【ホワイト企業】消防設備士大手メーカー系3社を徹底調査!【ランキング】
将来性がある消防設備士に興味があります!
どの会社に入社出来れば勝ち組ですか?
勝ち組と感じる条件は人によって違うため、「この会社が良い」と決めることは難しいですが・・・。
消防設備業界で長く働くつもりなら、大手メーカー系のホワイトな消防設備会社に入社するほうがお得です。
メーカー系の消防設備会社は「給料が高い」「福利厚生が充実している」「年間休日が多い」「仕事が安定して入ってくる」など様々なメリットがあります。
私が働いているビルメン業界でも、系列系といわれる大手のグループ企業などは待遇も良く人気がありますね。
ちなみに消防設備の仕事は激務と言われており、年間休日の通りに休めないことがほとんどです。
しかし、もともとの年間休日が多いメーカー系の企業であれば、休日出勤が多少あってもワークライフバランスを保つことが出来ますし、時間外手当によって給料も増えます。
年間休日が多い会社は本当におススメです。
例えば、A社(年間休日100日)とB社(年間休日120日)があったとして、B社がA社と同じ仕事量をするためには、20日分は休日出勤することになります。
当然ですが、休日出勤した分には割増賃金が支払われますので給与が増えます。
A社とB社の基本給が同じであれば、同じ時間働いた場合B社のほうが年収が高くなるということです。
正社員で消防設備士の仕事をする場合、休日出勤と残業はほぼ確実にあるため、どうせ忙しい仕事をするなら年間休日が1日でも多い企業で働く方がメリットが大きいという事です。
この記事では、年間休日や年収などが高水準の消防設備メーカー系企業「大手3社」の情報を紹介したいと思います!
「消防設備士ってナニ?」って方は、以下の記事をご覧ください
【関連記事】消防設備士はやめとけ?仕事内容などを紹介。
消防設備士大手3社はココだ!【ホワイト企業】
それでは消防設備士の大手企業3社を紹介します。
- 能美防災株式会社
- ホーチキ株式会社
- ニッタン株式会社
建設業界に詳しくなくても、上記3社の名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
それぞれの会社について詳しく解説しますね。
能美防災株式会社
能美防災は1944年設立の防災機器メーカーです。
東京証券取引所プライム市場に上場しており、2023年時点での従業員数は2,673名にのぼる大企業となっています。
能美防災が製造している防災設備は、「横浜ランドマークタワー」「福岡ドーム」などの大規模施設、「東大寺」などの重要文化財でも利用されており、火災報知設備の国内シェアは約3割と言われています。
HP | https://www.nohmi.co.jp/ | |
本社所在地 | 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 | |
従業員数 | 2,673名(連結・2023年3月31日時点) | |
平均年齢 | 40.6歳 | |
福利厚生 | 社会保険完備 独身寮・社宅 財形貯蓄 持株会 企業型確定拠出年金 カフェテリアプラン ほか |
ホーチキ株式会社
ホーチキは1918年に日本初の火災報知機メーカーとして設立しました。
東京証券取引所プライム市場に上場しており、従業員数は2,184名にのぼります。
なお、火災報知設備以外にも、スプリンクラーなどの消火設備、インターホン設備、防犯設備など多岐に渡る製品を取り扱っています。
防災設備に関して、コンサルティングから研究・開発、製造、販売、設計・施工、メンテナンスまで一貫して行っている歴史がある大企業となっています。
HP | https://www.hochiki.co.jp/ | |
本社所在地 | 東京都品川区上大崎二丁目10番43号 | |
従業員数 | 2,184名(連結・2023年3月31日時点) | |
平均年齢 | 40.7歳 | |
福利厚生 | 社会保険完備 施設/社宅 保養所ほか 持株制度 住宅資金貸付制度 財形貯蓄制度 業務上災害補償制度 ほか |
ニッタン株式会社
ニッタンは1925年に火災報知設備の開発、生産、販売、施工を目的として設立されました。
先ほどまでの2社と違い上場こそしていませんが、従業員数1,405名にのぼる大企業です。
自動火災報知設備など防災設備の開発から施工、その後のメンテナンスまで一貫して請け負っています。
HP | https://www.nittan.com/ | |
本社所在地 | 東京都渋谷区笹塚1-54-5 | |
従業員数 | 1,405名(連結・2024年4月1日現在) | |
平均年齢 | 44.5歳 | |
福利厚生 | 社会保険 独身寮 社宅 「リロクラブ」(各種優待サービス) 給与原資型確定拠出年金制度 退職金制度 財形貯蓄 GLTD制度 積立有給制度 フレックス制度 永年勤続表彰 ほか |
消防設備士大手3社をランキング
ここでは各企業ごとに公表されているデータなどをランキング形式で紹介します!
