ビルメンやめとけ?「向いてない人の特徴7選」それでもビルメンに転職するメリットを解説!
ネットでビルメンをググると「ビルメン やめとけ」って出ますね。
ビルメンってヤバい業界なんですか?
ビルメンは楽な仕事と言われてますが、人によっては「きつい」、「大変」と感じることもあるようです。
このようにデメリットの方が大きかった人が、ネットの掲示板に書き込んでいるため、「ビルメンやめとけ」というワードが一人歩きしているのだと思われます。
具体的にビルメンの不人気な部分を紹介しますね。
いつもビルメンに転職することを推奨している私ですが、今回はビルメンに向いてないと思う人の特徴をいくつかあげていきたいと思います。
ただし、ここで紹介する特徴に当てはまったとしても、メリットが勝るようなら気にせずビルメンに転職しても問題ないと思います!
私は業界歴10年の現役ビルメンです
この記事で初めて私の事を知った方もいると思いますので、簡単に自己紹介をしておきます。
私は20代の大半をニートで過ごしましたが、ビルメンに就職して社会復帰することが出来ました。
その後、ビルメン会社を何社か転職しながらビルメン歴も10年以上となりましたので、業界の知識に関してはかなり自信があります。
今の日本には当時の私と同じようにニートや無職で就職に困っている方が大勢いると思います。
そんな人たちが社会復帰するためのお役に立てればと思い、YouTubeやブログでビルメンの情報を発信しています。
「労働者の目線」からビルメン業界のリアルを解説しますので、是非最後まで見て行ってください!
そもそもビルメンってどんな仕事?
ビルメンとはビルメンテナンスの略称で、主な業務内容は建築物(ビル・病院など)で使用される設備が正常に利用できるように、維持管理することです。
地味なイメージがある仕事ですが、適切な維持管理が行われていないと建物の利用者が不便な思いをすることになり、しかも建物自体の寿命も短くなってしまうため、とても重要な仕事であるといえます。
なお、ビルメンテナンスの業務は大きく「設備管理業務」「保安警備業務」「環境衛生管理業務」の3つにわかれています。
それぞれの業務内容は以下のとおりです。
設備管理業務 | 建物内及び周辺で使用している下記設備の維持管理を行う。 ・電気通信設備 ・空調設備 ・給排水設備 ・消防設備 ・昇降機など |
保安警備業務 | 建物内及び周辺の防犯・防火業務を行う。 建物来館者の案内や駐車場の管理なども含まれる。 |
環境衛生管理業務 | 建物内及び周辺の環境衛生の維持管理を行う。 いわゆる清掃のことである。 なお、ビル管理法に基づき害虫や空気環境の維持管理なども環境衛生管理業務の役割の一つとなっている。 |
一般的にビルメンと呼称する場合、上記3つのうちの設備管理業務を指す場合が多いです。
この記事の題材である「ビルメン やめとけ」も、設備管理業務の事を指していますのでご承知おきください。
★ビルメンの仕事内容を詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください
ビルメンやめとけ!向いてない人の特徴7選!
それでは早速ビルメンに向いてない人の特徴を紹介します。
私がこれまでビルメンをやってきて、自身の体験や、周りでツラそうにしている同僚を見てきた経験から、ビルメンの仕事を続ける上で以下の7つの項目に適性が無い人はビルメンに向いてないと感じました。
- 夜勤が苦手な人はビルメンやめとけ!
- 汚い仕事が苦手な人はビルメンやめとけ!
- 害虫、ネズミが苦手な人はビルメンやめとけ!
- お金を稼ぎたい人はビルメンやめとけ!
- ルーチンワークが苦手な人はビルメンやめとけ!
- 転職に抵抗がある人はビルメンやめとけ!
- コミュニケーションが苦手な人はビルメンやめとけ!
それぞれについて理由などを詳しく解説していきます。
人によっては致命的な内容もあると思いますので、これからビルメンに転職を考えている方は必ず見ておいてください。
7つもあるのかぁ。
結構多いな。
どんな仕事でも大なり小なりデメリットはありますからね。
とりあえず最後まで見てください。
夜勤が苦手な人はビルメンやめとけ!
