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ビルメンには誰でもなれる?未経験・40代・ニートからの転職のリアルをプロが解説

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私のブログやSNSには、日々多くの方から切実な相談が寄せられます。その中でも多い相談が、「自分の経歴や年齢で、本当にビルメンになれるでしょうか?」というスペックに関する不安です。

この記事では、そんな不安を抱えて立ち止まっている方へ向けて、現場のリアルを知る私からズバリ回答していきたいと思います。

この記事は動画で視聴もできます。

目次

【結論】ビルメンには「誰でも」なれる!

先に結論からお伝えします。

「ビルメン(設備管理)という仕事には、どんな人でも確実になれます」

これは決して気休めではありません。 実際、私がこれまで経験してきた現場でも、以下のようなバックグラウンドを持つ同僚たちが普通に働いていました。

  • 未経験からスタートした60代
  • 長いニート期間があった若者
  • ほとんど職歴がない状態で飛び込んできた40代
ヘタ・レイ

私も長期ニートからビルメンで社会復帰しています。

もちろん、新卒で入社して長年ビルメン一筋という方もたくさんいますので、全員が「ワケアリ」というわけではありません。しかし、他業界に比べれば、業界に入るためのハードルは間違いなく低いです。

ただし、「どの会社でも入れるか」「どんな条件でも受かるか」となると話は別です。ここからは、採用の合否を分ける「現実的な条件」を具体的に見ていきましょう。

スペックよりも重要な「地域の壁」

「ビルメンになれますか?」と聞く前に、まず確認してほしいのが、ご自身が住んでいる「地域」です。実はこれが、スペック以上に重要なポイントになります。

ビル管理の仕事は、当たり前ですが管理対象となる「ビル」がない場所には存在しません。

  • 都市部(東京・大阪・名古屋など): 求人が溢れており、未経験から年収350~400万円以上を狙える企業も多い。
  • 地方都市: 県庁所在地クラスなら一定の求人はあるが、選択肢は限られる。
  • 地方・田舎: 求人自体が極端に少なく、あっても年収250万円程度で生活が厳しいケースが多い。

ネットで「ビルメンは安月給」と話題になることがありますが、その中の一部はこの地域格差が原因だと考えられます。

ヘタ・レイ

もちろん東京でも安月給の会社はありますが、それは会社選びに失敗している場合がほとんどです。

例えば、以下のまとめ動画【年収270万円ビルメン転職したい】で紹介しているスレ主も地方ビルメンのようです。

まずは居住地域で求人検索

「ビルメンになれるかな?」と悩む前に、まずは求人サイトに登録して、以下のワードを組み合わせて検索してみてください。

検索ワード: 「働きたい地名」+「設備管理」「ビル管理」「営繕」「施設管理」「保全」「維持管理」

求人サイトは何でも良いですが、なるべく多く使った方が良いです。私は以下のサイトを使っていました。

実際に応募するわけではなく、調査するだけなので様々な求人サイトを使ってみてください。

もし、通える範囲にビルメンの求人が無い、もしくは納得できる条件の求人が一軒もないなら、「都市部への転居」がビルメンへの最短ルートになります。

ただ、私個人の本音を言えば、ビルメンになるためだけに引っ越すのはあまりオススメしません。

ビルメンは「やりたいことがないけれど、とりあえず正社員で働きたい」という人には最高の環境ですが、移住してまで追いかけるほど華やかな仕事ではないからです。

年齢と資格も重要

「ビルメンは誰でもなれる」とはいえ、年齢によって戦略は大きく変わります。

年代別の就職難易度をそれぞれ紹介します。

  • 20代〜30代: この世代はかなり就職しやすいです。無資格・未経験でも「ポテンシャル」だけで採用してくれる企業がたくさんあります。
  • 40代: これまでの職歴や資格が細かくチェックされます。年齢制限で書類落ちするケースも増えるため、資格でアピールする必要が出てきます。
  • 50代以上: 正社員採用が難しいケースも出てくるため、「契約社員」で妥協する必要も出てきます。ただし、健康で資格があれば、仕事が見つからないということはありません。
  • 60代以上: 定年後の再雇用や、嘱託社員としての道があります。職業訓練校に通ってから動くのが、最もスムーズなルートです。

ここで、「契約社員だと将来が不安だ」と足踏みしてしまう方がいますが、私はそこまで悲観する必要はないと考えています。

一般的に正社員のメリットは「雇用期間の定めがない」「賞与」「退職金」などが挙げられます。しかし、50代から定年まで働いたとしても、貰える退職金なんて正直知れています。また、契約社員の雇用期間も、基本的には更新・延長されるケースがほとんどです。

そうなると、実質的な差は「賞与(ボーナス)」の有無くらいというのが私の考えです。しかも、会社によっては契約社員でも賞与が支給されるところもあります。正社員という肩書きにこだわりすぎてチャンスを逃すより、まずは業界に飛び込むことを優先するのも一つの手ですよ。

「不安」を「資格」でカバーする

ビルメンといえば資格です。

例えば、「20代だけどニート期間が長かった」、「40代から未経験で転職する」など、自分のスペックに自信がないのなら、悩む前に「第2種電気工事士」や「危険物取扱者乙種4類」などの資格を取ってください。

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「資格なんて入社してから取ればいい」という意見もありますが、不利な条件の未経験者にとって、資格は単なる知識の証明ではありません。採用担当者に対して、以下の2つの強力なメッセージになるからです。

