ビルメン(設備管理)に向いている人8選。当てはまればビルメンに転職してもいいかも?
ビルメンってどんな人に向いてますか?
自分はは根性無いし、勉強も出来ないからビルメンに向いてないかな?
ビルメンは誰でも出来る仕事なので安心してください!
それではビルメンに向いている人の特徴をご紹介しますね。
その職業に自分が向いているかどうかって、仕事選びをするうえで重要な要素ですよね。
この記事では、これまでの私自身の経験と現場で見てきた人たちの特徴などから、ビルメンに向いている人の特徴を8つ考えましたのでご紹介します。
皆さんがビルメンに転職する判断基準になれば幸いです。
私は業界歴10年の現役ビルメンです
この記事で初めて私の事を知った方もいると思いますので、簡単に自己紹介をしておきます。
私は20代の大半をニートで過ごしましたが、ビルメンに就職して社会復帰することが出来ました。
その後、ビルメン会社を何社か転職しながらビルメン歴も10年以上となりましたので、業界の知識に関してはかなり自信があります。
今の日本には当時の私と同じようにニートや無職で就職に困っている方が大勢いると思います。
そんな人たちが社会復帰するためのお役に立てればと思い、YouTubeやブログでビルメンの情報を発信しています。
「労働者の目線」からビルメン業界のリアルを解説しますので、是非最後まで見て行ってください!
ビルメン(設備管理)とはこんな仕事です
この記事を見ているという事は、既にビルメンのことをご存知のばかりだとは思いますが、簡単にビルメンの解説をしておきます。
ビルメンはビルメンテナンスの略で、ビル全体(建築・設備)の維持管理をする仕事です。
メインとなる業務はビル設備の維持管理なので、営業職のようにガツガツした仕事ではなく、設備の故障を未然に防ぐための慎重さや丁寧さが求められます。
また、ビル内の設備を維持管理するために様々な国家資格が必要になり、それらの資格を取得する勤勉さも重要になってきます。
これだけ見ても自分にビルメンの仕事が向いているかなんてわかりませんよね笑
さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
ビルメンに向いてる人の特徴はこれだ!
それではビルメンに向いている人の特徴を紹介します!
私はビルメンとして10年以上勤務してきて色々な人に出会いました。
その中で以下の特徴に当てはまる人は、仕事もそつなくこなしますし、同僚とも上手に付き合うことがき、しかもオンオフのメリハリが付けられてプライベートも充実しているように感じました。
- 協調性がある人はビルメンに向いてる
- 素直な人はビルメンに向いてる
- 勉強が好きな人はビルメンに向いてる
- お金よりプライベートを優先する人はビルメンに向いてる
- 潔癖過ぎない人はビルメンに向いてる
- 手先が器用な人はビルメンに向いてる
- 平日休みが好きな人はビルメンに向いてる
- ルーチンワークが好きな人はビルメンに向いてる
それぞれの特徴について詳しく解説します。
協調性がある人はビルメンに向いてる
ビルメンは協調性がある人に向いています。
むしろ協調性が無い人はビルメンになると苦労するかもしれません。
理由は簡単で、ビルメンは複数人で一つのビルを維持管理します。
※巡回型ビルメンや一人現場ビルメンのように、個人プレーの現場もありますが・・
複数人の人が集まるということは、仕事の進め方とかで意見が衝突することもあるでしょう。
もちろん自分の意見を強く発信していくことは仕事を進めるうえで重要な事ではあるのですが、ビルメン業界は大人しい人が多いためか自己主張の強い人は嫌われる傾向にあります。
要するに大人しくても良いので自己主張をあまりせず、周りに意見を合わせさらるような控えめな人の方が良いという事です。
もちろんチームの全員が控えめだと何も決められず仕事が進まないので、その場合は年功序列で決めていくとか現場のルールが出来ていますので安心してください。
私が見てきた現場では、こういった控えめな人がマッタリ現場で長く勤務することが出来ていました。
逆に自己主張が強く協調性の無い人は、ビルメンを辞めるor色んな現場を転々としてましたね笑
素直な人はビルメンに向いてる
ビルメンは素直な人が向いています。
若い人なら大丈夫だと思いますが、40歳以上で別業界から転職してくる人は気を付けてください。
社会に出てからある程度経験を積んでしまうと、自分の価値観みたいなものが固まってしまい他人の意見を素直に聞き入れられなくなってしまいます。
ビルメンは別の業界である程度の地位まで上り詰めた人とかも転職してくる場合があるので、こういうタイプの人が結構多かったです。
私の勤務先にも、過去の自慢話をしてくる中高年の先輩がたくさんいました。
1,2回自慢話を聞く分には良いのですが、何度も同じ話をされると〇ぐりたくなります。
こういった人たちは、仕事でわからないことがあれば素直に先輩ビルメンに聞けばいいのに、プライドが邪魔して質問が出来なかったり、質問出来たとしてもちゃんとお礼が言えなかったりと色々問題がありました。
そんなことを続けていると仕事でミスをしてお客さんからの信用を失い、周りのスタッフや上司からも嫌われて職場で孤立してしまいます。
そして最終的には退職することに・・・。
ビルメン経験者も要注意
ちなみにビルメン経験者が転職する場合も同様のことが言えます。
例えば、ビルメン経験10年で資格もたくさん持ってる人が、別のビルメン会社に転職したとします。
そういうタイプの人は経験も知識も豊富だと過信して、新しい職場の先輩に仕事の質問が出来なかったりするんです。
確かにビルメンの業務って単純なものが多いため、異動や転職をして別のビルの管理をすることになったとしても、ある程度の業務は先輩から教えて貰わなくてもできます。
しかし、ビルごとに特有の設備やルールがあったりするので、そういった部分に関しては先輩ビルメンから教えを請わなければいけません。
質問出来ないまま仕事を進めてしまえば、当然結果はどうなるかわかりますよね・・・。
つまり謙虚に生きていきましょうってことです!
勉強が好きな人はビルメンに向いてる
ビルメンは勉強が好きな人の方が向いています。
冒頭に書きましたが、ビルメンの仕事は資格が重要なので働きながら勉強をしていかなくてはいけません。
資格を取らなくてもビルメンの仕事自体は出来ますが、
持っている方がメリットが多いので資格はなるべく取得したいところです。
しかしここで言いたい勉強は資格ではなく、ビルに設置されている様々な設備に関する勉強の方です。
例えば、図面や設備のマニュアルを見て知識をインプットすることで知識を増やしておけば、不測の事態が発生しても落ち着いて対応出来ますよね。
暇な現場に配属されてしまうと、どうしても楽な環境に甘えてしまい向上心を忘れてしまうのですが、長くビルメンを続けていくつもりなら最初の1年だけでも設備の知識を増やすことに専念したほうがいいです。
また、法定点検の立ち会いの時に、作業員の方に設備の質問をすることも勉強になります。
質問をするのが恥ずかしければ何をやってるのか見ておき、あとでインターネットなどで検索しても良いです。
これらは設備に興味がないと出来ないことなので、暇な仕事を求めてビルメンになった人にとっては大変かもしれませんが、長くビルメンを続けていくつもりなら意識しておくと良いです。
もちろん資格の勉強が好きな人にもビルメンに向いてますので、暇な時間を利用して資格の勉強をすることも大切です。
ビルメン転職後も1年に1個ずつ資格を増やしていくといいですよ!(会社が受験料を出してくれればの話ですが・・)
ん-、年に1つかぁ・・
資格を取ることは強制ではないですけどね笑
ただし、年に1つ資格を取ることを推奨しているビルメン会社もあります。
どうしても勉強が苦手な人は、比較的難易度の低い危険物取扱者や消防設備士を種類別に1個ずつ取るとかでも良いと思いますよ。
【関連記事】消防設備士難易度ランキング
お金よりプライベートを優先する人はビルメンに向いてる
既にご存じかと思いますが、他の職種と比べてビルメンは給料が低く昇給もしづらいです。
上位の系列系ビルメン会社などに入社出来れば、年収500万円以上を狙っていくことも出来ますが、大半の独立系ビルメン会社は長く勤めても年収400万程度で頭打ちになります。
ビルメン業界は全体的に給料が低いことは事実です。
しかし、残業は少なめで、休みも週休二日は確保されてるところがほとんどです。
忙しい業界からビルメンに転職してきた人は、みんなビルメン業界のワークライフバランスの良さに驚いています。
なので、給料よりもビルメンのワークライフバランスの良さに価値を見出される人には向いていると言えます。
頑張れば年間休日120日以上で、年収500万円も目指せるってことやね。
可能です。
しかし、年収に関しては年齢や保有資格、入社する会社のランクなどの条件が揃っていないと厳しいです。
高待遇なビルメン求人をお探しなら転職エージェントを利用してください。
【関連記事】ビルメンにオススメの転職エージェント5選
忙しいビルメン現場もあります
中には忙しいビルメン現場も存在します。
もし忙しい現場に配属されてしまったら・・・・、残業時間や休日出勤でお金を稼げて嬉しいって人はそのまま仕事を続けても良いですが、不満があるなら別の会社へ転職しましょう。
忙しい現場で働いていては、ビルメンの仕事をしているメリットが無いですからね。
1年程度の実務経験とビルメン資格4点セットがあれば、ビルメン業界での転職は難しくないです。
潔癖過ぎない人はビルメンに向いてる
不潔な人が良いってわけではないですが、不衛生な環境でも気にしないくらいの人がビルメンに向いています。
ビルメンの仕事はトイレの詰まり除去や、害虫が多い場所、ホコリまみれの場所などの点検など、汚い作業が多いです。
そのため、多少の汚れは気にしない適当な人に向いている仕事です。
一応、不衛生な作業をする時はゴム手袋をするとかで対策は出来ますので、苦手な人でも仕事と割り切れば我慢出来るとは思います。
ちなみに汚い作業の発生頻度は現場次第なので、全く発生しない現場もありますよ!
私が今働いてる現場はトイレ関係のトラブルは年に数回程度ですが、とにかく害虫が多いです・・。
地下の機械室では毎日のようにゴキブリを目撃します。
手先が器用な人はビルメンに向いてる
趣味がプラモデル作成や、自動車いじりだったりするような手先の器用な人はビルメンに向いています。
理由は、ビルメンの業務の1つに壊れた設備を修理する営繕というものがあり、ビルに設置されている様々な設備を直す作業があるからです。
ただし営繕のスキルは不器用でも経験を積むことで少しずつ上達していきますので、最初から出来る必要は全くありません。
もともと手先が器用な人の方がビルメンに向いているというだけの話です。
【電気】
- コンセント交換
- スイッチ交換
- ブレーカー交換
- 照明器具交換
- タイムスイッチ増設
【水道】
- 水栓本体交換
- パッキン交換
- 手洗い排水のトラップ分解洗浄
- 漏水箇所補修
- 排水管トーラー作業
【建築】
- ドアノブ交換
- 蝶番交換
- ドアクローザー調整
- 屋外金属部の錆除去+塗装
- Pタイル張替え
【その他】
- 掃除機の修理
- 木材加工
不器用だから心配だ・・
工具の使い方とかは先輩に教えて貰えますし、どうしても直せないものは専門業者に修理を頼めば良いので、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。
ビルメンは応急処置と業者を呼ぶかどうかの判断が出来れば十分です!
平日休みが好きな人はビルメンに向いてる
ビルメンは基本的にシフト勤務なので、平日に休みたい人の方が向いています。(日勤で土日休みの現場もありますが)
そのため土日祝は必ず休みたい人には向きませんが、逆に平日に休みたい人にはビルメンは天職だと言えます。
これは余談ですが、以前勤務していた職場に土日は必ず休みたいとか言ってるビルメンの同僚がいました。
しかし、その職場は面接の時点で土日が仕事である旨を必ず説明しており、本人も説明を受けている自覚もあるため文句を言うとか意味がかわらなかったです。
その人は別業界からビルメンに転職してきた人だったので、土日祝を休むことが当たり前だったんでしょうね。
個人的には平日休みのほうが役所関係は営業しているし、どこに出かけても空いてるので良いことが多いと思うんですけどね。
ちなみに土日祝は絶対に休めないわけではなく、交代で休みも取れますので家族サービスをしたい方は安心してください。
遊ぶ友達もいないし、休みなんていつでもいいや
自分もです・・・笑
ルーチンワークが好きな人はビルメンに向いてる
暇な現場に配属されると、ビルメンの業務は日常巡回、月次点検、法定点検の立ち会いくらいで、基本的にルーチンワークになります。
そのため、毎日同じことの繰り返しでも飽きずに仕事を続けらる人にビルメンは向いています。
私は仕事に遣り甲斐を求めていないので、平穏にトラブルなく毎日を過ごせるビルメンの仕事が大好きです。
脳死で巡回点検します
毎日同じ設備を点検しますので、慣れてくると小さなトラブルを見落としがちです。
ルーチンワークだからといって、常に初心を忘れずに巡回・点検することが大事ですよ!
ルーチンワークは甘くない!
ルーチンワークなんて楽勝と思う方もいるかもしれませんが、実際にやってみると工場のライン作業と同じで本当に飽きます。
「何のために職場に行ってるんだろう」と疑問に思うこともあるかもしれません。
ただし、ビルメンは工場と違いマイペースで仕事が出来ます。
好きなタイミングでサボることも出来ますし、配属現場次第ですがスマホを見ていても怒られません。
1時間おきに一服する人とか、みんなマイペースで仕事してます。
さすがにトラブル対応中とかにサボったらダメですが笑
私も工場の経験がありますが、トイレ休憩も行きづらい窮屈な職場で、誰とも会話することなく同じことの繰り返しだったので短期間しか働けませんでした。
しかしビルメンは、点検に行くという名目で休憩(サボり)に行くことが出来ます。
ビルメンも毎日同じことの繰り返しですが、工場みたいに常に誰かに見張られてるわけではないので、やることさえやっておけば後は自由に過ごせるのです。
なので、ビルメンのようにマイペースで出来るルーチンワークなら、ルーチンワークが苦手な方でも耐えられる可能性があります。
ビルメン(設備管理)は誰でも出来る仕事
冒頭でも述べましたがビルメンは誰でも出来る仕事です。
今回挙げた8つのうち一つも当てはまらなくても、ビルメンが出来ないわけではありません。
「楽な仕事がしたいからビルメンになりたい」という動機だけでも十分なので、あくまでこの記事は参考程度に読んでくださいね!
やりたい仕事も見つからないしビルメンになってみようかな。
ビルメンは入社のハードルも低いので、とりあえずお試しで働いてみるって感じでも大丈夫です!
きつい仕事で精神的に参っている人や、家でダラダラ過ごしているニートなんかはビルメンに転職してみてください!
【関連記事】私がニートから10か月でビルメンになって社会復帰した方法を紹介!
★ビルメンに向いてない人という記事も書いてますので、良かったらこちらも以下の記事も読んでみてください。
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以下の記事では、私も使ったことがあるビルメン用の転職エージェントを紹介していますので是非活用してください!
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