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【令和7年上期】第二種電気工事士「技能試験」合格発表!今後やるべき事などを解説!【2025年】

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本日(8/15)、第二種電気工事士「技能試験」の合格発表がありました。受験された方におかれましては本当におつかれさまでした。

受験者数や合格率などについても発表されていますので、当ブログでも紹介していきたいと思います!

ヘタ・レイ

試験結果は以下のリンクから確認できます!
https://moshikomi-shiken.jp/ecee/search/public/pbt_result/
※確認するには受験番号が必要です。

なお、正式な試験結果通知書は8月22日(金)に発送されますのでしばらく待ちましょう!

★第二種電気工事のことを知らない方は以下の記事を先に見てください↓

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目次

【令和7年上期】第二種電気工事士試験の合格率【2025年】

令和7年(2025年)8月15日に合格発表がありました。

試験センターのホームページ

第二種電気工事士(2025年上期)合格率
受験者51,576人
合格者37,158人
合格率72.0%

第二種電気工事士(2025年上期)の合格率は72.0%でした!

ちなみに、前回の令和6年下期の合格率が69.5%でしたので、合格率は2.5%上がったようです。

過去5回分の第二種電気工事士試験と比較(令和4年下期~令和7年上期)

以下は、過去5回分の第二種電気工事士試験の結果との比較です。

年度受験者合格者合格率
令和7年上期51,576人37,158人72.0%
令和6年下期43,570人30,266人69.5%
令和6年上期50,668人35,949人71.0%
令和5年下期45,790人31,499人68.8%
令和5年上期49,547人36,250人73.2%
令和4年下期44,101人31,117人70.6%

受験者は過去5回の試験の中では一番多かったようです。不安定な世の中ですし、保険として資格を取得する方が増えているのかもしれませんね。

★さらに過去の合格率を知りたい方は以下の記事をご覧ください↓

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第二種電気工事士の合格率推移(グラフ)

電工二種の合格率の推移をグラフにしました。

技能試験の合格率は毎年70%前後を推移していますね。

第二種電気工事士の受験者数推移(グラフ)

電工二種の受験者数の推移をグラフにしました。

技能試験の受験者数は学科試験の合格率にも影響されますが、今年度はいつもより多かったようですね。

免状の申請方法など

当然ですが、合格しただけでは免状はまだ手元に届きません。

正式な合格通知のハガキが、試験センターから8月22日(金)に発送されますので、ハガキが手元に届いたら、記載されている内容に従って免状の発行手続きを済ませましょう!

免状が届くまでに2~4週間程度かかりますので、それまでは腹筋でもして大人しく待つようにしましょう。

私の持っている免状はこんな感じですが、今はプラスチック製のカードタイプの場合もあります。申請する都道府県によって違うみたいですね!

免状が届くまで履歴書には電工二種を書かないほうが良い?

合格発表のライブ配信中に、ビルメン未経験のリスナー様から
電気工事士の免状が届くまで履歴書には書かないほうが良いですか?
という質問をいただきました。

結論から言えば、免状が手元になくても、合格が事実であれば履歴書に書いて構いません。
ただし、免状が未発行であることは明記しましょう。

私自身も過去に、免状が届く前に「第三種電気主任技術者合格(免状申請中)」と履歴書に記載し、内定を得た経験があります。このときは待遇面にも好影響がありましたので、免状申請中であっても記載して良かったと思っています。

基本的にマイナスになることはありませんので、就職活動を有利に進めるためにも記載をおすすめします。
記載例:第二種電気工事士合格(免状申請中)

なお、電工二種を持っていると転職エージェントも利用できますので、待遇の良いビルメン会社をお探しの方は転職エージェントの利用も考えてみてください。

【関連記事】ヘタ・レイおすすめビルメン転職エージェント

電工二種の次に目指す資格は?

今回、第二種電気工事士試験に合格された方は、本当におめでとうございます。
この資格はビルメンや設備管理、電気工事業界への第一歩として非常に有効です。

資格なんて実務経験が無いと意味が無いなんて言う方もいますが、この資格を持っていないとそもそもスタートラインにすら立てませんので、そんな外野の意見は気にしないようにしてくださいね。

ちなみに、せっかく学習の習慣が身についている今こそ、次のステップに挑戦する絶好のタイミングです。

電工二種の知識が活かせる資格だと、消防設備士の乙種4類や7類、第三種電気主任技術者などがあります。

これらの資格はビルメン業界において資格手当の対象だったり、昇進などにも影響してきますので、次に取るべき資格を決めかねている方は、この中から選んでみてはいかがでしょうか!

次の記事では、それぞれの資格の特徴や勉強方法、電工二種からのスムーズなステップアップ方法を詳しく解説しています。

【関連記事】偏差値43高卒が電験三種に8か月合格した方法

【関連記事】消防設備士類別おすすめ教材

ちなみに電気関係の資格ではありませんが、冷凍機械責任者の受験申込が8/18(月)から開始されます。

こちらもビルメン業界で働くなら是非所持しておきたい資格なので、電気系以外の資格を考えている方は応募を検討してみてください。

【関連記事】冷凍機械責任者はビルメンに必要ない?取得方法からメリットまで徹底解説します!

認定電気工事従事者は取るべき?

YouTubeのリスナーさんから、
「第二種電気工事士を取得した後に、認定電気工事従事者の講習を受講したほうがいいですか?」
と相談されることがあります。

結論から言うと、認定電気工事従事者は 自費で取得する必要はありません

この資格は「500kW未満の自家用電気工作物の低圧部分の工事」ができる資格ですが、実際にビルメンが働く施設の多くは 500kW以上 であり、資格を活かす場面は少ないのが実情です。

さらに、講習を受ければ誰でも取得できる資格であることを企業側も理解しているため、転職市場での評価もほとんど期待できません。

そのため、この資格を取るのであれば 会社が講習費を負担してくれる場合のみで十分 です。

詳しくは以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

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ヘタ・レイ

とにかく自腹では取るな!!!

★他のビルメン資格については以下の記事で解説しています。

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