ビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)を徹底解説!難易度は難しいの??
どうも、キヨシです。
ビル管理士を取ると年収アップ出来ると聞いて喜んでます。
どうすれば取れますか?教えてください。
キヨシです。キヨシです。
ビル管理士に興味があるんですね!
ビル管理士は、電験三種と同じくビルメン資格三種の神器の1つです。
これさえ取ればビル管理業界で転職に困ることは無いと言われるくらいすごい資格なので、取得方法から資格の活かし方まで解説しますね。
今回は全てのビルメンに取得をおススメしたい資格でもある、ビル管理士についてビルメン歴10年の私が解説をします!
この資格さえ取れば、他のビルメン資格は取らなくても良いってくらい重要な資格ですので、ビル管理士のことがよく分からない方は必ず見ていってくださいね!
★全てのビルメン資格一覧を確認したい方は以下の記事をご覧ください。
ビル管理士はこんな資格です
ビル管理士の正式名称は「建築物環境衛生管理技術者」です。
名前が長ったらしいのでビル管理士と呼ばれているようです。
実際の現場ではさらに略して、
「ビル管」って呼ばれている場合もありますね。
さて、この資格は建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)に基づく国家資格となっておりまして、面積3000m2以上(学校については8000m2以上)の特定建築物には、この資格を保有している人を選任しなければいけないという義務があります。
ということは、ビル管理士も電験三種と同じで業務独占資格ということになります。
国家資格の分類の一つ。その資格を有する者でなければ携わることを禁じられている業務を、独占的に行うことができる資格のことです。
取得方法
ビル管理士は以下の二つの方法で取得出来ます。
①国家試験に合格する
毎年10月頃に実施される国家試験に合格することでビル管理士の資格を取得することが出来ます。
問題数は全部で180問あり、私の知っているビルメン系資格の中では最大の問題数です。
午前・午後に分けて90問ずつ出題され、途中にお昼休憩が入ります。
180問はやばいね・・。
勉強大変そうやで。
確かに問題数は多いですが、1つ1つの問題自体の難易度は高くなく、しかもビルメンであれば常識で答えられる問題も多数あるため、電験三種よりはずっと簡単な試験です。
なお、ビル管理士試験を受けるためには受験資格が必要です。
詳細については後ほど説明します。
②講習会を受講する
年に数回実施されている講習会に参加し、最後の効果測定試験に合格することで取得出来ます。
最後の効果測定の合格率は90%以上と言われており、ほとんどの人が受かるような簡単な試験になっています。
しかも国家試験で取得しても、講習会で取得しても資格の効果は変わりません。
ということは、講習会で取得したほうがお得だと思われるかもしれませんが、そう簡単なものでもないのです。
実はこの講習会、連続して約三週間程度受講しなくてはいけません。
しかも参加費用も10万円以上かかります。
費用は良いとしても、普通に働いている人にって受講期間の3週間という部分がネックとなり、講習で取得するのは難しいというのが現状のようですね。
さらに受講できる会場が主要都市にしかなく、地方在住の方は講習期間中ホテルなどに宿泊しないといけないようです。
講習会がオンラインでビデオを見るスタイルになればもっと簡単に受講出来るんですけどね。
講習会の詳細についても後ほど説明します。
ビル管理士はビルメン三種の神器の1つ!
ビルメン三種の神器という言葉をご存知でしょうか?
電験三種、ビル管理士、エネルギー管理士の3つの資格の事を指します。
これらの資格はビルメン会社から支給される資格手当も高額となっており、是非とも揃えたい資格となっています。
ただし価値に比例して難易度も高めとなっておりますので挑戦するのには覚悟が必要ですけどね。
なお、筆者は電験三種とビル管理士を取得しております。
ビル管理士を持っていると何が出来るの?
