施工管理辞めたい人必見!ビルメンに転職はアリなの?注意すべきポイントを紹介します!
施工管理の仕事に疲れました。
残業と休日出勤で身体がボロボロです。
仕事が楽そうなんでビルメンに転職したいです。
YouTubeライブやTwitterのDMで、現役の施工管理の方からビルメンに転職する相談を受けることが頻繁にあります。
主な相談内容としては、「ワークライフバランスを改善したいがビルメンなら大丈夫ですか?」、「施工管理の経験はビルメンで活かせますか?」などです。
この記事では上記質問に対する回答と、施工管理からビルメンに転職際の注意点などを紹介します。
【関連記事】ビルメン(設備管理)とは?仕事内容から必要な資格などを紹介します!
【関連記事】施工管理はやめとけ?設備管理(ビルメン)との違いなどを解説します!
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施工管理の経験はビルメン転職に有利
転職の場合、これまでの経歴が活かせるかどうかって一番気になるところだと思います。
結論から申し上げますと、施工管理で働いた経験はビルメンで確実に活かせます。
ビルメンの仕事は、建物内に設置してある電気・空調・給排水・消防などの設備を維持管理することです。
また、建物自体(外壁・柱、屋上など)も長期的に見れば劣化していくため、ビルメンが主体となって改修工事の手配を行うこともあります。
ビルメンの仕事は維持管理なので、実際に改修工事をするのは専門業者です。
上記の業務ですが、施工管理の仕事をしている人なら、一部、又は全てに何かしらの形で関わったことがあるはずです。
例えば電気施工管理経験者なら電気設備に詳しいでしょうし、建築施工管理経験者なら建築部材の知識があったり図面を読めたりと、施工の段階から建築物に関わっているためビルメンよりも専門的な知識を持っているはずです。
基本的にビルメン業界に転職してくる人は異業種からの転職者が多いため、一部でも良いので最初から設備や建築の知識を持っている施工管理経験者はビルメン会社から確実に好まれます。
また、ビルメンはサービス業なのである程度のコミュ力も求められます。
施工管理の仕事をしていれば、業者や施主、役所などと頻繁にコミュニケーションを取ってきているはずなので、これらの能力も評価されるはずです。
★ビルメンに求められるコミュ力については以下の記事で解説しています。
施工管理からビルメンに転職するとワークライフバランスの変化は?
施工管理はワークライフバランスが悪い仕事です。
施工管理の仕事をしているリスナーさんの中には、月の時間外労働が170時間なんて人もいました。
170時間って一般的なサラリーマンの月の労働時間と同じなので、単純に2倍働いていることになります。
では、ビルメンの時間外労働はどのくらいなのでしょうか?
先日、私のYouTube配信でアンケートを取ったところ、約50%の方が月の残業時間は0~10時間と回答していました。
もちろん50時間を超える残業をしているという方も数パーセントいらっしゃいましたが、ほとんどの方はワークライフバランスが良い環境で働いていることがわかりました。
ビルメンで時間外労働が50時間もあるなら、それはブラック現場です。運が悪かったと思って転職したほうが良いと思います。
【関連記事】ビルメンのブラック現場の特徴
月の時間外労働が100時間を超えるような業界から転職するわけですから、施工管理からビルメンに転職した場合は、ほぼ確実にワークライフバランスは改善すると思われます!
ちなみにビルメンはシフト勤務なので連休が取りづらいとか言われることもありますが、ホワイトビルメン会社であれば2泊3日くらいの旅行であれば余裕でいけますので家族サービスも出来ますよ!
