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電気管理技術者の待遇を公開!ビルメンが管技の面接を受けた!(業務委託管技の場合)

電験三種年収,電気主任技術者,電気管理技術者,面接

生配信をしていると「ヘタレは電気管理技術者で独立しないの?」という質問を頂くことがあります。

先に質問に対する回答を申し上げますと、今のところ電気管理技術者になる予定はありません。

この記事では私が電気管理技術者にならないと決めた理由となります、とある電気保安法人との面接で提示された待遇のお話していきます。

なお、これから話す内容は全て私独自の見解ですので、現職の管技の方からしたら自分は違うと思われる部分も多々あると思います。

あくまでヘタレな私の価値観による戯言ですのでご理解ください。

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電気保安法人の面接を受けた理由(ビルメンから電気管理技術者になるために)

それでは、そもそもビルメンである私が、何故電気保安法人の面接を受けに行った理由にからお話をしていきたいと思います。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

電気管理技術者についてわからない方もいるかと思うので、いずれ別記事を作って説明するようにします。
簡単に説明しますと、個人事業主の電気主任技術者だと思っておいてください。
個人事業主なので、サラリーマンみたいな会社特有の煩わしい人間関係がありません。

私が保安法人の面接を受けに行ったのは2021年の4月頃になります。

ちなみに、個人事業主として保安法人に入会することになるので、面接というよりは面談に近かったです。

行政書士試験に落ちた

この頃ですが1回目の行政書士試験に落ちてしまい無気力の状態でした。

さらに追い打ちをかけるように、勤務しているビルの設備にトラブルが発生したためとても不潔な業務がルーチンワークに加わり、かつ上司のパワハラがきつい時期でもありました。

本来の予定では、パワハラ上司からオサラバするために行政書士に合格して個人事業主になっているはずが、試験に落ちてしまって身動きが取れない状態で、とにかく悩んでいました。

さすがに次の会社を決めずに辞めるわけにもいかないので、他のビルメン会社への転職も考えましたが、直前まで行政書士になるつもりだったので個人事業主への憧れが強く、転職するという道も選べずにいました。

それに、また転職してサラリーマンになったとしても、次の会社にもパワハラするような上司がいたら同じことの繰り返しじゃないかと不安な気持ちが強かったというのもあります。

電気管理技術者になるための実務経験年数が緩和した!

そんなとき、指定の講習を受けることで電気管理技術者の実務経験が5年から3年に変更になるという情報を目にして、この時まだ実務経験が5年未満だったのですが、講習を受ければ電気管理技術者の条件を満たせるのではないかと思いよく調べてみることにしました。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

電気管理技術者になるためには、電気保安業務の実務経験が5年必要なんです。
それが3年に短縮される!すごいことです。

ちなみにこの講習は各電気保安協会で実施しているようです。

講習期間は5日間で、費用が10万円と高額です。

もしこの講習を受けるなら絶対に電気管理技術者にならないと勿体ないですね。

また、この講習はかなり人気のようで、すぐに予約が埋まってしまうらしいです。(今はわかりませんが・・)

そもそもビルメンは実務経験を満たせるの?

仮に指定の講習を受けて必要な実務経験年数を減らしたとしても、そもそも私は電気主任技術者に選任されたことはないのでやっぱり電気管理技術者にはなれそうにないです。

しかし、産業保安監督部(電気管理技術者の申請をする窓口)の公式サイトで実務経験の要件をよく調べてみると、自家用電気工作物の維持のための保守管理という項目なら実務経験として認められそうとわかったので、これを実務経験として申請してみることにしました。

どのようなものが実務経験になるかは、下記リンクを参照してみてください。私は下記PDFの中の④で申請しました。

電気管理技術者の実務経歴証明書

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

④の条件ならほとんどの電験三種持ちのビルメンが該当すると思いますよ。

ビルメンでも実務経験を満たせることが判明!

私の住んでいる地域の産業保安監督部に問い合わせたところ、保守管理でも実務経験として認められることがわかり、指定の講習を受けて必要な実務経験を5年から3年に減らすことも問題ないとの返答でした。

そこで、社長にお願いして実務証明書に押印をもらい書類を製本した状態で再度産業保安監督部の確認をして頂き手続きに問題が無い旨を確認して頂きました。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

実際に電気管理技術者にならないと正式な登録はできないため、役所とはメールのやり取りをしてエビデンスを残しています。
万が一会社を辞めた後にやっぱり実務経験にならないから電気管理技術者になることは許可出来ないなどと言われたら無職になっちゃいますから、この辺は慎重に行った方がいいです。

これなら間違いなく電気管理技術者になれるととわかった時点で、電気管理技術者の仕事が出来る組織へ2か所ほど連絡をしてみました。

私は電気保安法人に参加できるのか?

