2026年10月4日(日)に、第56回(令和8年度)ビル管理士試験(建築物環境衛生管理技術者試験)がありました。受験されたみなさん、本当にお疲れさまでした。
今回は「難しかったのか、易しかったのか」を感覚ではなく数字で確かめたかったので、令和8年の全180問を令和2〜7年の過去問6年分(1,080問)と1問ずつ照らし合わせました。その結果をもとに、私なりの難易度所感をまとめます。
★現時点での解答速報は以下の記事で確認できます。

- 過去6年分の過去問を解説まで含めてやっていれば正解がわかる問題は180問中124問で、それだけで合格ラインの117問を超える
- 消去法や常識で解ける問題まで含めると148問(約82%)。ただし、答えの番号を覚えるだけの勉強では、ほとんど点にならない
- ただし視聴者アンケートでは、合格率が高かった前年(令和7年)より平均点が約12点低く、難易度は前年よりは難しめというのが私の所感
- 計算上は高得点が狙える回だが、本番の会場では「解けるはずの問題」でも必ず失点が出る。合格には、かなり余裕をもった勉強量が必要

合格基準と最近の合格率
まずは前提の確認です。ビル管理士試験の合格基準は、厚生労働省の発表どおり「全科目の合計が65%以上」かつ「各科目が40%以上」の両方を満たすことです。180問なので、合計は117問以上が必要になります。
最近の合格率は次のとおりです。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年(第55回) | 7,131人 | 2,180人 | 30.6% |
| 令和6年(第54回) | 7,593人 | 1,759人 | 23.2% |
| 令和5年(第53回) | 8,232人 | 1,819人 | 22.1% |
| 令和4年(第52回) | 9,413人 | 1,681人 | 17.9% |
| 令和3年(第51回) | 9,651人 | 1,707人 | 17.7% |
| 令和2年(第50回) | 9,924人 | 1,933人 | 19.5% |
合格率は年によって17%台〜30%台と幅があります。前回の令和7年は30.6%と高めでした。
過去問6年分でどこまで解けるか検証した
検証のやり方はシンプルです。令和8年の各問題について、過去6年分の過去問の知識で解けるかどうかを、次の3段階で判定しました。
- ◎:過去6年分の過去問(解説を含む)をやっていれば、正解がわかる問題
- ○:過去問の知識に、消去法・同じ型の計算・ひと手間の推論・常識を組み合わせれば解ける問題
- ×:過去6年分の過去問の知識だけでは、正解を確定できない問題
「常識で解ける」は、過去問に手がかりがあって、そこに常識を当てはめれば答えにたどり着ける問題だけを○にしています。過去問に手がかりがまったくない問題は、常識で何とかなりそうでも×です。
また、この判定は過去問の問題文だけでなく、私の過去問解説ブログや解説動画の内容まで学習している前提です。問題文の選択肢には出ていなくても、解説の中で説明している知識で解ける問題は◎にしています。その結果がこちらです。
| 科目 | ◎ | ○ | × | ◎+○の得点率 |
|---|---|---|---|---|
| 建築物衛生行政概論 | 12 | 3 | 5 | 75% |
| 建築物の環境衛生 | 13 | 5 | 7 | 72% |
| 空気環境の調整 | 34 | 5 | 6 | 87% |
| 建築物の構造概論 | 11 | 1 | 3 | 80% |
| 給水及び排水の管理 | 27 | 5 | 3 | 91% |
| 清掃 | 16 | 5 | 4 | 84% |
| ねずみ、昆虫等の防除 | 11 | 0 | 4 | 73% |
| 合計 | 124 | 24 | 32 | 148問(82.2%) |
正直に言うと、ここまで過去問でカバーできるとは思っていませんでした。◎だけでも124問で、合格ラインの117問を超えています。◎と○を合わせると148問で、いちばん低い科目でも72%なので、足切りの40%も十分に超える計算です。
ただし「答えの番号暗記」はまったく通用しない
この124問は、「答えの番号」を覚えていれば取れる問題ではありません。同じ問題が同じ選択肢の並びで出ることはほぼないので、「この問題の答えは3」という覚え方は本番ではほとんど役に立ちません。
しかも◎の中には、問題文の選択肢そのものではなく、解説で説明している知識で解ける問題がかなり含まれています。たとえば、局所振動で問題となる周波数(問35)や、エレベーターの地震時管制運転(問99)は、過去問の解説まで読んでいて初めて正解できる問題です。○の24問も、過去問の「ほかの選択肢がなぜ正しいのか・なぜ誤りなのか」まで押さえていた人だけが取れる問題です。
私がいつも「過去問は選択肢ごとに理解しよう」と言っているのはこのためです。今回の試験は、その差がはっきり点数に出る回だったと思います。
本番では「解けるはずの問題」でも必ず失点する
数字だけを見ると「過去問をやっていれば楽勝」に見えるかもしれませんが、そう単純ではありません。
