ビルメン(設備管理)転職完全攻略!優良企業に転職したい方は必見!【転職のプロが解説】
お前のブログ見てたらビルメンやりたくなったぞ。
どうやって転職活動をすればいいんや?
ビルメンに転職するんですね!
それでは、おすすめの求人サイト紹介から面接対策まで全て紹介しますので、
最後までちゃんと見ていってくださいね!
転職・就職するなら、少しでも自分の希望に合致した企業に入社したいですよね?
ビルメンだからと言って適当に転職活動をしてしまうと、とんでもないブラック企業に入社することになってしまうので注意が必要です。
この記事では皆さんが転職に失敗しないよう、ビルメン転職の全て解説します。
就職・転職活動って面倒くさいので、最初から自分の希望に合致したビルメン会社に入社出来るよう丁寧に活動すると良いですよ!
私はビルメン歴10年で、数十社ビルメン会社の面接を受けてきましたので、自分で言うのもアレですがビルメン業界に関しては転職プロだと自負しております笑
そんな私がまとめた記事ですので、これさえ読めば効率的に転職活動が出来るはずですよ!
【関連記事】どこに出しても恥ずかしい私の履歴書
ビルメンに転職するメリット、デメリット
新卒でビルメンに就職する方や、異業種からビルメンに転職する方も見ていると思いますので、ビルメンで働くメリット・デメリットを先にお話ししておきます。
少ない情報でよくわからないままビルメン会社へ入社してしまうと、業務内容のミスマッチですぐに退職なんてことになりかねないので、メリットよりも特にデメリットをしっかり確認してくださいね。
確かにデメリットを知ることは大事だよな。
ネットでビルメンを紹介する記事は良い所ばかり紹介していますが、
このブログでは私自身が10年間ビルメンを経験してきた中で感じた
ビルメンの悪い部分も隠さず紹介します!
ビルメンに転職するメリット
まずはビルメンに転職するメリットから紹介します。
私が考えるメリットは以下の5つです。
- 仕事が安定している
- ノルマが無い
- ワークライフバランス良し
- 努力次第で年収アップ可能
- 幅広い年齢から挑戦可能
①ビルメンの仕事は安定している
ビルがある限りビルメンの仕事は無くなりません。
コロナ禍であってもリストラにあったビルメンというのは聞いたことがないですし、不安定な現在の日本において安定した仕事はとても魅力的だと思います。
仮に所属しているビルメン会社が倒産したとしても、資格や経験を活かして新しいビルメン会社へ転職すことも容易に出来ます。
②ビルメンはノルマがない
ビルメンは営業職ではないのでノルマが基本的にありません。
日々の点検業務を淡々と真面目にこなすだけで毎月給料が貰えます。
自分に向いてない営業職を続けてノルマに追われ鬱になるくらいなら、毎日ストレス無く過ごせるビルメンに転職することをお勧めしたいです。
休みの日まで仕事のことを思い出したくないですよね?
③ビルメンはワークライフバランスが良い
配属現場にもよりますが、ビルメンはシフト勤務なので残業がほぼありません。
また、系列系といわれるビルメン会社であれば年間休日も120日以上ありますので、休みも充実しておりプライベートを楽しむことが出来ます。
④ビルメンでも努力次第で年収も上げられる
ビルメンは給料が安いと言われていますが、系列系ビルメン会社に入社したり、資格を取得することで給料を上げていくことも出来ます。
30代前半で年収400万円くらいなら、十分に狙っていけます。
さらにビルメンはほかの職業と違って転職することで年収を上げられます。
私は転職するたびに以下のような推移で年収が変化しており、今の会社が一番年収が高いです。
1社目(250万)→2社目(300万)→3社目(400万)→4社目(360万)→5社目(400万)→6社目(360万)→7社目(500万)
これは資格の数とビルメンの実務経験のどちらもバランス良く増やしたことが大きいです。
普通は転職すると年収は下がるのが常識ですので、転職することで年収が増えるビルメンは結構珍しい職種なのではないでしょうか!