全てのビルメン現場に夜勤があるわけではないですが、ビルメンの仕事就く以上は夜勤現場に配属される可能性を常に意識していないといけません。
私はビルメン以外の仕事でも夜勤を経験したことがあったので気にしていませんでしたが、夜勤が苦手な人は結構いるみたいです。
ちなみにビルメンの夜勤シフトは、私の知る限りだと以下の3パターンがあります。
夜勤パターン①「24時間勤務」
拘束時間:9時から次の日の9時まで(24時間)
このパターンは24時間拘束されますので結構しんどいです。
拘束時間の内訳ですが、16時間は労働で残りの8時間で仮眠と休憩を取ります。
なお、1回の出勤で2日出勤したことになるのが特徴です。
私の経験では、このパターンがビルメンに最も多い夜勤シフトです。
ちなみに16時間労働とはいえ、待機時間も多いのでずっと動きっぱなしというわけではありません。
1回の出勤で2日分働いたことになりますし、何もしないでボーっとしている待機時間も多いことから、24時間勤務の職場は実は人気があったりします。
夜勤パターン②「18時間勤務」
拘束時間:17時くらいから次の日の9時まで(16時間程度)
このパターンは仮眠が2時間だったり、がっつり6時間取れるなど様々です。
こちらの場合も1回の出勤で2日出勤したことになるケースが多いです。
個人的にはこのスタイルが拘束時間も短く2日出勤になるのでお得だと思います。
夜勤パターン③「12時間勤務」
拘束時間:21時からから次の日の9時まで(12時間)
ビルメンの場合あまり馴染みのない夜勤形態です。
仮眠は2~4時間で、休憩に近い感じかと思います。
こちらの場合は1日出勤として扱われます。
ビルメンの夜勤総括
夜勤が体質的に問題無い人の場合、1回の出勤で2日分出たことになる①②のパターンが人気のようです。
一応、ビルメンには日勤のみの現場もありますが、会社都合で夜勤ありの現場に異動という可能性もありますので完全に夜勤を回避することは難しいと思われます。
とにかく夜勤は体質によって向かない人もいますので、どうしても厳しそうならビルメンになることは諦めたほうが良いですね。
それでもビルメンをやりたいなら、異動や転勤がない直接雇用の自社ビルメンで、かつ夜勤がない会社を探すことをお勧めします。
私は現在アラフォーでたまに夜勤もやっていますが、健康面で問題は起きていません。
夜勤明けの日は疲れ切っていますけどね。
★ビルメンの宿直業務について詳しく解説した記事を執筆しました↓
夜働くのがダメならビルメンやめとけってことですね!
汚い仕事が苦手な人はビルメンやめとけ!
ビルメンには普通の人が嫌がるような汚い仕事があります。
具体的にはトイレの詰まり除去、汚水槽の点検などが該当します。
これらの業務は、ビルメンで働くなら必ず発生する作業ですので抵抗があるならビルメンへの転職はやめた方が良いです。
ただし汚い仕事は、数をこなしていくと慣れてきます。
最初は私もトイレの作業なんてやりたくないなと思っていましたが、仕事と割り切って対応する分にはあまり気にならなくなりました。
なお、ネットで言われているような素手で便器に手を突っ込むような作業はあり得ないので安心してください。
仮に便器に手を入れることがあってもゴム手袋は装着出来ます(常識的に考えてわかると思いますが)
★ビルメンが行う汚い仕事に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。必ずチェックしておいてください!
汚い仕事の発生頻度は配属される現場によって違います。
新しい現場やオフィスビル等はほとんどトイレ詰まりが起きなかったりしますよ!
汚い仕事する覚悟が無い人はビルメンやめとけ!!
害虫、ネズミが苦手な人はビルメンやめとけ!