3社とも一流企業なので各データの違いは誤差でしか無いかもしれませんが、会社選びの参考にしてみてください!
売上高
消防設備メーカー大手3社の売上高ランキングです。
各社の2023年3月期の決算情報から引用しており、グループ連結の売上高になっています。
1位 | 能美防災 | 1,129億1300万円 |
2位 | ホーチキ | 854億5,700万円 |
3位 | ニッタン | 437億1700万円 |
1位は能美防災で1,129億円です。
単純に能美防災は従業員数でもトップでしたので、当然の結果であるといえますね。
平均年収
消防設備メーカー大手3社の平均年収ランキングです。
こちらは会社のクチコミ投稿サイトである、エンライトハウス、openwork、転職会議のデータを平均した値で作成しています。
1位 | 能美防災 | 551万円 |
2位 | ホーチキ | 518万円 |
3位 | ニッタン | 514万円 |
1位は能美防災で551万円という結果になりました。
なお、能美防災とホーチキは上場企業であるため有価証券報告書が公開されています。
そちらに記載されていた全従業員の平均年収は、能美防災が631万円、ホーチキが703万円となっていました。
上記年収には残業代が含まれていますので、年収が高い=残業が多いという捉え方もあります。
それでも年収が大いに越したことは無いですよね。
年間休日
消防設備メーカー大手3社の年間休日ランキングです。
こちらは建設・設備求人データベースに掲載されていた求人情報から引用しています。
(建設・設備求人データベースは消防設備士のような建設業界の転職に強い転職エージェントです)
1位 | 能美防災 | 125日 |
2位 | ホーチキ | 124日 |
3位 | ニッタン | 123日 |
こちらも1位は能美防災で125日でした。
どの企業も年間休日は120日以上あるため、建設業界の中ではホワイト企業といえます。
どの企業も年間休日に関しては誤差でしかないですね。
有給取得日数
消防設備メーカー大手3社の有給取得日数ランキングです。
こちらは、マイナビ2025に掲載されていた各社の2022年度のデータとなっています。
1位 | ホーチキ | 15.3日 |
2位 | 能美防災 | 13.2日 |
3位 | ニッタン | 13.1日 |
1位はホーチキで15.3日でした。
各社ともに年間で13日以上は消化できており、1か月に1回は有給を使えている計算になります。
しかし、上記数値は全社員の平均値となるため、現場で働く消防設備士は平均以下しか有給を消化出来ていない可能性が高いです。
ホワイト消防設備会社に就職するために取得したい資格
ホワイトな消防設備会社に就職したいなら、消防設備士の資格は必須です。
消防設備の点検や設置工事をするためには国家資格が必要なんです。
【関連記事】消防設備士資格の必要性を教えます!
これから消防設備に関する仕事をするわけですから、必要な資格を取得することはマナーですよね。
ちなみに消防設備士の資格は種類が多いため全て揃えるためにはかなり勉強しなくてはいけません。
もちろん1つでも多く資格を取得した方が内定を貰いやすくなることは間違いありませんが、資格取得を優先しすぎたことが原因で就職する時期が遅くなることもマイナスだと思いますので、取得する資格は絞ることをお勧めします。
当ブログでは、消防設備士資格の人気ランキングやオススメの参考書などをまとめた記事を執筆していますので、まだ資格をお持ちでない方は参考にしてみてください。
【関連記事】消防設備士の勉強におすすめの問題集と参考書をコスパ重視で紹介!
まとめ「消防設備士に転職するならホワイト企業を選ぼう!」
この記事ではホワイトな消防設備会社を紹介しました。
消防設備士業界全般に言えることですが、どの会社に入社したとしてもワークライフバランスだけは悪くなってしまうと思います。
しかし、年収や福利厚生などに関しては、ここで紹介した3社は消防設備士業界の中でホワイト企業であることは間違いありません。
これから消防設備士に就職しようと考えている方や、現在ブラックな消防設備会社にお勤めの方で転職を考えている方は、今回紹介した企業を就職先の候補に入れてみてはいかがでしょうか!
なお、他にもホワイトな消防設備会社はありますので、気になる方は以下の転職エージェントに相談してみてください!
仕事にワークライフバランスの良さを求める方にはビルメンがオススメですけどね。
【関連記事】ビルメンとは?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません