ニートからビルメンに!ニートだった私が10か月でビルメンに就職出来た方法を解説!

ガチニートです。
ビルメンになりたいです。
効率良い方法知りたいです。

ガチニートさんこんにちは!
それでは元ニートの私が10か月でビルメンに転職した方法を教えますね!
日本ではニート、無職期間が長くなり社会のレールから外れてしまうと、正社員として働くのは絶望的だと思われています。
しかし私は20代の大半をニート・派遣・アルバイトで過ごしてきましたが、現在は社会復帰してビルメン会社の正社員として人並みの生活を送れています。
というわけで、私のようなニートがどのようにして社会復帰したのかを、当時を振り返りながら説明していきたいと思います。
当時の私は20代でしたが、30代、40代の無職の方でも同様の方法でビルメンになることは可能だと思いますので中高年無職の方も是非見ていってください。
関連記事:ニート・無職にビルメンをおススメする理由
- 現在ニート、無職で仕事探しに困っている
- ビルメンになりたいが具体的に何をすればいいのかわからない
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私がニートだった頃
まずは当時の私の状況を話したいと思います。
20代も後半になるころだったでしょうか・・。
私は実家に暮らしており、当然のように無職でした。
高校卒業後、正社員として働いたこともなくアルバイト、派遣社員を数か月くらいで辞めるようなボロボロの職歴でした。
当然こんな職歴では正社員の書類選考など通るはずもなく、面接で落ちるたびにやる気を失い、ただただオンラインゲームのプレイ時間だけが増えていってしました。

周りは正社員でバリバリ働いてるのに自分は・・・と、いつも思ってましたが具体的に何か行動を起こすことも出来ず時間がだけが無駄に過ぎて行ってました。
父からビルメンを勧められる
そんな、どうしようもないニートでしたが、親との関係は悪くなかったので父親と話す機会はよくありました。
ある日、父親から「流石に働いた方がいいんじゃないか?ビルメンなら体力的にもきつくないし誰でもなれるぞ」的なことを言われ、父親がやってるビルメンの仕事を勧められました。
当時の私は、事務職やIT系の仕事に就きたかったのですが、そもそもそれがやりたい仕事かと聞かれるとそうでもないなということに気づきました。
それに、これだけ長い期間ニートが続けられるということは、自分には労働自体が向いてないのではないか?
それなら少しでも楽な仕事のほうが良いんじゃないか?と思うようになり、父親に勧められたビルメンを目指すことになったのです。
そして、ビルメンになるにはいくつか資格を取った方が良いとアドバイスを受けたため、資格を取るためのお金稼ぎのためにアルバイトをすることにしました。
前置きが長くなりましたが、次から具体的な社会復帰のスケジュールを説明していきます。
ニートがビルメンに!【社会復帰計画】令和5年版
私が先ほどの決意をした時期ですが冬の寒い季節でした。
というわけで、私が活動を始めた1月を基準にスケジュールを書いていきます。
当時の私はニートが身体に染みついていたため、社会復帰スケジュールもかなりゆっくりです。
頑張れる方ならもっと早く動けると思いますが、今回は私と同じような根性無し人間用に記事を作成していますのでご了承ください。
ちなみに、私は危険物取扱者乙種4類、第二種電気工事士、2級ボイラー技士まで取って就職出来ました。
今回は上記3つの資格を取得して就職するまでのスケジュールのご紹介となっております。

それぞれの資格について詳しく知りたい方は以下の記事を見てね。
ビルメン資格を全て解説
1月~2月「ニートがアルバイトを始める」
このブログを見て社会復帰しようと思えたのでしたら、まずは週1でも良いのでアルバイトをしてみましょう。
どっちみち社会復帰することが最終目標なので、アルバイトのような体に負担の少ない労働でリハビリをしていったほうが良いからです。

