東京エネシスは年収が高いけど、不祥事がやばい！ブラック企業なのか評判を調査しました！【電気工事サブコン企業】

2024年8月16日サブコン会社東京エネシス,電気工事会社

東京エネシスという企業をご存知でしょうか。

日本の電気系サブコンで、東証プライムにも上場している大手企業です。

ちなみに、ネットで東京エネシスを検索すると「やばい」などと検索候補が出てくることがあります。

この記事では、東京エネシスが本当にやばい企業なのか企業情報やクチコミを調査したので紹介したいと思います！

株式会社東京エネシスの企業情報

まずは、東京エネシスの企業情報から紹介します。

社名	株式会社東京エネシス
市場情報	東証プライム 1945
本社所在地	東京都中央区日本橋茅場町一丁目3番1号
設立	1947年8月14日
資本金	28億81百万円
従業員数	1,563人（連結） 1,308人（単体）
売上高	884億円（連結） 847億円（単体）
平均年齢	46.8歳
平均勤続年数	19.5年

東京エネシスは、1947年に設立された電気工事系のサブコン企業です。

設立当時の社名は、株式会社東京電氣工務所でした。その後、2001年4月に現在の社名である株式会社東京エネシスに商号を変更しています、

主な事業は発電所・変電所の設計や工事で、水力から火力、原子力発電所、太陽光発電などを手掛けています。

また、電気設備工事、情報通信設備工事などの事業も行っており、電気関連のあらゆる事業に関わってます。

東京エネシスの新卒採用者数

東京エネシスの直近の新卒者の採用者数は以下の通りとなっています。

年度	新卒採用者数	離職者	離職率
2022年	27名（女性9名）	0	0%
2021年	42名（女性10名）	2	4.7%
2020年	28名（女性6名）	7	25%

20~40名前後の新卒を採用しているようです。

離職率は高めに感じますが、厚生労働省がまとめた「新規学卒就職者（20年３月卒）の離職状況」によると、建設業での新卒就職者の就職後３年以内の離職率は、大卒30.1％、高卒42.4％となっているため、同社の離職率は平均と比べて低いことがわります。

東京エネシスの口コミを紹介「やばいクチコミはあるの？」

別サイトに掲載されていた東京エネシスの口コミを紹介します。

それぞれの職種の待遇さなどがわかるように、技術職（電気工事、施工管理など）、事務職（経理、総務など）営業職にわけて記載しています。

果たして「やばい」クチコミはあるのでしょうか・・。

年収に関する口コミ「平均年収がやばい」

東京エネシスの年収に関する口コミです。

【技術職】

• 高卒は飼い慣らされてたいしたことのないポジションで終わるのかと思います。 評価は各部署間での、優秀な社員を選抜して行うみたいなので、あとは各現場の上司との関係性もあるのかと思います。
  （施工管理　年収450万円　新卒入社6~10年）
• 年功序列制度 等級というものがありそれが上がっていけば基本給などが上がっていく仕組み実力てま評価されるというが基本的には年齢で上がっていく
  （施工管理　年収500万円　残業代14万円/月含む　新卒入社11~15年）
• 昇給は基本年5500ベースで上がる。昇任されたとしても2万程度。管理職に昇任すると一気に20万上がるが残業代が出なくなるためなんともいえない
  （施工管理　年収500万円　残業代9万円/月含む　新卒入社3年未満）

引用元：エンライトハウス

【事務職】

• そもそも入社時から給与は低いと思う。それは何十年経過しても年齢にそぐわない低賃金のまま。他社と比べ、中堅社員の給与レベルは絶望的。
  （年収400万円　新卒入社21年以上）
• 年功序列が基本である。いわゆる窓際社員も勤続年数の増加で給与は上がっていく。 事務系であれば昇進の頻度は高いと思うが、技術系の昇進は事務系に比べ遅いと感じた。
  （年収）450万円　新卒入社3年未満）

引用元：エンライトハウス

【営業職】

• 日本の企業よろしく年齢に応じて、上がっていくシステムが、ベース。
  （年収580万円　残業代5万円/月含む　在籍11~15年）

引用元：エンライトハウス

東京エネシスでは、有価証券報告書にて従業員の平均年収を公開していますので以下に掲載しておきます。

2020年	2021年	2022年	2023年	2024年
691万円	689万円	643万円	675万円	783万円

2023年から2024年にかけて大きく平均年収が上がっています。

なお、当ブログで調査した2024年最新の電気系サブコン企業23社の平均年収ランキングで、東京エネシスは7位にランクインしています。

一流企業ばかりの中で、ランキング7位はやばいですよね！

11位以降の企業も気になる方は以下の記事からご確認ください。

ワークライフバランスに関する口コミ

東京エネシスのワークライフバランスに関する口コミです。

• 配属される部門によって決まると思います。 補修部門だと、現状どこも元請け一本化の影響で仕事量が目減りしていくと思います。
  自分の部署では今現在は計画的に休暇調整ができています。 勤務時間に関しては、特に不満なく仕事できています。
  （施工管理）
• 残業ありきという未だに昭和の考え方を持つ管理職がとても多い。残業している人間が頑張っているなど言われることがある。
  （工事）
• 定時は8:30〜17:30となり、8時間勤務で休憩は1時間。 休暇は、年末年始6日間、夏季休暇4日間、創立記念休暇1日(夏季休暇と合わせて5日間の夏休みを取れる)、有給休暇、リフレッシュ休暇等。 有給休暇は、夏季休暇以外に年間10日間の取得が推奨されており、上長に相談すれば基本的にはいつでも取得可能。
  （営業）
• 基本的に工事のある現場に回される為残業時間は嵩む。 近年人手不足の為定時時間内は現場の巡回、残業時間内に明日の作業の準備をする為忙しい時は9時に退社になる事もある。 体制の中に複数人担当者がいれば別だが一人の場合は休むことが許されない
  （プラント施工管理）
• 部署により、残業時間に差がある。事務職は毎月同じタイミングで残業があり、波はほぼ同じ。休暇は普通に休みを取れる。有給休暇は他社に比べ、多過ぎるくらいだと思う。ほとんど消化しきれないので無駄になる。
  （事務）

引用元：エンライトハウス

年間休日	123日
平均残業時間	25時間（2021年）
有給消化日数	11.5日（2021年）

女性の働きやすさ関する口コミ

東京エネシスの女性の働きやすさに関する口コミです。

• 女性管理職はあまりいません。 産休、育休はほとんどの方が取得しており、復帰率も高いです。 技術系の女性社員は少ないです。
• 休暇の取りやすさや、育休等の制度から本社事務系の場合は働きやすいとは感じる、現場に配属されている女性若手社員は本社に早くいくことを目指している、技術系の女性社員はうちの会社に限らず、業種柄働きやすいとは見えないのが現実。
• 事務職であれば非常に働きやすい職場じゃないかと思います。 男ばかりの職場だから、女性に対しては余計に気を使っていると感じます。

引用元：エンライトハウス

福利厚生に関する口コミ

東京エネシスの福利厚生に関する口コミです。

• カフェテリアプランがあります。買い物や旅行ができるので重宝しています。
  住宅補助はあまりもらえません。基本的に結婚するまでは独身寮に入ることが前提という考え方です。また、女性用の独身寮はなく、通勤に2時間以上かかる場合は借上社宅となります。
• 住宅手当は単身者1.5万円、妻帯者2万円が支給される。持家問わず55歳まで支給される。
  寮・社宅は完備されている。 寮は五反野・南行徳にあり、社宅は保土ヶ谷にある。
  通勤手当は余程のことがない限り満額出ると思う。 退職金は確定拠出年金・給付年金があり、割と充実している。

引用元：エンライトハウス

パワハラ・セクハラに関する口コミ

東京エネシスのパワハラ・セクハラに関する口コミです。

• 社内のもめ事を極端に嫌う社風なので、セクハラやパワハラはやる方の身が危険になる為、あったとしても自分が訴える前に上司が消える (飛ばされる)
• セクハラなどもなく風通しの良い会社だと思います。
  ただ、現場に出る人と本社にいる人では仕事内容が違うので注意が必要です。

引用元：転職会議

社風・雰囲気に関する口コミ

東京エネシスの社風に関する口コミです。

• 挑戦する機会は、山ほどあります 自分が頑張れば頑張る分だけ成長できる企業です。 逆に言えば頑張らなくても良い会社でもあります。 その分成長速度、責任のある仕事の内容も変わっては来ます。一年目であろうと五年目であろうとその人の頑張り次第で働きがいのある職場であると思いますので、ぜひ挑戦したい方はおすすめです。
• ここ数年、組織改変のしすぎで振り回され気味。何がしたいのかわからない。 コミュニケーションに関しては、個人間では他部署の人と交流が持たれていると思うが、部署間になると壁がある。
• 仕事は金を稼ぐところ！と割り切る人にとっては最適な会社と思う。自分で仕事を増やして「忙しい」「終わらない」と言っておけばどうでも良い仕事で残業し放題（サビ残もない）。
  ちなみにこの会社では残業は率先して稼ぐためにする！と言う文化があるので、世間一般での認識である「残業は嫌なもの」と言う考えが無い。そんな社風

引用元：エンライトハウス

東京エネシスのやばい不祥事

東京エネシスは、2021年に「柏崎刈羽原子力発電所の消火設備工事」においてやばい不祥事を起こしています。

同社は、柏崎刈羽原子力発電所において消火設備の配管施工時に、本来はバックシールド工法を実施しなければいけないところを、普通の溶接施工を行ったため、発注者である東京電力から再施工を求めらました。

実際に作業をしたのは東京エネシスの下請け会社6社で、再施工が必要となった箇所は6社合計で2,103箇所にも上りました。（バックシールド工法で施工されるも、施工方法が基準を満たしていない箇所も含む）

東京エネシスは、元請企業として「溶接士に対する入所時教育にコンプライアンス教育」「社内認定時の技量確認試験を強化」など再発防止対策を発表しています。

まとめ

この記事では大手サブコン企業の東京エネシスについて企業情報やクチコミを紹介しました。

原発関連の不祥事に関しては「やばい」という印象を受けましたが、年収は高めですし福利厚生も充実しているため、労働者にとっては働きやすい環境なのかなと思いました。

もちろん、施工管理職など一部の職種に関しては、残業が多かったりワークライフバランスは厳しいものがあるとは思いますが、そのぶん収入は増えますので我慢出来る人は多いのではないでしょうか。

★以下の記事では、大手電気工事会社を売上高順にランキングで紹介しています。電気工事業界で転職を考えている方は是非ご覧ください！

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