  • 「ビルメンとして働く覚悟」の証明:口先で「頑張ります」と言うのは簡単ですが、若いけどニート期間が長かったり、40代・50代の未経験者がそれだけで採用されるほど甘くはありません。しかし、電工2種を持っているだけで「この人は本気でこの業界で生きていく気があるんだな」と、書類選考の段階でやる気を証明できます。
  • 「新しいことを学ぶ意欲」の証明:年齢を重ねた未経験者に対して、会社側が最も恐れるのは「新しい知識を吸収できないこと」です。難関ではなくとも、国家試験に合格したという事実は「この人はまだ学べる頭と柔軟性がある」という安心感を与えます。

実際、ビルメン関連の資格が1〜2個あるだけで、企業の見る目はガラリと変わります。無資格だと書類で落とされていたような企業でも、資格があるだけで面接に呼ばれる確率は格段に跳ね上がります。

ヘタ・レイ

私も未経験のときに電工二種、危険物乙4、2級ボイラーを取得していましたが、自主的に資格を取得したことについて面接官から褒められました。

「ビルメンになれるかな?」とネットのブログ記事を何時間も眺めるよりも、資格の勉強を1時間でもした方が、あなたの未来のために有意義な時間になるはずです。

ビルメン関連の資格は以下の動画で解説しています。簡単なもので良いので1~2個取得してみましょう。

後悔しないためのビルメン会社選び

「ビルメンになれる」と確信できたら、次は「どこで働くか」を決めなくてはいけません。

当たり前のことですが、自分が望んだ企業に必ず入社できる保証はありません。しかし、目指すべき企業の方向性だけは決めておいた方が転職活動はスムーズにいきます。

ここでは、「後悔しないためのビルメン会社の選び方」を2パターン紹介します。

① 「待遇」を重視して会社を選ぶ

「少しでも高い給料が欲しい」「安定した福利厚生のもとで働きたい」という方は、私のブログで公開している「ビルメン会社ランキング」の上位企業から順に応募してみてください。

【関連記事】ビルメン会社ランキング【最新版】

「自分はスペックが低いから、大手企業なんてどうせ無理だ」と勝手に諦めてしまう人が多いですが、これは非常にもったいないです。

今のビルメン業界は深刻な人手不足です。そのため、以前なら門前払いだったような未経験・無資格の層でも、若さや人柄、あるいは資格を持っているだけで、大手系列のホワイト企業に滑り込めているケースが実際に増えています。

以下の動画で紹介しているようなケースもありました。【未経験・資格は乙4だけで年収430万円提示】

ランキング上位の企業(系列系ビルメン会社など)には、以下のようなメリットがあります。

  • 賞与(ボーナス)がしっかり支給される
  • 年間休日が多く、有給休暇も取得しやすい
  • 福利厚生(家賃補助、旅行補助など)が充実している
  • コンプライアンスが遵守されており、サービス残業が少ない

大手企業はメリットもたくさんあるため、「どうせ落ちるだろう」と決めつけず、まずは上位企業から挑戦していくのが転職成功の秘訣です。
仮に落ちたとしても、その経験は次の面接に活かせますし、どうしても入社したければ資格や実務経験を増やして1~2年後に再度応募してみましょう。

最初から自分の限界を決めず、まずは「より良い環境」を目指して一歩踏み出してみてください。

② 「環境や仕事のラクさ」を重視して会社を選ぶ

「給料はそこそこでいいから、とにかく家から近い現場がいい」「激務を避けて、自分の時間を大切にしたい」という方は、一般的な求人サイトを使って、「具体的な現場」を絞り込んで探すことになります。

ヘタ・レイ

先ほどは企業で選んでいましたが、こちらは現場で選びます。

特に、以下のような現場は「まったり」働ける可能性が高いと言われています。

  • 公共施設(役所、図書館など): 閉館時間が決まっているため、残業が少ない傾向にある。
  • 小規模なオフィスビル: 設備がシンプルで、突発的なトラブルが少ない。
  • 大学キャンパス: 夜間や長期休暇中は非常に静かに過ごせる場合が多い。

ただし、この選び方には避けて通れない大きなリスクがあります。それが、ビルメン界隈で恐れられている「現場ガチャ」です。

どれだけ求人票に「残業なし」「アットホーム」と書かれていても、実際に入社してみるまで、本当の人間関係や現場特有の「おかしなルール」、そして隠れたサービス残業の有無などは分かりません。

  • 人間関係: 24時間拘束の現場で、相性の悪い先輩と二人きりになるストレスは想像以上です。
  • 現場のルール: 「なぜかこの現場だけ独自の面倒なルーティンがある」というケースも珍しくありません。

このルートで会社を選ぶなら「当たりもあれば外れもある」という覚悟が必要です。もし外れを引いてしまったとしても、そこで得た経験と資格を持って、次の現場へスッと移れるのがビルメンの良いところ。あまり構えすぎず、「まずは現場を経験してみる」というスタンスで応募してみると良いでしょう。

ヘタ・レイ

私もビルメン会社を渡り歩いてますからね・・。詳しくは以下の記事を見てください。
【関連記事】私の履歴書

まとめ:悩む暇があるなら行動しよう

この記事では、「こんなスペックでもビルメンになれるかな?」という疑問に回答してみました。

まずは以下の3つのポイントを抑えて行動してみてください。

  1. まずは地元の求人を調べてみる
  2. 不安なら資格を1つ取る
  3. 目的に合わせて「ランキング上位」か「個別求人」かを選ぶ

「自分なんかが……」と悩んでいる時間は、何も生み出しません。まずは参考書を1冊買うか、求人サイトを眺めることから始めましょう。ビルメンは、本気で「人生をやり直したい」と願う人にとって、いつでも門戸を開いている業界です。

以下の記事ではビルメンに関するよくある質問と回答を載せています。こちらも参考にしてみてください。

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