ニートがいきなり正社員になると身体がビックリしちゃいますからね。
自分に優しくですよ!
そして、ビルメンになるためには資格が重要です。
資格の取得するための教材費や受験料を稼ぐためにもアルバイトは必須であると言えます。※受験代を親に頼るのはやめましょう笑
いい大人がアルバイトは恥ずかしいかもしれませんが、世の中には中高年のフリーターなんてたくさんいますので全く気にしなくて大丈夫です。
※私が勤務してきたアルバイト先でも40代以上の非正規の人はたくさんいました。
私はコールセンターのバイトを選びましたが、接客系が苦手であれば清掃なんかも良いと思います。
バイトを選ぶときの注意点
注意したい点は、バイト選びで無理してきつい仕事を選ばないことです。
目的は資格を取ることなので、バイトがきつくて勉強が出来なくなってしまっては意味がありませんからね。
ちなみに、私の場合はアルバイト探しは以下の求人サイトを使っていました。

はたらいくは求人検索もしやすく、地元(地方でも)の求人も多いためおススメです。
また正社員や契約社員の求人も取り扱っているため、ビルメン資格の取得完了後はそのまま正社員の求人も探してました。
最初から配属現場がわかっている独立系ビルメン会社の求人が多い気がします。
危険物取扱者乙種4類の資格をゲットする
バイトが決まったら、危険物取扱者乙種4類(以下、乙4)の試験に応募しましょう。
応募後、約1か月半くらいで試験がありますので、勉強が苦手な方はすぐに勉強を開始してください。
※乙4は1年に何回も受験のチャンスがあるので、気軽に受けてみましょう。
初めての資格受験の方もいると思いますので最初は勉強に慣れるまで大変だと思いますが、まずは一日30分でも良いので勉強をする時間を設けてみてください。
★乙4の情報や勉強方法は下記の記事からどうぞ!
3月 「第二種電気工事士の受験申込」
乙4の試験が無事に終わっていれば、3月には免状が届いていると思います。
3月で忘れてはいけないのが、第二種電気工事士(以下、電工2種)の受験申込をすることです。
去年(令和4年)は3月18日~4月7日の期間で募集してましので、この時期になったらチェックしましょう。

電気工事士の試験は5月になります。
もし5月の試験が受けられなくても、秋にもう一度試験がありますので安心してください!
受験申込は8月末頃からです。
★電工2種の情報や勉強方法は下記の記事からどうぞ!
電工2種の試験は筆記と実技に分かれており、筆記試験は5月末頃に、実技試験は筆記試験の約2か月後に実施されます。
筆記、実技ともに1か月程度の勉強期間が目安となっていますが、勉強に自信がない方はもっと期間を取っても良いと思いますので、受験の申し込みをしたらすぐ勉強開始しましょう。
私も1か月以上は勉強したと思います。
バイトがきつくなったら
ちなみに、根性無しの方だとアルバイトの人間関係や仕事内容に不満を感じて辞めたくなっている時期かもしれません。
その場合は、せっかく取得した危険物の乙4を活かして、深夜のセルフガソリンスタンドの監視員のバイトをしてみてはいかがでしょうか。
このバイトはかなり楽なことで有名なので、元ニートでも務まると思います!
仕事内容が気になる方は、以下の動画を見てみくださいね。
4月~5月「電気工事士の勉強をとにかく頑張る」
この時期はひたすら電工2種筆記試験の勉強です。
電工2種の筆記は計算問題が出題されるため苦手に感じる方もいますが、過去問と同じような問題が頻繁に出るため過去問を丸暗記するだけでも得点出来たりします。
そのため、苦手だからといって計算問題は捨てないでください。
勉強に飽きた時は、実技試験の練習をするのもお勧めです。
実技試験は実際に工具を使って、配線や器具を組み立てていくため結構面白いです。

どっちみち実技試験の勉強はしないといけないので、勉強に飽きた時や行き詰まった時は気分転換にやってみましょう。
そして、5月末に筆記試験となります。
電工2種は100点満点中の60点取れば合格です。
問題用紙は持ち帰れるので、自分の回答を問題用紙に書き写しておき自宅に帰ったら自己採点してみましょう。
※参考書を出している出版社のホームぺージなどから当日のうちに回答速報が出ます。
合格見込みでしたら、すぐに実技試験の勉強開始です。
もし試験の結果が悪かったとしても、秋にもう一度受験のチャンスがあるのでそちらで挽回しましょう!