当然、資格を取るなどの努力は必要ですけどね。
★年収を上げるためにビルメンに必要な資格は以下の記事を参考にしてください↓
★新人ビルメンの年収アンケートを取りました。全然薄給じゃないのでビックリしますよ↓
⑤ビルメン会社は何歳からでも転職できる
ビルメンは40代でも若手扱いで入社できます
もちろん新卒・第二新卒の20代もいますし、定年退職後の60代も嘱託社員として入社してきます。
とにかく幅広い年齢層が活躍しています。
また、職歴がない30代ニートとかでも受け入れてくれる会社もありますし、誰にでもチャンスがある職業です。
私は20代をほぼニートで過ごしてきましたので、本来であれば社会復帰は絶望的な状況のはずがビルメンに転職したおかげで、現在はまともな生活を送れています。
ビルメンとは社会のレールから外れた人でも、レールの隅っこを走れるくらいにまで社会復帰させてくれる素晴らしい職業だと思います。
ビルメンに転職してなかったら、今も実家暮らしで派遣社員やバイトをしながらお小遣いを稼ぐような生活だったと思います。
ビルメンに転職するデメリット
次にビルメンに転職するデメリットをご紹介します。
デメリットもしっかり理解して転職するかどうかを判断してくださいね。
- 現場ガチャがある
- 異動・転勤の可能性がある
- 給料が安い
①ビルメンは現場ガチャがある
ビルメンは現場(配属されるビルのこと)に派遣されて勤務することになるため、派遣先の現場の環境によって働き方に大きな違いが出ます。
派遣と言ってますが、派遣社員ではないです。
雇用形態は正社員ですので安心してください!
中には仕事が忙しい現場、人間関係が悪い現場もあるため、そういう現場に配属されてしまうと辛くて早期退職なんてことになってしまう場合もあります。
私も一番初めに入社した会社にパワハラの先輩がいたため、早期退職してしまいました・・。
その後入社した会社は天国でしたので、配属現場には運要素(ガチャ)が絡んできます。
ただ、人間関係や仕事の忙しさとかって他のジャンルの仕事でも起こり得ることなので、ビルメン特有のデメリットでも無いですけどね。
下の二つの動画では、私がブラック現場、ホワイト現場で勤務しいた時の思い出を語っています。
②ビルメンは異動や転勤の可能性がある
県をまたぐような転勤は少ないですが、同一県内での現場異動というのは稀にあります。
異動や転勤を命じられて、どうしても行きたくない場合は転職するのも手だと思います。
最近は転勤を断っても良いビルメン会社も出てきているようです。
それが原因で社員が減ったら会社側にとっては損害でしかないので当然の変化だと思いますね・・。
ちなみに異動や転勤って、ビルメン以外の職業でも大きな会社に入社すれば普通に起こり得ることですけどね。
大手の系列系ビルメン会社とかであれば、転勤することで家賃補助や転勤手当などもたくさん出るので、一人暮らしで身軽な方は逆にお金が溜まって良いかも?
③ビルメンは薄給
メリットで書いた事と矛盾しますが、基本的にビルメンは給料が低いです。
これは入社する会社や保有資格によってかなり差が出るのですが、低いところだと年収250万円とかもザラです。
しかし、努力次第でメリットの所に書いたように年収をアップさせることは可能です。
★以下の記事は、ビルメンの年収アンケートの結果です。年収が気になる方は参考にしてください。
その他のビルメン転職に役立つ情報
ビルメンに向いてる人、向いてない人を題材にした記事を執筆しました。
向き・不向きなんて自分で決めることですし、最初は向いていないと思った仕事でも続けていくうちに心境に変化が起きる可能性もあるので、動画の内容はそんなにアテにならないかもしれませんが、ビルメンに転職をする際の一つの判断材料になれば幸いです。
ビルメンに向いてる人8選
ビルメンに向いてる人の特徴などを私の経験から8つ選んでみました。
全て当てはまる人はすぐにでもビルメンになりましょう!
- 協調性がある人
- 素直な人
- 勉強が好きな人
- お金よりプライベートを大切にする人
- 潔癖過ぎない人
- 手先が器用な人
- 平日休みが好きな人
- ルーチンワークが好きな人
★上記リストの詳細が知りたい方は、下記の特設記事をご覧ください!
ビルメンに向いてない人7選
こんな人はビルメンに向いてないかもという人の特徴を7つまとめてみました。
複数当てはまる人は、ビルメンに向いてないかもしれません。
- 夜勤が苦手な人
- 汚い仕事が苦手な人
- 虫、ネズミが苦手な人
- お金を稼ぎたい人
- ルーチンワークが苦手な人
- 転職に抵抗がある人
- コミュニケーションを一切取りたくない人
★上記リストの詳細が知りたい方は、下記の特設記事をご覧ください!
★7番のコミュ二ケーションに関しては、別途記事を書いております。
ビルメン転職におススメの求人サイト
転職なんてハロワで十分やろ
ハロワはブラック企業が多めなので最終手段です。転職活動は転職サイト選びがとても重要ですよ!