それぞれの返信内容を紹介します。

どちらも電話で問い合わせをしています。

東京電気管理技術者協会からの回答

現時点で5年の実務経験がないため、5年経過してから再度問い合わせをしてほしい。指定の講習を受けて実務経験を満たすやり方では入会は難しいとの返答。

5年という実務経験させ満たせば、入会自体は可能。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

電気管理技術者協会ってやつです。
稼ぐ人は年収1000万円超えだそうです!

某保電気安法人からの回答

指定の講習を受けて実務経験5年とするやり方で入会可能。

個人事業主として、業務委託する形で入会してほしい。

電気技師としての経験値が少なくても加入に問題はない。


以上より、➁の某保安法人の面談に行くことになりました。

※ちなみに、社長からもらった実務証明のハンコですが、電気系の資格を取得したいとだけ伝え、どんな資格かは詳細に伝えていません。

正直に言ったらハンコ貰えませんからね笑

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

電気管理技術者になる=現在の会社を退職するってことですからね笑

某保安法人との面談内容

説明会(電気管理技術者の仕事内容や待遇の説明)

さて、すぐに面談についての説明といきたいところですが、面談の前に企業説明会みたいなものがありましたので順番にお話しますね。

説明会では、電気管理技術者の概要や、入会した場合のおおよそ報酬などが説明されました。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

この時点で報酬に不満が・・・

また会場には、高圧設備の模擬装置があったり、点検用の測定器なども置いてありました。

担当者の方が、VCBやメガー、リークメーターを指さして、「これが何かわかる?」と聞かれたので、バカにしてるのかと思ってしまいましたが、実際にそれすらわからないような人も説明会にくるみたいです。

最後に質疑応答の機会があったので、私のように電気主任技術者に選任された経験がないビルメンが入会することもあるか聞いたところ、そういう人は結構多いということも聞きました。

新人には、会場にある模擬装置を使って講習会を開いたり、最初の3か月くらいは本社の熟練の人が一緒に現地を回ってくれるようなサポートもあると聞いたので、その辺はとても安心できる内容でした。

説明会は1時間くらいで終わり、次回の面談の際に入会するかどうか返答をすることになりました。

説明会の会場は都内だったので、妻と東京観光をしてからその日は帰りました。

ちなみに、この時はパワハラ問題が解決に向かっていて、メンタルが回復していました。

面談当日

当日は人事1名、営業1名の方と面談しました。

面談では、あらためて待遇面の話をされて、入会の意思と具体的な入会の希望時期を聞かれました。

ちなみに、この時点で待遇面(おもに収入面)に不満があったため、少し加入の意思が薄れていました。
※待遇は次の節で説明します。

ただし、選べる職業の選択肢は多いに越したことはないので、とりあえず指定の講習を受けないで実務経験を満たしたら加入させてくださいと返答し、一旦入会を保留にし現在に至るという感じです。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

この記事を執筆している現在は、指定講習無しで実務経験年数を満たしています。

また、面談中に不安になった点が2つがありました。

不安要素①

人手不足のようで今すぐ加入してほしいと何回か言われました。

→人手不足になるほど管理物件が多いのは良いことだが、待遇が悪すぎて人材を確保できないとも受け取れる。

不安要素②

営業の方から、「自分は電気主任技術者の免状を持っていないが、もし持っていたらこの業務を絶対やる。免状を持ってる人が羨ましい。」というようなことを言われる。

→詐欺師がやりそうな手口に見える。

前回よりもさらにメンタルが回復したこと、報酬への不満、そして上記①②の不安な点によって加入の意思がかなり薄れてしまい、加入を保留したまま現在に至ります。

保安法人に入会した場合の報酬や契約内容を公開(ビルメンと比べてどうかな)