施工管理からビルメンに転職する際の3つのポイント
次に施工管理からビルメンに転職する場合に知っておいてほしいポイントを3つ紹介します。
- 年収が下がる
- 仕事のやりがいが無くなるかも
- ビルメン会社にも施工管理部門がある
とくに3番目の「ビルメン会社にも施工管理部門がある」ところは要注意なので、必ず転職活動を始める前に見ておいてください。
施工管理と比べて年収が下がる
ビルメンのことを調べたことがある方ならご存知だと思いますが、ビルメンの年収は低いです。
★以下の記事は現役ビルメンを対象にした年収アンケートの結果をまとめたものです。
未経験で入社する場合、東京だと年収350万円前後、地方は年収300万円スタートを覚悟しておいてください。
もちろんこれ以上の給料を最初から支給してくれる会社もありますが、年収に比例して入社難易度も上がりますので、いきなり高収入を目指すのは難しいのが現状です。
ただし、経験と資格を増やしていけばビルメンでも年収500万円以上目指せますので、収入を上げたい方は入社後も努力を続けることが大切です。
【関連記事】ビルメン会社ランキング(年収で会社選びをする際の基準として利用してください)
施工管理のように仕事のやりがいを感じられない
施工管理は忙しい仕事ですが、モノづくりに関わる仕事なのでやりがいを感じるはずです。
しかし、ビルメンの目的はあくまで建物の維持管理なので、基本的にトラブルが発生しないように日々点検をしていくことが主な業務となります。(不具合が見つかれば自ら修理するか、専門業者を手配して直す)
このようなビルメンの単調な業務に魅力を感じて転職を考えているのだと思いますが、実は単調な業務に不満を感じて辞めていく人がいることも知っておいてください。
ルーチンワークって飽きますからね・・。
現場によってはネットサーフィンが出来ない事務所もありますので、何もできない環境でボーっと待機しなくてはいけない場合もあります。
【関連記事】ビルメンは暇な待機時間に何をしてるの?
もし施工管理の仕事は好きだけワークライフバランスの悪さがツラくて転職を考えている人は、ホワイトな環境で働ける施工管理会社へ転職することも選択肢に入れた方が良いかもしれません。
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建築転職で求人を確認するビルメン会社にも施工管理部門がある
ビルメン会社にも施工管理部門があることはご存知でしょうか。
ビルメン会社で行う施工管理は、基本的には管理契約しているビルでの改修工事が多いです。
改修工事なので、本職の施工管理ほど時間外労働は多くないですが、それでも維持管理であるビルメンよりは確実に多くなってしまいます。
一般職のビルメンでも、現場によっては小規模な工事の管理などをすることはありますが、ワークライフバランスが崩壊するような業務量になることは基本的に無いです。
さて、ここで問題になるのが、施工管理の経験があると、ビルメン求人だと思って応募しても、ビルメン部門ではなく施工管理部門で働かせようとするビルメン会社が結構あることです。
せっかくワークライフバランスを改善させたくてビルメンに転職するのに、施工管理部門に配属されたら元も子もないですよね。
そのため、面接の際に施工管理部門を提案されてもきっぱり断ることが大切です。
しかし、押しに弱くて断ることが出来ない人もいると思います。
そんな人は、ビルメン専門の転職エージェントに任せてください。
エージェントの担当者と電話で面談する際に、「ワークライフバランスを改善したいので施工管理の仕事は絶対にしたくない。応募先の企業にもそのように伝えてください。」と事前に伝えておきましょう。
応募先企業の条件に合致しないと見なされれば、面接に呼ばれませんので施工管理部門を確実に回避できるはずです。
私もこの方法で巡回型ビルメンを避けたりしてきましたので、転職エージェントの利用はオススメです。
★以下の記事では、無料で使えるオススメのビルメン転職エージェントを紹介していますので、良かったら参考にしてみてください。
ビルメンで転職活動をするなら無料で使える転職エージェントの利用が絶対おススメです!
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さらに内定後は年収アップの交渉まで代わりにしてくれます。
以下の記事では、私も使ったことがあるビルメン用の転職エージェントを紹介していますので是非活用してください!
転職成功者のほとんどは年収・年間休日アップに成功しているので、利用しない選択肢は無いと思います。
施工管理の仕事をしている方なら〇〇施工管理技士などの資格をお持ちだと思います。
これらの資格を持っていると工事部門に配属されやすくなるため、あえて履歴書には書かないという方法も有効です。
せっかく取得した資格で勿体無いと思いますが、少しでも施工管理から遠ざかるためですので考えてみてください。
まとめ「施工管理の激務さに耐えられないなら早めに動きましょう」
この記事では施工管理からビルメンに転職を考えている人のために、おさえておきたいポイントなどを解説しました。
私は仕事をお金を稼ぐための手段としか考えていないため、ワークライフバランスが良くそこそこお金を稼げるビルメンを天職だと思っています。
おそらく他の職種を選んでいたら長続きすることも無かったですし、今の年収に到達することも無かったと思います。
施工管理の激務さでメンタルが壊れてしまったら取り返しがつきませんので、最悪の事態になる前に動くことをオススメします。
お金を稼ぎたくて施工管理を始めたのに、激務が原因でメンタル壊れて何年も仕事が出来なくなっては本末転倒ですよね。
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