汚い仕事と似ていますが、ゴキブリやネズミが苦手な人もビルメンへの転職はやめときましょう。
普通に生活をしていても、ゴキブリを目撃することはあると思いますが、ビルメンの場合汚い場所での作業が多くなりがちなので、ゴキブリのような不衛生な場所を好む昆虫に出くわす可能性が高いです。(築浅の建物や飲食店が入っていない建物だと全く虫と遭遇しない場合もありますが・・)
汚い仕事と同様に場数を踏めば徐々に耐性は付いてきますが、慣れるまでは遭遇するたびに驚くことになると思います。
ちなみに私の知る限りでは、ゴキブリやネズミが原因で辞めたビルメンを見たことはありません。
おそらくゴキブリ等が苦手でも、仕事であれば耐えられるレベルなんだと思います。
ネットでビルメンを検索すると、虫を素手で触れないとダメなどという書き込みを見たりすると思います。
結論を先に言いますが、虫を素手で触る事は基本的に無いのでご安心ください。
害虫であれば殺虫剤で駆除してから、清掃道具で死骸を処分する程度の作業が出来れば十分です。
また、害虫・害獣防除の専門業者が月1回程度、点検および駆除作業を実施しますので、彼らも頼りになる存在です!
冷静に考えてみればわかると思いますが、ゴキブリを素手で触れる大人なんてそんなにいるわけないですよね・・。
当然、私も私の同僚のビルメンも虫を素手で触れる人はいません。
都会だと街中でネズミやゴキブリ見かけるしね。
彼らの事を認められないならビルメンやめとけってことですね。
お金を稼ぎたいな人はビルメンやめとけ!
ビルメンを目指そうとしている人でお金を重視している人は少ないと思いますが、念のためお伝えしておきます。
ビルメンは給料が低く、昇給も期待出来ません。
当ブログで現役ビルメン約200人を対象に行った年収アンケートでは、ビルメンの平均年収は約350万円という結果になりました。
ちなみに、dodaが2021年9月~2022年8月までの期間で登録した20歳から65歳までの正社員、約56万人の平均年収は403万円だったので、ビルメンの平均年収は低いことがわかります。
そのため「年収が低くても仕事が楽なら全然OK」という考えの人以外はビルメンへの転職はやめたほうが良いです。
資格を取ったり待遇の良い会社に転職をすることで収入を上げることは出来ますが、それでも世間的に自慢できる年収になるところまではいかないと思っておいた方が良いです。
【関連記事】ビルメンに必要な資格一覧!4点セットから3種の神器まで全て紹介します。
薄給で働く覚悟が無い人はビルメンやめとけ!
ビルメンでも条件が揃えば年収500万円くらいは目指せます。
年収を上げるために転職をしたい場合は、転職エージェントを使ってみてください!
【関連記事】ビルメンおすすめ転職エージェント5選
現に私も年収500万円以上貰っていますよ!
ルーチンワークが苦手な人はビルメンやめとけ!
ビルメンの業務は慣れるとルーチンワークになります。
毎日同じ場所を巡回してメーターの数値記録を行い、その合間に設備のメンテナンスや簡易的な修繕をします。
これらの業務は慣れてしまうと、つまらなく感じる人もいるようです。
仕事に成果などの遣り甲斐を求める人にとっては、ビルメンの単調な作業は本当に苦痛だと思います。
私も時々「自分は何をやってるんだろう」と疑問に思うことがあります。
単純労働、ルーチンワークに抵抗がある人は、ビルメンへの転職はやめたほうが良いですね。
それでお金貰えるんだから幸せだと思うけど・・。
むしろルーチンワークすら出来ない人は「ビルメンやめとけ」以前の問題ですね。
転職に抵抗があるな人はビルメンやめとけ!
全ての人に当てはまるわけではありませんが、ビルメン業界に飛び込むなら何度か転職しても大丈夫なくらいのフットワークの軽さが必要です。
転職と言われても意味が分からないと思いますので、転職が必要な人の特徴を紹介します。
理由①楽な仕事をするためにビルメンになった人
ビルメンをネットで調べると、「休みが多い」、「勤務中も暇だから最高」という情報を目にすると思います。
この情報は事実なのですが、全ての現場が楽というわけではなく、中には激務の現場も存在します。
こういう激務現場に当たってしまった場合、マッタリを求めてビルメンになった人は以下のような行動を起こす必要があります。
辛いのを我慢して少し働いてから現場の異動願いを出してみましょう。
受け入れてもらえるかは会社次第ですし、最低でも1年くらいは働かないと異動は厳しいかもしれませんが、受理されれば楽な現場にいけるかもしれません。
そのままの意味で、楽な現場を求めて潔く転職をします。
楽な仕事がしたくてビルメンになったのに、忙しさに忙殺されてしまっては本末転倒です。
①の異動願いは、仮に異動が成功しても異動先も激務だった場合、1年を無駄にしてしまうことになります。
それなら、別のビルメン会社へ転職してしまった方が早いですよね。
これが転職に抵抗がある人には、ビルメンが向いていない理由です。
理由②ビルメン業界で年収を上げたい願望がある人
最初の勤務先が底辺独立系ビルメン会社の場合、そのまま長く務めても昇給は微々たるものです。
しかし、資格の勉強をしてビルメン三種の神器などの難関資格を取ってから、上位の独立系や系列系ビルメン会社に転職すれば大きく年収を上げられます。
他の職業だと転職したら給料ダウンが一般的ですが、ビルメンは資格が重視される業界なので資格取得+転職によって給料を大幅に上げることが出来ます。
この場合も転職に抵抗がある人は不利ですよね。
ただし、最初から昇給がしっかりしている系列系のビルメン会社に入社して長く勤めていくつもりであれば、あまり気にしなくても良いかもしれません。
ビルメンにとって資格がどれだけ重要なのかは以下の記事を読んで頂ければわかると思います。
【関連記事】電験三種はビルメンに必要なの?
コミュニケーションが苦手な人はビルメンやめとけ!
「ビルメンは機械のメンテナンスをする仕事で、対人業務が全くない」と勘違いしている方もいるかもしれませんが、実は人と話す機会が多い仕事です。
これは本当に勘違いしている人が多いです。
ビルメンも会社員なので組織に属して仕事をします。
全くコミュニケーションを取らないで仕事をすることは不可能です。
ビルメン仲間である同僚は当然として、お客さんであるテナントやビルオーナー、工事の業者、同じビルに常駐している警備員、清掃員などとも適度にコミュニケーションを取ります。
ただし、営業とかをするわけではないので、コンビニバイトレベルの接客が出来れば十分だと思います。
ビルメンに必要なコミュ力については以下の記事で特集しています。
コミュニケーションはめんどくさいよね。
ビルメン以外の仕事でもコミュ力不足が原因で退職する人は多いと聞くね。
きつい言い方になりますが、ビルメンに求められるコミュ力がきつい人は、正社員で働くことを諦めた方がいいかもしれません。
そのくらいビルメンに求められるコミュ力はレベルが低いといえます。
やめとけと言われているビルメンで働くメリットを紹介
さて、ビルメンに向いてない人を7つご紹介しましたが皆さんはいくつ当てはまるでしょうか?
実際に複数当てはまる人は「ビルメンやめとけ」と言わざるを得ないのですが、それでもビルメンを続けている人たちはたくさんいます。
これは、ビルメンで働くことによるメリットの方が勝っているから現在も続けてられているんだと思います。
せっかくなので、ビルメンで働くメリットをいくつかご紹介します!
ビルメン歴10年の私が実際に体感していることなので、これらのメリットに偽りはありませんよ!
なお、現場によってはブラック過ぎて全く当てはまらないところもあるので注意してくださいね。
ビルメンには待機時間がある
ご存知かもしれませんが、ビルメンには待機時間という何も仕事をしない時間が存在します。
厳密には何かトラブル等があれば対応しなくてはいけないのですが、暇な現場はほとんどトラブルが起きないため1日の勤務のうち1~2時間くらい何もしない時間が発生することがあります。
待機時間の過ごし方は現場のルールによって違いますが、一例として下記のようなことをしています。
- マニュアルや資料作成
- 同僚と雑談
- 資格の勉強
- 寝る
- スマホゲーム
流石に「寝る」や「ゲーム」は良くないことですが、資格の勉強や雑談くらいは許される現場が多いです。
もちろん待機時間中もお給料は発生していますので、ビルメンは美味しい仕事だと思います!
