ビルメンは底辺だからやめとけ?全く底辺じゃない理由を解説します。
友人のヤスシにビルメンは底辺だとバカにされました。
ビルメンは底辺なんですか?
ちなみにヤスシはニートです。
ビルメンは底辺じゃないですよ!
私がヤスシを論破してあげます!
ビルメン=底辺の仕事。
ネットで検索するとこのように書かれていることが多いと思います。
私がYouTubeで生配信をしていても、現役ビルメンの方や別職業の方から「ビルメンは底辺職」と言われることが度々あります。
やはり世間的な認識は、ビルメン=底辺職なのでしょう。
そもそも現役ビルメンの方がそういう認識なのですからね・・。
しかし私はこの考えに反論をしたいため、今回の記事を書くことにしました。
これからビルメンになろうと考えている方で、ビルメンは底辺職だから止めておこうかと悩んでるかたがいましたらこの記事を見て少しでも考え方が変わってくれたら嬉しいです。
なぜビルメンが底辺と言われるのか考えてみた
なぜビルメンは底辺と言われてしまうのでしょうか。
ビルメン=底辺と結びつきそうな主な理由を私なりに考えてみました。
底辺な理由➀「誰でも出来る仕事である」
ビルメンのことを知らない人は、トイレの詰まりを直したり電球の球替えをするなど、誰でも出来そうな仕事をノンビリやっているイメージを持たれていると思います。
私自身もビルメンになる前は、こういうイメージを持っていました。
またトラブルがないときは事務所で何もせずに待機しているだけというのも、ビルメンが底辺と思われる理由でしょう。
底辺な理由➁「高齢者や訳あり人材が多い」
ビルメン業界は定年退職してから職業訓練を経て入社してくる人や、転職しまくりで他に行くところがない人が集まっています。
実際のビルメンn現場にはこういう人材が一定数いることも事実です。
高齢者が出来る仕事=肉体的・精神的負荷が少ない簡単な仕事=底辺の仕事。
このような理由から底辺と思われることもありそうです。
底辺な理由③「人が嫌がる仕事をしている」
ビルメンはトイレの修理、害虫・害獣防除、設備機器の清掃など、普通の人が嫌がる仕事をしています。
正しくビルメンに汚い仕事はつきもので、ビルメンをやっていれば避けて通れない道です。
潔癖の人から見たらかなり抵抗のある業務も含まれていますので、人が嫌がる仕事をしている=底辺という認識なんだと思います。
底辺な理由④「給料が低い」
ビルメン業界は給料が低いです。
正社員なのに年収250万円しかもらないようなビルメン会社も実際にあります。
それならアルバイトをしたほうがマシですよね・・・。
低収入=底辺の仕事。
そう思われても仕方ないことだと思います。
やはりビルメンは底辺なのか・・・
こうやって挙げてみると確かにひどいですね。
将来なりたい職業に夢を抱いている小学生などに、この情報を踏まえてビルメンになりたいか聞いても絶対になりたいとは言わないでしょう笑
もう挽回は無理やろ。
ヤスシ(ニート)が正しかったんや。
落ち着いてください。
次に反論していきます!
ビルメンが底辺ではない理由
先ほど挙げたことはほぼ事実です。
書いていて我ながら悲しくなりました笑
しかし、だからといってビルメンが底辺だと私は思いません。
先ほどあげた理由について、それぞれ反論していきます。
理由➀「誰でも出来る仕事である」への反論
確かに簡単な業務も存在しますが、漏電の調査や給排水設備の修理などビルメンとして一定の経験がないと出来ない業務もあります。
また系列系のビルメン会社であれば、平社員でも見積もりや報告書の作成など、パソコンを使った事務作業もしなくてはいけない場合もあります。
これらの仕事は誰でも出来るというわけではなく、出来るようになるまである程度経験が必要になります。
それでも、「教えれば誰でも出来る仕事だから簡単だよ」というのであれば、世の中のほとんどの仕事は時間をかけをかけて教えれば誰でも出来る仕事ばかりだと思います。
また、電気主任技術者などビルメンの一部の業務については、国家資格が必要な業務だってあります。
一般的ならサラリーマンは運転免許くらいしかまともな資格を持っていない人がほとんどだと思います。
FP3級で自慢したりする人もいますが、ビルメン資格の方がはるかに難しいです。
それに対し、様々な国家資格を保有し一部の業務については免許を使って仕事をしているビルメンを誰でも出来る仕事と位置付けるのはおかしいと思います。
理由➁「高齢者や訳あり人材が多い」への反論
実際に高齢者、訳あり人材が働いてることは事実です。
しかし定年年齢の引き上げにより、他の職種であっても会社に高齢者がいるケースは増えてきているでしょう。
また、訳あり人材というのも、ビルメン以外の職種にだって存在するはずです。
確かにビルメンの場合、そういう人たちが多いかもしれませんが、どんな職種においても変わり者は一定数存在する以上、これによってビルメンを底辺扱いすることはおかしいかなと思います。
理由③「人が嫌がる仕事をしている」への反論
人が嫌がる仕事であっても、自分が嫌じゃなければ別に関係ない気がします。
汚い仕事より、お客さんとコミュニケーション取る仕事の方が嫌という人もいるでしょう。
人によって、仕事の向き不向き、好き嫌いなど多種多様に条件が存在するため、一部の人の価値観で嫌がる仕事をしていると決めつけ、それによって底辺と断定するのは余りにも視野が狭いと思います。
私はお客さんや上司のプレッシャーに耐えながら月給30万円貰うより、掃除をして月給20万円を貰う方が気楽で好きです。
理由④「給料が安い」への反論
先ほど例に挙げた年収250万というのは、平均値と比べれば確かに低いです。
これだと底辺と言われても仕方がないです。
しかし、実際のところは関東であれば年収300万以上貰うことはそんなに難しくありません。
また、資格の保有状況によっては、年収400万を超えることだって可能です。
(最近リスナーの方から転職先のビルメン会社の初年度の年収を聞いたりすることがありますが、中には450万円を提示された方もいらっしゃいました)
私のYouTubeチャンネルのリスナーさんにビルメン会社の年収アンケートを取りましたので、以下の記事を参考にしてみてください。
また、他の職種も含めて求人を検索してみると、年収400万に満たない求人はたくさん見かけますので、資格を取るだけで給料をあげていけるビルメンは、むしろ給料に恵まれているんじゃないかとすら思えます。
というわけで、この部分に関しても反論の余地は十分にあると考えます。
ビルメンで転職活動をするなら無料で使える転職エージェントの利用が絶対おススメです!