この判定は、試験が終わったあとに、時間をかけて落ち着いて過去問と照らし合わせた結果です。実際の試験会場では、時間に追われ、緊張もある中で、覚えた知識を冷静に整理して消去法を使ったり、常識的な視点で答えを見直したりするのは本当に難しいです。試験が終わってから「落ち着いて考えれば解けた」と気づく問題は、誰にでも何問かあるはずです。
つまり、◎や○の問題であっても、本番では必ず失点が起きます。計算上の148問がそのまま得点になるわけではないので、合格するには「ギリギリ117問に届く」ではなく、かなり余裕をもった勉強量が必要です。
今回うまくいかなかった方も、それは決して勉強が足りなかったからだけではありません。本番の独特の雰囲気の中で実力を出し切るのは、それだけ難しいということです。
視聴者アンケートで見る今年の難易度
過去問との照らし合わせだけでなく、試験後に実施した視聴者アンケート(受験生に各問題で選んだ選択肢を答えてもらったもの)の結果も集計しました。同じ形式のアンケートを前年の令和7年にも行っているので、2年分を比べてみます。
| 正答率 | 令和7年 | 令和8年 |
|---|---|---|
| 90%以上 | 47問 | 30問 |
| 70%以上90%未満 | 81問 | 81問 |
| 50%以上70%未満 | 29問 | 32問 |
| 50%未満 | 23問 | 37問 |
| 回答者の平均点 | 135.6点(75%) | 123.7点(69%) |

正答率90%以上のやさしい問題が47問から30問に減り、50%未満の難しい問題が23問から37問に増えました。回答者の平均点(各問の正答率を合計したもの)も、前年より約12点低くなっています。科目別に見ても、7科目中6科目で正答率が下がっています。
| 科目 | 令和7年 | 令和8年 | 差 |
|---|---|---|---|
| 建築物衛生行政概論 | 73% | 64% | −9 |
| 建築物の環境衛生 | 78% | 68% | −10 |
| 空気環境の調整 | 72% | 68% | −4 |
| 建築物の構造概論 | 75% | 72% | −3 |
| 給水及び排水の管理 | 79% | 72% | −7 |
| 清掃 | 69% | 72% | +3 |
| ねずみ、昆虫等の防除 | 84% | 63% | −21 |

特にねずみ、昆虫等の防除は、前年は全科目でいちばん取りやすい科目だったのに、今年はいちばん正答率が低い科目になりました。行政と環境衛生も10ポイント前後下がっています。
また、この記事の判定ごとに平均正答率を出すと、◎が76%、○が64%、×が42%でした。過去問でカバーできる問題ほど実際に取れている一方で、◎の問題でも124問中28問は正答率が70%を切っています。たとえば問47は、R2-48で同じ形式(熱移動の用語と影響要因の組合せ)が出ているのに、正答率は12%でした。前の章で書いた「◎や○でも本番では失点する」ことが、アンケートの数字にもはっきり表れています。
なお、アンケートの回答者はX(Twitter)利用者が中心で、勉強が進んでいる人に偏っていると考えられます。実際の受験生全体の平均点は、これより低いはずです。回答数も前年より少なく(行政で約92人→約69人)、今年の正答は解答速報の段階のものなので、あくまで傾向をつかむための参考値として見てください。
アンケートの結果は以下のリンクから確認できます(ページを開いたら下にスクロールしてください)
2026年アンケートの結果
2025年アンケートの結果
科目別の所感
取りやすかった科目:給排水・空気環境・清掃
給水及び排水の管理は、35問中×が3問だけで、◎+○の得点率は91%でした。受水槽のオーバフロー管、雑用水の水質基準、雨水利用の管理項目など、過去問とその解説で見たことのある論点がほとんどです。
問題数が最も多い空気環境の調整は、45問中34問が◎でした。密閉型冷却塔の特徴、ボイラの種類、熱貫流の計算など、おなじみの論点がほぼそのまま並んでいます。ここで稼げたかどうかが大きかったはずです。
清掃も84%と高めです。ただし問142は、過去問では「建築物清掃管理仕様書」と呼ばれていたものが「ビルクリーニング仕様書」という名前に変わっていて、中身は同じでも初見に見えてしまう問題でした。
苦戦しやすかった科目:環境衛生・ねずみ昆虫・行政
建築物の環境衛生は25問中7問が×で、今回いちばん新しい論点が多い科目でした。ラドン濃度の季節変動、アスベストの種類、一酸化炭素の大気中濃度の傾向、地球磁場などは、過去6年分では問われていません。
ねずみ、昆虫等の防除は、ツツガムシの生息場所、シラミの変態、超音波防鼠機の周波数などで初出の論点がありました。残りの11問は素直な既出問題ですが、アンケートでは前年から正答率が大きく下がった科目なので、思ったより取れなかった人も多かったはずです。
建築物衛生行政概論は、事務所衛生基準規則や大気の環境基準など、他の法令からの出題で取りこぼしやすい問題がありました。20問中5問が×です。
