ビルメン女子っているの?女性がビルメン業界にいるメリットなどを解説します!
ビルメン業界に女性っているの?
仕事が安定してそうなので興味あるんですが。
少ないですが女性ビルメンはいますよ!
最近は新卒でビルメン会社に入社する女性もいるくらいです。
今回は女性ビルメンが本当に存在するのかについて、私の職場にいた女性ビルメンを例にご紹介します。
また女性ビルメンが存在することにより助かることなどもありますので、こちらについても解説したいと思います。
ビルメンに興味がある女性は是非最後まで見ていってください!
私の職場にいた女性ビルメン
これまで投稿してきたYouTube動画やブログの記事などでもお話しておりますが、私が独立大手のビルメン会社で勤務していたときに女性ビルメンと同じ現場になったことがあります。
その方のスペックは以下の通りです。
- 30代
- 経験5年以上
- 主任
- ビルメン4点セット+ビル管理士
主任なので私よりも役職が上でした
なお、その現場は2名で宿直をする現場であったため、男女で夜勤をさせることは出来ないという会社の方針のもと、その方だけ宿直業務は無かったです。
それ以外のことについては特別扱いなどされていなかったため、現場の作業を一緒にすることもありました。
他の男性ビルメンより知識も豊富で感心させられたのを覚えています。
女性ビルメンは夜勤しないの?
女性ビルメンは夜勤しなくていいってこと?
私の現場ではたまたま夜勤をしていなかっただけで、他の現場では夜勤をしている女性ビルメンもいます。
またシフト制の現場であれば土日祝も出勤しますし、脚立を使う業務などにも当然参加します。
ただし、小さなお子さんがいるなど特別な理由があれば、会社側から配慮してもらえるはずです。
女性ビルメンがいるメリット
次に女性ビルメンが存在することにより、現場が助かることを紹介します。
この他にもあるとあると思いますが、私が働いていて感じた事は以下の2つです。
女性ビルメンのメリット➀女性専用スペースでの作業
女性ビルメンがいると、女子トイレ、女子更衣室など女性専用のスペースでの営繕対応を優先的にやってもらえます。
これが一番大きなメリットですね。
基本的に、ビルメンとはビル内の女性従業員達から何とも思われていない、又は嫌われている存在です。
そのため、女性専用のスペースにビルメンが入っていくというのは、とてもハードルが高いのです。
例えば女子トイレの詰まりを直すときは、女性の清掃員と一緒に入室するなどかなり気を使います。
そんなとき女性ビルメンがいれば、堂々と女性専用スペースに入っていって作業してもらえるのでとても心強いです。
仮に女性ビルメンでは手に負えなかったとしても、すでに女性ビルメンが突入しているので、追加で男ビルメンたちが手伝えば良いだけの話です。
ちなみに女性ビルメンは一つの現場に複数人いることは稀なので、その女性ビルメンが不在の時間帯にトラブルが発生してしまった場合は男ビルメンが頑張ることになります。
大きな現場では女性ビルメンが二人はほしいですね・・・。
女性ビルメンのメリット➁職場のパワハラが減る
やはり職場に女性が一人いるだけで、雰囲気は穏やかになります。
普段口調が荒い人も、女性の目を気にしてか優しい口調になったりします。
女性ビルメンではないですが、女性事務員さんがいた現場で働いたこともありますが、この現場も事務員の人がいるときはパワハラ所長も怒鳴ったりはしませんでした。
本当に頭のおかしいパワハラ野郎は別にして、職場に女性がいることで現場の雰囲気が良くなることは間違いないと思います。
女性ビルメンのメリット(ネット情報は本当なの?)
