ビルメンの年齢層を公開!若者から高齢者までビルメンは何歳でも転職出来る職業です!

2022年7月27日

ビルメンの情報をネットで調べると、「定年退職後にする仕事」「50歳以上の中高年が多い」などという書き込みを良く見ます。

これが事実なのか、数社のビルメン会社を転職してきた私が実際の現場の年齢層をお答えいたします。

さくっと見たい方は動画でどうぞ!

ビルメンは定年退職した人も働いてるの?

これは事実です。

なお、普通の企業であれば定年退職したあとも同じ会社で嘱託社員のような形で雇用され続けるケースが多いですが、ビルメンの場合は全く違う業種を定年退職され、定年後にビルメンを始める方も多くいます。

私が経験してきた現場でも、元SEや、元営業マンなど色々な職業を経験された方を見てきました。

ビルメンの仕事は身体に負担がかからない業務が多く(中には大変な現場もありますが)、高齢の方でも未経験から始めやすい仕事というのが理由になると思います。

年金支給開始までのつなぎにビルメンをしたり、年金が少ないので生活の足しにビルメンをしたりなど、働く理由は様々だと思います。

なお、この年齢層の方が雇用されるときは契約社員が多かったです。

そのため、正社員より業務内容も単純なものが多く見ていて羨ましかったです。(巡回・検針、点検のみで、事務作業は少なめなど)

私の現場にいたビルメンの年齢

私は短期離職も含めると7社経験していますので、まずは経験してきた現場にいた人たちの年齢を下記にまとめてみます。

会社20代30代40代50代60超
1社目(独立 常駐型)4人2人2人0人0人
2社目(独立 常駐型)2人5人1人0人0人
3社目(系列 巡回型)2人3人2人1人0人
4社目(独立 常駐型)0人4人0人1人5人
5社目(独立 常駐型)0人5人1人0人4人

6社目は系列系でしたが、現場の規模が大きく人数など覚えていません。

ただし、20代の新卒から60代超えまで幅広い年齢層でした。

社歴も様々で、40代で中途入社の方もいました。

7社目は現在の職場のため詳細は言えませんが、社員が8名おり平均年齢は40代後半となっています。

このように、独立系でも若手はいますし、系列系でも中高年の中途入社の方もいました。

ネットのビルメンに高齢者が多いという噂は嘘なのか

先ほどご説明したとおり、実際の現場では20代の方もいるため、中高年以上の方ばかり働いているという情報は嘘になります。

ただし、現場によっては定年退職して年金の足しに働いている方ばかりの現場があることも事実ですので、ネットの情報が完全に嘘ということもないかと思います

先ほどの表ですと4社目の会社は60歳超が5名おり、年齢層が高いですよね。

こちらの現場は公共施設で、業務内容もかなり楽な部類に入りました。

そのため、会社の判断で年配者をその現場に集中して配置した可能性もありますが、実際のところはわかりません。(高齢だからといって楽な現場に配属されると思ってはいけません)

ただ、あの現場で働いていた老人たちが激務現場で業務をバリバリこなせるかというと、絶対に無理だと思います笑(かなり高齢で意思疎通がまともに出来る人たちではなかったです)

いずれにしましても、他の職種と同じようにビルメンの年齢層も様々だということです。

ビルメンには結局どの年齢層が多いの?

今まで経験した現場や応援でいった現場、その他付き合いのあるビルメン会社などを総合して考えてみると、現場で働いているビルメンは30代くらいが一番多いのかなと思いました。

私自身も30代になってからビルメンとして本格的に活動を始めたので、このくらいの年齢から始めるのが良いのかもしれません。

以前のビルメン業界だと、若手の新人が来た場合「こんな業界に若者が来たらいけない」などと現場の先輩から注意を受けるようなこともあったらしいですが、実際に若手もたくさん働いているため、時代が変わったんだと思います。

ちなみに、今回の話とは関係ないですが20代の方でビルメンと別の職種で悩んでる方がいれば、別の職種を経験してからでも遅くはないかと思います。

ビルメンは30代、40代になってからでも正社員として働くことはできますので!

もし若手の方(30代未満)でビルメンに就職したいと思っている方は、下記の記事を参考にビルメンを目指してみてください。

新卒・第二新卒がビルメンに確実になる方法