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ビル管理士の合格率・受験者数から難易度を分析!【建築物環境衛生管理技術者】

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この記事では、ビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)の受験者数や合格率の推移について紹介します!

ビルメンには様々な資格が必要とされていますが、実務経験が無くても取得出来るものが多く、面接で資格をアピールしても「資格だけの頭でっかちじゃないの?」と思われてしまうことが稀にあります。

しかし、ビル管理士はビルメンテナンス業界での実務経験があることを受験資格にしているため、この資格を持っていれば「資格マニアとかではなく、ビルメン業界に従事した経験がある」と面接官にアピール出来る強い資格となっています。

ビルメン業界で長く働くつもりがあるなら絶対に取得しておくべき資格となっていますので、合格率から難易度を分析して計画的に勉強してみてください!

★ビル管理士のことをご存知無い方は以下の記事を先にご覧ください。受験の手引きや勉強法をまとめています。

ビル管理士の「合格率」「受験者数」の推移

こちらがビル管理士の受験者数と合格率の推移です。

あまり古い試験の結果を載せても意味が無いので、ここでは平成20年から最新の試験までを掲載しています。

年度受験者(人)合格者(人)合格率
令和5年8,2321,81922.1%
令和4年9,4131,68117.9%
令和3年9,6511,70717.7%
令和2年9,9241,93319.5%
令和元年10,1461,24512.3%
平成30年11,0962,33921.1%
平成29年10,2091,38713.6%
平成28年10,3942,95628.4%
平成27年9,8271,86118.9%
平成26年10,0952,33523.1%
平成25年9,4411,00010.6%
平成24年10599346732.7%
平成23年10241136713.3%
平成22年10194170016.7%
平成21年9918182718.4%
平成20年9312166617.9%

合格率が15%以下の回は赤文字、20%以上の回は青文字にしています、

平成の終わりごろまでの試験は合格率が大きく上下することもありましたが、令和2年からは極端な合格率の上下が無くなっているようです。

また、合格率が極端に低かった回の翌年の試験では、合格率が大きく上昇していることがわかります。

ビル管理士「合格率の推移」(グラフ)

こちらは合格率の推移をグラフにしたものです。

平成23年から令和元年頃までは、乱降下具合がすごいですね。

令和元年を除き最近の試験の合格率は安定しているため、今後もこのくらいの合格率が続くのではないかと予想されます。

ビル管理士「受験者数の推移」(グラフ)

こちらは受験者数の推移をグラフにしたものです。

残念なことにビル管理士の受験者数は、平成30年頃から年々減ってきています。

ビルメンが不人気なことと日本人の人口が減少していることもあり、おそらく今後も受験者数が上昇することは無いかもしれません。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

独立系ビルメン会社なら資格手当が5000円以上貰えたりするので、実務経験を満たしている方は是非取得しましょう!

まとめ「ビル管理士の難易度は高い」

この記事ではビル管理士の合格率と受験者数の推移を紹介しました。

合格率を平均的に見た場合、20%を切るような試験なのでビル管理士は難易度が高い試験であると言えます。

そのため、確実に合格するためには最低200時間以上(できるなら300時間)は勉強してから試験に挑むことをオススメします。

この資格を持っていれば、ビルメン業界で食いっぱぐれることはありません。

ビルメン業界に骨をうずめるつもりなら、実務経験を満たした時点で早めに取得しましょう!

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

難易度は高いですが、ビル管理士は暗記で突破できる試験です。
暗記は時間をかけた分だけ成果が出ます。自信が無い方は勉強時間を増やすだけでOKです!

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その他の資格試験の合格率を知りたい方は以下のリンクからどうぞ!

この記事を書いた人

ヘタ・レイ(ビルメンYouTuber&ブロガー)
経歴:20代はニート・フリーター、その後ビルメンに転職して業界歴は10年以上
保有資格:電験三種、ビル管理士、行政書士、宅建士、電工一種、危険物乙4、消防設備士、2級ボイラー技士、2種冷凍機械、日商簿記2級、FP2級など。