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施工管理はやめとけ?激務?ブラック?設備管理(ビルメン)との違いなどを解説します!

仕事全般施工管理

キヨシ
キヨシ

求人を見てたら「施工管理」って職種で募集がありました?
これもビルメンですか?「設備管理」みたいなモノですよね?

施工管理と設備管理は全く違います!
間違えて就職すると大変なので解説しますね!

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

この記事では激務と噂されている「施工管理」について、業務内容や仕事のやりがいなどを紹介します。

ネットで検索すると「施工管理やめとけ」なんて記事もたくさん出てきますが実際のところはどうなのでしょうか。

ちなみに私の仕事はビルメン(設備管理)ですが、ビルの改修工事などを業者に依頼する際に、施工管理の方と仕事の打ち合わせをする機会が頻繁にあります。

ビルメンの仕事ととも全く無関係というわけでは無いので、この記事を読んで施工管理がどんな仕事なのか理解してもらえれば幸いです。

★施工管理の仕事をしている方の2ch質問スレまとめ動画を作ってみました。仕事のきつさなどわかる内容になっていますので是非ご覧ください。

目次

施工管理ってどんな仕事?

「施工管理」は建物の建設や改修、土木工事など、あらゆる建設現場などで工事全体の管理をする仕事のことです。

主な業務としては、「現場監督として建築・設備・電気などの各作業をしている職人の調整や指示出し」、「行政へ提出する書類の作成」、「発注者(お客様)への工事進捗の報告」など業務範囲は多岐に渡ります。

施工管理に求められている業務を大きく分けると「工程管理」、「品質管理」、「原価管理」、「安全管理」という4つの仕事に分類されます。

  1. 工程管理
  2. 品質管理
  3. 原価管理
  4. 安全管理

それぞれについて紹介します。

施工管理の仕事①「工程管理」

工程管理とは、工期内に作業が完了するよう人員の配置・機材の手配などスケジュールの管理を行うことです。

「工期」とは建設工事の着工から竣工までの期間のことです。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

建設業では工事の順番ごとに工程がそれぞれ分かれており、「工程表」という工事のスケジュール表を作り各工程ごとに必要な人員や機材の手配を行います。

一つの工程の遅れはその後の工程にも影響を及ぼすため、工程管理は工期を守るためにとても重要な業務になります。

そのため定期的に工程表通りに作業が進んでいるか確認し、工事が遅れているようであれば増員したり、職人に残業をお願いして工事の遅れを取り戻す必要があります。

施工管理の仕事②「品質管理」

品質管理とは建設で使用されている材料の寸法や品質が、設計図書や仕様書にある規格を満たしているか確認し、品質における問題点や改善点などを早期発見するための確認業務です。

各工程ごとに写真撮影をして設計図通りに施工がされているか証拠として記録する業務も品質管理に含まれています。

建築が進んでいくとコンクリートの中の鉄筋など見えない部分も出てきますので、写真撮影は大切です。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

品質管理をしっかり行うことで、ニュースなどで取り上げられている手抜き工事などを防ぐことも出来ますので重要な業務であるといえます。

最近では大成建設が北海道札幌市で建築中であった地上26階建ての高層複合ビルが、15階まで鉄骨が組まれた状態で品質基準を満たしていないことが判明し、鉄骨を全て解体して組みなおすことになるニュースがありました。

これにより工期が2年以上遅れ、会社の信用にも大きく傷がついたようです。

施工管理の仕事③「原価管理」

原価管理とは、工事にかかる外注費や材料費といった原価がどれだけ発生するかを適切に計算してコスト改善を図ることです。

当たり前のことですが、建設工事は決められた予算内で完成させることが必要で、あらかじめ進捗状況によって発生する経費を把握・管理することで、予算との差異があるかどうかを確認をします。

予算と差異が生じた場合は、計画や工程を見直して適正な利益を確保することも重要な業務の一つです。

もし原価管理が適切に出来ていないと会社が赤字となってしまいますので、とても大切な仕事だと言えます。

工事の請負契約が終わってから、原価管理の甘さが原因で「予算が足りません。もっとお金を請求させてください。」なんて施主に言っても、怒られて拒否されるだけですので、足りない分は会社の赤字となるか、下請け業者に値引きをお願いするなど悪い事ばかりです・・。

ヘタ・レイ
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施工管理の仕事④「安全管理」

安全管理とは、そのままの意味で作業員が安全に働くための対策を行うことです。

ニュースなどで頻繁に見かけると思いますが、建設現場では高所からの転落、大型建設機械による事故などさまざまな災害が発生します。

これらの事故から、作業員を守るために必要な設備や環境を整える業務が安全管理となります。

安全管理の一例
  • 作業員の健康チェック・・現場で働く作業員の体調を確認することでヒューマンエラーによる事故を未然に防ぐ。
  • 機材の点検・・各工事で使用する機材に問題が無いか使用する前に確認することで、機材の不良による事故を未然に防ぐ。
  • 危険予知・・各作業ごとに想定される事故を作業前に確認することで、作業員に危険に対する意識が芽生え事故を未然に防ぐ。
  • 5S運動・・5S運動とは「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」5つの頭文字を取った造語で、作業員はこれらを意識して現場の綺麗に保つことで安全に作業出来るようになります。

施工管理と設備管理(ビルメンなど)の違い

次に施工管理と設備管理の違いを紹介します。

設備管理とはビル、病院、学校、プラントといった建築物に設置されている設備が効率良く活用できるように維持管理を行う仕事のことです。

私が携わっているビルメンテナンス業は、主にビルや病院、学校などの設備管理を行っています。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

先ほど施工管理は建設工事などの管理をする仕事と説明しましたが、設備管理は建設によって作られた建築物の維持管理をする仕事になります。

お互いに建築物に関係する仕事ではありますが、「施工管理は建設工事の管理」と「設備管理は設備の維持管理」という、それぞれ全く違う業務をしています。

ちなみに設備管理には、ビルメンが管理にしているビルの管理以外にも、プラントや工場など多様な施設の維持管理が含まれています。

施工管理がやめとけと言われる理由6選

次に施工管理がやめとけと言われている理由を6つ紹介します。

もともと建設業は離職率が高い業界ですが、その中でも施工管理の離職率はかなり高いです。

私が働いているビルメン業界でも、「施工管理技士」という資格を取得したことが原因で設備管理から施工管理部門に異動になってしまい、労働環境が悪化して退職してしまったという話をよく聞きます。

ここで紹介する項目に該当するなら、履歴書を汚さないためにも施工管理への就職はやめたほうが良いです。

施工管理やめとけ①「高いコミュニケーション能力を求められる」

施工管理の仕事は、発注者(お客様)や現場の職人など様々な人たちとコミュニケーションを取ります。

例えば工程に変更や遅れが出た場合は、発注者や上司に遅れた原因の説明をしたり、現場で作業する職人に残業や作業日の変更をお願いするなど、気を使うタイプのコミュニケーションが多いです。

また、職人は話せば気さくな人が多いですが、職人特有のノリみたいなものがありますので慣れるまでに時間がかかるようです。

初対面の人や苦手な人が相手でもストレス無く話せる人でないと、施工管理に求められるコミュニケーション能力をクリアすることは難しいようです。

施工管理やめとけ②「激務で残業・休日出勤が多い」

施工管理の仕事は激務で、時間外労働があることが当たり前です。

そもそも建設業自体が残業時間が多い業界となっており、「厚生労働省」の調べによると他の業界と比べて建設業は年間で360時間以上多く働いているそうです。

その中でも施工管理は残業が多く、最近は減少傾向にあるようですが時間外労働が200時間近くになるケースもあるようです。

一般的なサラリーマンの月の労働時間は170時間程度なので、激務の施工管理は一般的なサラリーマンの2倍以上の時間働いていることになります。

状況によっては家に帰る余裕が無くなり、現場近くのホテルや車の中で仮眠して、連日工事現場に付きっ切りになるなんてこともあるようです。

なぜ残業が多くなるのか?

残業が多くなる理由は、建設工事には工期が決まっているため、工事の進捗が遅れている場合は残業してでも期間内に工事を完了させなければいけないことがあります。

また、施工管理が担当する業務範囲の広さも残業が多くなる原因です。

先ほど「工程管理」など施工管理の主な仕事を4つ紹介しましたが、どれも濃密な業務であり準備の段階からとても時間がかかります。

また、施工管理は一人で複数の現場を掛け持ちしていることも珍しくなく、夜間作業終了後、そのまま別の現場の監督をするなんてこともあるようです。

私が仕事で付き合いのある施工管理の人も、私が管理しているビル改修工事の夜間立ち会いのあと、1時間程度仮眠してから別現場の監督をすると言っていました・・。

ヘタ・レイ
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施工管理やめとけ③「転勤・出張が多い」

施工管理は工事全体を管理することが仕事です。

そのため工事が完了したら、新たな現場でイチから施工管理の仕事をすることになります。

地元密着の中小企業であれば、同一県内の工事しか請け負っていないこともあります。

しかし大手ゼネコンなどの大企業であれば、全国で工事を受注しているため新たな現場が別の県であることは当たり前のようにあります。

さらに大規模ビルなどの工事であれば、工期も年単位でかかるため家族がいる人の場合は必然的に単身赴任になってしまうようです。

長期の転勤ともなると生活環境まで大きく変わるため、環境の変化に弱い方には施工管理は向いていないといえます。

逆に同じところでずっと働くのが苦手な方には、施工管理はピッタリな仕事かもしれませんね。

ヘタ・レイ
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施工管理やめとけ④「覚えることが多い」

施工管理には、「施工管理技士」という資格制度が設けられており、施工管理として働くのであれば資格を保有することが求められます。(持っていなくても仕事は出来ますが)

ただし、試験を受けるには実務経験の証明が必要になるので、基本的には働きながら勉強をして資格を取得する人が多いです。

また、資格の勉強以上に重要なのが実務の勉強です。

施工管理の仕事は工事全体の管理であるため、それぞれの工事(建築、設備、電気など)について仕事内容を把握していなくてはいけません。

資材の名称や用途、施工方法が法令などのルールに適合しているか判断できるだけの知識が必要になるため、常に勉強をして新しい知識を吸収していかなくてはいけません。

覚えることが「苦手」、「嫌い」という方は、施工管理はやめたほうがよいでしょう。

ビルメンに資格保有者が多いのは、仕事の負荷が少ないからです。
もしビルメンの仕事が施工管理のように激務な仕事であれば、勉強する時間が取れずビルメンの資格所持率はかなり下がってしまうと思われます。
>>ビルメンの資格保有率【関連記事】

ヘタ・レイ
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施工管理やめとけ⑤「危険を伴う仕事である」

施工管理の業務は、書類作成から工事現場での監督業務まで多岐にわたりますが、監督業務の中には作業員の安全管理のためにクレーンなどの重機が入っている現場​​を巡回したり、ビルにかけられた足場に上って工事個所の確認や写真撮影をするような危険な仕事もあります。

ニュースなどでよく建設作業員の死亡事故が取り上げられていますが、施工管理もそういった現場で仕事をしていることを想像して頂ければ危険な仕事ということはわかって頂けるかと思います。

上記のような事故を減らすため施工管理の重要な業務に「安全管理」があるというわけです。

私もビルの大規模修繕のときに「足場」に何度か上ったことがありますが、安全に設置されているとわかっていても真下を見たら相当な恐怖を感じました。

ヘタ・レイ
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施工管理やめとけ⑥「体力・精神力が必要」

これまでの施工管理のきついところを見て頂ければわかると思いますが、施工管理の仕事を続けるには体力や精神力が必要です。

これらの力は働きながら鍛えていくことも出来ますが、これまでの人生の中で体力不足やメンタルの弱さなどが原因で体調不良を起こした経験がある方は施工管理の仕事はやめておくべきです。

とくにメンタルは一度壊してしまうと完全復帰が難しいため、施工管理を就職先の候補にしている人は慎重に検討してください。

ちなみに、私はよくビルメン転職に関する相談を受けますが、相談者の中には元施工管理で一度メンタルを壊してしまった人がかなり多いです。

皆さん口を揃えて施工管理には戻りたくないと言っていますね・・。

私は体力も精神力も根性も無いので、施工管理の仕事は絶対に向いて無いと思っています・・。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

やめとけ言われている施工管理に向いている人は?

やめとけと言われている施工管理ですが、この仕事を何十年も続けている人はたくさんいます。

こんなにツラい施工管理にはどんな人が向いているのでしょうか。

いくつか特徴を上げたいと思います。

学習意欲がある人

学習意欲がある人は施工管理に向いています。

施工管理自体は資格がなくても始められる仕事ですが、資格取得により業務の幅が広がり給与やスキルが向上します。

未経験・無資格から施工管理を始めて、資格取得を通じてキャリアアップを目指す人も多いため、真面目で向上心が高い人に適しているといえます。

もちろん資格の勉強以外にも、施工管理に求められる建築の知識などを自ら進んで貪欲に吸収していくことも重要です。

知り合いの施工管理の人に聞きましたが、仕事が忙しいため資格の勉強をする時間を捻出するのは大変みたいですね。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

コミュニケーション能力が高い人

コミュニケーションが得意な人は、施工管理に向いています。

施主や職人との円滑なコミュニケーションがなければ、認識の齟齬が生じてしまいトラブルに繋がる可能性もあります。

施工管理は、様々な関係者との円滑なコミュニケーションが不可欠な仕事です。

ただし会話が苦手な場合でも、基本的な「報告・連絡・相談」を心がけるだけでも十分です。

「施工管理やめとけ」の項目でもコミュ力についは説明しましたが、施工管理は様々な人の間で業務を調整する仕事なので、コミュ力の高さは本当に重要です。
ちなみに施工管理ほどではないですが、ビルメンもサービス業なのでコミュ力は必要ですね。
【関連記事】ビルメンに必要なコミュ力

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

トラブルを解決する能力が高い人

施工管理はトラブルを解決する能力が高い人に向いています。

長期間に及ぶ建設現場では、工事中のトラブルや天候の影響などが原因で計画通りに工事が進まないことがよくあります。

このような不測の事態が発生しても冷静に対処することができる柔軟性が施工管理には求められます。

トラブルをスムーズに乗り越えることで、社内外からの信頼度が向上し施工管理としての達成感も得ることができるようです。

トラブルを解決する能力は経験によって培っていくものですので、最初のうちは不測の事態が起きてもテンパらずに周りに相談できる能力があれば十分だと思います。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

施工管理の「やりがい」やメリット

次に施工管理で働くメリットや「やりがい」を紹介します。

大変な仕事ですが、良いところもありますよ!

施工管理は年収が高い(ブラック企業除く)

施工管理の仕事をする最大のメリットはお金が稼げるところではないでしょうか。

厚生労働省の調査によると、令和4年の施工管理の全国平均年収は約620万円だそうです。

これは日本人の平均年収440万円を大きく超えているため、施工管理は高所得であるといえます。

ただしこの年収には残業代も含まれているため、残業代抜きの年収にした場合は日本人の平均年収と大きく変わらないかもしれませんが・・。

しかし、高収入を期待できる仕事であることに変わりはありませんので、とりあえずお金を稼げる仕事がしたいという方には向いているかもしれません。

なお、このご時世でも残業代をしっかり支払わないブラック企業も存在しますので、会社選びは慎重に行う必要があります。

ちなみに、ビルメン(設備管理)は元々の年収が低いうえに残業も少ないため、平均年収は350~400万円程度になります。

キヨシ
キヨシ

ビルメンに年収を期待したらいけませんね。

ビルメンでも難関資格を取得して、大手の系列系に入社すれば残業無しでも年収500万近くは貰えるんですけどね。
>>ビルメンは独立系と系列系どっちに入社するのが正解【関連記事】

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

施工管理は常に需要がある

施工管理やめとけと言われているくらいなので、施工管理は常に人手不足です。

しかし、人手不足の状況にも関わらず、建設業の需要は以下の理由から増え続けています。

  • インフラや建築物の老朽化が進んでいる
  • 復興工事の需要がある
  • 都市開発で建物が建設されている

このように状況にも関わらず施工管理は不人気な職種であるため、常に仕事の需要はあります。

施工管理としてのスキルを身に着けておけば食いっぱぐれることが無い点はメリットであるといえます。

とはいえ、他にも需要がある職種はたくさんありますけどね・・。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