1問ずつの判定と根拠
ここからは、全180問の判定と根拠を科目ごとにまとめています。科目名をタップすると開きます。根拠の「R2-1」は「令和2年の問1」という意味で、タップすると私の過去問解説ページが開きます。
建築物衛生行政概論(問1〜問20)◎12 ○3 ×5
| 問 | 正答 | 判定 | 根拠(過去問) |
|---|---|---|---|
| 1 | 2 | ◎ | R2-1・R5-1で同じ憲法25条の穴埋めが出題 |
| 2 | 5 | ◎ | R3-1・R6-2で「浄化槽法は国交省・環境省の所管」が出題 |
| 3 | 3 | ◎ | R2-3で「1条校(学校等)は8,000㎡未満なら非該当」が出題。他の施設もR2〜R7で既出 |
| 4 | 4 | ◎ | R5-3で同じ論点(学校・図書館・博物館は限らない、興行場・旅館は限る) |
| 5 | 4 | ◎ | R3-4・R6-3で「付属の駐車場は算入、地下道・変電所・プラットホームは除外」が出題 |
| 6 | 2 | ○ | 正答肢は過去6年では無し(さらに古い過去問にはある)。他の4肢(選任・目的・遵守義務・努力義務)はR3〜R7で既出なので消去法。 |
| 7 | 5 | ○ | スプリンクラーは初出だが、建築物衛生法の範囲で考えれば、スプリンクラーだけが他の選択肢と比べて浮いている点に気づけると思います |
| 8 | 3 | ◎ | R2-7で「気流は0.2m/s以上を測定できる風速計」が出題 |
| 9 | 2 | ◎ | R2-81・R6-82で「冷却塔の汚れの点検は1か月以内ごと」が出題 |
| 10 | 3 | ◎ | R5-125で「雑用水の濁度は2度以下」が出題 |
| 11 | 1 | ◎ | R4-10・R7-11で「管理技術者と登録事業の監督者は兼務できない」が出題 |
| 12 | 2 | × | 初出(登録業ごとの研修要否は過去6年で出題なし) |
| 13 | 3 | × | 初出(学校保健技師の配置先は過去6年で出題なし) |
| 14 | 4 | ◎ | R6-16で「流域別下水道整備総合計画は都道府県が定める」が出題 |
| 15 | 2 | ◎ | R3-17で「興行場の営業は許可制」が出題 |
| 16 | 4 | ◎ | R5-160で廃棄物処理法の条文問題が出題されている。他の科目からの出題だがちゃんと学習していれば問題無い。私のYouTube解説動画でも第一条を全て読み上げている。 |
| 17 | 3 | × | R4-18・R5-18で、浮遊粒子状物質・光化学オキシダント・一酸化炭素・二酸化窒素に環境基準があることは出題。二酸化いおうは未出で、二酸化いおうと窒素酸化物の2択までしか絞れない |
| 18 | 5 | × | 初出(事務所衛生基準規則の悪臭の規定は過去6年で出題なし) |
| 19 | 1 | × | 初出(労働安全衛生法の受動喫煙の規定は過去6年で出題なし) |
| 20 | 3 | ○ | R6-20で「建築確認の際、保健所長は同意ではなく意見を述べる」が出題 |
建築物の環境衛生(問21〜問45)◎13 ○5 ×7
| 問 | 正答 | 判定 | 根拠(過去問) |
|---|---|---|---|
| 21 | 4 | ○ | R2-21・R5-23で同じ形式(臓器系と臓器の組合せ)が出題 |
| 22 | 2 | ◎ | R4-25でほぼ同じ論点(睡眠時代謝量は基礎代謝量より低い) |
| 23 | 3 | ◎ | R2-24で同じ算定式(屋内のWBGT=0.7×湿球温度+0.3×黒球温度) |
| 24 | 1 | ◎ | R4-27で「低湿度でインフルエンザウイルスの生存率が高まる」が出題 |
| 25 | 3 | ◎ | R5-25でほぼ同じ論点(高齢者は冬季の深部体温が若年者より低い) |
| 26 | 1 | × | こんなの過去問に無い!捨て問題でOK |
| 27 | 4 | × | 肢1・2・5はR2〜R7で既出なので消去できるが、3(アモサイト)と4(正答肢)の2択までしか絞れない。正答肢はさらに古い過去問にはある |
| 28 | 5 | ○ | 換気装置肺炎の原因はR2〜R7では出題なし(さらに古い過去問には「好熱性放線菌が原因」がある)。ただ、残留塩素の吸入で肺炎になるなら水道水で加湿すらできない。不自然さに気づければ正解できる |
| 29 | 2 | ◎ | R2-31で「ホルムアルデヒドは酸化力が強い」が誤りとして出題(還元性が強い) |
| 30 | 4 | ◎ | R6-54で「アスペルギルスはカビアレルゲン」が出題。原因はカビであって花粉ではない |
| 31 | 3 | × | 肢1はR5-32、肢2・5はR3-31で既出。過去問の知識だけだと3と4の2択までは絞れる |
| 32 | 5 | × | 一酸化炭素の性質を問う問題はR2〜R7では出題なし(R7-54等は基準値6ppmのみ)。平成29年まで遡れば出題がある |
| 33 | 4 | ◎ | R3-32で「聴力レベルがプラスは聴力が良い」が誤りとして出題(マイナスが良い) |