これから説明する金額については、もらった資料を基に書いていきますが、全く同じ金額は書かずに百、千のくらいは少しあやふやに書かせて頂きます。

さすがにそのまま書くのはまずいと思うので・・

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

①必要機材などの支出

報酬の話をする前に、電気管理技術者になるにあたって最低限必要な機材の説明を受けましたので、まずそちらを書かせて頂きます。

電気管理技術者は個人事業主なので、貰った報酬以外に点検に必要な機材を自分で用意する必要があります。

一度買えば故障しない限りは使っていけますが、それでも消耗品であることに間違いないので必要な支出として知らなければいけません。

★最低限必要な機材

①高低圧検電器(15,000円前後)

②接地抵抗計(30,000円前後)

③絶縁抵抗計(30,000円前後)

④クランプリークメーター(40,000円前後)

⑤テスター(3,000円前後)

★無いと仕事に困る機材(基本は買うことになる)

①放射温度計(10,000円前後)

②大口径クランプリークメーター(50,000円前後)

★安全用具(絶対必要)

①電気用ヘルメット(2,000円前後)

②高圧ゴム手袋(15,000円前後)

③絶縁安全靴(8,000円前後)

④安全帯(ハーネス+補助ロープ)(25000円前後)

⑤ディスコン棒(4,000円前後)

⑥短絡接地器具(50,000円前後)

測定機器(保安法人から借りることも可能)

①高圧絶縁抵抗計(170,000円前後)

②地絡方向継電器試験器(200,000円前後)

③総合継電器試験器(300,000円前後)

竣工検査(保安法人から借りることも可能)

①耐圧変圧器(150,000円)

②耐圧リアクトル(150,000円)

この他にも、騒音計、振動計、回転計などもありますが、こちらも保安法人から借りることができるそうです。

いずれにしろ、上記の★マークがついているものは絶対に買う必要があり、その他の機材はお金に余裕が出てくるまではレンタルでも良いと言われました。

ただし、借りるには保安法人の事務所まで車で取りにいかないといけませんし、壊したら弁償になると思うので、早めに用意しないとまずいです。

ざっくり計算しても、最低限必要なものだけで20万円、その他の試験機なども用意すると100万円といったところでしょうか。

これが一生使えればいいですが、使っていくうちに故障や紛失などもあるので、個人事業主にとっては痛い出費かなと思いました。

その他の支出

この他に考えられる支出として、電気事故を起こした場合に備えて加入する保険があります。

法人相手に電気事故を起こすと損害賠償がとんでもない金額になるので、入らないという選択肢は無いと思われます。

一応、保安法人の方でも保険に入っているようなのですが、基本的には電気管理技術者側の責任になってしまうらしいです。(何のために保険に入ってるんだか・・)

他には車両代もかかります。車は軽自動車でも良いらしいですが、働き盛りの人だと担当物件を60件近くもつことになるため、かなり走ることになるでしょう。

あと、物件は都内に多いようなのですが、都内の駐車場代は結構高いです。

まあ月次点検程度なら装備も少ないので、電車移動でも十分みたいですが、電車賃だって結構かかりますよね。

あとは、仕事用の携帯電話・パソコン・国民年金・国民健康保険などもありますね。

最後に、どこの保安法人も同じかどうかわかりませんが、年次点検の際に応援の人を呼ぶ必要があります。

どんなに小さな電気設備であっても、停電作業は必ず2人以上での作業(規模によっては3人、4人)が原則とのことです。(電気は危険なので当然ですけどね)

そして、応援も来てくれる人ですが、同じ保安法人に所属している人にお願いする必要があって、一人あたり相場5000円程度らしいです。

これも絶対に必要な支出になります。

ただし、逆に自分がその人の応援にいくことでチャラにできるようなので、この辺は持ちつ持たれつ関係にあるようですね。

②報酬

さて、次に報酬です。

年齢別に報酬例があったので、表にしてみます。

年代月収担当件数
59歳以下50万弱60件強
60歳代40万50件強
70歳代30万40件強
80歳以上15万20件強

電気管理技術者が請けられる仕事には限界があります(法律による制限)

電気管理技術者のことを知らない人用に説明しますと、電気管理技術者の仕事は受けもつことができる最大の物件数が点数になっておりまして、上記表の60件強というのはほぼMAXまで点数を使った状態になっています。