現在の電工2種は年2回実施されますが、私が受けた時はまだ年1回しか受験のチャンスがありませんでした。
そのため、落ちたら1年後なので試験日はとても緊張したのを覚えています。
6月~7月「電気工事士実技の勉強」
今度は電工実技試験の勉強です。
実技試験は、試験センターから候補問題が事前に13パターンほど公表されます。
本試験では13パターンのうちの1つが出てきますので、受験生は全ての候補問題をおさえておく必要があります。
13パターンと聞くと一見大変そうに見えますが、どの問題もケーブルを切って線を圧着するなど基本的に動作は変わりませんので、そんなに難しいことをしてるわけではありません。
むしろ、筆記と違いこの問題が出ると最初からわかっているので全て完璧に練習しておけば落ちるはずがない試験と言えます。
2級ボイラー技士の実技講習
ちなみに、私は電工2種の実技試験の前に2級ボイラー技士(以下、2ボ)の実技講習を受けてきました。
2ボは、筆記試験合格だけでは免状化出来ず、実務経験が揃うことで免状申請出来るようになります。
しかし、一般人がボイラーの実務経験など得ることが出来るはずもないため、先ほどの実技講習を受けることで実務経験の代わりに出来る制度があります。
ちなみに講習を受けるタイミングは、試験の前後どちらでもOKです。
おススメは試験前に受けることです。
理由は実技講習で実物のボイラーを見ることが出来るため、筆記試験の勉強をするときにイメージがしやすいからです。
ただし、こちらの講習は有料なのでお財布と相談して受講するかどうかを決めてくださいね。
2ボに関する詳細は以下の記事をご覧頂ければと思います。
8月「2級ボイラー技士の勉強」
さて、今度は2ボの勉強です。
私は絶対に一発合格したかったので、1か月以上の勉強時間を確保するため2ボの試験は9月に受けました。
2ボの試験は毎月実施されているため、好きなタイミングで受けて良いと思います。
ただし、先ほども言いましたが免状にするために実技講習を受けなければいけませんのでご注意くださいね。
冷凍機を受けますか?
さて、このタイミングで大事な選択をする必要があります。
それは冷凍機械責任者の試験を受けるか決めることです。
ビルメン4点セットという言葉がありまして、ビルメンに必要な4つの資格(第二種電気工事士、2級ボイラー技士、危険物取扱者乙種4類、第三種冷凍機械責任者)を指します。
4点セット全て無ければビルメンになれないわけではないのですが、1つでも多く資格があったほうが就職はしやすくなります。
ちなみに、私は第三種冷凍機械責任者(以下、3冷)は取らずに就職活動をしましたが、勤勉なニートであれば3冷も是非取得してほしい資格ではあります。
こちらの試験日は11月なのですが、受験受付が8月末から9月上旬までとなっておりますので、もし受けるのであれば忘れずに応募してください。
9月「ボイラー技士を受験→元ニートがビルメン面接を受ける」
2級ボイラー技士を受験します。
ボイラー技士の試験会場は、どの地方も僻地(そこに住んでる人すいません)にありますので、会場にいくまでが大変だと思いますが頑張って受験しましょう!
そして、この試験を無事パス出来れば、当時の私と同じスペックになります。
冷凍機を受験しない予定の方は、すぐにビルメン会社へ応募してみましょう。
もちろん未経験ですので、簡単に内定は出ない可能性も高いです。
そのため、転職サイトは複数使って色んな求人に応募したほうが良いです。
以下の記事では、私のおすすめの転職サイトを紹介しておりますので参考にしてみてください。
10月~11月「元ニートが社員ビルメンになる」
私は10月から11月にかけて、ビルメン会社の面接を何社か受けてこの時期に独立系ビルメン会社に契約社員として入社が決まりましたので、ついに社会復帰に成功しました。
もし、3冷を受験する場合で勉強に集中したければ、もう少し就活の時期を遅らせてもOKです。

