第二種電気工事士はビルメン会社に就職するなら是非取得したい資格の一つです。
ちなみにビルメン以外にも、電気工事会社や消防設備士への転職にも大いに役立ちます。
この記事では、そんなコスパ抜群の資格でもある第二種電気工事士の試験について、合格率や受験者数の推移を紹介します!
合格率を知ることで難易度の検討が付くと思いますよ!
第二種電気工事士の「合格率」「受験者数」の推移
以下の表は、平成30年から最新の第二種電気工事士試験の合格率と受験者数の推移です。
なお、左半分が学科試験、右半分が実技試験の結果になっています。
試験は年2回実施されており、令和2年の上期だけコロナの影響で学科試験が中止となっています。
年度 | 学科 受験者 | 学科 合格者 | 学科 合格率 | 実技 受験者 | 実技 合格者 | 実技 合格率 |
令和6年下期 | 62,323 | 34,851 | 55.9% | 43,570 | 30,266 | 69.5% |
令和6年上期 | 70,139 | 42,194 | 60.2% | 50,668 | 35,949 | 71.0% |
令和5年下期 | 63,611 | 37,468 | 58.9% | 45,790 | 31,499 | 68.8% |
令和5年上期 | 70,414 | 42,187 | 59.9% | 49,547 | 36,250 | 73.2% |
令和4年下期 | 66,454 | 35,445 | 53.3% | 44,101 | 31,117 | 70.6% |
令和4年上期 | 78,634 | 45,734 | 58.2% | 53,558 | 39,771 | 74.3% |
令和3年下期 | 70,135 | 40,464 | 57.7% | 51,833 | 36,843 | 71.1% |
令和3年上期 | 86,418 | 52,176 | 60.4% | 64,443 | 47,841 | 74.2% |
令和2年下期 | 104,883 | 65,114 | 62.1% | 66,113 | 48,202 | 72.9% |
令和2年上期 | 中止 | 中止 | 中止 | 6,884 | 4,666 | 67.8% |
令和元年下期 | 47,200 | 27,599 | 58.5% | 41,680 | 25,935 | 62.2% |
令和元年上期 | 75,066 | 53,026 | 70.6% | 58,699 | 39,585 | 67.4% |
平成30年下期 | 49,188 | 25,497 | 51.8% | 39,786 | 25,791 | 64.8% |
平成30年上期 | 74,091 | 42,824 | 57.8% | 55,612 | 38,586 | 69.4% |

電気工事士試験では学科試験に合格した人だけが実技試験に挑戦でき、そこで合格すれば資格を取得できます。
なお、実技試験に落ちた場合は、次回と次々回の試験まで学科試験を免除して実技試験から挑戦することが出来ます。
ここで落ちたら、また学科試験からやり直しです。
【関連記事】電気工事士(学科試験)免除回数変更
第二種電気工事士ー学科試験の合格率推移(グラフ)
令和2年下期から最新の学科試験の合格率をグラフにしました。
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学科試験の合格率は50%を常に超えており、2人に1人以上は合格しているようです。
なお、受験生の中には会社の命令で仕方なく受験している人や、やる気のない工業高校の生徒などもいるため、本気で勉強をして受験した人の合格率は50%よりも遥かに高い数値になっているはずです。
第二種電気工事士ー学科試験の受験者数推移(グラフ)
学科試験の受験者数をグラフにしました。
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上期と下期を合算すると年間で10万人以上が受験しているため、やはり電気工事士は人気資格であるといえますね。
ちなみに第三種冷凍機械責任者は毎年1万人弱、電験三種は年間で4~5万人程度の方が受験しているので、ビルメン資格の中でも第二種電気工事士の受験者はダントツで多いです。
なお、令和2年下期だけ異常に多いのは、上期がコロナの影響で中止になったためです。


第二種電気工事士ー実技試験の合格率推移(グラフ)
実技試験の合格率をグラフにしました。
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実技の方が学科よりも合格率は高いです。
なお、令和2年頃より合格率が70%を超えるように推移しており、何かしらの調整が入っている気がします。
ちなみに勉強する前から実技試験は自信が無いという意見をよく聞きますが、4人受けたら3人は合格する試験だと思えば簡単に思えてきませんか?

不器用な人でもしっかり練習すれば絶対に受かりますよ!
第二種電気工事士ー実技試験の受験者数推移(グラフ)
実技試験の受験者数をグラフにしました。
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学科試験と同様に年間10万人前後受験をしています。
なお、令和2年上期の受験者数が異常に少ないのは、この回の学科試験がコロナにより中止となったためです。
しかし、これだけの受験生のために試験の材料を用意したり、試験後に採点をするのは大変ですよね。
第二種電気工事士は絶対に取得しましょう!

この記事を見て頂ければ第二種電気工事士の人気の高さと、取得のしやすさがわかって頂けたと思います。
年二回受験チャンスがありますし、学科試験と実技試験を合わせた合格率も35%以上とかなり高いです。
もちろん勉強しないと受からないため、勉強の習慣が無い人にとっては大変だと思いますが、取得してしまえば一生有効な資格ですし就職先の幅も大きく広がります。
合格すれば自分に自信が持てるようになりますので、是非取得してみてくださいね!

★以下の記事では電工二種の勉強に必要な教材をコスパ重視で紹介しています。


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