点数は、受け持つ設備の容量によって変わってきます。

大きな設備ほど報酬は多いですが、点数を多く使用します。

なので、自分は暇だからお金のために100件持ちたいということは出来ません。

当然、ここから先ほどの支出が全て引かれます。

私の注目ポイントは2つ

上記の表で私が注目したいのは、2か所あります。

注目ポイント①

1つめが、70歳代の30万円ってところです。

70歳を超えてて、売り上げベースで30万円は結構貰ってるかなーと思います。

雇われではないので自分のペースで働けますし、担当件数も40件ということも隔月点検にしていれば、1か月に回るのは20件で良くなります。

1日で3,4件くらい回る猛者もいるらしいので、通常の点検だけなら5日稼働すれば終わっちゃいます。

年次点検も月に3~4件(応援もあるので×2ですが)で良くなりますかね。

年次点検と月次点検を同じ日すれば、もっと稼働日数を少なく出来るでしょう。

というわけで、月に12,3回の稼働で30万円なら悪くないのかなと思いました。

もちろん、ここから税金などが引かれますが、そもそも70代だとアルバイトですら見つかりにくいということを考えると老後の選択肢としては悪くないと思います。

注目ポイント②

2つめが、59歳以下の働き盛りの世代のところです。

50万弱ということは、税金などの支出など色々引かれると手元に残るのは35万くらいでしょうか。

当然、ボーナスはないですし、厚生年金ではないので将来的に貰える年金も低くなります。

さらに、担当物件が60件以上、隔月点検なら月の点検が30件だとしても、超効率よく毎日4件ずつ回ったとして、最短で7~8日かかります。

実際にここまで効率よく回るのは不可能かもしれませんので、10日程度はかかるでしょう。

さらに年次点検も60件持ってると月に5回は必要ですし、他の人の応援にも行く必要があるので、20日程度は稼働することになります。(平均の稼働日数は20日くらいと保安法人の人も言っていました)

月に20日稼働で、ボーナス、退職金、失業保険、厚生年金無しで35万程度の手取りです。

責任もめちゃくちゃ重い業務ですし、んーーって感じですね・・。

ちなみに、竣工検査のやり方を覚えることで、かなり売り上げを上げられるらしいです。

竣工検査の他に応援業務なども頑張って、ほとんど休みを取らずに働けば年間で900万近い売り上げも可能と説明されました。

緊急対応(電気管理技術者の宿命)

これもお伝えしておきたい情報です。

自分の担当した物件で電気トラブルが起きた場合、まず保安法人のセンターへ連絡がいきます。

センターのほうでは、電話で解決できるトラブルであれば電話対応だけで済ませてくれるようですが、現場へ出動が必要な場合、担当の管理技術者へ電話がかかってきます。

ここでもし電話に気づかず出動できなかった場合、他の管理技術者や保安法人の社員が現場へ行くことになります。

この場合その緊急出動してくれた人たちに以下の金額を支払う必要があります・・・。

時間帯費用
日中5,000円
早朝or夜7,000円
深夜10,000円

これって恐ろしくないですか?

ただでさえ少ない報酬なのに、深夜に1発警報が鳴って自分がかけつけられなかったらマイナス10,000円です。

怖くてお酒も飲めないですし、旅行もいけませんよね・・・。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

今の職場(常駐ビルメン)と比較すると、旨味が少なすぎる・・・

私が出した結論(電気管理技術者はきつい・・)

先ほども話しましたが、現在某保安法人に入会するかどうは保留となっています。

そして、その後も色々調べてみましたが、この保安法人の業務委託は辞めた方が良さそうという結論にに至りました。

先ほどの表から最大の年間売り上げが600万弱では、税金などの支出を指し引いたら系列のビルメン会社の待遇と変わらなくなりそうです。

竣工検査が出来るようになれば、もっと売り上げを伸ばせると言っても、そんなことをしてたら休みが減ってしまいます。

というわけで、業務委託という働き方はわたしの中では無しとなりました。

ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

労働日数増えるのもきついですし、年収が下がるのもきつい・・。
ビルメン続ける方がメリット大きいですね。

電気保安協会なら良いと思います

ちなみに、業務委託ではなく保安法人に直接雇用されてサラリーマンとして働くなら、仕事も安定してますし、悪い選択肢ではないと思います。※〇〇電気保安協会に正社員として属する働き方です。

また、各地方の管理技術者協会に加入するのも、ビルオーナーとの契約金を自分で設定できるので、お金を稼ぎたいなら悪くない選択肢だと思います。(某保安法人は中抜きしすぎということです)