ネットで検索すると、他のメリットとして「女性ならではの視点で細かい部分に気づく」や、「事務作業が得意」などという意見がありましたが、これらはその人の性格によって違うので微妙な理由かなと思います。
世の中にはズボラな女性もいますし、パソコンを使えない女性もいます。
逆に几帳面な男性や、パソコンによる事務作業が大好きな男性もいるでしょう。
というわけで、ネットで紹介されている一部のメリットについては無理矢理当てはめたは感が強いかなと思います。
女性ビルメンは今後増えるのか
ビルメンは肉体労働や汚い作業もあるため、男女比が1:1くらいになるような未来は絶対にありえないと思います。
しかし、今後も女性ビルメンは増え続けると思います。
理由としては、ビルメンそのものの仕事が安定しており、入社するためのハードルが低いわりに頑張り次第ではそこそこの給料を狙うことが可能だからです。
そして、そういった情報がインターネットやYouTubeなどで手に入りやすくなってることがあげられます。(私もYouTube、ブログでビルメンのメリットを発信しています)
また、私のYou Tubeを見ている女性の方で、実際にビルメンへ転職された方もいらっしゃいます。
ちなみに、系列、独立問わず新卒で入社する女性ビルメンもいるくらいなので、今後も間違いなく増えて行くでしょう。
先ほど1つの現場に女性ビルメンは1人しかいないと書きましたが、女性ビルメンが業界に進出してくれば、一つの現場に複数人の女性ビルメンがいるような時代が来るかもしれません。
そのためには、女性ビルメンが働ける現場の環境作り(更衣室を用意するなど)も大切になってきますので課題は大きいです。
★以下の動画はマルイファシリティーズで働く女性ビルメンを紹介したものです。男性ビルメンと同じように点検などをしているようですね。
ビルメンに転職を考えている女性の方へ4つのアドバイス
このブログを見ている女性は少ないと思いますが、もしビルメンに興味を持って転職を考えている方がいましたらアドバイスが4つあります。
転職で失敗しないためにも必ず見ておいてください。
①系列系ビルメン会社を選ぶ
独立系に比べて系列系の方が面接が厳しいため、俗にいう変な人が入りづらくなっています。
セクハラ、パワハラなどを避けるためにもなるべく系列系ビルメン会社を選んで面接を受けてください。
★どの会社が系列系かわからない場合は、以下の記事を参考にしてみください↓
全ての独立系がやばいとは言いませんが、セクハラ老害みたいな奴はいます・・。
②人の嫌がる仕事をする覚悟
ご存知だと思いますが、ビルメン業務の中には人の嫌がる仕事が結構あります。
たとえば力仕事くらいなら我慢出来ると思いますが、汚い仕事や害虫と関わるような仕事は耐えられない人も多いのではないでしょうか。
私も長いことビルメンをやってきましたが、未だに臭いのきつい仕事や害虫関係は抵抗があります。
女性だからこれらの仕事を免除されることはありえないので、人の嫌がる仕事をする覚悟をしておいてください。
★以下の記事ではビルメンの汚い仕事を紹介しています↓
③女性ビルメン自体は需要がある
ビルオーナーとの契約で女性ビルメンを配置するように求めらている現場もあるくらいなので、女性ビルメンの需要はあります。
需要があるということは、スキルが足りなくても良い待遇で雇用してもらえる可能性があるってことです。
転職までの時間に余裕があるなら、年収の交渉をするなど入社する会社を吟味しても良いかもしれません。
なるべく休みが多く年収の高い会社を選びましょう。
年間休日と年収はどのくらいが目安なの?
都内で未経験入社なら年収350万円以上、年間休日120日以上あればホワイト企業ですね!
今回は女性ビルメンが本当に存在するのかについて、私の職場にいた女性ビルメンを例にご紹介します。
★ビルメンの年収アンケート↓
④資格取得は大事
男性ビルメンと同様に資格は取得したほうが良いです。
働きながら勉強するのは大変ですが、隙間時間を見つけて資格を増やしていきましょう。
資格取得のおススメ順番は以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ(女性だからこそビルメン会社選びは慎重に)
とにかく会社選びはとても重要ですので、なるべく待遇の良いビルメン会社を狙いましょう。
私みたいに楽な現場だけを条件にして職探しをしてしまうと、とんでもないモンスタービルメンに出くわす可能性がありますのでご注意ください!
化石のようなお爺さんがいる現場だと、女性には正直きついと思います・・・。
人によっては女性がビルメンに転職することをオススメしない人もいると思います。
しかし、ビルメンは安定した仕事ですし将来性もある業界なので、今回紹介した内容に納得できる方であれば女性ビルメンを目指してほしいです!
以下の記事では、ビルメン転職におススメの求人サイトを6つ紹介していますので、これらを活用してご自身に合うホワイトビルメン会社を探してみてください!
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コメント一覧
なんと!僕の開業後1年以内に女性の電気管理技術者が複数名現れました!!理由は子育てに優位に働くから…自由な時間を持てて子供と接する時間が増える方法を選んだそうです。そんなブログ記事があったのも影響しています。
しかし理工系学力が必要な電験3種を取得したり、そこから更に危険な高圧受電設備に従事したり…ビルメン経由なら案外激務だったのでは?とも思います。中に電気保安法人⇒ビルメン⇒電気管理技術者のパターンもあるので可能性はゼロではなく。
そうなると国家資格取得は3種の神器のどれか1つだけでも持てば強いでしょう。
管技になっても医療福祉など女性が多い現場での低圧機器点検で女性専用スペースに入りやすいのはメリット、男性の同業者もそれで困っていたら融通してくれますよ。まずWin-Winの関係を作るのがミソ、その手の現場は停電点検が平日だから土日に家族に接する機会も上がるはずです…あまりビルメンとは関係ないかもしれませんが(笑)人間関係の構築や細やかな気配りは男女を問わず必要でしょ。
最低でも電工/危険物/消防あたりを取得し自身が付いたら電験で構わないと思います。理系学力に自信があれば電工電験同時もオススメではありますが。