ビル管理士の業務は、特定建築物(ビルなどのこと)の環境衛生上の維持管理に関する業務を監督することです。
監督範囲はかなり広く、建物内の空気環境、照明や騒音、ネズミや害虫の防除、汚水槽や貯水槽の維持管理なども含まれます。
具体的には、次のようなことが挙げられる。
《維持管理業務計画の立案》
- 年間または長期にわたる衛生的環境の確保のための総合計画
- 衛生的環境の確保に関する個別計画
- 空調設備の整備計画
- 給排水設備の整備計画
- 空気環境等の測定計画
- 水質検査実施計画
- 清掃及びゴミ処理の実施計画
- ねずみ衛生害虫の点検防除計画
- 設備、機器等の整備、改修に関する計画(必要経費の検討を含む)
- 現場技術者に対する講習会、研修会等の企画
《維持管理業務の全般的実施》
- 帳簿書類(年間管理計画、ビル管理日誌、機械運転の整備日誌等)の整備
- 計画に基づく施設管理、清掃、ゴミ処理、ねずみ、衛生害虫の点検 等実施状況の監督
- 建築物の安全管理に関する確認
- 設備等の点検、整備担当者に対する技術指導
- 営繕工事の発注及び工事監督
《環境衛生上の維持管理に関する測定又は検査の管理とその評価》
- 空気環境等の測定実施、データの評価と活用
- 換気量、換気回数、外気導入量、居室利用形態等の点検
- 給水栓末端の残留塩素濃度測定、水質基準に基づく水質検査の実施
- 空調、給排水、ボイラー等、各種機器の整備及び能力の検証
- 照明、騒音、その他の環境衛生上必要な調査の実施とその評価
- その他施設の総合的点検と問題点の把握
《是正措置》
- 帳簿書類の様式の改正及び記載方法の改善
- 居室利用形態の是正
- 室内空気環境や飲料水の水質などの問題点の改善
- 清掃、ゴミ処理等の処理方式の改善
- 設備・機器等の老朽化、能力低下への対応策の検討及び改善案の作成
- 所有者などに対する意見具申(改善案の提示)
すごい業務範囲ですよね。
だから試験の問題数も多いのです。
選任されたビル管理士は定期的にこれらの点検や調査を行い、基準に適合しないと判断した場合、ビルのオーナーやテナントなどに意見を述べる権限があり、ビル管理士から意見をされた者は、その意見を尊重しないといけない義務があります。
ちなみに、点検や調査は専門業者に依頼することがほとんどで、ビル管理士は調査結果のデータを確認することが主な業務です。
実際、ビル管理士に選任されてもそんなに大変では無いですね・・。
ビル管理士の試験概要
ここではビル管理士の試験概要を説明します。
ビル管理士試験で重要なことは受験資格が必要な点です。
受験資格を満たすことが出来ない施設に配属されたら転職しても良いくらいです。
て、転職!?
はい、転職です。
ビル管理士の有無で年収もだいぶ違うので、
少しでも若いうちにビル管理士を取得した方がお得ですから転職もありです!
【関連記事】ビル管理士の気になる年収は?
試験を管轄している団体
団体名 | 公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター |
URL | https://www.jahmec.or.jp/ |
試験専用ページ | https://www.jahmec.or.jp/kokka/ |
試験の最新情報などは上記URLで必ず確認してください。
受験資格(重要)
ビル管理士試験を受験するには実務経験が必要です。
具体的には、①勤務していた施設の用途、②従事していた業務内容、③経験年数の3つの条件を満たす必要があります。
条件①施設の用途
- 興行場(映画館、劇場等)、百貨店、集会場(公民館、結婚式場、市民ホール等)、図書館、博物館、美術館、遊技場(ボウリング場等)
- 店舗、事務所
- 学校(研修所を含む)
- 旅館、ホテル
- その他の類する建築物
- 多数の者の使用、利用に供される用途で、かつ、衛生的環境も類似しているもの(老人ホーム、保育所、病院等は特定建築物ではないが受験資格として認められている)
ビルメンが勤務することになる施設であれば、ほとんどの施設が実務経験に該当すると思ってOKです。
なお、工場や物流倉庫など不特定多数の人が利用しないような施設は実務経験の対象外になりますので注意してください。
たまに、工場に派遣するビルメン会社もあったりしますからね・・。
あと巡回型ビルメンも基本的に実務経験にならないと思ってください。
条件②従事した業務内容
下記リストにあるような建物の維持管理業務が該当します。
全ての業務を経験する必要は無く、下記リストのうち一つでも該当すればOKです。
- 空気調和設備管理
- 給水・給湯設備管理
- 排水設備管理(浄化槽法第2条第1号に規定する浄化槽の維持管理を含む)
- ボイラー設備管理
- 電気設備管理(変電、配電等のみの業務を除く)
- 清掃、廃棄物処理
- ねずみ、昆虫等の防除
修理専業、アフターサービスとしての巡回などは実務に該当しない。
常駐型ビルメンとして働いてれば、どんなに暇な現場であろうと実務経験になります。
リストにもありますがビル清掃でも実務経験になりますね。
私の職場にも清掃の実務経験でビル管理士を取得している方がいました。
条件③経験年数
必要な経験年数は2年以上です。
2年間働くのは大変ですが頑張りましょう!