就職してしまうと中々勉強時間が取れないので、フリーターのうちにたくさん資格を取るのも一つの手です。
以下の記事で3冷の試験概要や勉強方法についてまとめていますので参考にしてみてください。
3冷は難しいです
ちなみに、3冷の試験は、近年難化傾向にあるため科目を免除する講習(検定試験あり)を受講する選択肢もアリだと思います。
その辺のことについても上記の記事で触れていますので是非検討してみてください。
ちなみに、講習の申し込みは令和5年 4 月 6 日(木)9:30 ~ 4 月 26 日(水)17:00となっていますので、受講する場合は忘れないように注意してくださいね。
講習期間は5月25日~6月15日、検定試験は7月2日となっています。
そして11月の3冷の本試験を受けて合格すればビルメン4点セットが揃うことになります。

もうニートなんで言わせない!
長い戦いおつかれさまでした。
これで心置きなく就職活動ができますので頑張ってください!
就職先がブラックだったら(ニートは無理したらダメです)
もし、運悪くブラックビルメン現場に配属されてしまった場合ですが、我慢して続けられるならそれでも良いです。
しかし、世の中には本当にブラックな環境もありますので、我慢出来ない場合はメンタル壊す前に転職しちゃいましょう。

ビルメン資格が3点or4点ありますので、転職活動自体はそこまで苦戦しないはずです。
そのために資格を取ったので、ブラック会社で我慢して働く必要はないというのが私の考えです。
ホワイトな現場は、人間関係も良く実働8時間のうち待機時間が7時間なんてところもあるので、ビルメンは本当に現場次第です。
我慢してきつい現場で長く働く必要はないので、逃げる勇気も必要です。
勉強期間中の生活について(ニートでも勉強は妥協しないように)
資格試験の勉強をしているときは、以下の4つを必ず守ってください。
①毎日1時間以上勉強する習慣をつけましょう。
②試験前の3週間くらいは趣味にしている物をやめましょう(お酒、ゲームなど)
③試験直前になるほど勉強時間を増やしていくようにしましょう
④過去問や問題集は正答率90%以上になるまで繰り返しましょう。
とくに④の過去問正答率90%以上はとても重要です。
購入した問題集はしつこく何度もやりこんでください。
資格試験において必勝の勉強方法を以下の記事にまとめています。資格試験に慣れていない方は必ず見てから勉強してください。
まとめ(ニートなんだし焦らずゆっくりやりましょう)
ニート・無職からビルメンになりたい方は、今回ご紹介したスケジュールで資格を取得して、ビルメンへの就職を目指してみてはいかがでしょうか。
私は学生時代から勉強嫌いで、今でも勉強嫌いなのは変わらないですが、資格の勉強はお金や待遇にも直結してくるので頑張ることが出来ました。
仕事するよりかは勉強してる方が気持ちが楽なんですよね。※あくまで仕事と比べてです。
資格なんていらないとか言う意見もあるかと思いますが、資格を持ってれば転職もしやすいですし自分に自信も持てます。
とくにニートや無職の人は自分に自信が無い人が多いので、資格を取って自信を取り戻してほしいです。
私は高卒で職歴もクソみたいなもんなので自分に全く自信がありませんでしたが、簡単な資格からちょっとずつ積み重ねていき、最終的には難易度の高い資格まで取得出来たので、今では自分にかなり自信があります。
※ヘタレな本質は変わらないので根性はないですけどね。
もしこの記事を見て共感していただけるニートの方は、私の真似をして頑張ってみてください。
ちなみにこの記事の内容はあまり頑張れない方向けのスケジュールです。
もっと勉強をする余裕のある方は、消防設備士の乙種4類、6類あたりを取ったり、冷凍機も3冷を受けずにいきなり2冷を受験するとかでもOKです。
上記資格を狙うにとなると努力は必要になりますが全然可能です。
ビルメン就職後は、二年の実務経験を積んでからビル管理士の試験を取得する必要があります。
ビルメンとして長く働いていくつもりなら、もう少し勉強は続けた方が良いですので引き続き頑張りましょう!
【重要】
ビルメンで転職活動をする場合、下記の転職エージェントを使ってみてください。
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★もし電験、ビル管を取るなら以下の記事を参考にしてね