どんなに忙しい現場でも待機時間(サボる時間)は多少あるはずです。
本当に超激務で全く待機時間が無かったら転職を考えても良いかも・・・。
【関連記事】ブラックビルメン現場の特徴9選【当てはまるなら転職!】
ビルメン一人現場
あまり数は多くないですが、一人で勤務するビルメン現場も存在します。
事務所に自分一人しかいないため、何をしても怒られませんので好きなことをして過ごすことができます。
設備トラブルも起きないような楽なビルで一人勤務になったら、丸一日資格の勉強をすることも可能だったりします。
一人勤務とか最高ですね!
裸で仕事してても怒られませんか?
マジレスすると事務所に防犯カメラがある現場もあるので、服は着てください。
楽な一人現場は本当に何もすることがないため、全くスキルが成長しません。
ビルメンのスキルなんて大したことないのですが、それでもある程度忙しい現場に配属されておかないとビル管理に必要な最低限の知識も身に付かないことになるため、長くビルメンを続けるつもりがある方にとって楽な現場は危険なのです。
とはいえ、会社の都合もあるので忙しい現場に配属先を変えてもらうということも難しいため、せめて資格の勉強をしたり、以下で紹介しているようなビルメン関連の実務本で知識を増やすことをオススメします。
ビルメンはワークライフバランスが良い
ビルメンはワークライフバランスが良い職業です。
維持管理という仕事の性質上、ビルの設備にトラブルが起きず、適切な人員が配置されている現場であれば、残業はほぼ発生しませんので毎日定時で退社できます。
シフト制の現場の場合、必ず土日休みというわけにはいきませんが休日はしっかり取れますので、趣味に使える時間も多いです。
営業職のようなノルマや、製造業にような納期等が無いため、本当にノンビリした環境で働くことが可能です。
一度でも激務な仕事を経験してメンタルを壊してしまった人がビルメンを経験すると、ワークライフバランスの良さに抜け出せなくなるはずです。
もちろん私も残業は絶対にしたくないので、基本的に定時で帰れる会社以外では働きたくありません!
★ビルメンで働いている方に年間休日のアンケートを取りました。以下の記事にまとめていますので、ビルメンの休みの多さを確認してみてください!
たまに残業代で生活費を稼ぎたいという方がいらっしゃいますが、それなら資格を取ってもっと給料を貰える会社に転職したほうがいいですよ。
【重要】
ビルメンで転職活動をするなら無料で使える転職エージェントの利用が絶対おススメです!
一般の求人サイトには出てこない自社ビルメンなどのレア求人を紹介してもらえますし、職務経歴書の添削サービスにより書類選考通過率が格段に上がります。
さらに内定後は年収アップの交渉まで代わりにしてくれます。
以下の記事では、私も使ったことがあるビルメン用の転職エージェントを紹介していますので是非活用してください!