2年も同じ会社で働くなんて偉いなぁ
条件①②③を満たしたら会社の証明印が必要
さて、①②③の条件を満たしたら、実務経験を勤務していた会社に証明してもらう必要があります。
公式サイトから実務従事証明書をダウンロードして必要事項を記入してから、会社に証明印を押印してもらいましょう。
なお、経験年数は別々の会社で合算することが出来ます。
合算する場合は、それぞれの会社に証明してもらう必要があります。
現実的な話をすると、既に退職済みの会社に実務経験の証明をお願いするのは、正直頼みづらいです。
そもそも会社側に押印する義務も無いため、綺麗な辞め方をしてなければ証明印を拒否される可能性すらあります。
そのため、なるべく1社に2年以上勤務して在職中に証明印を貰うことをおススメします。
試験に落ちたら実務従事証明書をもう一度書くの?
試験に落ちてしまった場合は、翌年にもう一度挑戦することになります。
その場合、前年の受験票が実務従事証明書の代わりになりますので、絶対に捨てないで大切に保管しておきましょう!
受験料と申し込み方法
受験料
受験料 | 13,900円 |
ビルメン系の資格の中ではお高いです!!
申し込み方法
初受験の場合はインターネット申し込みが出来ないため、公式サイトから受験願書をダウンロードして印刷しましょう。
こちらに受験の手引きと受験願書があります。
送付する書類は、願書、実務経験証明書、写真用台紙の3つです。
受験料は郵便局で支払い、受領証を写真用台紙に貼付します。
試験日程
試験は毎年10月頃に実施されています。
令和5年(2023年)は10月1日(日)が試験日です。
試験内容
全部で7つの分野に分かれており、分野ごとに問題数が違います。
「空気環境の調整」が難しいとの意見が多いです。
「空気環境の調整」は問題数も多いため、この分野を中心に全ての分野を勉強すると良いでしょう。
午前 (3時間) | 建築物衛生行政概論(20問) |
建築物の環境衛生(25問) | |
空気環境の調整(45問) | |
午後 (3時間) | 建築物の構造概論(15問) |
給水及び排水の管理(35問) | |
清掃(25問) | |
ねずみ、昆虫等の防除(15問) |
合格基準点
全体で65%以上正解し、かつ全科目で40%以上正解していれば合格です。
例えば、全体で180問ありますので、65%の117問正解していたら合格かと思いきや、清掃分野で25問中9問(36%)しか正解出来ていないと不合格となってしまいます。
このような状態を足切り不合格なんて呼んだりします。
足切り不合格を回避するためにも、苦手分野を作らず全科目バランス良く勉強しましょう!
ビル管理士は難しいの?
合格率(直近5年)
直近5年のビル管理士試験の合格率をお見せします。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2023年 | 8232人 | 1819人 | 22.1% |
2022年 | 9413人 | 1681人 | 17.9% |
2021年 | 9651人 | 1707人 | 17.7% |
2020年 | 9924人 | 1933人 | 19.5% |
2019年 | 10146人 | 1245人 | 12.3% |
平均17%程度といったところですね。
合格率だけ見ると難しそうに感じますが、あまり勉強をしていない人も大量に参加しているため、ガチで勉強した人だけで合格率を出せばもっと数値は上がると思います。
★もっと古いビル管理士試験の合格率が詳しく知りたい方は以下の記事で年度別に紹介しています!
ビル管理士は難しくない資格です
ビル管理士は問題数こそ多いですが、一つ一つの問題は易しいため難易度が高い資格とはいえません。
0から勉強を開始しても200時間くらいやれば合格ラインに乗ってくると思います。
これは私の体感ですが、ビル管理士はビルメン資格4点セット全部合わせた分くらいのボリュームだと思ってください。
ビルメン資格三種の神器の1つで、難関の電験三種と同系列に並べられているため難しいと錯覚してしまいますが、実際はそんな事はないので実務経験を満たした場合は気軽に挑戦してみてほしいです。
勉強方法や必要な教材は?