ブラックは嫌ンゴね・・・
就職、転職ともに、求人サイト選びはとても大切です。
年齢やこれまでの経験によって、求人サイトは使い分けたほうが効率的ですので、ここではパターン別にご紹介をしていきます。
なお、ハローワークは待遇の悪い会社を引く可能性が高いため、利用する場合は最終手段にしてください。
20代・新卒・第二新卒でビルメンに就職するなら
20代ビルメンはとても需要があります。
若手なら待遇の良いビルメン会社でも入社しやすいので、会社選びは慎重に行い年間休日が多く給料も高い会社に就職しましょう。
未経験でも年収350万以上、年間休日120日以上の会社に入社してる方も多くいらっしゃいます。
このご時世でこの待遇なら悪くないンゴね・・・
以下の記事で若手の方がビルメンに就職するためのおすすめサイトを紹介しています。
30歳以上の業界経験者がビルメンに転職したいなら(経験1年以上)
1年以上経験があるなら、ビルメン業界では立派な経験者です。
また、関連する業界(例えば水処理業界、電気工事士、建設業など)を経験している方も、このカテゴリの該当します。
こういった経験者の方もビルメン転職において優遇されますので、自分を安売りしないで待遇の良いビルメン会社を狙っていってほしいところです。
以下の記事でおすすめの求人サイトを紹介しています。
【関連記事】30歳以上の業界経験者にオススメのビルメン求人サイト
30歳以上の業界未経験者がビルメンに転職したいなら!
30歳以上で業界未経験者の場合、入社出来る会社も限られますのでとりあえず色んな会社を受けまくってみましょう。
それでも妥協してはいけないポイントとして、ビル管理士(資格)取得のための実務経験を積める現場に配属されることがあります。
以下の記事では、未経験者がビルメンを目指すにあたって大事なポイントを解説していますので良かったら見て下さい。
とにかくビル管理士の実務経験を得ることは最優先事項です。
ブラックビルメン現場(会社)の特徴
ビルメンは入社する会社や配属される現場によって当たりハズレがあります。
ハズレの会社や現場の事を地雷現場、ブラックビルメン会社などと呼んだりしますが、そんな所で働きたい人なんていませんよね。
私なりにブラックだと思われるビルメン現場(会社)の特徴を8つ挙げてみました。
- 残業時間が多い現場
- 休日出勤が多い現場
- 待機時間ゼロ現場
- 若い人が全くいない現場
- 仮眠時間が短い現場
- 平社員で会社携帯を持たされる現場
- 年収が異常に低い現場
- 築年数が古い現場(ビル)
もし自分の勤務先が1つでも該当していて、会社に不満を感じているなら転職を考えても良いかもしれません。
またこれからビルメンに転職を考えている方は、上記のような現場は避けておく方が無難です。
詳しくは以下の記事で解説していますのでご覧ください!
中高年でもビルメンに転職可能なの?
「50代だけどビルメンになれますか?」
こんな質問をよく頂きます。
答えは当然「YES」です。
未経験でビルメンに転職してくる、50代以上の方は大勢いらっしゃいます。
しかし、妥協しなければいけない点や、中高年ならではの努力が必要なところなどもあります。
詳しく以下の記事をご覧ください。中高年のビルメン転職テクニックなども解説しております!
ビルメン転職に学歴は関係あるの?
よく頂く質問の中に、ビルメンの就活で学歴が関係するのかというものがあります。
この質問については私の中で以下のような結論が出ています。
新卒であれば学歴は大いに関係するが、中途の場合はあまり影響はない。
その他にも細かい条件があったりしますが、概ねはこの認識で良いと思います。
なので低学歴の中高年の方も、気にせず応募して大丈夫ですよ!
ビルメン業界に転職するだけなら何もいりません。
しかし、高待遇な条件を望むなら、資格と実務経験を積みましょう!
ビルメン求人票の見方
ビルメンの仕事をするならマッタリ働ける常駐型ビルメン一択だと私は思っています。
しかし、どの求人が常駐型ビルメンか判別するのってビルメン初心者には難しいんですよね。
そんな方のためにビルメン求人の見方を解説した記事を執筆しましたで良かったらご覧ください。
ビルメンぽい内容で募集していながら、実際はビルメンですら無い求人もあります。
求人を見極めるテクニックは大切です。
面接対策(ビルメン転職でも対策は必要)
応募する企業が決まったら面接対策です。
面接対策・・・。めんどくさいね・・・。
せっかく交通費を使って面接に行くんだから、出来る限りのことはしたほうがいいですよ。
底辺独立系のビルメン会社であれば適当に面接しても受かりますが、上位の独立系や系列系ビルメン会社を受ける場合はしっかりと準備しないと余裕で落とされます。
私みたいな元ニートやアルバイト経験しかない人の場合、面接対策をしたことが無いと思いますので当ブログのビルメン面接必勝法の記事を是非一読してから面接に挑んでください。
上の記事は皆さんから高評価を頂いております!
動画を視聴することも出来ますので是非見ていってくださいね。
面接や書類選考で落ちた企業への再応募
また、一度面接や書類選考に落ちたとしても、1年くらい期間を空ければ再応募可能です。
例えば資格を増やしたり、転職エージェント経由で応募すると、一度書類選考で落ちた会社でも書類通過する場合もあるので、どうしても入社したい会社があるなら諦めないで頑張りましょう!
年齢が高すぎるとか明らかにスペックが満たしていない場合は、諦めたほうが良い場合もありますが・・・。
面接や書類選考で落ちたとしても、同じ企業に再応募は可能です。
私はM不動産ファシリティーズに書類選考で2回落ちてますが、3回目に転職エージェント経由で応募したところ内定を勝ち取ることが出来ました。
再応募するなら以下の条件を意識して再応募してみると良いですよ。
- 1年程度期間を空ける
- 保有資格を増やす
- 転職サイトを変えてみる
- 転職エージェントを使う
退職(転職するなら退職の知識も必要です)
無事に内定が決まったら退職の意思を会社に伝えましょう。
普通の企業であれば以下のことを守れば問題なく退職出来ると思います。
- 退職したい日の1か月前に上司に退職の意思を伝える(民法上は2週間前でもOKです)
- 次に入社する会社の名前は出さない
- 引継ぎはしっかり行う
★正しい退職の手順を以下の記事にまとめています↓
ブラック企業勤務で辞めるときに揉めそうな場合
気が弱くて退職を上手に切り出せない方もいると思います。
私はパワハラ上司がいた会社を退職したとき会社に近づくことが出来なくて、本社に電話をかけて退職したこともあります。
しかし、パワハラとかで精神的に追い詰められてしまうと、会社に電話をすらかけることも出来ない人もいるでしょう。
そういう方の場合、退職代行を使うのもアリだと思います。
以下の退職代行は弁護士が運営していますので、有休消化、残業代や退職金の請求、損害賠償請求など全て代行してくれます。
有給消化や残業代の請求で逆にプラスになるかもしれませんので、使う価値はあると思います!
★以下の記事では退職代行の使い方や料金などを紹介しています。
私の転職歴(ビルメン渡り鳥)
日本って転職=悪いこと、みたいなイメージですよね。
しかしこれって一昔前の話で、今の時代は転職って珍しいことではないです。
現に私の周りも転職組は多いですし、私が入社してきた会社も転職は当たり前という風潮の会社が多かったです。
そんな私も当然のように転職回数が多いです笑
以下の記事では現在までの私の職歴を年収付きで公開しています。
恥ずかしいですが見ていってください笑
お前の職歴見たら勇気出てきたわ!ありがとう!
ど、どうも・・
ビルメンの経験・資格を活かした転職
ビルメン転職情報とは違いますが、ビルメンの経験や資格を活かせそうな業界を探してみました。
ビルメンの仕事が合わないと感じている方は、ここで紹介する業界への転職を考えてはいかがでしょうか。
電気管理技術者(電験三種を活かす)
電験三種を所持しているなら、電気管理技術者という働き方があります。
個人事業主となり、高圧電気設備の需要家と直接契約を結び電気工作物の保守点検を受け持つ仕事です。
軌道に乗れば年収1000万円も目指せる夢のような職業みたいです。
私自身も電気管理技術者に興味があったので、いくつか記事を執筆しています。
興味がある方は下の記事をご覧ください。
★電験三種を活かせる就職先をまとめた記事を執筆しています。よかったら参考にしてください。
警備員(防災センター要員、自衛消防技術者を活かす)
ビルメンと警備員は建物に常駐してビルを守っていくという意味では似たような職業なので、転職もしやすいと思います。
警備員も現場ガチャはありますが、ビルメンと比べて仕事の責任が少なかったり、待機時間が多い傾向にあります。
その代わり、ビルメンよりも年間休日が少なく、職場に拘束される時間が多くなりがちです。
上記はあくまで平均的な警備員とビルメンを比較したもので、現場によって違いはあるためご注意ください。
警備員とビルメンを比較した表を作ってみました。
〇は優れている部分です。
警備員 | ビルメン | |
年間休日 | × | 〇 |
労働時間 | × | 〇 |
仕事の責任 | 〇 | × |
待機時間 | 〇 | × |
お金は求めないからとにかく楽をしたい人には警備員も良いのかもしれんね。
警備員の仕事を探すなら、専門の転職サイトを利用するのがお勧めです。
他にも様々な職業へ転職可能です。以下の記事ではビルメンから転職可能な仕事を紹介しています!
ビルメンは本当におススメの仕事です
ビルメンはクズ人間だった私を少しだけまともにしてくれた仕事です。
私のようにニートで人生に悲観してる方がいましたら、社会復帰の選択肢の候補の一つに入れて貰えたら嬉しいです。
下のリンクは2chのビルメンまとめ動画ですが、私と同じように元ニートからビルメンになって社会復帰した人の話です。
なかなか良スレなので、良かったら見てみてね。