ビルメンは各種手当で給料もそこそこ貰える
ビルメンは薄給だと言われていますが、宿直手当や資格手当を合わせると実は給料も結構貰えます。
例えば電験三種とビル管理士という資格を持った状態で、宿直がある系列系のビルメン会社に勤めれば、年収450万円以上は貰えるはずです。
もちろん系列系ビルメン会社もピンキリなので、全てのビルメン会社で必ず上記の金額に届くわけではありませんが、資格を揃えて待遇の良い会社に入社出来れば必ず到達できる年収です。
ワークライフバランスが良く待機時間まであるのに、これだけの給料が貰える仕事は他にあるのでしょうか・・。
★以下の記事で紹介している「ザイマックス」さんは資格手当が多めの会社になります。
当然昇給もあるので、さらに年収は上げていけますよ。
>>ビルメンの昇給相場調査!【関連記事】
ビルメンの仕事は安定しておりAIに奪われにくい
ビルメンの仕事はビルがある限り無くなりません。
また、電気主任技術者など業務独占資格を必要とする仕事を担当することもあるため、とても安定した仕事であると言えます。
警備などはAIに置き換わるかもと言われていますが、ビルメンの業務は実際に手を動かす作業もあるため完全にAIに置き換わることは不可能です。
そのため、ビルメンの仕事は今後も無くなることはないでしょう。
現時点では外国人ビルメンも見たことがないので、外国人に仕事を奪われる可能性も低そうです。
外国人に日本の国家資格を取得するのは難しいですからね。
★以下の記事ではビルメン業界のAI・DX化による影響について私の考えを解説しています。
他にもビルメンで働くメリットはたくさん
ビルメンのメリットは他にもたくさんあります。
例えば中高年からでも転職が容易であったり、ホワイトなビルメン会社であれば年間休日も120日以上あります。
このようにビルメンで働くメリットは数多くあるため、「向いていない人の特徴」に当てはまっていてもビルメンを続けている人が多い理由だと思います。
私はゴキブリが苦手ですが、それよりも定時で帰社出来るほうが重要です笑
残業なんて絶対にしたくありません!
ビルメンには現場ガチャがあるので注意!
ビルメンには配属現場ガチャがあります。
たくさんのビルメン会社が色々なビルを管理しているので、現場によって働く環境が違ってくるのは当然のことです。
当然ですがブラックビルメン現場も中には存在しますので、先ほど挙げたメリットが成立しないところもあります。
以下の記事は私が作成したビルメン会社のランキングです。
ブラックビルメン現場を避けるためにも、なるべくコンプライアンスのしっかりしたランキング上位の系列系ビルメン会社に入社することをオススメします!
ブラックビルメン現場は多くない
これは私の体感ですが、ブラックなビルメン現場って実は少ないと思っています。
今まで5か所以上の現場を経験してきましたが、どの現場でも待機時間はありましたし、休みや残業時間もそれほど酷い現場は無かったです。
ネットに書き込む人って現状に不満を持ってる人が多く、満足してる人はわざわざネットに書き込みはしないんですよね。
冒頭でも話しましたが、そういった現状に悩みを抱えた人ばかりがネットに書き込みをするため、「ビルメン やめとけ」のようなワードが独り立ちしてしまったのだと思います。
このような偏った情報ばかりが広がらないように、今後も正しいビルメンの知識を提供していきたいと思います!
どうしてもビルメンに向いてない人のために、ビルメンからでも転職出来る比較的楽な仕事を選んでみましたので良かったら参考にしてみてください。
まとめ「本当にビルメンやめとけ?」
この記事では「ビルメンやめとけ」といわれるネットの評判について切り込んでみました。
最後まで読んで頂ければわかると思いますが、ビルメンはメリットも多い仕事なのでマイナス要素は帳消しになるかなと個人的には思っています。
しかし、どうしても現場ガチャだけは避けられないので、ブラック現場に配属されてしまったら我慢せずに転職という道を選択するのもアリだと思いますよ!
「転職に抵抗があるならビルメンやめとけ!」ですね。
そういえば文系はビルメンに向いてないってことはないですか?
電気とか扱うから理系のイメージがあります。
たしかに理系のほうが有利なのですが、実際に働いている人で理系の人は一部しかいないので安心してください!詳しくは以下の記事で解説しています。
【関連記事】文系はビルメンに向いてないの?
転職にはビルメン向けの転職サイトを利用してください!
ブラックビルメン会社に入社する可能性を少しでも避けるためには転職サイト選びも重要です。
以下の記事では、ビルメン歴10年の私がオススメする「ビルメン転職に強いサイト」を6つ紹介しています。
全て無料で使える転職サイトなので、上手く活用してホワイト現場を勝ち取ってくださいね!
ちなみに転職と言えばハローワークという印象が強いですが、ハローワークは無料で求人を掲載出来るためブラック企業が集まりガチなのでオススメ出来ません。
★ビルメンに向いている人の特徴を知りたい方は以下の記事をご覧ください