まず先に申し上げますと、ビル管理士を試験合格するために高額な教材は不要です。
むしろテキストすら不要で、過去問集(赤本)を一冊買えば十分だと思います。
私がビル管理士を受験したときに買った教材は過去問集1冊のみです。
★以下の記事ではビル管理士試験にオススメの教材を紹介しています。
過去問を何度も解きながら、わからないところは過去問に載っている解説を読み込むか、インターネットで検索します。
過去問を5周する頃には、かなり知識が増えているはずです。
★以下の記事は私が作成した過去問ベースのビル管理士一問一答オリジナル問題です。過去問を仕上げたら挑戦してみてください!
★ビル管理士勉強継続のコツを以下の記事で紹介していますので、今年受験される方は是非一読してください。
それでも200時間勉強するのって大変よね・・・
そういう方は次に紹介する講習会に参加して取得するのも手ですね!
ビルメンで転職活動をするなら無料で使える転職エージェントの利用が絶対おススメです!
一般の求人サイトには出てこない自社ビルメンなどの非公開求人を紹介してもらえますし、職務経歴書の添削サービスにより書類選考通過率が格段に上がります。
さらに内定後は年収アップの交渉まで代わりにしてくれます。
以下の記事では、私も使ったことがあるビルメン用の転職エージェントを紹介していますので是非活用してください!
転職成功者のほとんどは年収・年間休日アップに成功しているので、利用しない選択肢は無いと思います。
ビル管理士の講習概要
次にビル管理士を講習会に参加して取得する方法をご紹介します。
講習会に参加して取得する場合も、実務経験が必要となりますのでここで必ず確認していってくださいね!
講習会を管轄している団体
団体名 | 公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター |
URL | https://www.jahmec.or.jp/ |
講習会専用ページ | https://www.jahmec.or.jp/koushu/kanrigijutu.html |
受講資格(重要)
学歴+実務経験か、国家資格+実務経験のどちらかで受講可能になります。
どっちでも実務経験は必要なんやね
①学歴+実務経験で取得する場合
高学歴だと実務経験1年で取得出来たりします!
羨ましいですね・・・。
ワイは高卒やから、5年の実務経験が必要やなぁ
ほとんどのビルメンが5年の実務経験を経て受講してますよ!
②国家資格+実務経験で取得する場合
意外な国家資格が対象だったりしますね。
この表の資格だと冷凍一種がコスパ良さそうです。
冷凍一種自体に受験資格が無く、難易度も他の資格と比べ簡単で、しかも実務経験1年でビル管理士の講習が受講できるようになります。
余談ですが、冷凍一種は社会保険労務士の受験資格にもなってたりします。
医師、一級建築士、技術士は実務経験いらんのかい。
急いでる人は冷凍一種を取得するのもありやなぁ。
受講費用と申し込み方法
受講料
受講料 | 108,800円 |
受講料は高いですね・・・。
出来れば会社負担で取得したいです。
申し込み方法
以下のリンクから手引書をダウンロード後、申込書などを印刷して必要事項を記入しセンターへ郵送します。
講習会の場所と日程
東京、愛知、大阪、北海道、福岡、宮城、徳島などで開催されています。
※東京、大阪は年に数回。その他は年1回。
詳しい日程はコチラでご確認ください⇒2023年講習会日程
どの会場も定員が決まっており、募集開始とともに応募が殺到するようなので受講を考えている方は早めに準備をしておきましょう!
講習会の受講期間
ビル管理士講習会の受講期間は長いです。
普通のサラリーマンでは、こんなに長期間休むのは難しいので働きながら受講する場合は会社の協力が不可欠です。
具体的には約3週間程度かけて下記内容の講義を受けます。
1)建築物衛生行政概論 | 10時間 |
2)建築物の構造概論 | 8時間 |
3)建築物の環境衛生 | 13時間 |
4)空気環境の調整 | 26時間 |
5)給水及び排水の管理 | 20時間 |
6)清掃 | 16時間 |
7)ねずみ、昆虫等の防除 | 8時間 |
合計時間 | 101時間 |
受講できる会場が少ない上に受講期間が長いため、遠方に住んでいる方が講習で取得するのは現実的では無いですね。
効果測定(確認テスト)
講習の最終日に効果測定(確認テスト)がありますが、合格率90%以上と言われています。
講習の中で講師の方がテストに出てくる問題を教えてくれるようなので、真面目に講義を聞いていればまず落ちることは無いでしょう。
ビル管理士のビルメン業界での需要
ビル管理士はビルメンのために存在すると言っても良いくらいビルメンと関わりの深い資格です。
むしろ、ビルメン以外の業界では活かせないかも?
例えば電気工事士は電気工事屋、冷凍機械責任者は冷凍倉庫の管理、電験は電気保安業務など、ビルメン以外の就職先があります。
しかし、ビル管理士はビルメン求人以外で必要な資格に上げてるのを見たことがありません。
逆に言うと、それだけビルメンに特化した資格ということになります。
また、この資格を取得するためには実務経験が必要になるので、ビル管理士を持っているという事は本当に実務経験がある証明になります。
中には経歴詐称して面接をするビルメンもいますからね
そのためなのか、ビル管理士を所持していることを応募条件にしているビルメン会社もあるくらいです。
ビルメンの面接にも効果抜群だけど・・
私はビル管理士の前に電験三種を取りましたが、電験だけだと面接の突破率は5~6割くらいでした。
その後ビル管理士を取得して、電験とビル管理士が揃った状態でビルメン会社の面接を受けるようになったら、最終的に内定率が8割近くになりました。
おそらく30代で電験三種とビル管理士が揃えば、ビルメン会社の面接なら無双出来ると思います。
意外なデメリット
ただし、電験+ビル管を持つことによるデメリットがあります!!!!
それは・・・・、辞め癖がつくことです。
どの会社でも面接に受かるので、ちょっと仕事で嫌なことがあると次の転職先がすぐ見つかるという自信から簡単に今の仕事を辞めるようになってしまいます笑
私は調子に乗って転職しすぎちゃいましたね・・・。
資格手当も熱い
私のYouTubeチャンネルでリスナーさんにアンケートを取ったところ、ビルメン会社が支給しているビル管理士の資格手当の相場は約7000円くらいでした。
しかも、最大で15,000円支給してくれる会社もあったので、かなり優遇されている資格であると思います。
毎月7000円貰えれば、ビル管理士の資格手当だけで1年で84,000円貰えることになります。
これだけの金額が貰えるので、勉強に自信がない方は講習でビル管理士を取得することも考えてください。
資格手当が支給される会社で2年働けば講習費用の元が取れる上にプラスになりますよ!
ビル管理士まとめ
とりあえずビルメンで働くだけならビル管理士1個あれば十分です。
ビル管理士はそのくらい強い資格です。
しかしビル管理士を取得するために実務経験が必要なので、最初にビルメン4点セットなどを取って、とりあえずビルメン会社に入社するところから始まるんですけどね・・。
でも勉強家の方はビルメン入社後にも他の資格が欲しくなってしまい、電験三種や消防設備士などの資格も取得して、気づいたら実務経験の2年を満たしていたってことになりそうですね。
結局、ビル管理士を持ってる人は、他の資格も色々持ってるってことです笑
余談ですが・・・(清掃の話)
たまに清掃の実務経験でビル管理士を取得出来ますかという質問が来るのですが、おそらく問題無く取得は可能だと思います。
ただし、清掃も色んな働き方がありますよね。
例えば、新幹線の中の清掃、ゴンドラに乗って高層ビルの窓清掃などもありますよね。
どの清掃が実務経験に該当するかどうかは、念のため試験センターに問い合わせるようにしてくださいね。
ビルに常駐して清掃をするタイプなら間違いないと思います
ビルメンで転職活動をするなら無料で使える転職エージェントの利用が絶対おススメです!
一般の求人サイトには出てこない自社ビルメンなどの非公開求人を紹介してもらえますし、職務経歴書の添削サービスにより書類選考通過率が格段に上がります。
さらに内定後は年収アップの交渉まで代わりにしてくれます。
以下の記事では、私も使ったことがあるビルメン用の転職エージェントを紹介していますので是非活用してください!
転職成功者のほとんどは年収・年間休日アップに成功しているので、利用しない選択肢は無いと思います。
他のビルメン資格情報もチェック!
ビルメン関連の資格は他にもたくさんあります。
主要資格に関してはそれぞれ特集記事を書いてますので、取得方法や勉強方法が気になる方は以下のリンクからご覧ください!
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