| 34 | 5 | × | 「一過性聴力閾値上昇」はR2〜R7では出題なし。さらに古い過去問まで遡れば出題がある |
| 35 | 2 | ◎ | R6-36で「局所振動は振動数が大きいほど健康影響が大きい(誤)」が出題。解説で問題となる振動数は約8〜1,000Hzと説明しており、4,000Hz付近は範囲外。私のYouTube解説動画でも話している |
| 36 | 1 | ◎ | R3-35・R6-37で「色を感じるのは錐体」が出題 |
| 37 | 5 | × | 肢1・2・4はR5-38・R6-38で既出なので3と5の2択まで絞れる。R4-38の「地球磁場のような静磁場の曝露による健康影響は知られていない」から地球磁場=静磁場(変動しない)とも読めるが、「地球磁場は時間によって変動しない」という文は初出で、肢5も初出のため確定は難しい |
| 38 | 2 | ◎ | R5-39で「紫外線は皮膚の表層で吸収される(透過性は低い)」が出題 |
| 39 | 5 | ◎ | R7-39で生物学的半減期の定義が出題 |
| 40 | 3 | ○ | 他の4肢(ノロウイルス・カンピロバクター・ヒ素・亜硝酸態窒素)はR2-41・R2-42で既出なので消去法 |
| 41 | 2 | ◎ | R4-44で同じ論点(ヒト-ヒト感染はマイコプラズマ肺炎) |
| 42 | 2 | ○ | R3-42で「麻しんは空気感染」が出題。手洗いの効果が最も低いと判断できる |
| 43 | 5 | ○ | R2-43・R4-43で三類感染症に取られる措置が出題。外出自粛要請だけが残る |
| 44 | 2 | × | 初出(消毒副生成物の具体的な物質名は過去6年で出題なし) |
| 45 | 5 | ◎ | R3-44・R5-45・R7-45で同じ型の希釈計算 |
空気環境の調整(問46〜問90)◎34 ○5 ×6
| 問 | 正答 | 判定 | 根拠(過去問) |
|---|---|---|---|
| 46 | 1 | ◎ | R4-49・R6-47で同じ型(立方体の室の熱貫流計算) |
| 47 | 5 | ◎ | R2-48で同じ形式(熱移動の用語と影響要因の組合せ) |
| 48 | 4 | ◎ | R2-47でほぼ同じ文章が出題。R2-47では「断熱材が切れている場所で熱橋が生じる」と正しい語句で出ており、R8はそれを「防湿層」に差し替えただけ |
| 49 | 1 | ○ | R4-51・R5-51で「レイノルズ数=慣性力÷粘性力」が出題。そこから式を組み立てられる |
| 50 | 2 | × | 初出(ベルヌーイの定理で差圧を計算させる形は過去6年で出題なし) |
| 51 | 5 | ◎ | R5-53で置換換気、R7-53で混合方式と一方向方式が出題 |
| 52 | 2 | ◎ | R2-51で「吹出口付近では中心軸速度が維持される」が出題 |
| 53 | 2 | × | R4-53・R6-57から相対湿度と二酸化炭素の2択までは絞れる(さらに古い過去問には湿度の不適率が高いことが出ている)。ただ、ビルメンは空気環境測定を自分たちで行うので、湿度が基準を満たすのが一番難しいことは実務をやっていれば知っている |
| 54 | 4 | ◎ | R6-57で「二酸化炭素の発生源はヒトの呼吸や燃焼器具」が出題 |
| 55 | 2 | ◎ | R2-55で同じ論点(アセトアルデヒド-コンクリートは誤り) |
| 56 | 5 | ◎ | R4-59で同じ選択肢群、R6-53で「ウイルスが最も小さい」が出題 |
| 57 | 3 | ◎ | R3-58・R6-54で「ウイルスは建材表面や結露水中で増殖しない」が出題 |
| 58 | 3 | ○ | R4-57で同じ論点(幾何相当径の分類) |
| 59 | 3 | ◎ | R3-61で同じ穴埋め(大きく-小さい-困難) |
| 60 | 3 | ○ | R6-63で類題(露点の変化)。他の肢の知識もR2〜R7で既出 |
| 61 | 1 | ◎ | R2-64・R4-64で同じ型(混合空気の状態計算) |
| 62 | 3 | ◎ | R4-70で『ファンコイルユニット-凝縮器』が誤りの組合せとして出題。R5-70でもFCUの構成は送風機・熱交換器(冷温水コイル)・エアフィルタ・ケーシングと出ている。ダクト併用であっても、室外機はパッケージ形空調機に使うもの |
| 63 | 3 | ◎ | R5-62で「熱水分比=比エンタルピーの変化量÷絶対湿度の変化量」が出題 |
| 64 | 4 | ○ | 他の4肢(スクリュー・遠心・往復動・スクロール)はR3-65・R6-66で既出なので消去法 |
| 65 | 5 | × | 水蓄熱の冷暖切替時の熱損失はR2〜R7では出題なし。ただ、冷暖を切り替えるには蓄えている水を冷水から温水に一気に入れ替える必要があり、熱損失が大きいのは当然。実務をやっている人にはわかりやすい問題 |
| 66 | 4 | ○ | R2-68・R5-65で「真空式温水発生機は缶体内を真空に保持して水を沸騰させる」が出題。R7-66の解説でも缶体内は大気圧より低いと説明しており、加圧が必要な高温水は扱えないと判断できる |
| 67 | 5 | ◎ | R5-66で「R32のオゾン層破壊係数は0」が出題 |
| 68 | 3 | ◎ | R4-66・R6-67で「蒸発器では冷媒の比エンタルピーが増加する」が出題 |
| 69 | 1 | ◎ | R3-71で同じ論点(AHUは熱源を内蔵しない) |
| 70 | 3 | ◎ | R4-71で同じ論点(仕切り板があるのは静止型) |
| 71 | 4 | × | 初出(冷水ワッシャ式除湿装置は過去6年で出題なし) |
| 72 | 5 | ◎ | R4-69で同じ穴埋め(間接-増加-少ない) |
| 73 | 4 | ◎ | R4-74で同じ形式(特性曲線-抵抗曲線-ダンパ) |
| 74 | 2 | ◎ | R2-75・R5-74で「グリル型は軸流吹出口」が出題 |
| 75 | 4 | ◎ | R5-72で「横流送風機は外周の一部から入り、反対側の外周から出る」が出題 |
| 76 | 4 | × | 初出(玉形弁の圧力損失の大小は過去6年で出題なし) |
| 77 | 3 | ◎ | R4-77で同じ形式(配管・ポンプの用語の組合せ) |
| 78 | 4 | × | 初出(火気使用室の排気筒の接続は過去6年で出題なし) |
| 79 | 2 | ◎ | R3-81で「DNPHカートリッジは冷蔵保存」が出題 |
| 80 | 1 | ◎ | R3-80・R7-78で「毛髪の伸縮は湿度の測定に使う」が出題 |
| 81 | 2 | ◎ | R6-79で「紫外線蛍光法は硫黄酸化物の測定法」が出題 |
| 82 | 5 | ◎ | R4-83で時間率レベルの定義が出題 |
| 83 | 4 | ◎ | R2-82で「1Hz以下では水平振動のほうが敏感」が出題 |
| 84 | 2 | ◎ | R3-86で同じ論点(点音源は2倍で6dB・10倍で20dB、線音源は3dB・10dB) |
| 85 | 2 | ◎ | R5-85で同じ型(騒音レベルの合成) |
| 86 | 4 | ◎ | R4-87で「複数の材料で構成された内装の振動は部位で異なる」が出題 |
| 87 | 4 | ◎ | R4-89・R6-89で「点光源の照度は距離の2乗に反比例」が出題 |
| 88 | 3 | ◎ | R3-89・R4-88で照度・輝度の定義が出題 |
| 89 | 1 | ◎ | R3-88・R5-87で「設計用全天空照度は快晴より薄曇りが高い」が出題 |
| 90 | 4 | ◎ | R2-88・R5-88で同じ型(光束法の灯数計算) |
建築物の構造概論(問91〜問105)◎11 ○1 ×3
| 問 | 正答 | 判定 | 根拠(過去問) |
|---|---|---|---|
| 91 | 2 | × | R3-91・R7-92で夏至の原理(太陽が高いと南壁面には当たりにくく、水平面に多く当たる)は出ているが、冬至への応用は過去6年では出題なし。平成30年まで遡れば冬至の比較そのものが出題されている |
| 92 | 3 | × | 温室効果の定義(地表からの赤外放射を吸収)はR2〜R7では出題なし。さらに古い過去問にはある |
| 93 | 1 | ◎ | R2-95で「柱の積載荷重は地震力計算用より大きい」が出題 |
| 94 | 5 | ◎ | R3-96で「座屈拘束ブレースは制振構造のダンパ」が出題 |
| 95 | 5 | × | R4-96で『降伏比=降伏強さ/引張強さ』、R3-94で降伏点の定義が出ており、降伏強さと最大強さ(引張強さ)が別物だとは推測できる。ただ、応力-ひずみ曲線の最大点が引張強さだという知識は過去6年で出題なし。他の4肢も初出で、確定は難しい |
| 96 | 1 | ◎ | R4-98で「型枠工事は躯体工事」が出題 |
| 97 | 3 | ◎ | R3-100で同じ論点(専用駐車場は駐車場法の区分にない) |
| 98 | 1 | ◎ | R3-101で同じ論点(低位発熱量は水蒸気の潜熱を含まない) |
| 99 | 4 | ◎ | R2-100・R6-99で『火災時管制運転は避難階まで』が出題(どちらも最寄り階が誤り)。解説でも『最寄り階に停止するのは地震時や停電時』と説明しており、R8はその裏返し。これは解けないとまずい |
| 100 | 3 | ◎ | R2-101で同じ論点(火勢は開口条件に左右される) |
| 101 | 1 | ◎ | R5-100でフラッシュオーバーの正しい定義が出題 |
| 102 | 1 | ○ | 特定一階段等防火対象物の定義は初出。ただ、二方向避難(R7-101)と避難器具(R2-102)は既出で、肢3(扉で滞留が生じやすい)・肢4(超高層ビルは安全区画を段階的に設定)は常識的に正しいとわかるので、消去法で解ける |
| 103 | 1 | ◎ | R5-104・R6-103で「主要構造部に基礎は含まれない」が出題 |
| 104 | 5 | ◎ | R3-103・R6-103で「廊下・倉庫などは居室ではない」が出題 |
| 105 | 4 | ◎ | R2-105・R5-91で「CASBEEは環境性能の評価システム」が出題 |
給水及び排水の管理(問106〜問140)◎27 ○5 ×3
| 問 | 正答 | 判定 | 根拠(過去問) |
|---|---|---|---|
| 106 | 4 | ◎ | R4-106で「給湯器の加熱能力の単位はkW」が出題 |
| 107 | 3 | ◎ | R5-106で「器具排水管の満流でトラップの封水が引かれるのは自己サイホン作用」が出題 |
| 108 | 5 | ◎ | R5-107で「バイオフィルム=微生物がつくる膜」が出題 |
| 109 | 5 | ○ | 肢1・2・4はR2-110と同じ文。肢3(管洗浄後に水質検査)は常識的に正しいので、消去法で解ける。なお、R7-15の解説の水質基準の表には『味』も入っている |
| 110 | 2 | ◎ | R4-109で同じ論点(総トリハロメタンは0.1mg/L以下) |
| 111 | 5 | ◎ | R6-132で『プールのオーバフロー排水は排水口開放(誤)→排水口空間を確保した間接排水』が出題。R2-129でも『排水口空間-飲料水槽の汚染防止』が出ている。R8は受水槽のオーバフロー管で同じ論点を問うている |
| 112 | 4 | ◎ | R3-111・R6-111で「大便器洗浄弁には大気圧式バキュームブレーカ」が出題 |
| 113 | 2 | ◎ | R3-114で同じ論点(貯水槽と配管の接続は可とう継手) |
| 114 | 5 | × | 「直結増圧方式には吸排気弁を設ける」ことはR4-112で出題されている(R6-116でも吸排気弁の役割が出題)。ただ「立て管の最上部に空気抜き弁」が誤りだと判断できるほどの知識は過去6年では出ておらず、肢1・2・4も初出なので消去法も使えない |
| 115 | 3 | ◎ | R4-115で同じ論点(弁体を回転させるのはボール弁) |
| 116 | 3 | ◎ | R5-113・R6-113で「硬質ポリ塩化ビニル管は接着接合」が出題 |
| 117 | 4 | ◎ | R3-117で「消毒には有効塩素50〜100mg/Lの溶液」が出題 |
| 118 | 2 | ◎ | R3-121で同じ型(給湯循環流量の計算) |
| 119 | 5 | ◎ | R4-123で同じ論点(伸縮量はスリーブ形のほうが大きい) |
| 120 | 4 | ◎ | R3-120で同じ論点(ポリブテン管の線膨張係数は銅管より大きい) |
| 121 | 3 | ◎ | R6-123で同じ論点(排水からの熱回収は間接熱交換) |
| 122 | 4 | ◎ | R2-123・R6-124で「ワッシャは天然ゴムではなく合成ゴム」が出題 |
| 123 | 2 | ○ | R5-121で他の4肢の頻度(圧力容器・管洗浄)が出題。水栓のこま部が残る |
| 124 | 2 | ◎ | R5-125・R2-126で雑用水の水質基準が出題(R5-125は『塩化物イオンは項目にない』が正答)。基準項目は残留塩素・pH値・臭気・外観・大腸菌・濁度の6つで、CODは含まれない |
| 125 | 4 | ◎ | R3-126で同じ形式(雨水利用の単位装置と管理項目の組合せ)が出題。解説で『雨水処理では、生物処理を行わないためばっ気は不要』と説明しており、沈砂槽-ばっ気撹拌状況は誤りとわかる |
| 126 | 3 | ◎ | R4-126で「膜分離活性汚泥処理装置はMF膜・槽内浸漬型」が出題 |
| 127 | 5 | × | 初出(除害施設の対象となる水質項目は過去6年で出題なし) |
| 128 | 1 | ○ | 他の4肢(補給水装置・排水口空間・通気弁・各個通気)はR2-129等で既出なので消去法 |
| 129 | 1 | ○ | 他の4肢(出口側トラップ・封水深・泥だめ・オイル阻集器)はR3-129・R5-132で既出なので消去法 |
| 130 | 1 | ◎ | R4-132・R7-129で「透水性舗装や浸透ますは雨水浸透施設」が出題 |
| 131 | 3 | ◎ | R3-130で同じ論点(雨水ますの流出管は流入管より20mm以上下げる) |
| 132 | 4 | ◎ | R3-130で「管径65mmの排水横管の最小勾配は1/50」が出題 |
| 133 | 2 | ◎ | R5-129で「通気管は排水管の垂直中心線から45°以内で取り出す」が出題 |
| 134 | 5 | ○ | R4-107で『フロートスイッチ-汚水槽の水位センサ』、R5-115・R6-117で電極棒は貯水槽の機器として出題。排水槽の水位制御はフロートスイッチと押さえていれば、厨房排水槽-電極棒の組合せはおかしいと判断できる(油脂が付着して誤作動するため不向き) |
| 135 | 3 | ◎ | R2-134で同じ論点(メカニカルシールのオイル交換は6か月〜1年に1回) |
| 136 | 5 | ◎ | R3-135で同じ論点(大便器洗浄弁の給水管は25mm) |
| 137 | 5 | ◎ | R3-137で同じ形式が出題。解説で『イオン交換法はアンモニアの除去に使われる』『活性炭は溶解性の有機物、臭気、色素の除去に使われる』と説明しており、アンモニア-活性炭吸着は誤りとわかる。他の肢(リン-凝集沈殿など)もR3-137とその解説で出ている |
| 138 | 2 | × | R3-138で浄化槽管理者の責務(保守点検・清掃、法定検査の受検)は出題されているが、それだけだと設置届・浄化槽設備士・廃止届の3択までしか絞れない。平成29年問138まで遡れば同じ論点が出題されている |
| 139 | 2 | ◎ | R4-139で同じ論点(塩素系薬剤の投入口はろ過器の直前) |
| 140 | 2 | ◎ | R5-102で「工場・倉庫に設置するのは2号消火栓(誤)→1号消火栓」が出題 |
清掃(問141〜問165)◎16 ○5 ×4
| 問 | 正答 | 判定 | 根拠(過去問) |
|---|---|---|---|
| 141 | 4 | × | 初出(維持管理マニュアルの作業計画の項目は過去6年で出題なし) |
| 142 | 3 | ◎ | R3-142で同じ穴埋め(清掃作業基準表)。過去問では「建築物清掃管理仕様書」だったが、今回の試験では「ビルクリーニング仕様書」という名前になっているため、初見に見えてしまう問題 |
| 143 | 5 | ◎ | R5-143・R6-143・R7-143で同じ形式(日常清掃と定期清掃の区分) |
| 144 | 2 | ◎ | R4-142で同じ論点(作業の指示・指導と管理仕様書の作成は対応しない) |
| 145 | 4 | ○ | 光沢度計の数値の意味は初出。ただ、光沢度計を評価に使うことはR4-143・R3-144で既出で、光沢度の数値が高いほど床がきれいなのは常識的にわかるので、『高いほど汚れ・傷が多い』は誤りと判断できる |
| 146 | 3 | ◎ | R4-144で同じ論点(改善の指示は清掃従事者ではなく清掃責任者に) |
| 147 | 4 | ◎ | R4-146で「平滑な面は汚れを除去しやすい」が出題 |
| 148 | 1 | ◎ | R3-146で同じ論点(カーペットスイーパはパイル表面の粗ごみ用) |
| 149 | 2 | ○ | R5-147・R7-148で「化学繊維のダストクロスは油剤を使わない」が出題。他の肢も既出 |
| 150 | 5 | ◎ | R2-152で「コンクリートは耐酸性に乏しい」が出題 |
| 151 | 1 | ○ | 他の4肢(維持剤不要製品・密着不良・耐薬品性など)はR4〜R7で既出なので消去法 |
| 152 | 3 | ◎ | 正解の肢3(合成繊維カーペットの洗浄にエクストラクタが使える)は、R3-146・R5-148でカーペット用の洗浄機として出題。誤りの肢も、肢1(しみの約60%は親水性)・肢2(ウールの含水率は約15%)はR4-151、肢5(ポリプロピレンは親水性の汚れがしみにくい)はR6-151で出ている。肢4(長尺の繊維床材をモルタルで張り付ける)は初出だが、カーペットをモルタルで付けるわけがないので常識で判断できる |
| 153 | 1 | ○ | 肢2・3はR7-152、肢4はR3-149・R6-152、肢5はR6-152で既出なので消去法で解ける。R6-96で「焼成温度が高いほど吸水率は低い」も出ているが、磁器・陶器・せっ器のどれが最も高温かまでは過去問に出ていない |
| 154 | 4 | ◎ | R2-154・R3-150・R7-153で同じ形式(ドライメンテナンスの特徴) |
| 155 | 4 | ◎ | R2-156で同じ論点(一般廃棄物と産業廃棄物の分類は1970年の制定時) |
| 156 | 2 | ◎ | R5-157で「産業廃棄物の排出量は電気・ガス・熱供給・水道業が最多」が出題 |
| 157 | 5 | × | 初出(ごみの三成分から可燃分と不燃分の比を求める計算は過去6年で出題なし) |
| 158 | 4 | ◎ | R6-159で同じ形式(専ら再生利用の目的となる廃棄物は古紙・くず鉄・空きびん・古繊維) |
| 159 | 3 | ◎ | R3-159で同じ穴埋め(市町村長-占有者-減量) |
| 160 | 2 | ◎ | R7-159で同じ形式(虚偽記載のある写しを受け取ったら知事に報告) |
| 161 | 4 | × | 廃棄物管理責任者の役割はR2〜R7では出題なし(R2-163・R6-162は誰が選任するかの論点のみ)。ただ、廃棄物の管理責任者が3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進に関与できないというのは、常識的に考えて誤りだと気づける |
| 162 | 1 | ◎ | R2-165・R3-163で「厨芥は冷蔵保管・脱水」が出題 |
| 163 | 4 | × | 初出(中間集積所と中央集積所の区別は過去6年で出題なし) |
