私の所持資格を難易度順に並べてみた

2022年7月14日

私は仕事が嫌いなので、少しでも楽な仕事につければという思いからいくつかの資格を取得してきました。

この記事では、私が取得してきた資格を難易度順に紹介していきたいと思います。

文系、理系の資格が混在していますので、既に資格をお持ちの方が別の分野の資格に挑戦する際の難易度の指標にして頂ければ幸いです。

YouTubeに動画もありますのでよかったら見てください~。

動画を見る

レベル1

第一種、第二種消防設備点検資格者

試験日地域によって違うが年に1~4回程度
講習費用第一種、二種それぞれ32,384円(科目免除者は30,384円)
受験資格こちらを参照。ビルメンの場合、消防設備士or第二種電気工事士の免許で受講可能です
勉強時間0時間
合格率95%
再講習必要(9910円)/5年ごと。受講しないと免許失効。
おすすめ度★★★
就職先ビルメン、消防設備業者

これは講習で取れる資格ですが、最後にテストがあるので一覧に加えました。

表にもありますが最後のテストは、合格率は9割以上なのでほぼ落ちることはないです。

私はこの資格を会社からの指示でとりましたが一度も使ってません。

なお、1種と2種があり、それぞれ点検できる範囲が違いますが、ほとんどの人が1種2種を同時に受講してるようです。

この資格を持っていると、ほとんどの消防設備の点検ができるようになります。

類似資格で消防設備士というものがありますが、そちらは講習ではなく試験を受けることで取得出来ます。

消防設備士の場合、点検以外に整備、工事などが出来るようになりますので、この資格の完全上位と言えます。

消防設備業者に転職するなら必須の資格といえるでしょう。

自衛消防技術試験

試験日月に2~4回(東京都限定の資格のため東京のみで実施)
受験費用5400円
受験資格無し
勉強時間20~30時間
合格率70%
再講習不要
おすすめ度★★
就職先東京で働くビルメン、警備員

この試験は午前中に筆記があり、午後に実技があります。

筆記はそんなに難しくないですが、実技は実際に消防設備(自火報)などを操作するので、ビルメンになりたてだった私には難しく感じました。

この資格は、会社で取って来いと指示があったので勉強しましたので、会社から聞くまでは資格の存在自体を知りませんでした。

東京都でビルメン又は警備員をやるなら、取っておくと好印象だと思います。

レベル2

3級FP技能士

試験日年に3回(5月、9月、1月)
受験費用8000円
受験資格無し
勉強時間30時間
合格率学科、実技ともに80%
再講習不要
おすすめ度
就職先金融、保険、不動産、税理士事務所など(ただし3級だと厳しい)

とくにやることがなく暇だったので取得しました。

かなり簡単な試験だと思いますが、生きていくうえで大事な税金や社会保障のことなど勉強できるので良い資格かも?

勉強期間は1か月くらいで、学科も実技も95%くらい得点出来てました。

ちなみに私みたいなおじさんがこの資格を取っても就職には全く役に立ちません。

危険物取扱者乙種4類

有名な資格ですね。乙4(おつよん)って略して呼ばれることが多いです。

ガソリンや灯油などの引火性液体を一定以上保管する場合に、この免許を所持した人を選任する必要があります。

この資格は、父親からビルメンを勧められたことにより取得を決意しました。当時は26歳だったと思いますが、未だに正社員に一度もなったことがないダメ人間でした。

勉強期間は1か月くらいで、得点は96点くらいだったと思います。

問題集2冊の内容をほとんど暗記するまで勉強してました。

2級簿記よりは全然簡単でしたね。

危険物の資格は全部で6種類に分かれてますが、就職するには4類だけで十分です。てか、他の類は基本的に使いません。

レベル3

普通自動車免許

これは載せようか迷ったのですが、資格は資格ですので一応載せておきます。ちなみに2021年の新成人の自動車免許取得率は約50%だそうです。しかし、車の維持費は大変です・・・。ただ、私の住んでる地域は車がないと不便ですので手放すことは出来ません。

ちなみに私は高校卒業と同時に教習所に通い、半年くらいかけて取得しました。免許センターで受けた本試験の点数は90点とギリギリでした・・・。危なかった笑

レベル4

2級ボイラー技士

この資格もビルメンへの転職活動をするにあたり、親父から勧められて取得しました。

試験自体は誰でも受けられますが、実務経験が無いと免状を発行できません。実務経験が無い人は、それに代わる講習を受けて実務経験に変えることが出来ます。

ちなみに、免許が必要なボイラー自体を設置しているビルが少ないというのが実情で、当然ですが私もこの資格を活かした仕事をしたことがありません笑

消防設備士乙種6類

こちらも自主的取得しました。消火器の点検などができる資格です。はっきり言って使いませんが、自分の価値を高めるためとりました。

勉強期間は約1ヶ月です。

消防設備士乙種7類

暇だったので、この資格は自主的に取得しました。当時は、やっとビルメン正社員になることができ、嬉しかったので少しでも自分の価値を高めようと必死だった気がします。

ちなみに、7類は漏電火災警報器という消防設備士試験ではマイナーな設備になります。

勉強期間は約一ヶ月でした。電気の問題が出るので電気の勉強をしたい人にもオススメです。

レベル5

第二種電気工事士

有名な資格です。電工(でんこう)なんて略し方をされてます。

こちらも親父から言われて取りました。

この試験は、筆記と実技に分かれており、実技は実際に配線を切断したり、ジョイントしたりと器用さが必要です。ただ、不器用でも丁寧にやれば落ちることはないと思います。

試験勉強をするのに、工具を買ったり、配線などの消耗品をそろえる必要があるため、取得するのに結構お金がかかります。(5万円くらい?)

ビルメンの求人には、電工を所持していることが入社条件となっていることが多いため、ビルメンに転職希望しているなら是非取りたいところです。

勉強期間は筆記実後ともに1か月ずつくらいで十分かと思います。

2級FP技能士

3級受かったので2級も取りました。3級と難易度はさほど変わらないように感じました。

市販のテキスト1冊と無料のFP過去問ドットコムというサイトのみで勉強したので、お金はそんなにかけていません。

ただ、FPは独占業務がないため、簿記と同じようにその知識を有するという証明みたいな資格になります。一応国家資格ではあるので、いずれ独占業務が何かしら出来たら嬉しいのですが・・。

なお、勉強期間は3か月で、学科47点、実技90点でした。

レベル6

消防設備士乙種4類

はい、またまた消防設備士です。4類は自動火災報知設備で、自火報なんて略して呼ばれたりもします。ビル管理として勤務すれば必ず見ることになるでしょう。

ビルメン以外の人だと、自火報って何って感じだと思いますが、建物の天井についている煙感知器および、それを制御している受信盤のことを言います。

ほとんどのビルに設置されているため、消防設備士の中では一番オススメの資格です。

勉強期間は1ヶ月です。

ちなみに、天井についてる感知器は熱で作動したり、煙で作動したりと警報が出る条件が違います。

この資格を勉強することで、それぞれの仕組みがわかります!

レベル7

日商簿記検定2級

簿記は国家資格ではなく検定になります。独占業務などはないため、2級の資格に受かることによるメリットは、その知識を有するということを証明するためだけにあります。

なぜ、この資格を取ろうと思ったかといいますと、当時フリーターだった私は、正社員になるために何か武器になるものが必要だという考えいに至り、知人から簿記二級を取って税理士事務所に就職した人がいると聞いたので、私も簿記を取れば正社員になれるかもしれないという淡い期待を抱いたからです。

決断したら即行動なので、テキストと問題集をすぐに買いました。ちなみに私は3級をすっとばし2級から受けてますが、テキスト自体は3級から買って3級の知識を覚えてから2級の学習に入りました。

ちなみに、勉強期間は3か月で、本番は78点だった気がします。結構ギリギリでしたね。

取得したのは15年近く前なので、今は難易度が上がっているらしく3か月だと受からないかもしれません。

なお、今まで簿記を活かした就職は出来ていませんが、転職(ビルメン含む)の面接で褒められることはあります。少しは効果あるのかな・・?

第二種冷凍機械責任者

ビルメン4点セットの1つです。本当はもう少し簡単な3種でも良いのですが、難易度もそんなに変わらないようなので2種を取りました。

冷凍機もボイラーと同様に免許が必要なビルは少ないですが、知識として持っておくと良いかなと思います。

冷凍機は受験資格とかもないので、いきなり一番難易度が高い一種を受けてもオッケーです。

むしろ、勉強嫌いじゃなければいきなり一種でも良いかも?

勉強期間は3ヶ月です。

なお、冷凍機1種を持っていると、社会保険労務士の受験資格になるようです!

レベル8

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)

ビルメン資格の中で一番コスパが良い資格です。就職もしやすくなりますし、資格手当もまあまあ貰えます。

受験するのにビルメンとしての実務経験が2年必要で、辞め癖がある人にとってこれがきつい笑

条件を満たして取れる人は必ず取りましょう。

勉強期間は3か月くらいが妥当ですが、最近は難易度が上がってきているのでもう少し勉強時間をかけても良いかもしれません。

宅地建物取引士

宅建と呼ばれてる資格です。

会社にナイショで取りに行きましたが、合格したことを会社に報告したら受験料など出してくれました。

不動産の知識は生きていく上で重要な知識なので、勉強して損はない資格です。

また、宅建は有名資格であり、世間的にはそこそこ難易度が高い資格と位置付けられているので、履歴書に書いてあると関係ない職種への応募であっても評価してもらえたりします。

勉強期間は3ヶ月くらいです。得点は自己採点で42点でした。

レベル10

第三種電気主任技術者

電験三種ってやつです。これはビルメン始める前から、いずれは取りたいと思っていた資格でした。

ただ、難しいと聞いてたので、他の簡単な資格を取ってから挑戦することになり、このタイミングで取得しています。

勉強期間は8ヶ月で、4科目ありますが一発合格出来ました。予備知識無しで、これから勉強される方にアドバイスがあるとしたら、一発合格を狙うのであれば、1000時間勉強する覚悟が必要です。

そして、理論という科目にたくさん時間を使ってください。この科目を勉強して、電気の基礎を理解していないと他の科目の理解がスムーズにできません。

なお、テキストも使いましたが、基本的には過去問を何度も解いて練習してました。

行政書士

宅建取得後に勉強開始して、10か月近く勉強しましたが2点足りずに落ちました。

翌年もさらに勉強して、2年目でやっと合格することができました。

初めて資格試験で落ちたので悔しいし、ショックでした。

この資格を使って個人事業主として開業して、生活できるレベルくらいの稼ぎを出したいな・・・。


資格は以上です。

資格マニアみたいになってしまってますが、別に勉強が好きなわけではなく、資格を持っていれば転職が楽になったり、資格手当で収入アップを期待できるというような考えから勉強したにすぎません。

なので、もう十分に資格は取ったと思っているので、今後は資格の勉強はせずに実務の勉強をしていきたいと思っています。