ただし、結構前から様々な保安法人が管理技術者業務に参入してきている関係で価格競争が起きており、個人の管理技術者から安い保安法人に乗り換えているビルオーナーも多いようです。

実際に私が面談をした某保安法人はかなり安い金額で業務を受けているようです。(だから、業務委託の個人事業主に支払う金額も少ないのでしょう・・・。)

ビルオーナーからしたら、電気設備の管理のような目に見えない維持費に関してはコストを少しでも安く抑えたいのは当然なので、格安金額で営業をかけられたらそりゃ契約変更しちゃうなと思いました。

★電気保安協会の情報をまとめた記事を書いてます↓

電気管理技術者は副業禁止

また、電気管理技術者は副業禁止という意味不明な決まりがあることも悪い点だと思います。

今回面接を受けたような保安法人の業務委託の場合は、すぐに仕事を斡旋してもらえるでしょう。

しかし、管理技術者協会の場合は、仕事の紹介はなかなか無いと聞きました。

そうなると、独立開始直後の収入がとても不安です。

聞いた話によると、管理技術者協会に加入する形で独立したが仕事が全然増えないので、私が面接を受けた某保安法人に面接を受けに来た人もいるらしいです。

こういう時に、せめてアルバイトが出来れば収入が安定するんですけどね・・。

例えば、親族に電気管理技術者をやっている人がいれば、最初のうちはその人から仕事を回してもらったりも出来るのと思うので、運良くこういう境遇にいるのなら管理技術者協会でもやっていけそうな気がします。

いずれにしろ、何もコネがないまますぐ独立というのはちょっと怖いなと思いました。

他の職業で独立するのであれば、スタート時だけバイトでもしながら、本業が安定するまで耐えるって手もあるので電気管理技術者を取り巻く環境はまだまだ見直しをしてほしいところが多いです。

というわけで、もし私が電気管理技術者をやるとしたら、定年後に年金を貰いながら自宅付近の物件を少しだけ持つような働き方が良いかなと思いました。

ただ、その年齢から実務経験を積むのは不可能かもしれませんけどね・・w

今回は、私が某保安法人を面接してみての結論なので、他の組織のことは一切考慮しておりません。

あくまで、私が現時点では管理技術者をやるメリットは薄いなと思うに至った理由を話したまでですのでご承知ください

はっきりしていることは、この仕事は電気を安全に利用するために法律で定められたとても責任の重い仕事です。

なので、私のように何かから逃げるために電気管理技術者なりましたというような生半可な気持ちでは務まらない仕事かなと思います。

電気管理技術者の申請に必要な書類

私と同じようなビルメン経験で管技へ申請したい人もいると思うので、私が当時用意した書類を書いておきます。

➀実務経歴証明書
➁組織図(設置者、主任技術者、自分の関係性がわかるもの)
③電気主任技術者免状のコピー
④管理委託契約書の写し(保安法人に外部委託している場合に必要。保安法人と自社の契約書になります。)

それぞれ、ご自身の置かれている状況によって必要なものは違うと思いますが、私の場合は上記書類を求められました。

電気主任技術者の資格を活かすなら

管理技術者協会に入会するのがベストだと思いますが、経験不足だと入会は厳しいです。

また関東電気保安協会などに入社するのも、年齢的な制限もありますので難しいところではあります。

かといってビルメンになっても、電気主任技術者の資格を必ず活かせる保証もないので、そういった場合は下記のような転職エージェントに登録して「電気主任技術者」を活かせる職場を紹介してくださいって頼んでみるのも手です。

エージェントが無料で資格を活かせる仕事を紹介してくれますので、登録だけして相談してみることをお勧めします。

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ヘタ・レイ
ヘタ・レイ

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★以下の記事も良かったら読んでみてください!

現役の電気管理技術者にインタビューしました

以下の動画で現役の電気管理技術者さんにインタビューをしています。

気になる方は見て行ってください。

前編
中編
後編

この記事を書いた人

ヘタ・レイ(ビルメンYouTuber&ブロガー)
経歴:20代はニート・フリーター、その後ビルメンに転職して業界歴は10年以上
保有資格:電験三種、ビル管理士、行政書士、宅建士、電工一種、危険物乙4、消防設備士、2級ボイラー技士、2種冷凍機械、日商簿記2級、FP2級など。