施工管理は人の上に立ち裁量の大きな仕事が出来る

建築工事の現場において、施工管理は全体の指揮を執る存在のため、ある程度独自の裁量でプロジェクトを進めることが可能です。

自身の知識や技術力を十分に身に付けることで、各職人に的確な指示を出して現場をコントロール出来るようになりますので、人の上に立って仕事をしたい方にとってはとてもやりがいを感じるはずです。

逆に経験が浅いうちは現場の職人さんから舐められてしまうため、苦労するという話も聞きます。

私の義理の兄は施工管理を何十年も続けています。
詳しくは聞いてませんが、人を使う仕事が面白いと言っていました。
シミュレーションRPGゲームみたいな感じなんですかねぇ。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

施工管理の仕事は達成感がある

これまでの説明からもわかるように施工管理の仕事は大変です。

計画の段階から工事に携わり、完成まで長ければ年単位で工事全体の管理をすることになります。

このように苦労して仕事をしたからこそ、仕事が完了したときの達成感も格別なものになるそうです。

また、建築物は形として残ります。

どこかのCMでは無いですが、大規模な建築物の工事であれば地図にも残ります。

ここまで目に見える形で達成感を得られる仕事は他に無いかもしれません。

ビルメン(設備管理)の仕事は、あくまで維持管理です。
何かを作るわけでもなく頑張っても評価されにくい仕事なので、達成感を得ることは難しいですね。

ヘタ・レイ
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施工管理は成長を感じることが出来る

施工管理はいくつもの現場を経験し、関連する資格を取得していくことで仕事の幅を広げていくことができます。

それに伴い担当する工事も大規模なものになったり、社内で出世したりと目に見える形で自分の成長を感じることが出来るようです。

承認欲求が強い方などは、施工管理のわかりやすい成長にメリットを感じることが出来るはずです。

施工管理に必要な資格「〇〇施工管理技士」って?

施工管理技士は日本の建設業において特定業種の技術を認定した国家資格のことです。

該当する種目の施工管理技術検定の第1次検定に合格した者は「施工管理技士補」を、第2次検定に合格した者は「施工管理技士」をそれぞれ称することができるようになります。

なお、施工管理技士には1級または2級があります。(1級の方が上位資格) 

なお、第1次検定は17歳以上であれば高卒・大卒・実務経験に関係なく受験出来ますが、 1級建築施工管理技士の第2次検定の受験資格は、大学の建築系学科卒業の場合3年以上の実務経験、建築学科以外の場合は卒業後4年6ヶ月以上の実務経験が必要になります。

なお、施工管理技士は工事区分により以下の7種類があり、それぞれに1級、2級があります。

ちなみにビルメンでも施工管理技士を持っている人はいますよ!

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

施工管理はやめとけばよかったと後悔しないための準備

この記事を見たら施工管理なんてやりたくない思うかもしれません。

しかし、年収が高く裁量権の大きな仕事ができる施工管理に魅力を感じる人も一定数いると思いますので、施工管理に就職してから後悔しないために確認しておくべきことを紹介します。

施工管理の仕事をしている人(建設業界でも可)に話を聞く

身近に建設業界で仕事をしている人がいたら、施工管理の仕事内容や待遇などの話を聞いておきましょう。

ネット上には施工管理の仕事内容に関する情報がたくさん出回っていますが、やはり実際に仕事をしている人の話を聞く方が施工管理の良いところやツラいをリアルに知ることが出来るはずです。

具体的な話を聞いておけば、就職後に業務内容のギャップに苦しんで仕事を辞めてしまうリスクを減らせるはずです。

出来れば施工管理の人から話を聞きたいところですが、身近にいない場合も多いと思いますので、建設業界で働いてる人からの話でも十分だと思います。
建設業であれば施工管理の人と関わった事が必ずあるはずなので、具体的な話が聞けるはずですよ!

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

施工管理で働く目的を明確にしておく

その仕事に就きたい目的を明確にしておくことも就職後に後悔しないようにする重要な要素の一つです。

私の職業はビルメンですが、この仕事を続けている目的は「仕事から受ける肉体的・精神的負荷を最小限にして、そこそこお金も稼ぎたい」からです。

ビルメンの業務の中には汚い作業や、テナントやビルオーナーとの折衝などツラく面倒なモノも多々ありますが、先ほど挙げた目的を達成しやすく、しかも就職難易度が低いのはビルメンしか無いためこの仕事を続けています。

施工管理にも「給料が良い」「人の上に立てる」「〇〇の資格を取得できる」など様々なメリットがありますので、仕事に就く目的を明確にしておくことが大切です。

「人に勧められたから施工管理をやってみる」とか明確な目的無しに転職しても、施工管理の激務さに耐えられず辞めてしまったり、メンタルを病んでしまう可能性が高いです。

とくに周りの意見に流されやすい若者は注意してくださいね。
後悔しない転職をしましょう!

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

施工管理専用の専用の転職サイトを利用する!

施工管理の仕事に就くだけなら、一般的な転職サイトに登録したりハローワークに相談すればOKです。

しかし、なるべくホワイトな環境で働きたいなら、施工管理の業界に強い転職エージェントに相談することをオススメします。

転職エージェントでは以下のようなサービスを無料で提供しています。

転職エージェントを使うメリット
  • 「残業が少ない」「給料が高い」ホワイト企業を紹介してくれる
  • 多様な働き方の求人を紹介してくれる(リモートワークOK、転勤無しなど)
  • 応募する企業の面接対策(面接で何を聞かれる、適性検査がある)をしてくれる
  • 内定後は給与の交渉をしてくれる(年収〇〇万円アップ)

建設業全体がブラックな業界であるため、少しでもワークライフバランスが良く年収が高い会社に入社出来るように転職エージェントの利用を是非検討してみてください。

ホワイト求人は自分で探すより、プロに任せてしまったほうが確実です。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

オススメの施工管理転職エージェントは以下の二つです。

建築転職

まず最初にオススメしたいエージェントは建築転職です。

扱っている求人数が多く、大手の上場企業への転職も可能です。

また、施工管理の業務を熟知し関連資格を保有しているコンサルタントがサポートについてくれるため、直接業界の情報が聞ける点も大きなメリットです。

綿密な打ち合わせをすることで、求職者の希望通りの転職先が見つかりやすいです。

【建築転職の特徴】

  1. アドバイザーは、建築関連の国家資格者が中心であるため、求職者と求人企業のニーズを正確に把握することができる。
  2. 求人企業の多くは、施工事業でもともと取引のある企業が中心であるため、仕事の進め方や社風など 一般の求人情報に記載されないリアルな情報を求職者に伝えることができる。
  3. 7,000件以上(非公開求人多数)の求人案件を日本全国に持っている。
  4. 全て無料で利用可能
建築転職で求人を確認する

タネックス

次に紹介したいエージェントはタネックスです。

タネックスは10代、20代向けの転職エージェントです。

フリーター、非正規雇用、中卒、高卒など経歴や学歴関係なく登録可能で、社会人経験が浅い人でも経験豊富なアドバイザーが内定までしっかりサポートをしてくれます。

【タネックスの特徴】

  1. 各業界に精通したキャリアアドバイザーのサポートが受けられる
  2. 10代・20代に特化した転職支援
  3. 業種や職種未経験でも利用可能
  4. 独占非公開求人が多数
  5. 全て無料で利用可能
タネックスで求人を確認する

まとめ「施工管理はやめといたほうが良いの?」

この記事では施工管理がやめとけと言われる理由や、施工管理で働くメリットなどを紹介しました。

建設業界はブラック体質のため不人気な職種ですが必要不可欠な仕事です。

そのため業界全体で労働者の待遇見直しを進めており、今後はブラック企業も減る可能性があります。(最近では残業も少なく週休二日を維持できている会社も多いようです)

また、AIの発展などにより仕事が奪われる心配も無いため、施工管理は安定した仕事であるといえます。

私は仕事にやりがいを求めていないのでビルメン(設備管理)の仕事を選択しました。

しかし私のような人間は少数であり、仕事にやりがいや達成感を求める人の方が実際は多いはずです。

そういった方であれば施工管理が適職である可能性も十分にありますので、今回紹介した内容を読んでみて自分に向いていると判断出来れば施工管理を就職先の候補に入れてみてください。

当然ですが楽な仕事をしたいのであればビルメン(設備管理)一択ですからね!
>>ビルメンとはどんな仕事【関連記事】

ヘタ・レイ
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キヨシ
キヨシ

僕は根性無いのでビルメンにしておきます!!

仕事全般施工管理