一般の求人サイトには出てこない自社ビルメンなどの非公開求人を紹介してもらえますし、職務経歴書の添削サービスにより書類選考通過率が格段に上がります。
さらに内定後は年収アップの交渉まで代わりにしてくれます。
以下の記事では、私も使ったことがあるビルメン用の転職エージェントを紹介していますので是非活用してください!
転職成功者のほとんどは年収・年間休日アップに成功しているので、利用しない選択肢は無いと思います。
追加でビルメンの良いところを挙げる
先ほどまではビルメンの悪いイメージに対する反論でしたので、今度はビルメンの良いところをあげていきます。
ビルメンの良いところ➀ストレス負荷が少ない
全てのビルメン会社に共通して言えるわけではないですが、他の職種と比べればストレス負荷が少ない仕事であると言えます。
業務内容はもちろん、社内の人間関係においてもパワハラ、アルハラ、メンタルヘルスなどが問題になっている今の日本において、少しでもストレス負荷が少ない生き方が出来ることは、ある意味勝ち組ではないでしょうか。
ただし、稀に変な人もいるため人間関係で苦労する現場もありますので注意は必要です。
ビルメンの良いところ➁残業が少ない
これも全てのビルメンに言えるわけじゃないですが、ビルメンは業界全体で残業時間は少なめだと思います。
私が経験してきた現場も、残業時間が月に10時間以下の会社が結構ありました。
他の職種の残業時間を見てみると、余裕で40時間を超えている仕事もあるため、ワークライフバランスが重要視されている今の時代に残業が少ないビルメンは魅力的な仕事だと思います。
※最近の新卒の方は残業が少なく、休みが多い会社を優先的に探しているようです
ただし、残業をすることで給料を上げたい人にとっては、残業時間が少ないことはデメリットかもしれません。
私はとにかく楽がしたいので、ビルメンの残業の少なさ、休みの多さには感謝しています。
ビルメンの良いところ③仕事が安定している
建物がある限り仕事はなくなりませんので、安定した職業であると言えます。
今回のコロナにおいても、ビルメンがリストラされたという話はほとんど聞いておりません。
しかし、今後ビルの管理をAIに置き換えて無人化していくという話もあるため、数十年後はどうなっているかわかりません。
でも、ビルメンに取得が推奨されている国家資格は、法律によって守られている独占業務(電気主任、ビル管理士、冷凍機、ボイラー、危険物など)がある資格もあるため、AIが発展したとしても関係している団体の利権などにより、一定の業務は残ると私は考えています。
それに、そこまでAIが発展してくると、他の職種だってどうなるかわかりません。
なので、今の時点でそんなこと気にしても仕方ありませんよね。
いずれにしても、現時点ではコロナ渦を突破してきたビルメンは安定している職業だと言えます。
※飲食関係なんて、小さいなところは軒並みダウンしていきましたよね。
これでもビルメンは底辺でしょうか?
さて、これまで挙げてきた内容を考慮してもビルメンは底辺でしょうか。
まだ底辺だと言われるのなら、その人は年収600万超で、仕事上のストレスもなく、ワークライフバランスも完璧な仕事に就いていると思われるので潔く負けを認めます笑
まぁ、上記みたいな仕事は存在しないと思いますが、ちょっと資格の勉強を頑張るだけで学歴による年収差を覆すことができるビルメンは、待遇面でも最高だと思うんですけどね。
とりあえず私はビルメンを底辺だと考えておりませんので、皆さんも周りの意見はあまり気にしないでビルメンとして頑張ってみてください。
やっぱビルメンは最高やね!
ヤスシ(ニート)にもビルメン勧めてみるわ!
結構です・・
ビルメンで転職活動をするなら無料で使える転職エージェントの利用が絶対おススメです!
一般の求人サイトには出てこない自社ビルメンなどの非公開求人を紹介してもらえますし、職務経歴書の添削サービスにより書類選考通過率が格段に上がります。
さらに内定後は年収アップの交渉まで代わりにしてくれます。
以下の記事では、私も使ったことがあるビルメン用の転職エージェントを紹介していますので是非活用してください!
転職成功者のほとんどは年収・年間休日アップに成功しているので、利用しない選択肢は無いと思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません