三井不動産の平均年収や離職率がやばい!クチコミや評判を調査しました!
三井不動産株式会社は、日本を代表する大手総合不動産会社で、オフィスビル、商業施設、住宅、ホテル、リゾートなど多岐にわたる不動産開発・運営を行っています。
また、国内外で幅広い事業を展開し、都市開発や再開発プロジェクトなども手掛ける日本最大手のデベロッパーです。
誰もが知る大企業ですが、ネットでは「三井不動産はやばい?それともホワイト?」という疑問を目にすることがあります。
この記事では、三井不動産の歴史や事業内容、社員のクチコミなどから本当に三井不動産がやばいのか調査してみました。
三井不動産株式会社の企業情報
まずは、三井不動産の企業情報から紹介します。
社名 | 三井不動産株式会社 |
市場情報 | 東証プライム 8801 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 |
設立 | 1941年7月15日 |
資本金 | 3410億円 |
従業員数 | 連結:25593人 単体:2049人 |
平均年齢 | 40.3歳 |
平均勤続年数 | 10.6年 |
三井不動産は東証プライム上場の日本最大手の不動産デベロッパーです。
「東京ミッドタウン」「ららぽーと」などの誰もが知る大規模複合施設や、「三井ガーデンホテル」などの宿泊施設、「霞が関ビルディング」のような超高層ビルなど幅広い不動産開発事業を展開しており、戦後から現在まで不動産業界売上1位に君臨しています。
なお、三井不動産は、三井物産、三井住友銀行とともに「三井新御三家」の一つで、財閥解体により清算された「旧三井財閥」の本体である三井本社の流れを汲んでいます。
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三井不動産の新卒採用者数と離職率
三井不動産の直近の新卒者の採用者数は以下の通りとなっています。
年度 | 男性 | 女性 | 合計 |
2024年 | 35名 | 28名 | 63名 |
2023年 | 32名 | 28名 | 60名 |
2022年 | 33名 | 26名 | 59名 |
毎年60名前後の採用しており、男女差に大きな差はないようです。
なお、就職四季報によると、新卒の3年後離職率は1.6%となっており、かなり低い離職率となっています。
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「三井不動産」のここがやばい!
次に、三井不動産のやばいところをまとめたので紹介したいと思います。
三井不動産の売上高がやばい
三井不動産は不動産業界1位なだけあって、売上高も凄まじい事です。
以下は直近5年間の鹿島建設の売上高の推移です。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
1兆9056億円 | 2兆75億円 | 2兆1,008億円 | 2兆2,691億円 | 2兆3,832億円 |
常に売上高を更新しており、2024年度の売上高も過去最高を見込んでいるそうです。
三井不動産の平均年収がやばい
三井不動産は年収もやばいです。
同社の有価証券報告書によると、過去5年間の三井不動産の平均年収は以下の通りでした。
2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 |
1,273万円 | 1,274万円 | 1,274万円 | 1269万円 | 1,289万円 |
平均年収は1200万円を越えており、日本人の平均年収450万円を大きく超えています。
以下の表は、リクルートエージェントに掲載されている不動産の求人から、業界の想定年収をデータ化したものです。
不動産業界の想定年収分布としては501~600万円が最も多い結果で、その次は401~500万円が多い結果となっていました。
比べるまでもないですが、三井不動産の平均年収は業界の平均値も大きく超えていることがわかります。
三井不動産は離職率がやばい
三井不動産では社員全体の離職者数を公開しており、これがかなりやばい数値でしたので紹介します。
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
離職者数 | 13名 | 11名 | 16名 |
離職率 | 0.81% | 0.66% | 0.93% |
なんと、三井不動産の離職率は1%を切っており、東洋経済オンラインの「離職率が低い大企業ランキングトップ100社」では、三井不動産は堂々の3位でした。
三井不動産では「働きやすい環境づくり」を徹底しており、これが社員の離職率低下にも大きく貢献しているのかもしれません。
- 配偶者出産休暇
- 育児支援休暇
- 出生時育児休業
- 育児休業ベビーシッター
- 家事代行費用補助制度
- フレックス型の育児時短勤務制度出産
- 育児に関する面談
- 研修制度事業所内保育所
- 介護費用補助制度
- フレックスタイム制度
- リモートワーク制度
- 大学院修学等に関する支援制度
- 副業制度
- カフェテリアプラン
- 独身寮
三井不動産では子育て支援にかなり力を入れており、正社員においては育児休業からの復帰率100%を過去20年以上継続しているようです。
三井不動産の口コミを紹介「やばいクチコミはあるの?」
別サイトに掲載されていた三井不動産の口コミを紹介します。
果たして「やばい」クチコミはあるのでしょうか・・。
年収に関する口コミ
三井不動産の年収に関する口コミです。
【技術職】
引用元:エンライトハウス
- 他企業よりも圧倒的に賞与が高い(100万↑)
ある程度は実力主義だと思うが似たような人が上に集まる傾向
(技術職 年収450万円 新卒 在籍3年未満)
【事務職】
引用元:エンライトハウス
- 仕事の量に対して貰えている方かと思います。契約社員でもボーナスが貰えるところが嬉しいです。
(事務 年収400万 在籍3~5年 中途 契約社員)- 契約社員でもきちんと2ヶ月分くらいの賞与が7月と12月に2回でます。前期分の賞与がそのあと出るので退職後でもちゃんと振り込まれます。
(事務 年収340万円 在籍3~5年 中途 契約社員)- 契約社員は賞与4ヶ月分必ずもらえるので、手堅いと思う。給与も一年に一回昇給があるので、契約社員にしては、もらえていた方だと思う。
(営業アシスタント 年収480万円 在籍6~10年 中途 契約社員)- 契約社員なので、評価に関係なく年4ヶ月分。 残業大丈夫も1分単位で支給されます。 年に一度昇級があり、評価によって3000〜1万円アップする仕組みです。
(営業事務 430万円 残業代3万円/月含む 在籍3~5年 中途 契約社員)
【営業職】
引用元:エンライトハウス
- 新卒500万
2年目700万
3年目900万という感じでどんどん上がる。
ある程度まで行くと速度は鈍化するがそれでも毎年上がっていく。ボーナスも○ヶ月分と計算しているが毎年労組が交渉して微増していく。
若手の人数が増えているのに対してポストがあまり多くないため、将来的に社内でいいポストにつける割合は減っていくと思われる。
それでも課長クラスまで行けば2000万は超えるので終盤といった感じ。
(事業推進 1000万円 残業代20万円/月含む 在籍3~5年 新卒 正社員)- 給与は高い。(飲み会の拘束時間を除けば)給与、福利厚生と働いている時間、ノルマ等のプレッシャー勘案するとこんなにコスパの良い会社はないのではないか。
(法人営業 1170万円 残業代3万円/月含む 在籍3年未満 中途 正社員)- 35歳くらいまでは差がなく昇進していく。 その後実力と成果によって差がついていく。 53歳くらいで役員になるかどうか。 定年は65歳だが、60歳でマスター制度に移行。給料は60%程度になる。
(ロジスティクス/部長 2500万円 在籍21年以上 中途 正社員)- 働いても働かなくても申し分ない給料が頂ける。同期でもヒマな人と仕事が充実している人と分かれる。
(営業 850万円 在籍6~10年 中途 正社員)- よい意味で実力主義。正当な評価をしてくれていると思う。その反面売り上げを上げないといけない プレッシャーが半端ない。売り上げ至上主義。
(営業 300万円 在籍3年未満 新卒 正社員)
事務職は契約社員の方の口コミしかありませんでした。
営業は正社員のみで年収も1000万円を超える人が多かったです。
また、中途入社でも新卒と同様に活躍出来るようで、年収にもしっかり反映されているようです。
ワークライフバランスに関する口コミ
三井不動産のワークライフバランスに関する口コミです。
引用元:エンライトハウス
- 計画をすれば休みをとるのは難しくありません。休日出勤や過度なざんぎょうは無いのでワークバランスはとても良いと思います。
- 部署やプロジェクト次第で忙しい時期は勿論ありますが、ワークライフバランスは非常に取れていると思います。休暇も取りやすいので、仕事を上手く調整すればいつでも休む事はできます。
- リモートワークは可だが、コロナが落ち着いてからは週に何日リモートできるかは部署次第だったように思う。時短を取っている女性社員はそれなりにいる。
- 勤務時間は部署により大きく異なる。私の所属部署は残業時間がかなり少ない方。ただし、飲み会が多い。とにかく多い。客、社内、同業他社など入れようと思えば毎日のように飲み会が入る。子育て中にはこの頻度はかなりきつい。特に社内飲みは奨励されており、社内人脈が豊富な人=仕事ができる人という風潮が根強い。休日ゴルフもある。勤務時間的にはワークライフバランスがとりやすいが、勤務外の付き合いのせいでワークライフバランスが取れない。
- 繁忙期は残業も発生しますが、残業代がきちんとつくので不満はないです。有休取得もしやすく、自分の好きな時に休めました。会社も年に14日以上取得することを推奨しているので、有休取得が少ないと、人事から本人と上長宛にいつまでに取得するのか計画票を提出するようにと連絡がきてしまうほどです。
有給を取るように指導されるのはとても良いですね!休みも取りやすいようですし、残業も少ないようです。
以下は三井不動産が公表している年間休日、残業時間、有給消化率です。
年間休日 | 120日以上(部署や職種によって異なる) |
平均残業時間 | 37時間(出展:エンライトハウス) |
平均有給消化日数 | 16.2日/年(2023年度実績) |
残業時間は9時間程度や29時間といった情報がありましたが、三井不動産が発表しているものは見つかりませんでした。
しかし、口コミを見る限り残業が多いという事はなさそうです。
有給消化も平均で約16日となっているため高い水準と言えます。
女性の働きやすさ関する口コミ
三井不動産の女性の働きやすさに関する口コミです。
引用元:エンライトハウス
- 女性でも実力のある人は重要なプロジェクトにアサインされる。でも、管理職となると別。まだまだ男性優位の色が濃い。 休みは取りやすく、女性には全般優しい環境。育休をしっかり取って時短勤務で戻る人がほとんど。 事務系は契約社員の割合が多い。契約社員も5年満期とのことだが、私の本部はほぼ満了まで勤め上げている。ほかの業界の契約社員より給料は良いようだ。
- 休暇もとりやすく働きやすい環境だと思う。 育児休暇は男女問わず取る方が多く、復帰後もしっかり働く人が多い。
- お子さんがいる方はお迎えの時間などに合わせて割り切って仕事をしている
- 女性人数の割合は部署による。女性が多い部署だと大変そうに見えるが、仕事のできる女性がほとんどなので特に問題はなさそう。いい意味でサバサバしている人が多いが、優しく気さくな人が多い印象。
女性は働きやすいというクチコミがとても多かったです!
福利厚生に関する口コミ
三井不動産の福利厚生に関する口コミです。
引用元:エンライトハウス
- ホテルがえらべ、援助金がおりるのは良かった。 ハワイなどの福利厚生は良かったが行く体力なかった。 安い金利でローンが組めたり、家賃補助制度はたかかった。結婚したあとに家賃の大半援助がある点は結婚する人が増える結果につながった。
- グループ施設の優待(ホテルに格安で宿泊できる等)。社内イベント。カフェテリアプラン。
これ以上の福利厚生を持つ企業はないと思っている。辞めてしまったが、今でもこの福利厚生を手放したことだけは悔やまれる。。- 家族手当、高金利の社内預金、持株会、カフェテリアポイント、育児・介護補助ポイント、リゾートホテル社員割など多種多様な福利厚生がある。若手向けの寮もある。
オフィス環境は最高。綺麗で広く最新設備の揃ったオフィス。無料のカフェスペースの他、社内しっかりしたカフェも複数ある。
福利厚生は良い事しか書いてありませんでした!
様々な補助が出る上に、育休が法定の規定を上回っていたり、配偶者の転勤等で一度離職しても再雇用制度があったり、とにかく働きやすい会社という印象です。
- 社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労働災害補償保険(労災))
- 住宅融資制度
- カフェテリアプラン(例:旅行での宿泊費や交通費に対する補助やベビーシッター費用に対する補助 等)
- 育児休業制度
- 介護休業制度
- 研修(各種研修、海外研修/他)
- 自己啓発制度(資格取得奨励、通信教育、各種社外講座派遣)
パワハラ・セクハラに関する口コミ
三井不動産のパワハラ・セクハラに関する口コミや事件などは見つかりませんでした。
ハラスメントに関する口コミやニュースはゼロ・・・!
「高飛車な人がいる」といった口コミはありましたが、セクハラやパワハラを受けたという人は見受けられませんでした。
社内外に相談窓口があるそうなので、しっかり機能しているのだと思われます。
★職場でパワハラ被害を受けたらボイスレコーダーに残しましょう!
社風・雰囲気に関する口コミ
三井不動産の社風に関する口コミです。
引用元:エンライトハウス
- グループ会社や協力会社とのコミュニケーションはとても良い感じ。上司とも話しやすい。お酒は飲めないより飲めたほうが格段に有利にはたらく。
- 風通しは良いと思う。イノベーションにも積極的で、社内ベンチャー制度もある。
- とにかくお金があるからか、自分のいた事業部では新しい事業や企画を次々に行なっていた印象がある。
- 基本的には個人プレー。中途社員よりもやはり新卒社員が多いと思う。かといって特に差はなく 和気あいあいとしていてよいと思う。
風通しは良く、人間関係が良い。飲み会が多いのでコミュニケーションは取れているという意見が目立っていました。
三井不動産の求人情報「就職難易度は高い?」
次に三井不動産の求人を紹介します。
※三井不動産より引用しています。
勤務地 | 本社(東京・日本橋)ほか国内各地・海外(地域限定不可) |
給与 | 当社規定による |
募集職種 | 正社員・総合職掌 |
業務内容 | ◎オフィスビル、商業施設、ホテルリゾート、すまいとくらし、不動産ソリューション、ロジスティクス、ベンチャー共創、ライフサイエンス、グローバル、ビジネスイノベーションの企画・開発・営業・運営ならびにコーポレート(総務・経理・広報・人事ほか)業務等に従事。 ◎広範囲かつ複合的な業務を担当し、担当業務内容(出向を含む)・勤務地については随時異動により変わる可能性があります。 |
必要な資格・経験 | 学卒業後または大学院修了後の就業経験満4年以上の方。 ※不動産業務に関する経験は不問です。 ※あくまでも目安であり、ご応募の絶対条件ではありません。 ※過去に応募された方も再びご応募いただけます。 ※当社の役員・社員本人の子女、兄弟姉妹、配偶者の方はご応募いただけません。 |
勤務時間 | スーパーフレックス制度(コアタイム無し) ※ 標準的な勤務時間 9:00~17:30 |
休日 | 完全週休2日制(土・日)、祝日、会社の定める休日(年末・年始) ※年間休日122日(2024年度) |
中途採用の場合、年齢や職種によって違いがあるためか給与の記載はありませんでした。
大手不動産デベロッパーなどのハイクラス転職ならビズリーチがオススメです。
登録するだけで大手上場企業などからオファーが大量に届くので、自分は受け身で会社選びが出来ます。
もちろん、一般の転職エージェントと同様に選任のアドバイザーが担当についてくれるので、履歴書や職務経歴書の作成サポート、応募する企業に合わせた面接対策などサポート万全です。
転職成功者のほとんどが年収アップに成功しており、利用者の満足度がとても高いエージェントとなっています。
まとめ「三井不動産はホワイト過ぎてやばい」
この記事では不動産業界トップの三井不動産について、企業情報やクチコミなどを紹介しました。
一通り調べてみましたが、年収は高く、福利厚生も他社と比較にならないほど充実しており、「ホワイトすぎてやばい」という感想です。
不動産業界は自分の時間を犠牲にして働くイメージがありますが、三井不動産ではしっかりと代休を取ったり、残業も少なくワークライフバランスは取れているようです。
育休後の復帰率が100%という所を見ても、皆が辞めたくないくらいの会社という事ですね。
ただ、飲み会や社内外のコミュニケーションを取る機会が多いようなので、体力と精神力は必要そうです。
以下の記事では、大手デベロッパー企業の年収・売上高をランキングで紹介しています。
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