ビルメンの資格手当金額一覧!現役ビルメンの方にアンケートを取ったので結果を公開します!
★アンケート対象の口コミ数:全42件(2023年5月10日現在)
ビルメンの皆さんが大好きな資格手当。
そんな資格手当の金額の相場を、実際にビルメンをやっている方を対象にアンケートを取りました。
この記事ではその結果を発表します!
今回は私の独断でビルメンにとってメジャーな資格、マイナーな資格に分別しました。
公開するデータは、「最小金額」、「最大金額」、「平均金額」、「中央値」、「投稿数」となっています。
平均金額は、提供して頂いた資格手当の金額を全て合算して投稿数で割って四捨五入した数値になっています。
どの資格を取得するか迷っている場合は、平均金額が高く、かつ投稿数が多い資格を取得すれば恩恵を受けられる可能性が高くなると思われます。
ビルメン資格の事を詳しく知りたい方は、以下に特設記事があるのでそちらを参考にしてください。
特設記事:ビルメン資格をすべて解説します!
ビルメンの資格手当とは?
資格手当とは、業務に関連する資格を所持していれば毎月の給料に上乗せされて貰える手当のことです。
頑張って勉強した社員に対するご褒美みたいなものですね。
ビルメンは薄給なので、この資格手当によって給料を底上げすることが推奨されています。
他にも、資格を取得したときに貰える一時金や、資格を使って実際に業務をする場合に貰える選任手当など資格に関する手当の種類は複数あります。
以下に特徴をまとめておきます。
- 資格手当:毎月給料に加算されて貰える手当。
- 一時金(報奨金):資格を取得した時にだけ貰える手当。一回しか貰えないが高額。
- 選任手当:実際にその資格を使って業務をする場合に貰える手当。(例)電気主任技術者、ビル管理士などの選任
ビルメン以外の会社でも資格手当は貰える
ちなみに資格手当の制度自体はビルメン会社以外にもあります。
例えば不動産業界であれば宅建士で毎月1万~3万円ほど貰えたり、IT業界であれば基本情報技術者で毎月5千円貰えたりします。
宅建士のように、その業務をするために必要な資格であれば会社側にもメリットはありますが、基本情報技術者みたいな法律的に必須とされていない資格でも資格手当が支給されるのは、会社側の損得以外に社員の努力も会社は評価してくれているということなのでしょう。
不動産業を営む時は、ひとつの事務所に「業務に従事する者」5人につき1人以上の割合で、専任の宅地建物取引士を設置することが義務付けています。
ビルメン資格手当の金額を知る意味
資格手当の金額を発表する前に、なぜ資格手当の金額を調査・公開する必要があるのかお伝えします。
そもそも、資格手当は全てのビルメン会社で支給されるわけではありません。
なので、今皆さんが勤務されているビルメン会社では資格手当の制度自体がないかもしれません。
しかしビルメンは転職することで年収を上げていける特殊な職業です。
そのため、近い将来、皆さんが年収を上げるために転職をする可能性もあるでしょう。
そして、転職先の企業では資格手当の制度があるかもしれません。
その時に備えて資格を取得しておくことは決して無駄ではありません!
というわけで、ここで資格手当の相場を確認しておき、少しでも恩恵を受けられる可能性が高そうな資格を優先的に取得しておくことをおススメします!
簡単な資格でも数を揃えれば1万、2万と資格手当の金額を増やしていけますよ!
ビルメン会社の資格手当(メジャー)
資格手当制度の対象となっている可能性が高い資格の一覧です。
簡単なものから難関資格まで幅広くあります。
新人の方は、いきなり難関資格を狙わないで簡単なものからゲットして収入を上げることをおススメします!
※資格手当で収入を上げるためにおススメの簡単な資格には🔰マークをつけております。
資格名 | 最小 | 最大 | 平均値 | 中央値 | 投稿数 |
---|---|---|---|---|---|
第二種電気工事士🔰 | 500 | 5000 | 2270 | 2000 | 29 |
第一種電気工事士 | 1000 | 15000 | 4850 | 4000 | 21 |
電験三種 | 3000 | 30000 | 10300 | 8000 | 35 |
電験二種 | 5000 | 30000 | 15350 | 15000 | 20 |
電験一種 | 5000 | 50000 | 23900 | 20000 | 15 |
エネルギー管理士 | 1500 | 30000 | 9120 | 7500 | 20 |
ビル管理士 | 1000 | 15000 | 7250 | 7500 | 32 |
2級ボイラー技士🔰 | 500 | 7000 | 2140 | 2000 | 24 |
1級ボイラー技士 | 1000 | 10000 | 4000 | 3000 | 17 |
特級ボイラー技士 | 2000 | 10000 | 6500 | 5000 | 12 |
危険物取扱者乙種 (※1)🔰 | 500 | 7000 | 1650 | 1000 | 23 |
危険物取扱者甲種 | 1000 | 6000 | 2830 | 2500 | 12 |
第三種冷凍機械責任者 (※2)🔰 | 1000 | 10000 | 2720 | 2000 | 24 |
第二種冷凍機械責任者 | 1500 | 10000 | 4140 | 4000 | 14 |
第一種冷凍機械責任者 | 2000 | 15000 | 6850 | 6000 | 14 |
消防設備士乙種🔰 | 500 | 3000 | 1370 | 1000 | 16 |
消防設備士甲種 | 1000 | 5000 | 2210 | 2000 | 16 |
消防設備士特類 | 1000 | 2000 | 1500 | 1500 | 2 |
(※1)乙4の7,000円はかなり特殊な例だと思われます。次に高い金額は4,000円でした
(※2)3冷の10,000円はかなり特殊な例だと思われます。次に高い金額は6,000円でした。
ヘタ・レイのコメント
やはり第二種電気工事士、ビル管理士、電験三種あたりは資格手当を支給してくれる会社が多いですね!
ビル管理士に至っては、難易度の割に支給金額も大きくコスパが良い資格だと思います。
ビルメンで長く働いていくつもりなら、絶対に取得したい資格ですね!
ビルメン会社の資格手当(マイナー)
ビルメン会社の場合、資格手当を出してくれる会社が少ないと思われる資格の一覧です。
実は講習で取れるものもあるのでコスパが良い資格もあるかも?
資格名 | 最小 | 最大 | 平均値 | 中央値 | 投稿数 |
---|---|---|---|---|---|
第二種消防設備士点検資格者 | 1000 | 3000 | 2000 | 2000 | 8 |
第一種消防設備士点検資格者 | 1000 | 3000 | 2000 | 2000 | 8 |
技術士 | 5000 | 50000 | 27500 | 27500 | 2 |
2級建築士 | 3000 | 10000 | 5200 | 5000 | 6 |
1級建築士 | 3000 | 30000 | 14800 | 15000 | 8 |
ファシリティーマネージャー | 5000 | 8000 | 6500 | 6500 | 2 |
ビルクリーニング技能士 | 2000 | 7000 | 3700 | 3000 | 6 |
2級電気施工管理技士 | 1000 | 10000 | 4600 | 5000 | 10 |
1級電気施工管理技士 | 2000 | 15000 | 8460 | 8000 | 13 |
2級建築施工管理技士 | 2000 | 10000 | 5000 | 5000 | 10 |
1級建築施工管理技士 | 5000 | 15000 | 8500 | 9000 | 12 |
2級管工事施工管理技士 | 2000 | 10000 | 5180 | 5000 | 11 |
1級管工事施工管理技士 | 2000 | 20000 | 8500 | 7500 | 14 |
2級土木工事施工管理技士 | 2000 | 10000 | 5330 | 5000 | 6 |
1級土木工事施工管理技士 | 3000 | 15000 | 8830 | 9000 | 6 |
建築物調査員 | 2000 | 2000 | 2000 | 2000 | 1 |
建築設備検査員 | 1000 | 5000 | 2700 | 2000 | 3 |
建築設備士 | 3000 | 20000 | 7700 | 5000 | 6 |
電気通信主任技術者 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
担任者(総合) | 6000 | 10000 | 8000 | 8000 | 2 |
担任者(デジタル2級) | 2000 | 2000 | 2000 | 2000 | 2 |
担任者(デジタル1級) | 3000 | 5000 | 4000 | 4000 | 2 |
担任者(アナログ2級) | 2000 | 2000 | 2000 | 2000 | 2 |
担任者(アナログ1級) | 3000 | 5000 | 4000 | 4000 | 2 |
第二種衛生管理者 | 2000 | 5000 | 3000 | 2500 | 4 |
第一種衛生管理者 | 1000 | 5000 | 2400 | 2000 | 8 |
宅地建物取引士 | 500 | 10000 | 5900 | 6500 | 4 |
自衛消防技術試験 | 500 | 5000 | 1900 | 2000 | 9 |
防災センター要員 | 1000 | 5000 | 2500 | 2000 | 4 |
防火管理者 | 2000 | 2000 | 2000 | 2000 | 1 |
防火管理技能者 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ヘタ・レイのコメント
施工管理系の資格が、難易度の割に支給金額が高くコスパが良く感じますが、ビルメン業界で施工管理系の資格を取得してしまうと、激務の工事部門に異動になる可能性があるので取得する際は十分に注意が必要ですね。
宅建士に資格手当を支給してくれるビルメン会社もあるようですが、投稿件数がかなり少ないため期待は出来ないと思います。
まずはメジャー資格の方から取得することをおススメします!
ビルメンで転職活動をするなら無料で使える転職エージェントの利用が絶対おススメです!
一般の求人サイトには出てこない自社ビルメンなどの非公開求人を紹介してもらえますし、職務経歴書の添削サービスにより書類選考通過率が格段に上がります。
さらに内定後は年収アップの交渉まで代わりにしてくれます。
以下の記事では、私も使ったことがあるビルメン用の転職エージェントを紹介していますので是非活用してください!
転職成功者のほとんどは年収・年間休日アップに成功しているので、利用しない選択肢は無いと思います。
ビルメンの資格手当は不労所得
資格手当は不労所得と変わらないと考えています。
持っているだけで毎月数千円から数万円のお金が勝手に入ってくると思えば、リスクゼロの安全な投資と思えないでしょうか。
仕事が忙しい方は仕方ないとしても、暇で待機時間が豊富なビルメン会社に勤務されている方は、今の会社が仮に資格手当の制度が無いとしても、未来に入社するかもしれない会社に備えて資格の勉強をしておくことをおススメします!
確かに安全な投資と思えば頑張れるね!
ビルメン資格手当の相場帳調査のご協力感謝
この度はご協力頂きましてありがとうございました。
データを集計してみて自分自身も勉強になりました。
難易度のわりに手当が高い資格もありましたが、平均値を出すと一般的な相場に落ち着いているようです。
また資格手当の金額に上限を設けているビルメン会社は、30,000円を最大として定めている会社が多かったです。
引き続き資格手当の情報は更新していくつもりですので、アンケートのご協力をお願い致します!
投稿ページ:>>資格手当金額投稿専用ページ
関連記事:>>ビルメン資格所持率アンケート
その他のビルメンアンケート
ビルメンの方から頂いた情報を元に、以下のようなデータの集計をしています。
気になる情報があれば是非ご覧ください!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません