述べましたが、最低50時間以上、勉強期間にして1か月はガッツリ勉強することをオススメします。
合格すれば資格手当が支給されたり、高時給な消防設備士のアルバイトが出来たりもするので良い事尽くめですよ!
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