| 164 | 1 | ○ | 全国一律の基準はないという点は初出。ただ、ねずみ等の生息調査はR7-165、不浸透性の材質はR5-145(資機材保管庫)で既出で、防虫・防鼠構造や十分なスペースの確保は常識的に正しいとわかるので、消去法で解ける |
| 165 | 2 | ◎ | R3-165・R5-165で家電リサイクル法の対象品目が出題。解説で対象はエアコン・テレビ・冷蔵庫及び冷凍庫・洗濯機及び衣類乾燥機の4品目と説明しており、パソコンは対象外(小型家電リサイクル法の対象) |
ねずみ、昆虫等の防除(問166〜問180)◎11 ○0 ×4
| 問 | 正答 | 判定 | 根拠(過去問) |
|---|---|---|---|
| 166 | 5 | ◎ | R7-172の解説で『完全変態:卵→幼虫→蛹→成虫(ハエ、蚊、ハチなど)』『不完全変態:卵→幼虫→成虫(ゴキブリなど)』と説明。蚊の幼虫がボウフラであることも試験勉強をしていればわかる |
| 167 | 4 | ◎ | R3-168・R7-169で「ゴキブリの食性は発育段階で変化する」が誤りとして出題 |
| 168 | 2 | ◎ | R2-167・R3-169・R6-168で「ピレスロイド剤には追い出し(フラッシング)効果がある」が出題 |
| 169 | 2 | ◎ | R6-169で「皮下に内部寄生するのはヒゼンダニ」が出題 |
| 170 | 2 | ◎ | R2-168で「ダニには触角がない」が出題 |
| 171 | 4 | × | 初出(シラミが不完全変態であることは過去6年で出題なし) |
| 172 | 1 | × | 初出(ツツガムシの生息場所は過去6年で出題なし) |
| 173 | 5 | ◎ | R2-171で同じ形式(ピリプロキシフェンはイエバエの幼虫に使う) |
| 174 | 4 | ◎ | R5-180で「基剤そのものを嫌って喫食しなくなり、毒餌の効果が低下する(喫食抵抗性)」が出題 |
| 175 | 4 | ◎ | R5-175・R6-175・R7-176で同じ形式(ノルボルマイドは急性殺鼠剤) |
| 176 | 1 | ◎ | R3-174・R4-176・R5-176で殺鼠剤の効き方が出題 |
| 177 | 5 | × | 劇薬と毒薬の毒性の強さを比べる問題は過去6年で出題なし。ただし、私のYouTube解説動画では毒性の強さの順番を話しているので、ちゃんと聞いていた人は正解できたかもしれない |
| 178 | 2 | × | 初出(超音波防鼠機の周波数は過去6年で出題なし) |
| 179 | 2 | ◎ | R5-178で同じ形式(処理の前後3日間は掲示する、N95ではなく防毒マスク) |
| 180 | 2 | ◎ | R2-180・R3-179・R3-180・R4-180で各選択肢が出題(不快感は客観的に判断しにくい) |
前年よりも難化
まとめると、私の所感は次のとおりです。
- 過去問でカバーできる割合は高く、過去問を解説まで含めて選択肢ごとに理解していた人にとっては取りやすい回
- ただしアンケートでは、合格率が高かった前年より平均点が約12点低く、受験生の実感としては前年より難しめ
- 答えの番号だけを覚えていた人は、ほとんど得点できない
- 過去問に手がかりのない問題は約2割(32問)。各科目に分散していて、足切りにつながるほど偏った科目はない
- ただし、本番では解けるはずの問題でも失点が出るので、計算上の数字ほど簡単な試験ではない
合格率の予想までは正直できませんが、前年の令和7年は30.6%と近年でいちばん高い年でした。アンケートの平均点が前年より下がっていることを考えると、今年の合格率は前年より下がる可能性が高いと見ています。ただ、アンケートの平均点はまだ合格ラインの117点を上回っているので、極端に下がることはないのではないか、というのが私の感覚です。
- この記事の分析は、試験直後に出回った暫定の解答速報をもとにしています。いくつかの問題は正答がまだ確定していません。
- 判定は私個人の基準によるもので、公式の見解ではありません。
- 合格発表は令和8年11月10日(火)午前10時に、日本建築衛生管理教育センターのホームページで行われる予定です。

来年受験する人へ
今回の結果からはっきり言えるのは、「過去問6年分を、解説まで含めて選択肢ごとに理由まで理解する」ことが合格への一番の近道だということです。新しい論点を追いかけて参考書を何冊も広げるより、過去問の1肢1肢を確実につぶすほうがずっと効率的です。
ただし、本番では必ず失点が出ます。「過去問を一通りやったから大丈夫」ではなく、どの選択肢を見ても理由を説明できるくらいまで、余裕をもって繰り返してください。
私のYouTube動画は選択肢ごとに解説を丁寧に行っているので、本を読んで勉強するのが苦手な方にお勧めです。ただし動画学習なので勉強時間はかかってしまいますが。
また、各科目ごとに足切り回避用の暗記noteも作っています。よかったらこちらも利用してみてください。市販のテキストと違い無駄なく学習ができます。





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